村山由佳のレビュー一覧

  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

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    舞台はオーストラリア。これまでとちょっと雰囲気が変わった分、マンネリ化を脱したが、全体的には話の展開が乱暴であるという印象を受けた。シリーズ全体の流れでは前巻から起承転結の「転」に位置するのかなと思いながら読み進めている。こうなると「結」はあまりにも予想通りでも、期待を裏切る予想外の結末でも何となく不満が残ってしまいそう。

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    2015年10月03日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    これまで恋愛に偏っていたテーマが社会生活や自立といったものへと変化しつつあると感じた。ようやく成長の兆しが見え始めた勝利に共感できる考え方が表現されており気持ちよく読めると思いはじめた矢先に、今後の展開が暗く深刻になりそうなエンディングが気がかりである。軽い気持ちでサクサク読めるというのが、ある意味このシリーズの唯一の良さだったのだが。

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    2015年09月23日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    本編は特に波乱もなく少し物足りない。桐島先生の視点で描かれるサイドストーリーは別作品である「もう一度デジャ・ヴ」のサイドストーリーともなっていて、筆者の作品全体の立体感が増して面白かった。

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    2015年09月13日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    ファーストシーズンの回想がちょっと長過ぎる。逆にファーストシーズンの内容はこのぐらいに集約できるものなのかという印象が残る。
    スローペースな展開はこの作品の良さなので、それを味わうようにセカンドシーズンもゆったりと読み続けたい。

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    2015年09月09日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    これまで未熟すぎる主人公にイライラを募らせていたが、ようやく成長の第一歩を感じることができ、また話の展開も比較的早かったので、シリーズ中で最も気持ちよく読めた。

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    2015年08月22日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    本題である恋愛とは関係のない読書に関するセリフに共感。
    「ただ読んでいるだけでは何にもならない。どんなにすばらしい言葉に出会い、どんなに深く心動かされたところで~行動を起こさない限り、目の前の現実は少しも変わらない。~現実を動かすためのテコにはなるだろうが、テコはひとりでには動かない。実際にそれを手に取って使うのは、やはり自分以外の何者でもないのだ。」非常に重く、そして納得できる言葉だ。

    星野りつこの視点でのanother storyは物語に立体感を与えるもので良かった。ただ、恐らく万人の予想の範疇での思考であり、意外にもこういう感情で動いていたのか・・・という新鮮な感覚がなくその点は期待外

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    2015年08月01日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    何気なく手に取ったら一気に読んじゃった。こんな青春小説、久しぶり(苦笑)。いいなあ、若いって。安心して読み切りました。
    それにしてもこの本、初版が98年。だから、97年に卒業した僕と時代がほぼ被る上に、舞台が吉祥寺。まさしく僕の生まれ故郷で、大学時代も殆どそこで過ごした。だから景色はメッチャ懐かしい。大事な場面を作るCDがプロコル・ハルムの「青い影」というのも。僕ら世代には、シルビアのおかげでリバイバルヒットした歌だからね。あのオルガンのイントロが思い出されます。

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    2015年07月29日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    前巻の丈に続き、今回はマスターの目線から描かれるanother story。やはり物語の奥行きを増してくれる。ただ、マスターはもう少し、普通人の感覚を超越した特別な人物であってほしかったが、良い意味でも悪い意味でも普通人であった。
    現在までの登場人物は、皆それぞれが愛される魅力を備えていて、読んでいて不快感が少ないが緊張感もないため、物語全体が弛緩しているという印象。
    作者は、登場人物をいかに嫌われないように描くかを意識しすぎているような気がする。星野りつ子に関しては嫌う人も多いかもしれないが、恋は盲目であるという視点ならば彼女の行動も納得できる。今後も同様の雰囲気が続くことが予想されるが、で

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    2015年07月18日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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    丈の目線から描かれるanother story、ようやく村山由佳さんの良さが発揮されてきた。「星々の舟」など同じ時間軸をいろんな人物の目線で描写する立体的な構成がとても面白いです。星野りつ子の目線から描くanother storyも読んでみたい。

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    2015年07月14日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

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    「彼女の目を自分のほうに向かせておきたければ、僕はそれに値するだけのものをどんどん身につけていかなければならない・・・なぜなら、人は自分よりすべての点で劣る者に恋をし続けることはできないから」
    その通りだと思う。

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    2015年06月30日
  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    遠距離恋愛が始まって、ショーリがまた以前と同じような感じでかれんのことで頭がいっぱいになってしまう、その様子が重いというか、女々しいというか……。
    中沢氏は作者さんにとって都合のいい当て馬なんだろうけど、登場のさせ方がいかにもといった感じ。
    かれんも、ショーリも本当にゆっくりと、少しずつ成長しているんだろうけど……。
    私はこのシリーズは去年から読み始めて10冊を1年で読んだけど、リアルで連載を追っていた人は第1シリーズ完結まで15年かかっているんですよね。
    書いた作者さんも、違うテイストの他の作品を書く一方で、変わらぬこのシリーズを書き続けて素晴らしいと思いますが、リアルタイムで連載を追いかけ

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    2015年06月25日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    花村のお母さんは25歳の娘に対して過保護すぎて、子離れができていないなあと感じた。
    かれんと血が繋がっていないからこそ、なのかもしれないけど。
    あの母親だったから、何もできない娘になったんじゃないのかと思わざるを得なかったですね。
    かれんも成長してますが、最初の頃が年齢の割に幼すぎて……。
    次は1stシーズン最終巻かな。
    なんだかんだ言いながら、楽しませて貰ってます。

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    2015年05月30日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    定番なおいしいコーヒーの淹れ方。話しをすっぽかしても付いていける展開と、ただ読み逃したところが気になってしまうという相変わらずな作風。ただちょっと小難しい展開に持って行きたいのかなぁと感じるのだが、イマイチそこがしっくりと来ない。

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    2015年03月27日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    家にあったからなんとなく読んでみたんだけど。
    なんか、妙に描かれる声が生の声だなぁという感じで面白かったは面白かったが、分かるなぁという感じでもあったが、まさかの、こんな中途半端な感じで終わるとは(笑)。 続き物らしいので仕方あるまいか。(なお、これもすでに7巻 笑。これを7巻読むって…長いな…まぁ漫画のような感覚か。。)
    この主人公たちは、自分とはまとう空気がやや違うけど、あぁ、まさにいる、こんな感じの子・・・!という感じでした。

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    2015年02月26日
  • 花酔ひ

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    ネタバレ

    端的に説明するならば、SとSの夫婦と、MとMのそれぞれしっくり行っていない夫婦が知り合い、お互いの性癖も知ってしまう。しかし、Sの夫とMの妻は『恋』と思い、Mの夫とSの妻は『欲望を消化できる相手』となるところが、この作家さんのよく考えた所だと思う。ともすれば夫婦交換のエロ小説になってしまいそうな物語を、江戸の粋と京都の艶を着物に著してスパイスにしていると思った。
    でも、まぁ、アダルト小説でしたけどね。
    これはブラック村山の方……とは簡単に判断できない人間の業の物語だったけど、おいコーとかと比べてしまうと分類的にはやはりブラックの方だったかと。
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    浅草

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    2017年09月22日
  • ヘヴンリー・ブルー

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    天使の卵、天使の梯子を読んでから
    随分経っていたので
    ざっくりとしたあらすじの様な感じで
    簡単に読めたけど、心に響かなかった
    「天使の梯子」って月がきれぎれの雲間に隠れて
    そこからさす光のことだと知りました
    いい言葉ですね。

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    2014年12月16日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    年齢の割に大人っぽいと思っていたショーリだけど、今回かれんのことで頭がいっぱいになり、色々とやらかしてくれます。
    作者さんとしては、ショーリの成長過程も描きたくて、わざとダメな部分を強調したかったのかもしれないけど、男子があそこまで恋愛脳だとちょっと重い……。
    性欲に関しては異常に我慢強いのにね。

    星野りつ子視点の話も重くて、演歌の世界でした。

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    2014年11月07日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    それぞれスタートラインについたところで、今後のことは読者の想像に任せるといった感じの終わり方でした。
    登場人物それぞれ、いいことを言っているのだけど、爽やかさを出したかったのか、全体的に浅い感じ。
    兄貴と由美子のカップルには最後まで「ふざけんな」と思い、もやっとしたままだった。
    祐介の口調が、園主と瞳子さんが注意したように「スカスカ」耳障り(目障り?)だったので、上巻と同じように☆3個で。

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    2014年11月02日
  • すべての雲は銀の…(上)

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    実の兄に恋人を寝取られた傷心の祐介は実家を離れ信州で働くことになる。
    恋人に振られただけなら、たぶんここまでショックではないのだろうな。
    主人公の1人称で語られているだけに、その兄と恋人は不幸になれと思うくらい腹立たしい(たぶん、ならないのだろうけど)。
    信州の自然の描写や、村山さんの透明感のある文章は素晴らしいけど、主人公の「~ス」という会話文が、どうにもわざとらしく感じるので、☆は3個で。

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    2014年10月31日
  • 天使の梯子

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    天使の卵の続編です。
    卵から10年経過した話。
    歩太たちが大人になっていて、甘っちょろい感じがは薄くなっていました。
    卵の話より共感できたかな~

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    2014年10月24日