あらすじ
僕はいったい、どんなことでなら頑張れるんだろう…。勝利は本格的な就職活動の時期を迎えるが、自分が何をやりたいのかがわからず、漠然とした将来への不安を覚える。そして、いま、大きな困難に直面しているかれん。仕事のこと、おばあちゃんのこと、悩みながらも精一杯お年寄りの世話をする日々。責任とは、社会的立場とは…。大人への転換期に戸惑う勝利。セカンドシーズン第4弾。
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セカンドシーズン第4巻!
今回の最初は、いつもよりほのぼの何もなく平和だったような気がします。なんとなく、かれんと勝利は安定していて、もちろん若菜ちゃんのことは気になりますが、セカンドシーズンは周りの人のお話が多いなぁ…と思っていたら、衝撃的なラストでした…。
次が読みたいような読みたくないような…。このいつもにない平和感は最後があったからなのかな…。これからが絶対辛いところだと思いますが、読み続けたいと思います。
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おいコーセカンドシリーズ第4弾。
将来やりたいことがみつからない焦り。
かれんの悩みに対して無力な自分への不甲斐なさ。
ショーリの一喜一憂がたくさん詰まった一冊です。
何をやっても上手くいくときもあれば、反対もある。
人生どこに落とし穴があるかわからない。
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大学生もそろそろ終わる勝利の心理が主となっている今回。人間関係、とりわけ、星野りつ子との関係は良化している感じ。かれんとの二人の障害は人間関係というよりも社会といったところ。
どこかのタイミングで心を鬼にしてでもNO!といわなければいけない。ただ、NOといわれた側はどのように考えるか、それをポジティブに受け止められるかと苦悩する今回。
最後の最後に何かがおこる。それは、大学4年目の勝利にいて、どのような変化をもたらすのかが楽しみ
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最終巻を読むための再読。
勝利って本当に不幸を呼び寄せるよねというラスト。
ラストシーンだけは鮮明に覚えていましたね。
シーズン2に入って恋愛だけではなく人としての成長とかそういったところの比重が多くなってきて、大学生当時の自分は物足りなさを感じていた気がします。
今、読み返すと家族の問題、介護の問題っていうのは割と現実でも近くにあってより一層、鮮明に想像できるからこその面白さがありました。
勝利負けるな!
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Secondseason4巻。
大学生活の終わりが近づく勝利。経営不振で仕事を失うかもしれないかれん。
信頼を愛情を積み重ね、かけがえのない存在だということを確かめあう二人の関係。ただ、恋人たちが所属する社会に起こりつつある変化が、関係に何をもたらしてゆくのか。
という不安定さを仄めかしていると思いきや。勝利がとんでもないことをしてしまう。そして、それが4巻最後のシーン。5巻へ続くという構成。
続き読みたくない。
この先、勝利に待ち受けているのは、どう考えても非難と後悔と懺悔と烙印の日々ではないだろうか。そう思うととてもじゃないけど、読む勇気が。
まさか、読む前から覚悟を求められるとは。しんどい。
多くの人の信頼を失ってしまうであろう勝利の姿は、読むに耐えないと考えてしまうと、怖いよなぁ。自分から、行ってはいけない方向へ進んでしまう勝利が見えるようです。
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魅力的なキャラクターが数多く登場するおいコーシリーズ。そのキャラ一人ひとりが成長して行く過程を知ることができるのも、本作の醍醐味。幸せなひとときの描写が、その後の展開を際立たせます。
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セカンドシーズンの第4弾
勝利とかれんの間に大きな変化が生まれる。
仕事を通して葛藤する2人を描く、最後のページ、次への展開が非常に気になる終わり方・・・
また来年の夏を楽しみにしたいと思います。
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小説のラストと作者さんのあとがきから、これから辛い場面になるのだろうなと薄らと想像できます。
主人公の成長のために試練を乗り越える展開はありだと思うけど、それが自分自身に降りかかる不幸ではなく、他人を不幸にしてしまう展開になりそうなのがやるせないです。
バッドエンドにはならないという作者さんの言葉を信じて最後まで付き合ってみようとは思っていますが、村山さんの作品は後味が悪いこともあるので、覚悟もしておきます。
Posted by ブクログ
シリーズもここまで長くなってくると、二人の間の問題ではなく
周りの問題をふたりでどうやって乗り越えていくかにシフトしてくるのですなぁ
それにしても、あの終わり方はひどい・・・
ショーリてめぇ~~~~~(怒怒)
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作者が前作のあとがきで言ってた、勝利にふりかかる試練とはこの事だったのか、と最後の数ページで分かった。若菜の事や、星野がだんだんと自分を取り戻してきた事、色々あったはずなのに、ラストで何もかもが吹っ飛んだ。すぐに雲の果てを読みます。
Posted by ブクログ
正直、凄くしんどい。話の「ここで終わるの?」って重たさもあるし、シリーズが始まってから長期間に渡りすぎて、追いかけるのに疲れてきたのもある。
作者の筆力も変わりすぎて、10年以上前の若々しい、酷く言えば未熟なものを引きずったままの内容に苛立つくこともある。
だからって現在の実力を封じてるかと言えば、そうではなくて、ちゃんと主人公が歳を重ねていくように、今の実力がなくては書けないだろうなって内容に突っ込んで行ってると思う。
でもだからこそ、今のクオリティーで全部書ききってしまえば、より完成度の高いのができるんじゃないかっていうたらればが生まれてしまう。
長年書き続けてきた、時間って価値がどれだけ貴重であるか、それがそう易々手に入るものではない事も、ちょっと考えれば分かる事なんだけれど。
私の根気のなさがこんなとこで差し障りになるなんて(笑)
Posted by ブクログ
前作が、ショーリがかれん抜きで、恋のほろ苦さをかみしめていたのに比べて、今作はかれんとの2人でのシーンが多く、かれんへの愛しさを感じ、こちらまで胸がキュンキュンしてくる展開。最後の終わり方が気になる…。
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紆余曲折はありながらも愛を育んできた勝利とかれん。しかし、今号のラストシーンからは悲惨な展開が予想されます。次号の文庫化は来夏かな?早く読みた〜い
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働くということ、人の間のことー
勝利たちが様々な課題に直面し悩み立ち向かう巻。
あとがきをみて彼の震災の頃執筆をされていたと。
村山さんの苦悩が伺えます。
『言葉に力があるかないかは、言葉の責任じゃない。書く側の責任なんだ』
ー格好いいなぁ
Posted by ブクログ
最後が気になってしまう。
怒涛に嫌な予感が相次いだラスト。
次を読むしかないなこりゃ。
「恋人にただ会えるだけで、嬉しいもんでしょ。」
そんな2人はすでに幸せに思える。
結局は信頼できるかどうか。
会った後にあれこれ考えるのだって大事だけど、会えるだけで元気がって最強、スターを取ったような、
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星野りつ子の成長に驚き!!ショーリは就職活動の悩み、かれんは仕事やおばあちゃんに悩み、、などいろんな課題がある中で2人は強くなって、幸せになっていくんでしょうか?ちょっと不安。あとがきにも嫌なこと書いてあったからなぁ〜。
ラストこれどうなるんでしょう。。。。
続きが気になる(><)
Posted by ブクログ
おいコー、second seasonの第4巻。平凡な日常が描かれ、凍える月って何だろう?読み進めるとラストで、まさに凍りつくような展開。まさか本当に恐ろしい結果になるのか、次巻を読むのが怖い。
Posted by ブクログ
恋愛は安定期に入っている2人に、かれんは仕事で問題を抱え、ショーリも将来を考えたり就活間近という時期で大きな転機となりそうな予感…ラストはなんだか嫌な予感も含んでいて、、シリーズも終盤だからどんなラストでも受け入れるしかないけど切ない気持ちになってしまう。
Posted by ブクログ
かれんと再会した勝利は、彼女が世話になっている鴨川の老人ホームが経営の危機に立たされており、かれんが辞めなければならないところにまで追い込まれていることを知ります。
ホームの人びとを家族として迎え入れようとする園長が引退することになり、息子の副園長は経営を成り立たせるために管理強化を進めています。そんな状況を心配した勝利はかれんのもとを訪れ、ホームの人びとと触れあうなかで、かれんと彼女を取り巻くさまざまな立場の人びとと社会の事情を知ることになります。
前巻から、ややストーリーが停滞しているような印象を受けます。このあと、どちらの方向へ物語が動いていくのか、すこし気がかりになってきました。
Posted by ブクログ
これまで恋愛に偏っていたテーマが社会生活や自立といったものへと変化しつつあると感じた。ようやく成長の兆しが見え始めた勝利に共感できる考え方が表現されており気持ちよく読めると思いはじめた矢先に、今後の展開が暗く深刻になりそうなエンディングが気がかりである。軽い気持ちでサクサク読めるというのが、ある意味このシリーズの唯一の良さだったのだが。
Posted by ブクログ
僕はいったい、どんなことでなら頑張れるんだろう……。勝利は本格的な就職活動の時期を迎えるが、自分が何をやりたいのかが分からず、漠然とした将来への不安を覚える。そして、いま、大きな困難にちょくめんしているかれん。仕事のこと、おばあちゃんのこと、悩みながらも精一杯お年寄りの世話をする日々。せきにんとは、社会的立場とは……、大人への転換期に戸惑う勝利。セカンドシーズン第4弾。
Bangles Eternal Flame
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殴られた跡も薄くなり、徐々に普通の生活に戻って行く。勝利3年生。就職活動を前の悩める大学生。
恋人のかれんは、ボランティアの如く経営している介護施設が経営悪化のためリストラの対象になってしまい、こちらもこちらで悩み中。
星野りつ子との仲もやっと落ち着いてきた矢先、
風見鶏のマスターの奥さん、身重の由里子を手伝うために重いファイルを持って由里子の後ろから階段を下りるが、ファイルを落とし、由里子も落とし…。という場面で終わってしまった。
あぁ、なんだか見てらんない。もとい。読んでらんない><
Posted by ブクログ
これまでは恋愛感情のこと、つまり勝利とかれんのみのことがクローズアップされてきたが、
本作では、勝利の就職活動とかれんの仕事のことがテーマとなり、
恋をする二人が社会的責任をどう果たしていくかが扱われているように思った。
勝利が風見鶏を辞めることになったのは、この巻への伏線だったんだろうな。
かれんの仕事が今後どうなっていくのか。いよいよ、かれんの両親との深い対話が始まることになるのかもしれないと思う。
Posted by ブクログ
かなり個人的に...
勝利とかれんの関係にちょっとダレてきたかなー。
いや、前よりラブラブ感が伝わってきて幸せなんはいいんやけど。
1冊の作品として、もうちょっと欲しかったなぁ。
それにしても、終わり方...(;O;)