村山由佳のレビュー一覧
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おいしいコーヒーの入れ方第4弾。
丈の巧みな作戦で、福岡の父親の元へかれんと二人で出かける事になったショーリ。できちゃった結婚で父と結婚する相手は
昔隣に住んでいた初恋のおねーさんだった。
第4弾はちょっと変わっていた。
かれんが独り立ちしようと頑張っている。
それを見たショーリは焦ってしまう。
焦りからか、嫉妬、束縛、ケンカに発展。
かれんも最初のうちはやさしく包んでいた。が、ショーリの執拗な嫉妬に苦しむ。
ショーリもマネージャーのりつ子に告白され、無理やりキスをされてしまう。その場面を目撃するかれん。
初めてのかれんの家出。
それをうまく取り持つのが丈だった。いい仕事してるね(・∀・)
かれんも嫉妬していたと、ショーリに嫌われるのじゃないかと気が気でなかった事が判明。
大晦日にやっと仲直りが出来て、クリスマスにプレゼントし損ねた指輪も渡すことが出来た。
さぁ、またこれからどうなっていくのでしょう?
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親父が再婚するぅ?突然のビックニュースに福岡に単身赴任している父を訪ねた勝利。父と息子、男同士で過ごす夜、5歳年上のいとこ・かれんへの思いをはじめてうち明ける。まだまだ秘密にしなければならない恋だけど、少しだけ、全身。なのに美術教師のかれんには彼女に思いを寄せる同僚がいるし、大学生になった勝利は陸上部のマネージャーから告白されて。おおやけにできない恋ゆえの悩みが続く。 -
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ネタバレおいしいコーヒーの入れ方、第三弾
かれんの見合い話から始まる。
勝利は前回の二人の初デートで雨に打たれて夏風邪を引いていたが、それどころではない。
どうにか回避でき、二人で鴨川に行こうという事になったが、次章の始まりは勝利の部活の夏合宿に移る。
合宿の最終日、無礼講で飲まされた勝利は、酔いつぶれているうちにかれんの夢を見る。そしてその中でかれんとキスを夢見るのだったが、実はマネージャーのりつ子が勝利に思いを寄せての事だった。
いよいよ鴨川にふたりで行くのだが、帰り際、外房線の不通で帰宅を諦め、二人で鴨川に泊まることになる。これはかれんが言いだした事だった。
お!いよいよタイトルが生きる、ふたりで夜明けのコーヒーを飲むのか???と思いきや、かれんは震えるし、勝利は立たない。
ふたりでただ抱き合って眠るだけだった。
ふたりの秘密の恋がばれるかと思ったが、留守中にかれんの事を好きな中沢が現れ、かれんの母親に彼氏だと勘違いされる。唖然とする勝利。
そして、お父さんから九州へ遊びに来いという連絡が来た。
さぁ、次回は何が起こるのだろうか?
ティーンズの鉄板的な恋愛小説
すらすらと読めてしまった。
恋するふたりに、ライバルのマネージャーと同僚。そして彼らを取り巻く環境。
ドラマチックで、恋愛はこうでなくちゃ!という本当にベーシックで誰もがこれからを想像できそうなお話。
次も読むけどね。
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進展するとみえて、なかなか思うようにすすまない勝利とかれんの「秘密の恋」。互いの心が見えなくて、不安になったりもしたけれど。そんな気分を全て洗い流したくてふたりで来た鴨川。思いっきり海ではしゃいだその帰り、外房線の不通というアクシデントが。「・・・・・・今日は、鴨川にいない?」消え入るようなかれんの言葉の意味が、ようやく理解できたとき勝利は―――。
はじめての、ふたりだけの夜。 -
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ネタバレライトノベル。と言いきっても怒られないと思います。
教科書のような筋書きで、しかもテンポがいいのでリズムだけでスラッと読んでしまえる。現在と戦国時代という場面の変化を上手に使っているせいかも。
村山作品は2冊目ですが、一切の破綻や筆が流れるということがなく、きっちりと起承転結に納まるのは見事。その上で「出逢い」にものすごくこだわっているように感じます。
題材は輪廻転生。と言うよりも、運命の人との出会いを描いた作品なのかな。
女性にとっての白馬の王子様、男性にとってのお姫様。赤い糸で結ばれているのなら、その人との出会いは前世から決められた未来。
約束された少し先の未来までを、時を往き来しながら描く青春胸きゅんストーリー。
映画かアニメのノベライズのような小説でした。
意外と面白かったのは、この手が好きなのからかも知れんよ。 -
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ダイアンの妹アレックスの登場に、初めは不愉快に思いながらも徐々に心を通わす勝利。
しかし、まだ日本での出来事に対して向き合う準備はできないのであった。
今年は二冊同時刊行なので、オーストラリア編の後半という感じです。
最後のかれんとの電話越しでのやりとりで、おいコーの雰囲気が出てたし、「会いたい」じゃなくて「逢いたい」を使っていた所が、本当粋だなーと。
これぐらい言葉に敏感になりたいです。
佐藤先生とのやりとりや、最後のアレックスが勝利を慰めてるシーンは泣きそうになりました。
次巻あたりからもっと動き出しそう!と思いきや、次巻は勝利のいない間の日本の出来事ということらしいです。
どうやってハッピーエンドにもっていくのか、気になります! -
Posted by ブクログ
中学生の時に村山さんを知り、無我夢中で読んだ作品の中の一冊。
最近出された「放蕩記」を読み終え、作者の思いや育った環境等を知り、また読み返してみようと思って再読に選んだ一冊。
タイトルや、表紙、イルカのもたらす人への癒し、海の魅力、チェロの奥深さ、私のストライクど真ん中でした。
私はこの作品でイルカに惹かれ、まだ実現できてませんが「いつか珊瑚の産卵を見たい」という夢を持ち続けています。
ただ、今回読み進めていく中で、どうしても主人公理緒の恋愛面での行動は私には理解に苦しむところがありました。
女として、男に惹かれる。その結果がゲイリーと関係を選んだとはいえ、「傷を負った」理緒があそこまで露骨に人を傷付けられるだろうか。それに激怒した彼の行動も、私には考えられないほどに残虐でした。彼がそこまで豹変するだろうか、と。
そして、突然のFin。
思わず、え、っと声に出してしまいました。
終わり方が唐突過ぎて私には消化不良でした。その後の彼らは想像にお任せします、では無責任ではないか。と、少し残念に思いました。事件や色んな人の思いがやっと見えてきたところなのに、もう少し描いて欲しかった。
ただ、理緒とBJの思いには温かなものを感じました。タイトルが「青のフェルマータ」、フェルマータは私のイメージでは永遠なのですが、人やイルカの命は永遠ではなく時間が限られている、その対比が悲しくもいとおしく思えました。
欲しいと思った時に手を伸ばさなければ、手にいれることは出来ない。若い時は命の終わりなんて考えもしない。無意識にこの日常が毎日続いて行くものだと思っている。だけど、人にフェルマータは無いのだ。そして、手にいれたいと手を伸ばしても、全てを手に入れることは出来ない。
そんなことをこのストーリーから感じました。