村山由佳のレビュー一覧

  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    ネタバレ

    目次
    ・ALL BY MYSELF
    ・MORE THAN WORDS

    最後までハマれずに終わりました。
    とにかく勝利の一人称が饒舌すぎて、しかも恋愛のことばかりで鬱陶しい。
    勝利はかれんを自分の手元に置き、甘やかせることが面倒を見ることだと思っているの?
    かれんがいないだけで情緒不安定になってしまう勝利の方がよほどお子ちゃまだし、重たい。

    一番好きじゃないのは、勝利がかれんに何かするとき、「~してやる」という言い方をすること。
    面倒見てやる、蚊帳を吊ってやる、火鉢を洗ってやる。
    面倒を見る、蚊帳を吊る、火鉢を洗うじゃ駄目なの?

    勝利みたいなタイプ、絶対無理だ。
    自分のことは自分で頑張る。

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    2021年07月26日
  • 花酔ひ

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    読みたかった本がおかざき真里さんの美麗な装画になっていたので漸く。
    苦しい。W不倫ものだけれど読んでしまうのは、不倫を肯定してはいなくて、全員苦しんで業を抱え込む事になるのが丁寧に描かれているから。村山由佳さんの文章は綺麗ですし、今回は片方の夫婦が京都の人ということで京都弁も良かったです。
    嫉妬と、不思議な共犯関係に似た感情が沸き起こるのかな。自らのパートナーには埋められない昏い性癖みたいなものをお互いに別の人と埋める。よくわからない感情です。
    やってることはだめだと思っても、登場人物に全員嫌悪感を持つことは無いのも村山さんの力量なのか…と思いました。桐谷の愛人の直恵すら嫌いではない。たぶん、

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    2021年07月22日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    もどかしい、青春ならではの恋愛の歩みを
    男子大学生目線で話が進むので面白い。

    彼女をリードしたいという勝利の気持ちが
    言葉や態度に出ていて、語尾など少し懐かしい話し方に時代を感じる。されど、
    恋した時の人の動き方はいまとあまり変わってない。

    もどかしい恋愛の歩みに加えて、
    一つ屋根の下で家族の目を盗んで、、的な要素が、トレンディドラマ的な展開で、今の時代読んでも面白い

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    2021年07月19日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    学生時代夢中になって読んだシリーズ。久しぶりに再読したくなって読み始めました。
    学生の時はすごく大人な恋に感じたのに、今は逆に初々しく甘酸っぱく感じる。こういう真っ直ぐで純粋な気持ち、いくつになっても大事にしたいな。

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    2021年07月18日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    流石、村山さん。
    犬派の私でも、感情移入して、泣いてしまいました。

    愛猫が、逝ってしまった後の、寂寥感。

    ・・・ベットの上に、彼女ではなく、彼女の不在が乗っている・・・

    この辺りで、ポロっ。

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    2021年07月10日
  • 永遠。

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    ネタバレ

    サクッと読める小説だ。
    心に染みるフレーズがあった。

    P54 思ったことをなかなか口にしてくれないのは、言葉にするとこぼれてしまうものがたくさんあるってことを、よく知っているからなんだな、ってね。

    P67 誰かに何か、大事なことを伝えるときはね。心の底からよーく考えてからにしなさい。それは、私があのひとから教わったこと。言葉にしたとたんに終わっちゃうってこと、世の中にはいっぱいあるから。

    言葉のもつ威力って強いな。
     

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    2021年07月07日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    恋愛は安定期に入っている2人に、かれんは仕事で問題を抱え、ショーリも将来を考えたり就活間近という時期で大きな転機となりそうな予感…ラストはなんだか嫌な予感も含んでいて、、シリーズも終盤だからどんなラストでも受け入れるしかないけど切ない気持ちになってしまう。

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    2021年07月05日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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    いつもさらっと読みたくて手に取るけど、ふんわりした雰囲気の中に刺さる出来事や言葉が現れる。ずっと幸せな雰囲気でいたいのに、突然現実に突き落とされる。
    人間観察と心情描写がリアルだなぁと思う。本当に男の子が考えていそうな。作者はどちらかと言うと男目線の方が得意なのかも。

    勝利くん、家事もできるし年下だからって甘えてくる訳じゃなく、これまではいいなあと思っていた。けど自分に置き換えると、年下から「お前」と呼ばれたり、まるで年上かのような物言いをされるのは嫌かもしれない。見せかけの頼りがいはいらない。かれんだから合っているんだろうけど。
    それより、かれんがいるのにりつ子のことを気にかけ過ぎているの

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    2021年06月26日
  • ヘヴンリー・ブルー

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    あのとき夏姫が何を思っていたのか、というのはたしかにわかるけれど「アナザーストーリー」と題打ってまで読むほどのものではないかもな。最後の一文はとってもきれいだったけれど。良くも悪くも映画の付録以上でも以下でもない。
    もっと他にエピソード自体を物語に挿入出来たらそれは物語として面白かったのかもしれないけど。これはただ、彼女が何を思っていたかだけ。別に酷評する気はないし、ファンとしてはうれしいけど当たり前ながら単体ではわけわからんと思う。あと短いかな。本にするほどでもっていう。筆者のあとがきはさすがに全部読めるほど時間はないし、興味もあまり持てなかった。創作の苦が味わえるものとして貴重なものとは思

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    2021年06月18日
  • ヘヴンリー・ブルー

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    天使の卵の流れで読んだ。梯子は読んでないのだけど両物語のダイジェスト版ですね、さらっと読むにはいいかな。デビュー時の青さから少し抜け出された時期に書かれているので、まとめ方に少し深みがあるとかんじられます。

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    2021年06月07日
  • 天使の柩

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    主人公が作りこまれているけど、やや不遇すぎて自分に卑屈すぎる&展開が辛いので見ているこっちの心が苦しい部分が多かった。
    けれど、これはこれで読みやすいし、面白かった。
    早く救ってあげてくれとずっと願ってた。
    ただ、ベタな展開で「あ。終わっちゃった」感がある。
    物語として別に何かつっつく場面はないし、歩太が必ずしも恋愛によって救いが提示されるわけじゃないからそれもそれでいいのかも。
    歩太のセリフで「なぜそんなによく知りもしない人間のことを信じられるんですか?」という質問に「自分の人を見る目を信じたいから」っていうのがすごい刺さったし、良かった。あんなこと言えるようになりたいね。
    ただ、歩太と対等

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    2021年06月01日
  • ヘヴンリー・ブルー

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    天使シリーズのアナザーストーリーである『ヘヴンリー・ブルー』を読みました!

    ストーリーの流れ自体は『天使の卵』と『天使の梯子』と同じだから、ある程度は展開が予測できるものの、夏姫目線で書かれているだけで、違った面白さがありました。
    夏姫の後悔の強さがその中でも特に印象的で、慎くんの影響が立ち直るまでに思ったよりも大きかったことに気づけました。

    『天使の卵』と『天使の梯子』をもう一度読み返してみたいと思えるような作品でした。
    この2作を読んだ方にはオススメです!

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    2021年05月27日
  • 放蕩記

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    前半はただただ痛々しい。私の語彙が乏しいのか、相性が悪い親子と思いながら読んでいたが、後半は思いがけない夏帆の奔放な男性遍歴にちょっと辟易。
    長編(しかも長年読みたいと思っていた)の割には感動するものではなかった。

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    2021年05月14日
  • 放蕩記

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    母と娘の物語で自伝的なお話とのこと。

    子供時代を大人になってから振り返るような形で現在と過去を交互に書いてあり、作家というのは正に身を削るようにして文章を紡ぎ出しているんだろうな、と思った。

    それ故に、作家の痛みのようなものがひりひりと伝わってきて正直、重たくてしんどくなるような部分もあった。
    読み手それぞれの母との関係性によるものかもしれないと思った。

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    2021年05月11日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    村山さんの独特で綺麗な言い回しと、文体からにじみ出る若々しさ。聞けば処女作らしく納得。
    「文部省推薦みたいな恋愛」なんてどうやったら思いつくの。学生恋愛をここまで的確に、魅力的に、愛情深く表現出来る村山さんのユーモアに感服です。
    内容に関しては、現代パートが特に良かった。
    矢崎を取り巻く人間との何てことなくて、少し青くさくて、どこか懐かしくて、だからこそ少し恥ずかしく感じるやり取りがたまらなく愛しい!!
    昔の自分を思い出して、共感性羞恥を程よく刺激されるなと思いました。あまずっぺ〜!

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    2021年05月13日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    ネタバレ

    性欲が抑えきれない35歳の脚本家・奈津。

    下巻に入り新たな男性が登場する。

    結果的に一夜を共にした坊主はほんのチョイ役で、下巻の中盤までは仕事で訪れた香港で偶然再開した岩井との関係が描かれます。

    「私と一一友情のエッチ、しませんか」

    そう、岩井との関係は奈津から誘ったものです。

    岩井も妻帯者でいわゆるダブル不倫。

    そして岩井との関係を続けながら俳優の大林との関係をも持ってしまう。

    奈津...

    何故か愛おしく感じてしまいました。


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    志澤とのかつてないセックスを経験した奈津は、テレビの取材で訪れた香港で、大学時代の先輩・岩井と久しぶりに

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    2021年05月05日
  • 燃える波

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    この人の書く旦那さんはどーしよーもなくて、愛人はそれを補って余りあるパターンが多いのね。人は失敗しないと学べないってことなのか。

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    2021年04月29日
  • 嘘 Love Lies(新潮文庫)

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    14歳の夏の出来事で四人の共通が変化する。
    それから二十年、其々の時間の経過はあるが
    子供の頃の純粋な思いで変わらない点もある。
    刀根の生い立ちも含めて最後まで完読が必要。

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    2021年04月27日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    ネタバレ

    久々すぎて内容危ういところもあったが、
    ストーリー的にはそんなに大したことなかったので助かった。要するに勝利が日本に帰る理由を作る会だった。

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    2021年04月25日
  • ありふれた愛じゃない

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    タヒチに行ったことはないけれど、タヒチの強い日差しや暑さ、匂いや音が浮かぶ、そんな作品でした。
    愛の力はおそろしい

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    2021年04月21日