村山由佳のレビュー一覧

  • もう一度デジャ・ヴ

    Posted by ブクログ

    前世の話。

    時代物に近代が混ざっている。
    決められているのは面白くないので、運命はいらないと思った。

    0
    2017年10月02日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

    Posted by ブクログ

    主人公と幼馴染うさぎとの微妙な関係がよかった。うさぎの性格が好き。

    「女の人はツライことは忘れても、優しくされたことは忘れないものよ」

    0
    2017年10月02日
  • 花酔ひ

    Posted by ブクログ

    恋ではない、愛ではなおさらない、何か――

    浅草の呉服屋の一人娘結城麻子はアンティーク着物の商売を始めた。着物を軸に交差する二組の夫婦。かつてなく猥雑で美しい官能文学。

    浅草の呉服屋の一人娘、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで、京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う。野心家の正隆がしだいに麻子との距離を縮めていく一方、ほの暗い過去を抱える正隆の妻・千桜は、人生ではじめて見つけた「奴隷」に悦びを見出していく…。かつてなく猥雑で美しい官能世界が交差する傑作長篇。

    「ほら、よく言うじゃないか。
    『人は出会うべき相手にしか出会わない』って。
    だけど、神様はときどき、うっかり間違えなさるよねえ」
    「何を?

    0
    2017年09月18日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

    Posted by ブクログ

    おいコーシリーズ、ついにシーズン2に突入。
    んー、なんだか主人公のまわりの登場人物が横に横に、どんどん広がりをみせ、縦軸のストーリーがなかなか進まない印象。まさに牛歩の二人。
    今回は波も穏やかでいい感じじゃないですかね。

    0
    2017年08月07日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

    Posted by ブクログ

    あー、星野りつ子さんが苦手だ。
    大体の恋愛小説で素直に主人公を応援してしまう私は、主人公を邪魔する者が鬱陶しく感じる。
    最初に出てきた時にりつ子さんはライバルになると分かったから、それ故に意識しないようにしていたのに、やはり苦手。
    勝利ももっと危機感を持ってくれたら・・・と思うけど、逆に何も意識していないからなのかも。

    それにしても勝利とかれんの会話が可愛い。かれんは24にしては少女のような喋り方をするし、勝利は未成年と思えないほど懐が深くよく気が利く。こんな素直に気持ちを伝える男の子、いるのかな。

    鴨川旅行の場面が好き。特に海で泳ぐところ。全部がきゅんきゅんする。
    ペンションで「和泉かれ

    0
    2017年07月08日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

    Posted by ブクログ

    話の途中で出てくる洋楽ナンバーがすごくオシャレだ。
    2017年の今となっては、流行りの文体とは言えない表現だが、それが逆にタイムスリップしたみたいでおもしろい。

    0
    2017年06月26日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

    Posted by ブクログ

    このシリーズは、何か印象的な場面があって、それがとても心に響く、というのではなく、まるで登場人物たちをすぐそばで見守っているような気分になる作品だ。
    だから、読み終わった時に物語の余韻にどっぷり浸るということはないのだが、その分シャワーを浴びるように作者の描く雰囲気に飲まれていく。
    それが心地よくていい。

    0
    2017年06月26日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

    Posted by ブクログ

    男の子目線というのが良い。よりドキドキする。

    ショーリくん、かれんという彼女がいるのに星野りつ子にそんな気持たせるようなことしないでよってちょっと思うけど(笑)
    でも年上の女性に真剣に接するところに好感が持てる。
    勝利が風邪引いた時にかれんがお見舞いに来るところが特に好き。二人共なんて可愛いんだろう。

    漫画みたいに読みやすく分かりやすいから、映像が思い浮かべやすい。

    あとがきの言葉にハッとしたので引用しておこう。

    恋愛小説ブームは続く。

    20170621

    0
    2017年06月22日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

    Posted by ブクログ

    テレカ、でてきました、いいですね。懐かしいですね。携帯電話なんかなくていいんだよなー。煩わしいだけ。

    0
    2017年06月17日
  • 放蕩記

    Posted by ブクログ

    厳しい母親を恐れながらも、幼い頃は誇りに思っていた。いつからだろう、母を愛せなくなってしまったのは―。小説家の夏帆は、母親への畏怖と反発を抱えながら生きてきた。反抗の果ての密かな放蕩、結婚と離婚。38歳になりあらためて母娘関係と向き合う夏帆に訪れた、衝撃の真実とは。愛と憎、最も近い女同士の、逃れられないつながり。母を持つすべての人に贈る、共感と感動の自伝的小説。

    0
    2017年05月22日
  • 花酔ひ

    Posted by ブクログ

     本作は『ダブル・ファンタジー』を超える、衝撃の官能世界って帯に記載あり、読んでもいない『ダブル・ファンタジー』よりも凄いっていう言葉に惹かれ手にする。

     直木賞作家の官能小説って・・・そういえば以前に、芥川賞受賞作家の官能小説、『薮の中で…ポルノグラフィ』 (徳間文庫)藤沢周著は良かった、何気に良かった さすが芥川賞作家(笑 さて、こちらについては本家、官能小説家の花房観音に負けてます(好みにもよるが)

    0
    2017年05月09日
  • もう一度デジャ・ヴ

    Posted by ブクログ

    生まれ変わり、輪廻転生を題材とした話。
    この人はこう言うSFチックな話も書くのかと少し驚き。

    ページ数も少なめで、サラサラと読めます。
    北村薫氏のリセットを軽くした様な。

    0
    2017年03月12日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

    Posted by ブクログ

    進展しているようで、進展していない二人の間に
    またしてもややこしい人間関係が。

    いや、親戚ですけど(笑)
    どこへ行っても、姉弟にしか見られないジレンマ。
    就職するまで、相手を待たしてしまうわけですし
    言ったら確実に反対されそうですし。
    かといって…という、完全ループ。
    大概に邪魔する人は出てくるし。

    恋愛をすると、楽しい事もあるし、ややこしい事もあるし。
    怒涛のようにやってくるのは、年齢のせいでしょうか?w
    とりあえず、盾にしてやり過ごすべきか
    お断りしてもらうべきか。

    0
    2017年03月01日
  • ヘヴンリー・ブルー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「天使の卵」「天使の梯子」で登場した夏姫の視点から見たアナザーストーリー。でも半分だけ。「ヘヴンリーブルー」の方は、散文式の文章ながら、歩太が春妃と付き合っていることを知った思い、春妃が亡くなる時の思いなど「天使の卵」ではその描写はあまり無かったので知ることができたのは収穫。出来れば小説の形で読みたかったなと思うのでその点は微妙。完結編「天使の柩」も近いうちに読んでいきたいと思う。

    0
    2017年02月26日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

    Posted by ブクログ

    そして大学生になったものの、進展はなく…。
    男として、認識されているのだろうか?

    大学生になって、当然長い事一緒にいられない生活。
    うっかり嫉妬しそうになったり、嫉妬してみたり。
    一喜一憂に、こちらもにやにやしてしまいますw
    しかも途中で母親が一時帰国してきますし。
    ばれてない、というのも少々…。
    そんな事がない、と思われているのでしょうか?

    最後には確実にあれか!? と思うフラグが。
    うっかり(?)会った先輩にもやられそうでしたし
    狙っている先生もいますし、多分そうですよね?w

    0
    2017年02月06日
  • 青のフェルマータ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過去記録。7年前。
    大阪時代、住んでいたアパートの横の小さな本屋さんでフラッと購入。海の話がいいなと探していて。最初のシーンが海を感じる好きな感じだったと記憶している。
    2016/12/2記録

    0
    2016年12月02日
  • 天使の柩

    Posted by ブクログ

    久し振りの作家さん。天使シリーズは若い頃読んだので歩太くんと共に歳を重ねていたんだなぁ、と。話は少女漫画風にまとまったのが意外。

    0
    2016年09月03日
  • 天使の梯子

    Posted by ブクログ

    最初に読んだのは9年前だ、あの時は、どんな気持ちだったのか、思い出せない。
    ただ、今読んでも、強さってなんだろうと考える。
    強い感情を自分の中で消化してたどり着く、ひとつの答え、人それぞれあるのだろう。自分はどうするのか、その時にならないとわからないが、強くありたい。

    0
    2016年07月19日
  • すべての雲は銀の…(上)

    Posted by ブクログ

    失恋は切ない…
    日常から離れた場所で体をうごかし、なにかに没頭すれば心は癒えるのかな
    色んなひとに出会って少しずつ変われるのかな…

    0
    2016年07月18日
  • 天使の柩

    Posted by ブクログ

    天使の卵、梯子に続く作品。
    前作品から読み直したくなる。
    この作品はちょうど同年代を生きてる気がするな。

    0
    2016年07月18日