村山由佳のレビュー一覧

  • 放蕩記

    Posted by ブクログ

    前半はただただ痛々しい。私の語彙が乏しいのか、相性が悪い親子と思いながら読んでいたが、後半は思いがけない夏帆の奔放な男性遍歴にちょっと辟易。
    長編(しかも長年読みたいと思っていた)の割には感動するものではなかった。

    0
    2021年05月14日
  • 放蕩記

    Posted by ブクログ

    母と娘の物語で自伝的なお話とのこと。

    子供時代を大人になってから振り返るような形で現在と過去を交互に書いてあり、作家というのは正に身を削るようにして文章を紡ぎ出しているんだろうな、と思った。

    それ故に、作家の痛みのようなものがひりひりと伝わってきて正直、重たくてしんどくなるような部分もあった。
    読み手それぞれの母との関係性によるものかもしれないと思った。

    0
    2021年05月11日
  • もう一度デジャ・ヴ

    Posted by ブクログ

    村山さんの独特で綺麗な言い回しと、文体からにじみ出る若々しさ。聞けば処女作らしく納得。
    「文部省推薦みたいな恋愛」なんてどうやったら思いつくの。学生恋愛をここまで的確に、魅力的に、愛情深く表現出来る村山さんのユーモアに感服です。
    内容に関しては、現代パートが特に良かった。
    矢崎を取り巻く人間との何てことなくて、少し青くさくて、どこか懐かしくて、だからこそ少し恥ずかしく感じるやり取りがたまらなく愛しい!!
    昔の自分を思い出して、共感性羞恥を程よく刺激されるなと思いました。あまずっぺ〜!

    0
    2021年05月13日
  • ダブル・ファンタジー(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    性欲が抑えきれない35歳の脚本家・奈津。

    下巻に入り新たな男性が登場する。

    結果的に一夜を共にした坊主はほんのチョイ役で、下巻の中盤までは仕事で訪れた香港で偶然再開した岩井との関係が描かれます。

    「私と一一友情のエッチ、しませんか」

    そう、岩井との関係は奈津から誘ったものです。

    岩井も妻帯者でいわゆるダブル不倫。

    そして岩井との関係を続けながら俳優の大林との関係をも持ってしまう。

    奈津...

    何故か愛おしく感じてしまいました。


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    志澤とのかつてないセックスを経験した奈津は、テレビの取材で訪れた香港で、大学時代の先輩・岩井と久しぶりに

    0
    2021年05月05日
  • 燃える波

    Posted by ブクログ

    この人の書く旦那さんはどーしよーもなくて、愛人はそれを補って余りあるパターンが多いのね。人は失敗しないと学べないってことなのか。

    0
    2021年04月29日
  • 嘘 Love Lies(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    14歳の夏の出来事で四人の共通が変化する。
    それから二十年、其々の時間の経過はあるが
    子供の頃の純粋な思いで変わらない点もある。
    刀根の生い立ちも含めて最後まで完読が必要。

    0
    2021年04月27日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々すぎて内容危ういところもあったが、
    ストーリー的にはそんなに大したことなかったので助かった。要するに勝利が日本に帰る理由を作る会だった。

    0
    2021年04月25日
  • ありふれた愛じゃない

    Posted by ブクログ

    タヒチに行ったことはないけれど、タヒチの強い日差しや暑さ、匂いや音が浮かぶ、そんな作品でした。
    愛の力はおそろしい

    0
    2021年04月21日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は勝利のアパート大家の家族の揉め事に巻き込まれて、秀人さんに自分が抱えている悩みを打ち明けたりと勝利の葛藤が分かる。秀人さんとの出会いは勝利の未来に何らかの影響を与えるのでは…と予感がする。

    0
    2021年04月18日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    セカンドシーズン2作目、シリーズ12作目。
    勝利とかれんの仲は良好だし、基本的に平和な巻。みんなゆっくりと少しずつ大人になっている。
    マスターと由里子さんにおめでた。あれ?二人はもう結婚してたっけ?これからだっけ。
    次作では勝利のまわりで何か波乱が起きそうな終わり方だった。

    今回はかれんの元同僚で保健室の先生、桐島先生のサイドストーリー付き。かれんから見た勝利が本人の言葉になっていて良かった。矢崎くんも色々抱えていそうな人で、この二人のことも気になる。この辺りの人物は「もう一度デジャ・ヴ」という作品とリンクしているらしいから、読んでみたい。

    0
    2021年03月29日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

    Posted by ブクログ

    セカンドシーズン1作目。シリーズ11作目。
    星野りつ子と度々食事していたことがバレてしまったけど、勝利に怒ったりしないかれんすごい。さすが。「背もたれ事件」はバレないことを祈る...
    大家さんの裕恵さんも何か秘密を抱えていそうな気配。
    隣の鈴木親子も今後もっと絡んでくるのかな?

    0
    2021年03月15日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・DOES YOUR MOTHER KNOW
    ・DON'T TELL ME YOU LOVE ME
    ・BRIDGE OVER TROUBLED WATER

    感想が浮かびません。
    ただ文字列を目で追っただけ。
    (* ̄- ̄)ふ~んって。
    感受性が枯渇したのか、登場人物の気持に寄り添えません。
    人気シリーズだというのに、残念です。

    0
    2021年03月13日
  • 燃える波

    Posted by ブクログ

    既視感 村山由佳さんの小説が好きだ。ファンになってからが遅いので、既刊をできるだけ先に読み、最近の書籍はなるたけ後で読もうと思っている。が、何せ著作が多い方なので時々順番が逆になる。

    この本も、時間潰しに入った本屋で手に取り、しばしの迷いのうちに購入した。

    さて、最初から既視感がある。独立してそれなりに稼いでいそうな主人公。夫との間に子はなく、夫婦はすでに倦怠期。夫の機嫌を損ねたくない主人公は、「面倒にしたくないから」という動機で夫の機嫌を取り、しかし彼女を取り巻く人たちのおかげで少しずつ自立すること、自分でいることを取り戻していく。

    そう、「ダブルファンタジー」と設定がめちゃくちゃ似て

    0
    2025年12月18日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    女性にオススメ

    初めてこういった分野に足を
    踏み入れてみました。
    内容は総じてソフトな印象で
    幸いでしたね。ノーマルな志
    向の?女性向けの一冊だと思
    います。

    1
    2021年02月26日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半は涙、涙で読む終えた。
    著者にとってもみじはほんとに特別な存在だったんだね。
    17年一緒で苦楽をともにしてきて、すごい絆で結ばれてたのがひしひしと伝わった。
    犬ではなく、猫ともこんな強い関係が結べるんだね。
    喪ったのは悲しいけど、こんな素晴らしいもみじと出会えたことってすごいしあわせ者だと思う。
    あー猫が飼いたくなった。

    0
    2021年02月21日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ9作目。
    かなり最初の方だけど、かれんが花村の両親に介護福祉士になる決意と、本当は血のつながりが無い親子だと知っていたということを伝える大事なシーンがある。大切に育ててくれてありがとうと伝えたところでは泣けた。
    その後は鴨川へ行く準備。
    自分の言いたいことや気持ちを飲み込んでかれんを尊重する勝利に、かれんもやきもきしていたんだな。のほほんとしているように見えて。鴨川へ行くのにまた喧嘩別れみたいにならなくてよかった。
    今回は星野りつ子があまり出てこなくて安心して読めた笑 今後離れてどうなってしまうのか心配…

    0
    2021年02月20日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

    Posted by ブクログ

    やっと終わった。。
    四半世紀、読み始めたのは20代で当時は面白く読んでたストーリーも、50になって流石にカマトトセリフ、描写は受け付けられなくなった。
    前作から7年、毎年はチェックしなかったけど数年に一度、思い出して調べるとまだ出てなくて作者はもう書くの諦めた疑惑を抱き続けてきたけど、たまたま半年ちょっとで気付けたのは奇遇。
    本巻も途中、これまだ終わらないんじゃないの?と呆れたけどラスト20ページでいきなり締めに入った。
    こんなに引っ張ってきたのに最後は巻き巻きだったな。
    四半世紀続いた内容としては、中身なかったな。

    0
    2021年02月16日
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

    Posted by ブクログ

    シリーズ8作目。
    勝利の好感度がどんどん下がっていく…星野りつ子を一人暮らしの部屋にあげ、お願いを聞いて背もたれになり腕を回すなんて…うーむ、それはアウト。八方美人だなぁ。嘘が嘘を呼び、どんどん深みにハマる勝利。なんか嫌な予感がする…
    花村のおばさんにかれんとのことがバレそうになった時は焦った。

    マスターの言葉メモ
    「一つでいいから、どんな時にも揺るがないものを持て。うまいと思うコーヒーの味でもいい。あるいは、手本にしたい誰かの背中でも、胸に響いた言葉でもいい。そういう、まわりの状況に左右されない自分だけの基準があれば、いざという時に方角を見失わずにすむ。ちょうど、どこからでも見える高い塔み

    0
    2021年02月15日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サイドストーリーは目線が変わり、面白かった。かれんという人がどれだけ魅力的なんだ、と改めて思ってしまった。いわゆる、老若男女誰からも好かれて、敵対するとしたら恋仇だけということか。マスターと由里子さんにこどもができたり周りに変化がある中2人の今後はどうなるのかやはり最後まできっちり見届けよう。

    0
    2021年02月15日
  • 青のフェルマータ

    Posted by ブクログ

    海とイルカと音楽。
    声を失った少女の愛と再生の物語。

    海に抱かれ、イルカと戯れ、チェロを奏でる。
    リオのそんな海外生活に少しの憧れを感じた。

    最終的に彼女が選んだ相手に正直驚いたけど、
    愛の形はそれぞれ。

    0
    2021年02月02日