村山由佳のレビュー一覧

  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    ネタバレ

    目次
    ・HEARTACHE TONIGHT
    ・DON'T THINK TWICE
    ・TIE YOUR MOTHER DOWN

    若い人たちの初々しい恋愛シーンに胸キュンすることはあまりなくても、微笑ましく読むことがほとんどですが、このシリーズはきついなあ。
    どうもかれんが好きになれない。

    23歳の美術教師でありながら、あまりに天真爛漫というか…かまとと。
    高校生同士の恋愛ならそれでもいいけれど、23歳で?
    美人で?
    性格がよくて?
    で、5歳年下の同居しているいとこである勝利と恋愛中。

    火傷しないようにお湯を沸かすことも出来ない23歳社会人って、バカじゃないの?
    教師が自宅近所の児

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    2021年01月29日
  • 妖し

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    「怪異」をテーマにした奇譚アンソロジー10篇。

    作家それぞれの色々な「妖し」が表現されてます。
    冒頭の恩田陸さんの「曇天の店」 ページ数少ないのに終盤で一気に不穏な空気にしていくのが秀逸。
    「李果を食む」阿部智里 どっち?どっち?表現の生々しさが印象的だった。

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    2021年01月27日
  • すべての雲は銀の…(上)

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    恋人の笠松由美子を兄にうばわれた主人公・大和祐介は、恋人や家族といった濃密な人間関係のなかに走った亀裂に耐えきれなります。「とにかく東京から離れたい、兄貴と由美子の気配を感じないで済むところならどこでもいい」という思いにみちびかれた彼は、親友のタカハシのすすめにおうじて、信州菅平の農園「かむなび」でアルバイトとして働きはじめます。

    読みはじめた当初は、自然のなかで過去の傷が癒されていくといったストーリーだと思っていたのですが、そうではなく、うっとうしいくらい濃密な人間関係のなかで戸惑いつつも、たくましくなっていく祐介の姿に焦点を当てた物語のように思えました。ちょっとナイーヴな自然礼賛に流れる

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    2021年01月23日
  • ありふれた愛じゃない

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    面白い。女性なら憧れるロマンチックな恋愛小説。ハプニング、フィーリング、タイミングの3拍子が揃った完全なる恋愛小説だった。いいなー恋愛はいいなー。恋愛のエネルギーは人生を左右するものである。

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    2020年12月31日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    恋愛小説。王道のラブストーリーではないと思う。恋愛は気持ちも大切だが、身体の欲望も共にあるのも当然である。W不倫やら、浮気やら、恋愛体質やら、人間はなにかにカテゴライズしたがるが当事者になってしまったらそんな言葉ではいいたらない状況になる。そのすべてを書き表している小説だと思う。恋の激しさ、そして、残酷にも冷めてしまう恋もある。恋愛とはそういうものだと思う。

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    2020年12月22日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    ファーストシーズンで結ばれたショーリとかれん相変わらずの遠距離恋愛となっているけどまだまだ超えなければならない問題があるようで。。。星野りつ子はまだこのシーズンでも登場することになるのかな。可哀想に彼女にもそろそろ新しい出会いがあればいいのだけれど。大人になっていく2人を完結まで見届けるのが楽しみだ。

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    2020年12月07日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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    若い頃に物語の世界観や恋愛観にどっぷりはまって読んだものの、今結婚して親にもなると自分も随分変わってしまったんだなと感じさせられました。

    勝利が前を向いて生きていける様でよかったです。
    あとがきの、「誰かのことを自分の不注意や無神経から深く傷つけてしまった経験のある人はあるんじゃないでしょうか」という話に心がザワつきました。誰かを傷つけたり傷ついたり、助けたり助けられらたりしながら前を向いて生きていく。当たり前のことですが、忘れてしまわないように。

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    2020年12月02日
  • ワンダフル・ワールド(新潮文庫)

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    香りをテーマにした恋愛短篇集。
    嗅覚を表現した言葉の数々、その多彩な表現のバリエーション、記憶との結び付きなど、、さすがでした。
    読んでいるうち、嗅覚に贅沢な刺激がほしくなり、香水を纏って、その世界観を感じながら読み進めました。

    印象的だった作品

    「アンビバレンス」
    調香師の安藤との、精油を使ったシーン。
    『オレンジの木の下に咲き乱れる花々のような。旅したこともないはずの地中海の風に吹かれたような。かの思えば、深い森の奥、苔のしとねに身を横たえたかのような…。』
    『悩みも吹き飛ぶ明るく幸福な香りから、高貴さお愛くるしさを併せ持つ優雅なそれへ。また少したつと、くらくらと眩暈がするほど蠱惑的な

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    2020年11月29日
  • 風は西から

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    2020.10.23~10.25
    人の命があってこその、経済なのに。
    それがわからない人が多い。
    自分のことを頭が良いと思っているバカも多い。
    そんな奴が上に立っているかと思うと、嫌になるよね。

    心が折れる前に何かできなかったか、と周りは悔やむ。
    何一つ解決しない。
    そんな世の中、辛い。

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    2020年10月25日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    ネタバレ

    シリーズ9作目。とうとうかれんの両親に打ち明けるという場面。正直やっとかという感じもするけれど秘密がひとつなくなったことで2人の関係も少し接近したような。両親にとっては2人の関係を知ることがまた大きな驚きではあるに違いないだろうけど。あまりに衝撃だからこれはまた少し先になるのかな。想い合う2人だからこそすれ違ってしまうはがゆさがまだ当分続きそうだ。

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    2020年10月17日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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     久しぶりにおいコーを手にしました。
     熱心に読んだのは高校生のときで、もう十年以上前のことですが、まだ続いていてようやく完結とは。。私も歳を取りまして見え方も変わってきてしまいました。
     高校生のときは、表紙の素敵なイラストもあって、かれんが相当の美人で、優しいお姉さんに見えていましたが、既にかれんの年齢も越えてしまった今はちょっと違うかな。世間知らずで稼げる仕事もなくて非力な女性に見えます。
     勝利のいう「愛してるよ、が恥ずかしくなくなる感覚」がわかるようにもなり、私も大人になったことを実感しました。

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    2020年10月15日
  • 天使の柩

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    読みやすいというだけかな。
    現実世界ではあまり交わることのない、大卒と非大卒が同一コミュニティにいて違和感。

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    2020年10月15日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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    いつもの如く話は進まないが、
    読み続けている人にとって、そんな事は
    気にもならない。
    むしろそのような時間の流れを楽しんでいる
    感じになってきている。

    簡単に言えばただの幸せな恋愛小説で、
    恋人との恋が多少の悩みや嫉妬がありつつで、
    ゆっくりと育んでいって欲しいという
    僕の願いを投影して自分がヤキモキするって様を
    愉しむものです。


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    2020年10月11日
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

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    ネタバレ

    今回は『秘密』がテーマだったけれど、嘘をついてそれがどんどん重ねていくことになり苦しんでいくショーリ。優しいだけに考えてた結果嘘をつくことになるわけで…まだまだ若さゆえの悩みで2人の関係に変化があるのはかれんが引越しをして遠距離恋愛になってからかな。星野りつ子は危なげでストーカーになる手前、彼女が次に行動を起こすとしたらちょっと危険な感じがする。

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    2020年09月27日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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    ネタバレ

    やっと出た!!おいコーシリーズ完結!!皆幸せに絶対なってほしい。
    〈明日は昨日の続きじゃない〉ショーリが苦しんだ答え。だから大切にしたい。だからこそ心の底から祈る。ありふれた祈り…

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    2020年09月26日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    5歳年下で焦る気持ちがショーリをダメにしてる…失敗を繰り返してまた自己嫌悪。カレンと離れてショーリが今後どう成長していくのか、、まだまだシリーズは途中。完結まで見届けなくちゃ。

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    2020年09月09日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

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    ものすごく良い意味で不思議な作品!

    モラハラ夫のモラハラっぷりがすごいのですが、一方で年下男への違和感も積もっていく…。
    実に緻密な人間模様(というか、人間構成?)。

    主人公にも複雑な感情を抱くのに、今か今かと待ち構えた"事件"のシーンからは、感情の渦が最高潮へと持って行かれます。

    そして訪れるひんやりとした感情。

    クセになる世界観。

    嫌なのに、腹立たしいのに、
    心のどこかで、
    あー、なるほど、そういうことかと揺り戻しがきて、ついつい先を読み進めてしまう一冊です!

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    2020年09月02日
  • 晴れときどき猫背 そして、もみじへ

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    子供のころから猫といっしょに暮らしてきた村山由佳さん、最初の夫M氏と南房総で田舎暮らしを。「晴れときどき猫背 そしてもみじへ」、2019.5発行。17年と10ヶ月の生涯を終えた「もみじ」、その母「真珠」、真珠の母「こばん」のことが書かれています。この本で一番印象に残ったところは、2回も(二人とも)1ヶ月間家を留守にしたことです。最初はこばんが2匹の子猫(真珠ともう1匹)を生んで、口にくわえて来た翌日から1ヶ月。(探し回ってよく見つかった)その2~3ヶ月後、また1ヶ月間。(真珠だけ戻ってくる)う~むです。

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    2020年08月20日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    とうとう一人暮らしにこぎつけたショーリ。幸運にもピッタリの物件が見つかり幸先も良さそう。マスターの過去振り返りエピソードもそうだったのか、と感慨深い。じれったいにも思える2人だけれどこんなふうに少しづつ育んでいく恋愛は羨ましい。

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    2020年08月18日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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    ネタバレ

    ショーリとかれんの恋の行方はなかなか前進しないけど周りの変化で微妙に変わっていくだろう。ショーリに想いを寄せる星野りつこは2人の仲を知り、摂食障害に…優しいショーリは動揺する。どうなっていくのだろう…

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    2020年08月09日