村山由佳のレビュー一覧

  • 花酔ひ

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    官能小説のためかなり刺激的なシーンがありましたが、それも含めて面白かった!

    出会ってしまった4人が、これからどうなってしまうのかとワクワクしていましたが最後は残念な終わり方に。
    不倫なんて、ハッピーエンドはありえないですからね。

    でも誠司さん、なんであんなことになったのか私には分からなかったです。会いたいと焦がれる相手がいるのに。恋するキラキラとはかけ離れていて、きっと恋とかそんなんじゃなかったんだろうな。

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    2026年07月07日
  • 花酔ひ

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    読みながら官能シーンはドキドキ。
    誠司と千桜のシーンよりも麻子と正隆のシーンをもっと読みたかった。
    千桜が正隆といる時には見せない顔を誠司には見せていて、それがまた読みながら別人みたいで怖くもあった。普段パートナーには見せていない顔、本人ですら気が付かなかった顔が相手が変わると出現することがあるんだな。
    この後どうなったのかが気になる。現実はここから続いていくものだし。

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    2026年07月05日
  • アダルト・エデュケーション

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    文章の表現が秀逸。難しい言葉じゃなくて、会話も多いけど、情景描写の視点が面白く、鮮明に映る。
    1話ずつも短くて読みやすいけど、こちらの感情が揺さぶられることはあまりない。同じ作者の他の本も読んでみたい。

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    2026年07月02日
  • しっぽのカルテ

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    購入してから長いこと積読していて、少し気の滅入る作品が続いたので、心のリハビリがてらに手に取った5編の短編集

    動物をめぐるお仕事小説かと思いきや、それぞれのキャラクターの人生に訴えかけるヒューマンドラマでした❗️

    一風変わった院長の北川 梓に興味を引かれ、『第一話 天国の名前』では少し張り詰めていたサブキャラの真田 深雪が、ちょっとずつ緊張の糸を解いていく様子がとても丁寧に描かれていて、読んで正解の作品でした❗️

    好きな話しは、『第三話 幸せの青い鳥』と『第四話 ウサギたち』の2編です❗️

    続編が連載されているようなので、気長に出版されるのを待ちたいと思います

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    2026年06月30日
  • Row&Row

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    村山さんの作品を読んだのは始めてだった。
    初めは、本の分厚さにきっと途中で断念するだろうなと思ったが、読んでいくとどんどん世界観に引き込まれていった。
    後半はどうなるの?どうなるの?と続きが早く読みたくてしかたなかった。
    まさかの結末になったが、この夫婦が同世代ということもあり、自分のことのようで読んでいてわかるーと思う部分がたくさんあった。
    どこの夫婦にもこういう時があって、それを乗り越えて熟年夫婦になるか、離婚するかという結末になるんだなと改めて思った。

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    2026年06月29日
  • ミルク・アンド・ハニー

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    ネタバレ

    まるで自分みたい、と思う女性も多いのだろうか。愛されたいという欲望には抗えない。苦しさにも似た愛しさ。タイトルは聖書の引用だとか。

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    2026年06月29日
  • しっぽのカルテ

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    村山由佳さん PRIZEに続いて2冊目。
    PRIZEとは全く違う内容で、私はこちらの話の方がとても好きでした。
    長野県にある動物病院の院長はじめ、スタッフ、動物たちとその飼い主に起こる5話。

    第2話 それは奇跡ではなく と、
    第5話 見る者 の中の院長のこども時代の話は泣けた。
    わが家にも猫が1匹います。
    いない頃には戻れないくらい、いてくれるのが当たり前で、癒しそのもの。

    力強い院長の存在がカッコいい。
    動物のお医者さんの知識は計り知れないなと思いました。尊敬します。

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    2026年06月28日
  • しっぽのカルテ

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    動物病院を舞台に、飼い主と動物、病院で働く人達の物語。どのお話しも、動物の命を引き受けることの責任を強く感じさせられる内容でした。
    愛犬と暮らす私にとって、『それは奇跡ではなく』は、どうしても自分の境遇と重なってしまいます。いつか久栄さんのように、愛犬を苦しみから解放してあげるために決断しなければいけないこと。飼い主としての責任を改めて痛感しました。
    物語のサイドストーリーとして、土屋高志と深雪の関係が描かれていますが、『カウンターの端をつかむ男の手と指は、乾いて荒れてはいるものの、清潔で大きい。首の腱をくっきり浮き上がられせてこちらを向いた彼の視線が、ようやく深雪の上に戻ってくる。』という描写が、恋をしている人の目線をうまく表しているなぁと感じました。
    村山さんは、PRIZEとDANGERも最高でしたが、また違った読み味のこちらの作品も良かったです。続編期待しています!

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    2026年06月28日
  • はつ恋

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    恋愛小説がそこまで得意ではない私もこちらは好きでした。家や自然、食事といった暮らしの描写がとても美しく、読んでいて心地よかった。空気が澄んでいる感じ。
    2人のなんか甘酸っぱいところもありつつ、収まっている関係性が良かった。

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    2026年06月28日
  • 天使の柩

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    夏姫も歩太も未熟なまま、大人への階段を登り傷つきながらもそれぞれ恋をし、魂の成仏への葛藤をしている中

    茉莉という14歳の主人公を前にして、しっかり成長した大人になっていて
    成長物語に感じた。
    精神的虐待を受け安心できる大人に出会うまでの苦しさもよく描かれている。

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    2026年06月23日
  • 天使の梯子

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    高校時代から気になっていた先生と再会する恋物語。
    主人公の一途な姿に素敵だなと思った!
    過去にとらわれず、前に進んでほしい。
    幸せになってもらいたい!
    前作があることを読み終わってから初めて知った!

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    2026年06月19日
  • 妖し

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    ネタバレ

    アンソロジーは結構当たり外れがあると思っていて、今回は当たりでした。
    怪異をテーマに10人の豪華な作家が描いた作品です。
    アンソロジーの短編集は作家が変わるが故に薄味になりがちなイメージですが、どの作品もしっかり味があって良かったです。
    個人的には、「わたしキャベンディッシュ」、「かぐわしきひと」が特に良かったです。
    アンソロジーは普段読まない作家に出会うので、定期的に読みたいなと思いました。

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    2026年06月19日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    展開が早く、テンポよく楽しく読めました!
    美登利は本当に孝之のこと好きだったんかな?

    ドラマ化したら不倫ドラマとしてバズりそう!

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    2026年06月12日
  • ありふれた愛じゃない

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    タヒチの風景が鮮やかに眼前に現れるような力のある文章と、『いや、あり得ないだろ!』と思うくらいの元彼との再会が、見事に混ざり合っていて、とても読み応えがあった!!
    村山さん初めて読んでみたけど、ほかの恋愛小説うまいんだろうな!と思った。

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    2026年06月10日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    下巻は展開が早くて少しも退屈しなかった。
    夫の孝之が最後まで救えない人間すぎて辟易しながら、何とか妻の涼子に救われてほしいと思って読んでいた。下巻の方が自分に刺さる表現が色々あったのと、佐伯ポインティの解説がとっても納得した

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    2026年06月09日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    こんな夫婦ってあるんだろうなぁ。。。
    男女それぞれの状況で自分はどんな言動をするのだろう??
    夫婦それぞれの仕事や生活・・・
    大きく変化しないと思っていたところに変化が訪れた時・・・
    下巻が楽しみです。

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    2026年06月09日
  • 雪のなまえ

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    学校には通えなくなってしまったけど、移住してきたことによって、素敵な大人たちに囲まれて、素敵な経験ができて。大輝くんがとにかく真っ直ぐで、彼のような友達が欲しいなって思った。なかなか不登校になってしまうと戻れないのは仕方がないけど、人との繋がりを持ち続けることは大切なんだなと感じた。親も子供も周りの人も、みんな影響し合いながら成長しているんだな。

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    2026年06月09日
  • ありふれた愛じゃない

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    バカンスに行ったような満足感・充実感が文章から得られる!
    誰しも竜介に重なる過去の人がいるのでは??

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    2026年06月07日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    読んでいてナチュラルな計算高さ、
    若い女性性を前面に出す感じにイラ!

    それに流され、
    狭いコミュニティで生きて
    向上心や自分で変えようとする孝之にイラ!

    涼子は強いよ。
    都会で生きるバリキャリをぎゅっと詰め込んだ感じ。

    涼子が孝之にイライラするのはわかるよ、、。
    あんなだらだらしたLINEを戦闘モードになっている時に言われたらいやだよね、、、、。

    下巻も楽しみ!

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    2026年06月07日
  • PRIZEープライズー

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    「どうしても直木賞が欲しい」
    作家天羽カインは本を出せばベストセラー、映像化作品多数、本屋大賞にも輝いているが直木賞は受賞できない。評価されないのは何故?

    昨年の直木賞と芥川賞はどちらとも該当なしで話題になったのと本屋大賞3位と言うのもあり、興味を持ったので手に取りました。
    直木賞を選考する上での内容や作家の苦悩、作家と編集者との関係性やプレッシャー等、普段分からない濃い内容で面白かったです。
    読んでいるこちらにもピリピリと緊張感が伝わってくる迫力と登場する作家のクセの強さが印象的でした。

    作家と編集者の努力の結晶をこれからも楽しく読ませていただきます。

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    2026年09月18日