村山由佳のレビュー一覧

  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

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    父の再婚。
    俺に母親は必要ないけど、父にパートナーは必要なんだというところがぐっときた。

    かれんとの恋も、少しずつだけど進んでいく。
    嫉妬に苦しむ勝利。
    自信って何なのか。嫉妬とは、自信のなさの表れではないか。
    「信じてもらえない」ことのつらさはどうすればいいのか。

    公にできない関係の2人が、今後どのように自信をつけていくのか、楽しみ。

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    2012年12月28日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

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    夏休み。好きな人と一緒に過ごせると思うけど、思うようにいかない。
    アクシデントで一泊することになったけど、結局、なかった。

    ゆっくりゆっくり進んでいく恋が、ある意味新鮮に感じる。
    主人公は勝利だけど、かれん目線の話も読みたくなるな。

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    2012年12月28日
  • ヘヴンリー・ブルー

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    エンジェルズエッグのアナザーストーリーっても本作を読んでいる身としては端折りversionにしか感じない。映画も見ちゃってるから更にかな。爽やかな村山由佳だったwww

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    2012年12月06日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    初めてこれを読んだ時、そうそうに恋だの愛だの理解していないくせに、あぁ、確かにこれは坂の途中にいるんだな、と思ったものだ。

    今読んでもそうなんだけど、昔読んだほどの坂の途中に対する悲壮感が減った。
    いつもショーリの不器用さにはやきもきする。
    でもかれんの考え方とか行動にはいつも考えさせられる。
    付き合う、という事に対する真剣さ。
    いいなぁ。

    そして星野の辛辣さも。

    恋だの愛だのって、きらきらとろとろの美味しいだけじゃない。

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    2012年11月18日
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

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    村山由佳さん18作品目。

    会社の後輩に天使の卵を薦められたのは、
    もう10年以上前。
    いまだに村山由佳を読んでいて、
    しかも『おいしいコーヒーの入れ方』を
    読み続けていると聞いたら、
    きっと彼女は驚愕するだろう。

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    2013年01月05日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    徐々に、徐々ーに、勝利とかれんとのすれちがいが、明らかになってきた感じがする

    誰にでもやさしいのは、誰にもやさしくないのと一緒。
    というのはかれんに対しても当てはまっていたのかもしれない。
    勝利がみてるのはあくまでかれんの背中で、正面からみていないのかも

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    2012年10月31日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    凍える月のラストからどうなる事かと思ったけれど…勝利は今が踏ん張りどころ。でも、日本で待ってる皆の気持を考えると、早くそっちの状況も聞きたい。

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    2012年10月25日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    このシリーズ、勝利に課せられた試練というのが勝利自身の責によることが多いですね。同性から見ると、主観的に見ても客観的に見てもやるせない。

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    2012年10月22日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    かれんが生きる道を決め、その準備段階。丈はいつも2人に良い刺激を与えてくれて、愛着が持てますが、今回もまた、丈の事が好きになりました。そしてかれんの焦らしっぷりは、半端ありません。同性から見ても襲いたくなっちゃいます笑。

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    2012年10月22日
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

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    優しい秘密だけでなく、様々な「秘密」が描かれている。今回は星野の辛さ、痛みが怖い位に表に出てきてしまって、読み進めていくのも、気が重かった。でもこれで星野も少しは落ち着いたのかな、と期待したい。

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    2012年10月22日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    勝利が壁にぶつかりながらも、答えを見つけだそうと、迷いながら進もうとするお話。災難だらけの勝利に頑張れ、と応援したくなると共に、もっとしっかり!と叱りたくもなる。

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    2012年10月21日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    1ページの文字数が減ってきたような気がするのは気のせいだろうか。鈴木さん登場などの変化もありますが全体的にいちゃいちゃ。しかしかれんはもっと怒っていいと思う。

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    2012年10月20日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    セカンドシーズンの最初はファーストシーズンを振り返りから始まる。

    相変わらず遠距離恋愛のショーリとかれん。そして家庭教師先の先輩のおませな妹にはいつも閉口させられていた。
    変わったことと言ったら、アパートの隣に住んでいる鈴木さんの息子を週一で預かり、そのお返しに鈴木さんにスポーツマッサージをしてもらい始めたということ。
    久しぶりにかれんが鴨川から帰ってくることになったとき、かれんから「そっちに帰るの土曜日になりそうって言っちゃった」と言ってきた。
    久々にかれんとデートと浮かれていたショーリだったが、いつからか歯車がかみ合わず、星野りつ子と二人で食事をしていたことがばれてしまう。
    きまずいまま

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    2014年09月13日
  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    ショーリが部活でスランプになってしまった。鴨川で丈とふざけてウォーミングアップもせずに跳んでしまったあの時から。
    風見鶏を首になったショーリは原田先輩の妹の家庭教師をすることになる。そこでの恋愛話はショーリにとっては赤面するくらいの話だった。
    うまくかれんとの距離を縮められないショーリは部活でしつこくからかわれた太田に怪我をさせてしまう。
    色々とかれんと話をしたくて、電話をするのだがなかなかつかまらない。
    余りにも繋がらないので心配して施設に電話をしてみると、過労で入院していたのだった。
    急いで鴨川まで出向き、病院に向かったショーリの目に映ったのは中沢先生にエスコートされて車に乗っていったかれ

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    2012年10月12日
  • 青のフェルマータ

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    ネタバレ

    小学校だか中学校の時だかあやふやだけど、ジャケット買い。
    月並だけどイルカが好きだったので、さぞかし瑞々しい青春ストーリーだろうと思って読んでみたら、相当エロくてびっくりした覚えがある。
    今思えば大人へのステップアップのきっかけになった本かも(爆

    ずいぶん昔に読んだのに結構内容覚えてます。
    主人公は声を失った女の子で、イルカセラピーを受けるためにオーストラリアに滞在。
    この人物背景からおとなしくて繊細な子なのかなと思ったけど、結構ギラギラしてる子なんだって思ったのが印象に残ってる。
    でも最後はいただけなかったなぁ。イルカ好きなだけにね。

    残念だったのは声を取り戻すシーンとかあっけなかった気

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    2012年10月05日
  • 翼 cry for the moon

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    ネタバレ

    村山由佳の小説は長いけど、映画を見るみたいにすんなり読める。

    良いお話だったけど、マフィに感情移入できなかったせいが
    ところどころ消化不良。
    ラリーは、パンチは…

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    2012年09月19日
  • 青のフェルマータ

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    青=海、フェルマータ=イルカの姿。精神的ショックから言葉を発せれなくなったリオが、野生のイルカを通じて、自我を取り戻していく。「イルカから癒しをもらう」という一方通行なアニマルセラピー的なものじゃなくて、心や身体をを通わせることに重きを置いている。

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    2012年08月29日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

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    おいしいコーヒーの入れ方第4弾。

    丈の巧みな作戦で、福岡の父親の元へかれんと二人で出かける事になったショーリ。できちゃった結婚で父と結婚する相手は
    昔隣に住んでいた初恋のおねーさんだった。

    第4弾はちょっと変わっていた。
    かれんが独り立ちしようと頑張っている。
    それを見たショーリは焦ってしまう。
    焦りからか、嫉妬、束縛、ケンカに発展。
    かれんも最初のうちはやさしく包んでいた。が、ショーリの執拗な嫉妬に苦しむ。
    ショーリもマネージャーのりつ子に告白され、無理やりキスをされてしまう。その場面を目撃するかれん。
    初めてのかれんの家出。

    それをうまく取り持つのが丈だった。いい仕事してるね(・∀・

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    2012年08月27日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

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    おいしいコーヒーの入れ方、第三弾
    かれんの見合い話から始まる。
    勝利は前回の二人の初デートで雨に打たれて夏風邪を引いていたが、それどころではない。
    どうにか回避でき、二人で鴨川に行こうという事になったが、次章の始まりは勝利の部活の夏合宿に移る。
    合宿の最終日、無礼講で飲まされた勝利は、酔いつぶれているうちにかれんの夢を見る。そしてその中でかれんとキスを夢見るのだったが、実はマネージャーのりつ子が勝利に思いを寄せての事だった。

    いよいよ鴨川にふたりで行くのだが、帰り際、外房線の不通で帰宅を諦め、二人で鴨川に泊まることになる。これはかれんが言いだした事だった。

    お!いよいよタイトルが生きる、ふ

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    2012年08月20日
  • 永遠。

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    ネタバレ

    亡くなる前に母は、娘弥生と幼なじみの俺に話してくれた。
    かつての恋人であり、弥生の父である人について。

    「一度誰かとの間に芽生えたつながりは、ずーっと消えずに続いていく」

    忘れたくても忘れられないのは、自分にとって大切な人だったから。

    後書きの長さに驚いた。
    無駄な部分がなくスパッと簡潔にさらりと書かれてる)^o^(

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    2012年08月19日