村山由佳のレビュー一覧
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ネタバレ刀根秀俊
母親の愛人から虐待される日々の中、ヤクザの九十九誠に目をかけられ、裏社会に引き込まれていく。
桐原美月
神社の娘。ある能力を持つ。中二の夏以来、他の三人を見守りつつも密かに秀俊に想いを寄せている。フリーのライター。
中村陽菜乃
神経質な母親の過干渉にあらがえない、奥手な少女。よく傷だらけで現れる秀俊を気にかけていた。
正木亮介
男女共に人望の厚いクラスの委員長。世渡り上手な切れ者だが、「ある事件」で人生が一変する。
佐々木幸三
九十九の舎弟格。
真帆
美月の娘。
刀根真一郎
秀俊の養父。秀俊が小学三年生の時に、働き盛りで死んでしまった。
江利子
秀俊の母。
南条和也
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感想
家族それぞれに事情、人生、経験や思い出があるんだなぁ。
バラバラに見えても切っても切り離せない関係がある。
あらすじ
暁は後妻の母親が死にそうとのことで帰省する。後妻の母親が連れてきた妹の沙恵と父親と後妻の子供の美希、兄の貢という家族構成だった。
暁は家を飛び出して、久しぶりの帰省だったが、その飛び出した原因が沙恵との恋で、沙恵が実は父親と後妻の子供だったことが分かりショックを受けてのことだった。
末妹の美希は、パートナーがいる相手との恋しか出来なくなっていた。それは暁と沙恵がそのような関係になったことに起因していた自分のそのような性癖を嫌ってもいた。
沙恵は、レイプ同然で処 -
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どうすればいいかわからない。助けてほしい。
高画質すぎるグラフィックと、若くて太い感情がこの短い2時間の間で流れ込んできて、脳が誤作動を起こしてる。
歩太は、まさに、魂の線が細くて、お湯で薄めすぎてしまったコーヒーの味(読んでる間に思いついた)がするんだと最初は思ってたけど、読み終わった後味は、本当に濃くて濃くて濃くて胸焼けしそうなものだった。
疲れた。
村山由佳のエネルギーには恐れ入る。このくらいの胆力がないと還暦を過ぎてあの生命力に満ちた品のある美しさは出せないのかな。お目にかかったとき(1/11)すごくしなやかで綺麗な人だ!ってメロメロになっちゃったけど、今(1/15深夜27時) -
Posted by ブクログ
おいコーを読んでいた高校時代、その後村山さんの官能的な表現を求めて読み漁った時代を経ての、雪のなまえ。
いつか息子に読ませたいなぁと思った。
沢山村山さんの本は読んだけれど、どれもその主人公からみた世界の描写がとても美しいんだよなぁ。特にこの本は、田舎の景色のなんでもない美しさをなんでもないように散りばめてあって、それに、気づけた時の喜びったらなかった。
話は綺麗にまとまり過ぎている気はするけども、うまいんだよなぁ懐に入るのが。重松さんよりも、淡く控えめだけどじんわりくるようなヒューマンストーリー。夏の太陽と、冬の陽という印象。 それにしても、私はやっぱり本が好きだなぁ。