村山由佳のレビュー一覧
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おいしいコーヒーのいれ方シリーズ最終巻
26年19冊の長期に渡る物語がやっと完結
とは言いつつ、毎年1冊ずつ発刊してて最終巻だけ7年越しなわけだけれども
「凍える月」からの決して消せない出来事もなんとか解決に向けて動き出したようで何より
ってか、当時は僕自身、子供が生まれることに関して敏感になってた時期だったので、勝利の事がどうしても許せなかったんだよね
でも、時が経って今やその子も8歳だし、多少は客観的に見られるようになったかな
しかしまぁそれでも、もし自分の子供が誰かのせいで生まれることがなくなったとしたらと思うと今でもかなり難しいな
だからこそ、マスターのセリフには涙を流しながら読 -
Posted by ブクログ
息子の学校の入試問題に出題された本を読め始めたのだが、なかなか考えさせられる本が多い。
必ずと言っていいほど、いじめや親が亡くなってしまうという内容が描かれることには、閉口してしまう。しかしながら、その後の主人公の成長には感動する。
今回は、やせ我慢、武士は食わねど高楊枝についての言葉が印象に残った。
誰だって、四六時中、理想の自分でいることなんかできやしない。かっこ悪くて情けない自分がいるのをわかっていながら、せめて周りの人間にはそれを見せまいとして歯を食いしばる意地みたいなものが、俺はけっこう大事だと思うんだな。
また、村山由佳さんの作品を読みたい。 -
Posted by ブクログ
もみじの言い分。を先に読んだ。
村山さんのTwitterは、ずっとフォローしていたが、リスト化をしてツイートを読むというよりも、タイムラインに偶然あったもんを読む派の自分は、もみじの闘病記を詳細には知らなかった。
亡くなった時だけは覚えている。
おつかれさま、もみじちゃん。と、コメントしたことも。
ただ、亡くなる前のツイートを振り返って読もうとしなかったのは、読みたくなかったからだったのかもしれない。
本著前半は、もみじと村山さんとの楽しいステキな生活に、時にニヤニヤし、時にほんわかしながら読んでいたが、最後は泣いた。
最後の最後まで本当によくがんばったね、もみじ。
もみじは、猫ではな -
Posted by ブクログ
ネタバレ不覚にもまたこの天使シリーズに泣かされてしまった。
『天使の卵』を読んだのはいったいいつだったろう。歩太と春妃の純粋で哀しい愛情にものすごく心を揺さぶられた。
『天使の梯子』『ヘヴンリー・ブルー』と続き、この作品がある。人が絶望の中で苦しみもがきながらも、結局は人とのつながりの中に救いを見出していくところが共通している。
14歳の女子中学生茉莉を中心に話が進んでいくのだけれど、「きみを見てると、時々ふっと思い出す。もし、あのとき生まれていたらー今頃はきみの一つ下だった」という歩太の一言で涙腺決壊。ああ、そうか、そうだったのか、ずっと春妃とおなかの赤ちゃんとともに歩太は生きてきたんだ、と胸がいっ -