村山由佳のレビュー一覧

  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    大学生になった勝利は、これまで同様に花村家でかれんと同居をつづけていますが、二人の仲はこれまでと大きな進展はなく、過ぎ去っていきます。やがてかれんと丈の母親である佐恵子が家に帰ってくることになり、勝利はもどかしい思いを心にいだきます。

    そんななか、大学の陸上部のマネジャーとなった星野りつ子が勝利に好意を寄せ、先輩の原田も彼女の恋を応援バックアップします。

    第2巻も、勝利とかれんの甘酸っぱい恋がえがかれています。あいかわらずかれんが幼すぎるように感じてしまいますが、そのぶん勝利がすこしずつ大人の男に近づいているような雰囲気もあります。

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    2018年11月02日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    上巻では省吾のモラハラ的な支配と志澤との濃密な関係が主だったけど, 下巻は奈津の「自由こその不自由」な葛藤に重きが置かれている。正直下巻は読んでいて良い気はしなかった。彼女の心の闇やタイトル「ダブル・ファンタジー」の意味が明かされるわけだけど, 1mmも共感ができない, 結局職業人としても女としても自立しきれない姿に同性だからこそ苛立つ。
    私は杏子さんみたいな女友達がほしい。一緒にスパ行ってただただ体内・心内の毒素を吐き出す会やりたい。

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    2018年11月01日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    自分というものを持っていなくてなんて身勝手なんだろう……

     脚本家の高遠ナツメ(奈津)は自分の性欲の強さに薄々気づいていた。その性欲を満たしてくれるのは夫の省吾ではなく、意を決して呼んだ出張ホストでもなかった。
     ある日、自分をこの世界に押し上げてくれた恩師とも言える脚本家の志澤から舞台のチケットが送られてきた。
     お礼のメールを送る。それから志澤とのメールのやり取りが続く。最初は近況報告程度だったものが段々と深いところまで相談していく事になる。奈津は親身になって相談に乗ってくれる志澤に心を許していく。

    「舞台の千秋楽に東京に泊まりで出てこれるか?」

     こうなる事を予想していたかのように

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    2018年08月15日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    ストーリー展開が気になって気になって読み終えた頃には深夜3時。
    もう十分おなかいっぱいなんだけど続編があるらしい…。

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    2018年07月17日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    ドラマ化されると知り、読んだ。
    村山由佳さんの作品は、10年ほど前に
    おいコーシリーズにハマったとき以来。
    爽やかで瑞々しいお話を書かれるイメージだったので
    いい意味で裏切られた。
    主人公の気持ちの移り変わりに腹立たしさを感じるが
    これこそがリアルな女性なのかなあと。
    いいところで終わっているので下巻が楽しみ。

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    2018年06月20日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    男女の情愛の話が書かれているのに、どこかエロさよりも結婚、恋愛ってなんだろうってところを考えさせられる作品。

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    2018年06月08日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    前回の「おいしいコーヒーの入れ方Ⅰ」からの続編になります。

    勝利の一人称の口調で語られる文体はとても読みやすく、90年代のトレンディドラマのような雰囲気が懐かしい気持ちにさせてくれます。

    勝利とかれんのやり取りも新鮮な気持ちを思い出させてくれます。

    娯楽小説としてのんびり昔を思い出したい人にいい本です。

    全体的な90年代感。自分は好きです

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    2018年05月26日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    主に女性の恋愛というか、性欲の話だと思った。作者もそのような人なんだろうなと思いながら読んだ。女性は男性に言い寄られてすぐに寝る、優位に立ってると思い込むけど実際はあばずれだとどこかで見下されるのだ。仕事も男性よりして、奔放な性生活をして、気持ちよくなりながら書いたんじゃないかと思った。

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    2018年03月18日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    秀人さんという人柄に、私も自然と引き込まれてしまった。主人公にとって秀人さんとの出会いが自分を立ち止まらせ、ただまっすぐだった心に変化をもたらす。
    主人公が青年から大人の男になっていく、シリーズにとつて重要なストーリーとなっています。
    「一緒に長く過ごすことで恋情が変化するっていうなら、その変化をまるごと味わってみたい。」
    秀人さんの深くて底のみえない想いが感じられる言葉は、終わりのない気持ちを表していてとても印象的でした。
    女性として産まれて、結婚してもこんな風に想われたらこれほど幸せなことはないだろうと思います。

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    2018年03月20日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

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    通勤の行き帰り1時間で読めた。とてもあっさりさっくり、気楽に読めるしそれなりに面白く、エンタメ性に富んでいる。ピュアな二人が面白い。

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    2018年02月05日
  • アダルト・エデュケーション

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    「ミズキさんでないと、だめな軀になっちゃうよ」。弟を愛するあまり、その恋人・千砂と体を重ね続けるミズキ。千砂はその愛撫に溺れ――(「最後の一戦」)。女子高のクラスメイト、年下の同僚、叔母の夫、姉の……。欲望に忠実だからこそ人生は苦しい。覚悟を決めてこそ恍惚は訪れる。自らの性や性愛に罪悪感を抱く12人の不埒でセクシャルな物語。

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    2017年11月07日
  • 遥かなる水の音

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    「僕が死んだら、遺灰をサハラに撒いてほしい」。パリの旅行代理店に勤める緋沙子は、若くして逝った弟の遺言を叶えるため、モロッコを旅することになる。同行者は、弟の友人だった浩介・結衣という若いカップルと、中年のフランス人男性。資産家の彼はゲイであり、晩年の弟と同居していた。互いを理解できないままに、さまざまな事情を抱えながら、4人は異国を旅する。ムスリムのガイド・サイードも加わり、異文化に触れていくなかで4人は徐々に、互いの抱える問題や思いに気がついていく。そんな折、仕事のトラブルから浩介がパリに戻ることになり・・・・・・。 魂の拠りどころを求めて彷徨う男女の姿を通じて、同性愛、姉弟の愛など多様な

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    2017年10月09日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    前世の話。

    時代物に近代が混ざっている。
    決められているのは面白くないので、運命はいらないと思った。

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    2017年10月02日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    主人公と幼馴染うさぎとの微妙な関係がよかった。うさぎの性格が好き。

    「女の人はツライことは忘れても、優しくされたことは忘れないものよ」

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    2017年10月02日
  • 花酔ひ

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    恋ではない、愛ではなおさらない、何か――

    浅草の呉服屋の一人娘結城麻子はアンティーク着物の商売を始めた。着物を軸に交差する二組の夫婦。かつてなく猥雑で美しい官能文学。

    浅草の呉服屋の一人娘、結城麻子はアンティーク着物の仕入れで、京都の葬儀社の桐谷正隆と出会う。野心家の正隆がしだいに麻子との距離を縮めていく一方、ほの暗い過去を抱える正隆の妻・千桜は、人生ではじめて見つけた「奴隷」に悦びを見出していく…。かつてなく猥雑で美しい官能世界が交差する傑作長篇。

    「ほら、よく言うじゃないか。
    『人は出会うべき相手にしか出会わない』って。
    だけど、神様はときどき、うっかり間違えなさるよねえ」
    「何を?

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    2017年09月18日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    おいコーシリーズ、ついにシーズン2に突入。
    んー、なんだか主人公のまわりの登場人物が横に横に、どんどん広がりをみせ、縦軸のストーリーがなかなか進まない印象。まさに牛歩の二人。
    今回は波も穏やかでいい感じじゃないですかね。

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    2017年08月07日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

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    あー、星野りつ子さんが苦手だ。
    大体の恋愛小説で素直に主人公を応援してしまう私は、主人公を邪魔する者が鬱陶しく感じる。
    最初に出てきた時にりつ子さんはライバルになると分かったから、それ故に意識しないようにしていたのに、やはり苦手。
    勝利ももっと危機感を持ってくれたら・・・と思うけど、逆に何も意識していないからなのかも。

    それにしても勝利とかれんの会話が可愛い。かれんは24にしては少女のような喋り方をするし、勝利は未成年と思えないほど懐が深くよく気が利く。こんな素直に気持ちを伝える男の子、いるのかな。

    鴨川旅行の場面が好き。特に海で泳ぐところ。全部がきゅんきゅんする。
    ペンションで「和泉かれ

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    2017年07月08日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

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    話の途中で出てくる洋楽ナンバーがすごくオシャレだ。
    2017年の今となっては、流行りの文体とは言えない表現だが、それが逆にタイムスリップしたみたいでおもしろい。

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    2017年06月26日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

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    このシリーズは、何か印象的な場面があって、それがとても心に響く、というのではなく、まるで登場人物たちをすぐそばで見守っているような気分になる作品だ。
    だから、読み終わった時に物語の余韻にどっぷり浸るということはないのだが、その分シャワーを浴びるように作者の描く雰囲気に飲まれていく。
    それが心地よくていい。

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    2017年06月26日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    男の子目線というのが良い。よりドキドキする。

    ショーリくん、かれんという彼女がいるのに星野りつ子にそんな気持たせるようなことしないでよってちょっと思うけど(笑)
    でも年上の女性に真剣に接するところに好感が持てる。
    勝利が風邪引いた時にかれんがお見舞いに来るところが特に好き。二人共なんて可愛いんだろう。

    漫画みたいに読みやすく分かりやすいから、映像が思い浮かべやすい。

    あとがきの言葉にハッとしたので引用しておこう。

    恋愛小説ブームは続く。

    20170621

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    2017年06月22日