あらすじ
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作家・村山由佳の盟友であり、17歳で今生を旅立った三毛猫・もみじ。彼女の軽妙洒脱な関西弁のことばが、時にユーモラスに、時に厳しく、時に切なく、私たちの心に沁みこんできます。著者自ら撮影した愛あふれる写真に添えたエッセイ、オールカラーで待望の書籍化!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
もみじちゃん、
虹の橋を渡り、痛みも苦しみも無くなって、自由にあちこち飛び回れるのに、毎日、かーちゃんに呼ばれて忙しいね~
子猫の頃、チョーかわいい!!!
「ネコイキ」でのエピソードが写真ですごくよくわかったよ。
かーちゃんを、すぐアホや~、というけど、
猫を飼っている人はみんなアホになるんや。
ところで、なんで、関西弁なんや?
へへん、てそっぽ向かないで。
Posted by ブクログ
村山さんの小説は随分昔に読んだことがあったくらい。この作品はネットで知った。猫好きで猫と一緒に暮らしていることも初めて知った。見た目の愛くるしさと、こってこての関西弁での口の悪さが妙にマッチして、しばしば泣きながら笑った。愛情ダダ漏れの写真と文章、ほんまによかった。
Posted by ブクログ
Twitterで見かけて、読みたいと思った。
村山さんのTwitterフォロワーで、もみちゃんのことは知っていた。
虹の橋を渡った時のこと、覚えている。
その後、「ねこいき」を出されていたことは知らなかったので、先にこちらを読んでしまった。
このあと、「ねこいき」を読みたいと思う。
もみちゃんの関西弁、とっても良い。
誇り高いもみちゃんの言葉の裏には、かーちゃん、とーちゃんへのとっても深い愛が含まれている。
優しく優しくなれる。
もみちゃん、もうちょいしたら、かーちゃんのとこへ戻ってあげてな。
Posted by ブクログ
同著者のエッセイ「猫がいなけりゃ息もできない」を読んで初めてもみじの存在を知り、すっかりもみじのファンになった。パステル三毛とまんまるの目が可愛い。
この本は、その後日譚というか、もみじが旅立ってからもみじの目線で色々語ってくれるもの。関西弁が面白いし、写真も可愛くて癒される。
家族として一緒に過ごしてきた大切な猫や犬など亡くされたばかりの方にも寄り添ってくれる本だと思う。
私も猫を迎えたばかりで、いつか別れが来ると考えただけで泣けてくるけど、「生まれ変わり」という考え方は素敵だな。
Posted by ブクログ
村山さんのペットロスな気持ちがいたいほど伝わってくる、でも愛にあふれたすてきなエッセイだった。
もみちゃんが服をお着替えして戻ってくるっていう発想、ステキだな
Posted by ブクログ
表紙のかわいいコに目を奪われ思わず手に取りました。が…そうか、このコはもうあちらに逝っちゃったのか…
村山さんの著作はほぼ読んだことがないのですが、経歴(離婚やら同棲歴やら?引っ越しや飼ってた動物が増えたり減ったりとか?)をなぜか目にすることが多く、本書は写真集にむしろエッセイ(?)がついてる体なので一層親近感がありました。
それにしても自慢するだけある美人さん!
かなしいはずなのだけど、関西弁の上から目線の言い分を読んでいたら何だかほっこりしてきます。
ある程度時間が経ってるからでしょうかね。
こちらの前に出たもみじちゃんの本は読んでませんが、きっとそちらは日が浅いうちの文だからもっと切ないのだろうなと思います。
猫好きでない方はあんまり手に取らないでしょうけど、でも「そいでもちょっと見てみぃ」と訴えたくなるかわいさです。
Posted by ブクログ
2018年3月、17歳で今生を旅立ったもみじの視点で綴る、オールカラーのフォトエッセイ。
ツイッターで大人気だった三毛猫・もみじ。
村山さんを介したもみじの関西弁がキュートで味わい深い。
写真はもちろんどれも可愛いが、撮影者の愛情が伝って来て、愛おしさがしみじみ。
昨年「人は二度死ぬ」と言う話を聞いた。
一度目は肉体の死、そして二度目の死は生きている人から完全に忘れられた時の魂の死。
きっとペット達も同じ。
もみじの肉体はなくなったけれど、村山さんに毎日話しかけられているもみじは村山さんの心の中で永遠に生き続けるだろう。