村山由佳のレビュー一覧

  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    何気なく手に取ったら一気に読んじゃった。こんな青春小説、久しぶり(苦笑)。いいなあ、若いって。安心して読み切りました。
    それにしてもこの本、初版が98年。だから、97年に卒業した僕と時代がほぼ被る上に、舞台が吉祥寺。まさしく僕の生まれ故郷で、大学時代も殆どそこで過ごした。だから景色はメッチャ懐かしい。大事な場面を作るCDがプロコル・ハルムの「青い影」というのも。僕ら世代には、シルビアのおかげでリバイバルヒットした歌だからね。あのオルガンのイントロが思い出されます。

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    2015年07月29日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    前巻の丈に続き、今回はマスターの目線から描かれるanother story。やはり物語の奥行きを増してくれる。ただ、マスターはもう少し、普通人の感覚を超越した特別な人物であってほしかったが、良い意味でも悪い意味でも普通人であった。
    現在までの登場人物は、皆それぞれが愛される魅力を備えていて、読んでいて不快感が少ないが緊張感もないため、物語全体が弛緩しているという印象。
    作者は、登場人物をいかに嫌われないように描くかを意識しすぎているような気がする。星野りつ子に関しては嫌う人も多いかもしれないが、恋は盲目であるという視点ならば彼女の行動も納得できる。今後も同様の雰囲気が続くことが予想されるが、で

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    2015年07月18日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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    丈の目線から描かれるanother story、ようやく村山由佳さんの良さが発揮されてきた。「星々の舟」など同じ時間軸をいろんな人物の目線で描写する立体的な構成がとても面白いです。星野りつ子の目線から描くanother storyも読んでみたい。

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    2015年07月14日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

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    「彼女の目を自分のほうに向かせておきたければ、僕はそれに値するだけのものをどんどん身につけていかなければならない・・・なぜなら、人は自分よりすべての点で劣る者に恋をし続けることはできないから」
    その通りだと思う。

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    2015年06月30日
  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    遠距離恋愛が始まって、ショーリがまた以前と同じような感じでかれんのことで頭がいっぱいになってしまう、その様子が重いというか、女々しいというか……。
    中沢氏は作者さんにとって都合のいい当て馬なんだろうけど、登場のさせ方がいかにもといった感じ。
    かれんも、ショーリも本当にゆっくりと、少しずつ成長しているんだろうけど……。
    私はこのシリーズは去年から読み始めて10冊を1年で読んだけど、リアルで連載を追っていた人は第1シリーズ完結まで15年かかっているんですよね。
    書いた作者さんも、違うテイストの他の作品を書く一方で、変わらぬこのシリーズを書き続けて素晴らしいと思いますが、リアルタイムで連載を追いかけ

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    2015年06月25日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    花村のお母さんは25歳の娘に対して過保護すぎて、子離れができていないなあと感じた。
    かれんと血が繋がっていないからこそ、なのかもしれないけど。
    あの母親だったから、何もできない娘になったんじゃないのかと思わざるを得なかったですね。
    かれんも成長してますが、最初の頃が年齢の割に幼すぎて……。
    次は1stシーズン最終巻かな。
    なんだかんだ言いながら、楽しませて貰ってます。

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    2015年05月30日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    定番なおいしいコーヒーの淹れ方。話しをすっぽかしても付いていける展開と、ただ読み逃したところが気になってしまうという相変わらずな作風。ただちょっと小難しい展開に持って行きたいのかなぁと感じるのだが、イマイチそこがしっくりと来ない。

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    2015年03月27日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    家にあったからなんとなく読んでみたんだけど。
    なんか、妙に描かれる声が生の声だなぁという感じで面白かったは面白かったが、分かるなぁという感じでもあったが、まさかの、こんな中途半端な感じで終わるとは(笑)。 続き物らしいので仕方あるまいか。(なお、これもすでに7巻 笑。これを7巻読むって…長いな…まぁ漫画のような感覚か。。)
    この主人公たちは、自分とはまとう空気がやや違うけど、あぁ、まさにいる、こんな感じの子・・・!という感じでした。

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    2015年02月26日
  • 花酔ひ

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    ネタバレ

    端的に説明するならば、SとSの夫婦と、MとMのそれぞれしっくり行っていない夫婦が知り合い、お互いの性癖も知ってしまう。しかし、Sの夫とMの妻は『恋』と思い、Mの夫とSの妻は『欲望を消化できる相手』となるところが、この作家さんのよく考えた所だと思う。ともすれば夫婦交換のエロ小説になってしまいそうな物語を、江戸の粋と京都の艶を着物に著してスパイスにしていると思った。
    でも、まぁ、アダルト小説でしたけどね。
    これはブラック村山の方……とは簡単に判断できない人間の業の物語だったけど、おいコーとかと比べてしまうと分類的にはやはりブラックの方だったかと。
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    浅草

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    2017年09月22日
  • ヘヴンリー・ブルー

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    天使の卵、天使の梯子を読んでから
    随分経っていたので
    ざっくりとしたあらすじの様な感じで
    簡単に読めたけど、心に響かなかった
    「天使の梯子」って月がきれぎれの雲間に隠れて
    そこからさす光のことだと知りました
    いい言葉ですね。

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    2014年12月16日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    年齢の割に大人っぽいと思っていたショーリだけど、今回かれんのことで頭がいっぱいになり、色々とやらかしてくれます。
    作者さんとしては、ショーリの成長過程も描きたくて、わざとダメな部分を強調したかったのかもしれないけど、男子があそこまで恋愛脳だとちょっと重い……。
    性欲に関しては異常に我慢強いのにね。

    星野りつ子視点の話も重くて、演歌の世界でした。

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    2014年11月07日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    それぞれスタートラインについたところで、今後のことは読者の想像に任せるといった感じの終わり方でした。
    登場人物それぞれ、いいことを言っているのだけど、爽やかさを出したかったのか、全体的に浅い感じ。
    兄貴と由美子のカップルには最後まで「ふざけんな」と思い、もやっとしたままだった。
    祐介の口調が、園主と瞳子さんが注意したように「スカスカ」耳障り(目障り?)だったので、上巻と同じように☆3個で。

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    2014年11月02日
  • すべての雲は銀の…(上)

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    実の兄に恋人を寝取られた傷心の祐介は実家を離れ信州で働くことになる。
    恋人に振られただけなら、たぶんここまでショックではないのだろうな。
    主人公の1人称で語られているだけに、その兄と恋人は不幸になれと思うくらい腹立たしい(たぶん、ならないのだろうけど)。
    信州の自然の描写や、村山さんの透明感のある文章は素晴らしいけど、主人公の「~ス」という会話文が、どうにもわざとらしく感じるので、☆は3個で。

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    2014年10月31日
  • 天使の梯子

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    天使の卵の続編です。
    卵から10年経過した話。
    歩太たちが大人になっていて、甘っちょろい感じがは薄くなっていました。
    卵の話より共感できたかな~

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    2014年10月24日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    裏表紙のあらすじと、表紙のイラストに惹かれて旅先で購入。
    シリーズものなのを知らずに購入して後日慌ててシリーズの一冊目を追加購入。

    青春時代の純粋な恋愛。
    前巻ではキスすらなかなかできなかった珍しいほどうぶな主人公たち。
    なかなか進展しないふたりに焦ったさを感じてしまう。
    学生時代に読んだらまた違ったかもしれない。

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    2016年06月25日
  • すべての雲は銀の…(上)

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    大好きな村山先生の本の中で、まだ読んでいなかった作品。兄に恋人を取られた祐介が、逃げるように菅平のかむなびで働き始めます。これは上巻

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    2014年10月18日
  • 翼 cry for the moon

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    ヒロイン真冬の不幸な出来事の数々が重すぎて、不幸のオンパレードといった感じ。
    人種差別的問題、児童虐待問題といった現代の問題など、少し詰め込み過ぎの感があった。
    最後の事件なんて、お義父さん、アホですか?と言いたくなるような行動がきっかけだし。
    それは、家族は怒るだろう。

    一言、犬は巻き込むな。
    最後、全部犬に持っていかれました。

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    2014年10月18日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    マスター視点の話で、事故の経緯が判り良かった。
    かれんとショーリは相変わらずというか、ショーリは一人暮らしをすることになり、少しずつ成長もしているんだろうけど、進み方が本当に遅い。
    かれんは、男性に対して何か強烈なトラウマを持っているっていう設定で、私が忘れているか見落としているのだろうか……ショーリはあんな我慢強い少年は天然記念物もの。
    じれじれと文句を言いながらもきっと次も読みます。

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    2014年10月12日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    ネタバレ

    僕はいったい、どんなことでなら頑張れるんだろう……。勝利は本格的な就職活動の時期を迎えるが、自分が何をやりたいのかが分からず、漠然とした将来への不安を覚える。そして、いま、大きな困難にちょくめんしているかれん。仕事のこと、おばあちゃんのこと、悩みながらも精一杯お年寄りの世話をする日々。せきにんとは、社会的立場とは……、大人への転換期に戸惑う勝利。セカンドシーズン第4弾。

    Bangles Eternal Flame

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    殴られた跡も薄くなり、徐々に普通の生活に戻って行く。勝利3年生。就職活動を前の悩める大学生。
    恋人のかれんは、ボランティア

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    2014年10月08日
  • アダルト・エデュケーション

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    男女の官能がテーマとしてある短編集で、後輩に彼氏を寝取られるような、割合普通の話もあれば、変わったシチュエーションの話もあり、文章は読みやすく、読んでいるとするすると読めるんだけど、読み終わってから心に残る話がなかった。

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    2014年10月07日