村山由佳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレおいコーシリーズでこんなにぽろぽろ泣いたの、初だなと。
前回のラスト、階段からのシーンが、1年経った今でも鮮やかに蘇ります。
それ位ショックで、でもとにかく鮮烈で。あんな状態で1年待つなんて、なんて酷で、なんてしんどいんだろうと、うわぁって思ったのを覚えてます。
そして今作。
最初、んんん?って思って何回か読み返しました(笑)
そして、ああ、そうか、逃げたんだよねって思い出して、納得。
でも、このいきなりの新天地がこんなにも、読み手の想像力を書き立てるなんて、そして、こんなにも世界観を変えるなんて思いもよらず。
本当に良かったです。
なんだろう、おいコーシリーズって、私にはいつまでも若々しくて、青春で、正直おいかけるのが辛いと感じる物でした。
私が歳を取って、勝利もかれんも、あれ?マスターも越したからでしょうか。
やれ手を繋いだだの、初めてエッチしただの、女友達が拒食症だの。
いつまでチンタラしてるのかなと。
いつまでも青いままで、中途半端にいい人ばっかで。世の中そんなに幸せ溢れてないよって。
酷い言い方ですね(苦笑)
そしたら、今回いきなりオーストラリア!
登場人物もほとんど新しいから、今までのずるずる(雰囲気や書き方のテイスト)がなくて、でも、逆に距離を取ったおかげで、今までの大切なものが、鮮烈に強烈に入ってくる。
ああ、ある意味力技(笑)村山さんにそんな意図があるのかないのか知りませんが・・・。新しい場所になり、村山さんの本領発揮だなと。
ずるずるぐだぐだの勝利も、今までのずるずるぐだぐだでなくて、悩んで苦しんでいる故であって、彼のもがきがとてもリアルに感じる。
最後のかれんの電話が、本当に苦しく突き刺さる。
枯渇しかけた井戸にやっと水が戻りかけたような感じで、そこに雨が降ったら、水嵩が増えたけど勢いで濁ってしまったような。
井戸として機能するためには、雨だってなんだって貯めないといけない。でもある程度貯まって落ち着かないと使えない。
彼はしんどいけど、ちゃんと水を貯めてるんだなと。 昔の彼はよく出来た男で、彼女も文句なく可愛くて嫌いになる感じだった。
今の彼等は無理してなくて好きだな。と思う。
あともう少しでゴールの様子。 最後まで楽しみにしてます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作から話飛びすぎ・・・ww
最初、続きはこれでいいのか、自分の前作までの記憶が間違ってるんじゃないかと何度不安に思ったことか( ̄∀ ̄)
読み進めていくうちに、おそらくこういう結果になったんだろうという推測で進んではいったけど、基本的に私は、読者に推測させる感じが好きじゃないんだと今になってようやく気付いた、知った。作家さんの固定された、用意された物語がいい。読者の想像に任せます、ってのはいらない。
しかし、このタイミングでオーストラリアとはなんだ。何かあるのか?
びっくりした。
自分も、若干逃げる気持ちで行くし、こっち冬あっち夏の時期に行くし。だからそういう意味でオーストラリアのことが若干勉強になった。
かれんしばらく出てこないから、当のかれんはこの間ショーリに対して何を思っているのかはわからないけど。
ここから勝利がどう成長していくかまた楽しみ。
一つ不満はやっぱり、話の続きが分かりづらかったことかなw
それ以外は◎