村山由佳のレビュー一覧

  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

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    遠方のデート、そして宿泊。
    初々しい男女の恋物語。歳が離れていようと、世間の目がどうであろうと関係ない。絶対に手放さないという思いが犇々と伝わってきます。
    次巻で、徐々に歯車が狂わせる予兆が出ている。長い恋の終焉はどうなるのか・・楽しみである。

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    2020年03月08日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    徐々に惹かれ会う男女の物語。
    冗長とは感じさせず、愛し合う姿は美しく、そして切なさを落とし込めていると感じる。
    まだまだ物語は始まったばかりではある。

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    2020年03月08日
  • 妖し

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    【怪異】をテーマに描く奇譚小説。
    アンソロジーシリーズ。
    この面子だし、と思って読み始めたのが
    間違いだった…

    想像のはるか上の上をゆく怖さだった…
    夜、部屋で一人で読んでいられないページが
    何度もあった。

    大好きな米澤穂信の
    「わたしキャベンディッシュ」も、
    あーー、これが伏線でこうなる感じかぁ
    のんきに思っていたあたし。
    伏線は伏線でも回収先が違っていて
    安定の穂信のぞわぞわ感。

    乾ルカの「かぐわしいひと」なんか
    ここから先は、もう読めない……と
    次の日に
    持ち越したくらいなのに
    その怖さに上塗りされるように
    壊れていく人間の怖さがくる。
    えーーー??そっちーーー??!みたいな…

    そんな中、
    なんとも言えない感情と思いに溺れたのが
    窪美澄の「真珠星スピカ」
    母と娘、父と娘。
    このそれぞれの【2人きりの時間】には
    切なさとやりきれなさ、
    それに希望が詰まってる。

    まだ読んだことがない作家さんも多かった。
    少しずつ読んでみたい。

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    2021年05月30日
  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    「私には、ジャンプのことはわからないけど・・・。でも、いい記録を残すことだけが先輩の役割だとは思わないな」

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    2020年02月07日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    世の中ってのは不公平なもんだ。人間は平等だなんて言われるけどな、世の中には、初めから人よりも多く持って生まれてくるやつがいるんだよ。神様にとくべつに愛されているみたいなやつがさ。人間が平等でなきゃなんていうのはあくまでも、「チャレンジの機会だけは平等に与えられるべきだ」という意味であってさ。結果が平等なんかであるはずはないんだ。結果はむしろ、不平等でなくっちゃおかしいんだよ。でなけりゃ、競争に意味なんかなくなる。そうすると、努力の意味までなくなっちまう。

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    2020年02月07日
  • 放蕩記

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    共感する部分が多かった。母と娘の関係性をうまく言葉で表せることがすごいと思った。あまり思い出したくない、向き合いたくない過去であり、今はまだもう一度読みたいと思えない。性に関する話が苦手で他の本を途中で断念したことがあったけれど、いろいろ印象が変わったのでもう一度読んでみようと思う。

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    2020年02月01日
  • 妖し

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    気持ち悪い話が多かった。は?何?と思っても読み返さないほうがよかった…。皆さんお上手なので気持ち悪さが絶妙。

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    2020年01月26日
  • 花酔ひ

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    挑戦的ともとれるレビューで手にとって、いやあああ後悔(笑)

    ダメでした、堕ちていきそうな想いに絡め取られます。
    あの情念だったり、色んな意味で純情だったり、欲望だったり、頭と体の中で咀嚼しきれない気持ちをもて余します。縁も艶も炎も「えん」ですよね、こんなにも文字が文章が艶やかだと感じたのは初めて。

    この四人を是としてはならないのだけれども、この情動をどうしたものか?憧れてもいけない世界、どんなに言葉を尽くしてこの情動には勝てないのだ。
    やはり神は見ている「恋愛−己の心から苦しむなり、秘めよ」

    #花酔ひ
    #村上由佳
    #官能
    #本好き
    #本好きさんと繋がりたい
    #小説倶楽部

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    2020年01月24日
  • 妖し

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    評価は三ツ星半と言ったところか。
    タイトルどおり「妖し」を共通テーマとした異なる作者による短編集であり、それぞれに異なる趣きの作品からなっており、飽きることなく読み終えることが出来た。

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    2020年01月04日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    10数年ぶりに読み返すことになったこの作品。
    若い時に読んだようなドキドキ感はなく、、、
    年取ったわ

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    2019年12月30日
  • 妖し

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    表題「妖し」のような統一感はあまり感じない。
    「真珠星スピカ」「李果を食む」「フクライ駅から」が良かったかな。特に「フクライ」の終盤に雪崩れ込むような展開のスピード感がなかなかよい。朱川湊人氏の作品は読んだことがないので、今度読んでみたい。

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    2019年12月27日
  • 放蕩記

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    子どもの頃は自慢だったはずの母親が憎悪の対象、疎ましい存在になってしまったのはいつからなのか。
    母の捌け口になっても愛されていると信じていられたのは、いつまでなのか。
    大人になり結婚して離婚して、改めて向き合った母と娘の物語。

    母と娘であり、女性同士であり、その関係性は人それぞれ。
    要領よく逃げる妹と違って、すべて受け止め苦しんでいる様子は、ただただ痛々しい。
    この母親は、親になりきれていないというのか、親になることに向いていないというのか。
    愛と憎しみは紙一重。

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    2019年12月23日
  • もみじの言いぶん

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    村山由佳 文と写真「もみじの言いぶん」、12019.3発行。主人公は、2018.3、17歳で旅立った三毛猫のもみじ。もみじの写真と語りで、著者との17年が・・・。

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    2019年11月15日
  • 晴れときどき猫背 そして、もみじへ

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    房総半島の鴨川で自然たっぷりの田舎暮らし。
    猫を中心とした動物たちとの触れ合いの日々を綴るエッセイ。
    「晴れ ときどき猫背」を大幅に加筆修正した増補改訂版。
    鴨川での暮らしの中に迷い込んだ2匹の猫。
    彼らとの暮らし、猫のお産と子猫たちの成長。
    馬たちの事。
    そして、農地を求め・・・農場という夢に向かって邁進する。
    そんな人生あみだくじだった鴨川生活を綴っています。
    猫たちの写真は可愛いけど・・・でも、今の生活は・・・ね。
    あの頃は一生懸命楽しかったんだよね。

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    2019年10月23日
  • 天使の梯子

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    前作で脇役だった登場人物のその後を知れて嬉しい。
    失恋した人、という印象くらいだったけど、本作のおかげでその人の人生含めてもっと豊かなイメージに広がった。お幸せに、という気持ち。

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    2019年09月30日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    シリーズ第2弾。
    大学生の勝利と教師になったかれん。
    二人の恋は緩やかに進行中。
    なかなか強引に迫れない勝利…初々しい…
    本当は血の繋がらない いとこ同士なのだけれど、それを知っているのはごく一部。
    なので、この関係を公に出来ないというのもあるのだ。
    この二人の恋はまだまだ続きます。

    2019.8.11

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    2019年08月11日
  • 花酔ひ

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    ネタバレ

    呉服屋の麻子と葬儀屋の正隆は、故人の着物が縁で惹かれ合う。浮気を疑う誠司と千桜は性の快楽に溺れていく。

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    2019年07月09日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

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    なんか救いようのない話。ガーデニングを愛し、フラワーアレンジメント教室を開く咲季子。一見優雅な彼女だが、モラハラ束縛夫にマインドコントロールされる日々。そんな中、颯爽と現れたデザイナーの年下男。咲季子の運命は大きく変わっていくー。...もう、夫のヒドさには眉間に皺が寄りっぱなし。そして死体遺棄の描写は結構リアルで戦慄。暗い読書となってしまったが、こういうの、決して嫌いではない。でも、でも、後味悪いなぁ.....。

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    2019年07月02日
  • 天使の梯子

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    天使の卵続編良かったです(涙)フルチンの一途な思いが良かった。悲しい出来事も乗り越えられてやっとすっきり。3作目も楽しみです。次は歩太が幸せになる番かな。

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    2019年06月24日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    角田光代、吉田修一、村山由佳、柚月裕子、保坂和志、養老孟司。今を代表する気鋭の作家たちの猫エッセイ。紙面の半分は可愛い猫ちゃんのフォト。作家らの優しい素顔にも触れられ、ほんわか癒される。人気作家ばかり。仕事に追われ辛くてどうしようもなく苦しい時、その辛いことに全身で向かわなければならない。それがとてつもなくしんどい。そんな時でも猫の存在は、一刹那にせよ難題の直面を忘れさせてくれる。気持ちの逃げ場が心を楽にしてくれる。そういえば自分もワンちゃんに日々救われている。あらためて思い知らされた。

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    2019年06月08日