村山由佳のレビュー一覧

  • 青のフェルマータ

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    ネタバレ

     話の内容としては、声を失った少女が、声を取り戻すために、イルカのいる研究所に身を寄せる話。
     そこで、いろんな人と関わりを持つようになる。

     というような話。
     とりあえず、この人は、こんな話を書くんだな……と、空気感を呑みこんだのが、第一印象。
     今のところは、傷ついた女の人の話を書くのがうまい人なのかな? と、思ってるんですが、もしかしたらちがうかもしれません。
     一冊目読んだところなので、次の本を読んだら印象が変わるかも。

     なんというか……
     話自体は、よくある雰囲気だし、理解もできるんですが。
     このラストは、僕の中にはないラストだな……と、思いました(苦笑)

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    2011年12月16日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    ネタバレ

    大学1年生の頃から読んでいる『おいコー』シリーズ・セカンドシーズン第3巻。大人へと成長していくショーリのもとに、身体は大きく心は純粋な大人が現れる。「好きになる」ことのほろ苦さを噛み締める。

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    2011年11月27日
  • 野生の風

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    全然納得いかない!けど、もし主人公と友達だったら…と想像してモヤモヤしてる辺り、のめり込んだ証拠かな。

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    2011年11月25日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    この人の書くイケナイ恋愛はあまりイケナイ気がしないのでイケナイ。あゝ、思った通りに書いただけなのにわかりづらくてすみません。

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    2011年11月23日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    勝利の一人暮らし。ちょっとドキドキなシーンもありつつ、やっぱりゆっくり二人のペース。温かい空気感は相変わらず。

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    2011年10月30日
  • 永遠。

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    「卒業」という映画のコラボレーションとしてつくられた小説らしい。それを知らずに読み始めたのだが、小説は小説で閉じた世界で構成されているので気にならなかった。
    100ページほどの短い小説で、登場人物も少ないが、その代わりにひとりひとりの切ない心理が細かく描画されていると思う。
    この小説を読みおえると、映画も観てみたくなった。

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    2011年10月22日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    勝利の一人暮らしが始まったが、今回もかれんとの仲は進展せず(^_^; しかも、中距離恋愛になりそうな予感。気長に読もう

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    2011年10月20日
  • ヘヴンリー・ブルー

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    天使の卵/天使の梯子にて描かれなかった夏姫視点での物語。アナザーストーリーと書いてあったので期待していましたが、卵、梯子を既に読んでいた私には少し物足りない内容に感じました。

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    2011年09月17日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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    今回は星野との問題解決に多くの時間がかけられていた。二人は相変わらずラブラブで読んでいて微笑ましい。丈目線の話が今回は入っていて、丈を好きになったし、勝利も更に好意がもてるようになった。

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    2011年09月11日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    ネタバレ

     何度生まれ変わろうと、必ずめぐり逢う.
     そんな運命的な恋、女の子なら一度はあこがれるよね…

     時は戦国、忍者と敵方の奥様との許されない恋.
     ありきたりな話じゃん、と思いつつも
     一気に読んでしまいました.

     奥方の生まれ変わりって、あの人だったのね!
     

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    2011年08月31日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    村山さんが言っていた通り、この段階に来て勝利に最大(?)の試練がきました。

    最後のシーンのせいで、序盤の内容が一気に吹き飛んでしまいました。
    多分、次の巻では日本を飛び出すのかな?

    今後どうなっていくのか。
    ただ、村山さん曰く最後はハッピーエンドで終わらせるらしいので、
    そこは安心して見守っていこうかなと思います。

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    2013年12月26日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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      無事に引越し完了。勝利が少し焦り過ぎてる気はするけど、気持ちはわかるから、なんとも言えない。やっぱり二人でいれる場所ってすごく大切だと思う。焦りがこのままいきすぎて、勝利がかれんを傷つけることがなければいいけど。既にその傾向が見えてるような気がするから、心配。

      勝利は勝利なりに誠意を持って行動しているのだけど、どうもそれが空回りしているような気がしてならない。自分のことならまだしも、かれんのことを、それも本人が秘密にしているような大事なことを本人の断りなく勝手に他の人に話してしまうのはルール違反のように思う。もちろん、そこに悪意なんてものは存在しないけれど、それでもダメなものはダメだ

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    2011年07月24日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    なんだか久しぶり過ぎて、あんまり前後の関係は覚えてなかったり(笑)。
    どうしても、読めば読むほどに星野っていい子だよなあ‥なんて。

    最近、恋沙汰について考えることもあまりなかったので久しぶりに考える機会が出来て良かった!

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    2012年10月25日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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      勝利とかれんは未だにキスより先に進んでいないし、相変わらずのんびりなんだ。と一見そう見えるのだけど、実際の二人の精神面での成長はとても大きいです。どんどん大人に近づいていくのがわかります。例えば、誤解をしているかれんの母親に対しての勝利の対応。昔の勝利なら絶対にできなかったことのように思うんです。

      あれだけのことをされながら勝利を恨んだりすることなく、友情を持って勝利に接しようとするりつこは気丈だと思うし、そんな彼女には絶対に幸せになってほしいです。サイドストーリーとしてあった丈の話もとても楽しめました。こっちも読んでいて心が温かくなるような話でした。

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    2011年07月20日
  • きみのためにできること Peace of Mind

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      最初のメールのやり取りが微笑ましくて照れくさくて、つい顔がほころんでいました。5年経ってもなおあんな風な関係でいられるっていいな、と素直に思いました。私が遠距離恋愛をしたことがあるからか、どうしても気持ちがピノコに偏ってしまっていた気がします。だから展開が読めてたとはいえ悲しくなったり。

      最後に俊太郎は「どんなに思いのたけをつづった手紙でも、相手が30秒抱きしめてくれる温かさにはかなわない」と気づきピノコの元へとバイクを走らせるのだけど、ここでやっと止まってたピノコと俊太郎の時間が再びゆっくりと流れ出すのを感じました。

    ・どれだけ大事に積み上げてきたつもりでも、なくなる時は一晩。

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    2011年07月28日
  • 青のフェルマータ

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    声を失った主人公の心の動きを中心に描写されているんでしょうが、何かもう一つ切り込み方が足りなく感じられ、周りの人との関係も淡すぎる印象でした。
    チェロの魅力は感じました。

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    2012年01月17日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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      一番頭に残っているのが、うさぎが出会いについて話しているところ。
    突如1つ1つの出会いが凄く大切なものに思えました。

    「地球上でこれだけたくさんの人が生まれてくる中でだよ、偶然おんなじ時代で生まれて出会えただけでも奇跡だよ」
    言葉はありきたりかもしれない。それでも物語を通して読むと、とても特別なものに感じられたんです。

      他にも、「夜明け前の闇が一番深い。もし今が一番つらく感じたとしたらさ、それはつまり終わりと始まりがもう目の前って事なんだよ」という涯の言葉に励まされもしました。ありきたりのようなものを、ありきたりじゃなく感じさせる村山さんの描写や表現は本当にすごいです。これからまた

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    2011年07月08日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    「……結果が平等なんかであるはずはないんだ。結果はむしろ、不平等でなくちゃおかしいんだよ。」マスターの一言が妙に印象的だった。ちょっと考えてみれば当たり前だけれど、きっぱり言われると目からうろこだったりする。今作では兄弟・姉妹同士比べられることに対してマスターは言ったけれど、現実問題としてはそんな機械でさえも平等ではないはずだ。平等うんぬんではなくて、異なる個性を認めることがやっぱり大切なのかもね。

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    2011年06月29日
  • 約束 村山由佳の絵のない絵本

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    『約束』『さいごの恐竜ティラン』『いのちのうた』の絵本3作が収まった作品。絵本ってこういうものだったっけ?伝えている内容があまりにも簡素だから、本当にこういう内容なのかと訝ってしまう。こういうのが大人になったということなのだろうか。子供向けの絵本に深く共感できないことが……
    唯一『約束』はズッコケ3人組を読んでいるような懐かしさが漂っていて、面白かった。
    どの作品も決して楽しい内容じゃないけれど、読んだ人に考えてもらいたくてこういう内容を書いたのだろうか。

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    2011年06月28日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    由美子と兄貴視点からも読みたいなぁ。


    覚悟がないならそういうことすんなよ、と思う。
    祐介は振られて、はじめて由美子の嫌なところに気付いて、兄貴は嫌なところを知りながらも付き合ってる。…つまりそういうこと?

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    2011年06月23日