村山由佳のレビュー一覧

  • 雪のなまえ

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    いじめを受けて、学校に行けなくなった雪乃。
    そんな雪乃を見て、父親である航介は仕事を辞め、妻の英理子を東京に残して、祖父が暮らす長野で雪乃と新生活を、それも今までやったことのない農業を始めることに。
    母親は東京で、父親は長野で農業を、雪乃はまだ学校に行けないでいるが…。

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    学校に行けなくなった、ではないと思う。
    学校に行くことをやめた、ではないかと思う。
    ずっと惰性で続ける方が楽で、適当に誤魔化すことのほうが簡単。
    でも我慢する心は確実に疲弊していって、気付かないうちに壊れてしまう。一度壊れるとなかなか治らない。
    そうなる前に、学校に行くことをやめることができた雪乃はとても偉くて強い

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    2025年11月25日
  • 雪のなまえ

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    何回か泣いた
    人ってたぶん本来、自分自身で少しずつ回復して前を向いて生きていく力をみんなが持ってる気がする

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    2025年11月19日
  • 二人キリ

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    構成の素晴らしさ!
    猟奇的な事件が、少しずつ、いろんな方向から1人の人を描き出していく。
    途中何度も息苦しくなるようなエログロに目を背けたくなる描写もあったが、吉弥さんとRの話はとても良い息抜きとなって、また先を読み進めたくなる、本当にすごい小説。
    その時の2人にしか分からない、濃密な狂気な世界の中にいたのだろうことが想像できるようになっていった。

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    2025年11月16日
  • 星屑

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    2年ぶりに再読
    主人公も良いが以外の登場人物がとても良い味を出している
    うーん、とてもいいです
    また2年くらいしたらまた読んでみよう

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    2025年11月15日
  • 星屑

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    2025.11.11〜11.16

    清々しい。歌が命なんだろうな。本当に歌が好きなんだろうな。
    昭和の歌番組を知っている人間としては、今の歌番組のつまらなさを痛烈に感じる。その原因がわかる1冊だと思う。
    私はこの作家のドロドロの恋愛ものより、このタイプの方が好きです。もっと、こういうのを書いて欲しいのに。

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    2025年11月16日
  • 遥かなる水の音

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    ボリューミーで読み応えありましたー!
    一緒に旅行してる気分に浸れる旅行記みたいでもあり、恋愛もあり、ハラハラもあり。
    最後の最後でタイトルの回収されてて、最後の最後で泣かされました!
    人を愛する、大切に思うことの偉大さ。
    私も日々、周りの人達を大切にしよう。

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    2025年11月06日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    こんなにも甘酸っぱい恋があっただろうか。
    嬉しい事があると世界がピンクになるような。
    悲しい事があると世界が灰色になるような。
    それぐらい意味わからないぐらい
    犯罪的に愛してる
    それでいいじゃないか。

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    2025年10月22日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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    ネタバレ

    この最終巻を読みたくて、1作目から再読しようと試みて5年経っていました。第1刷を買ってからずっと家に積読していたとは…
    ただ、言えることは1作目から読み直して、しっかりとおいこーのシリーズに浸り直してよかったと思います。
    誰もが納得できる終わり方ではないかもしれないが自分としては言うことなしでした。
    心を取り戻していく前半は読者としても涙腺崩壊。後半はこのままバッドエンドなんか認めたくないとはらはらしながらも残り少なくなっていくページを捲り。
    最後は、やはり勝利とかれんで締めくくられてほんとによかった。
    いつかどこかでまたこの作品を読み返したくなる時がくる気がします。
    ただの恋愛小説ではなく、

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    2025年10月13日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    中学生の時初めて読んだ恋愛小説。
    こんな切ない大人の恋物語に戸惑った。
    これを読んでから小説にハマりました。

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    2025年10月13日
  • 二人キリ

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    定吉二人キリ

    完全にR18。未成年は絶対に読んではいけない。

    愛人の男石田吉蔵を絞殺し、局部を切り取るという凄惨な「阿部定事件」。
    犯人の阿部定を、事件の真相を、吉蔵の婚外子である吉弥が追う。

    尋常じゃない深さの狂った愛。
    性愛の極北に至った二人。

    怖いけど、こんなふうに愛されてもみたい。
    愛し満たされるのであれば。

    ・・・・とは、さすがに思わない笑
    けど、吉蔵は首絞めもちん切りも含め、全てを受け入れていたのかもな。
    吉蔵の定に対する愛の形は、エーリッヒ・フロムが説く、愛する技術を彷彿させた。
    (もちろん、不倫という時点で、全く違うのですが・・・)

    定のことはなんか憎めなくて、とい

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    2025年10月09日
  • 二人キリ

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    息苦しいくらいの究極の愛だった。
    すごいものを読んでしまった。
    読んだ後に残るこのなんとも言えない気持ちはなんだろう。
    とにかく村山さんの文章が繊細で凄まじく惹き込まれる。
    ページ数が多いのにもっと読んでいたいと思わされる筆力。すごすぎました…。
    言葉にならない。

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    2025年10月06日
  • 雪のなまえ

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    不登校になってしまった女の子
    田舎の曾祖父母の多くは語らない言葉やそっけないが優しさ溢れる態度がとても沁みる
    また両親の子供に対する愛情の注ぎ方も納得
    人としての生き方を改めて考える機会に
    とても、とても良い小説でした

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    2025年09月26日
  • 二人キリ

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    面白かった。
    どんどん、お定さんのことが好きになってくる。
    阿部定事件を、あの有名な事柄程度しか知らないからこそ
    この物語を楽しめた。
    そして吉弥さんのことも好きになってくる。

    校長先生がとても良かった。でも可哀想だった。
    先生との旅行のために買った石鹸箱のくだりとその後がたまらない。

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    2025年09月25日
  • 【新装版】BAD KIDS

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    【おすすめポイント】
    爽やかでみずみずしく最高に痛々しい小説。

    1990年当時のみずみずしい、ひりつくような感じ。当時の、山田詠美とか好きな人には刺さるはず。

    【残念ポイント】
    特にないけど、村山由佳の初期作品だから、2025年現在と比べて多少荒削りではあるかも。

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    2025年09月16日
  • 花酔ひ

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    ダブル不倫の話。(夫婦同士で不倫しちゃう的な。交換夫婦みたいな)

    4人目線で物語は進んでいきます。

    テーマは秘めるなのかな?と思いました。

    麻子の方は、相手への思いをひたすら秘める感じで。

    一方、千桜の方は、性癖を秘めるという感じ。

    切なさと、官能に溺れていく様を見ている感じです。

    お互い不倫しているのだから、交換しちゃえば?という、簡単なものではなく。

    結婚した相手も生活の一部になっているので、いないと困る。そんな中での不倫の話。

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    2025年09月13日
  • 星屑

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    昭和の芸能界、対照的な2人の少女をマネージャー目線で描いたお話し。
    2人が成長していく姿は可愛らしく微笑ましい。
    ドロドロした部分はなく周りの大人も優しくて、爽やかな青春小説のような印象も。
    マネージャーに感情移入しすぎて最後は泣けた。

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    2025年09月11日
  • 雪のなまえ

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    この類いの小説の中では1、2を争うぐらい胸に刺さりました。一番良かったと思うところは、雪乃ちゃんが小学生の高学年でイジメにあって不登校になってしまうのですが、自分も不登校だったのでなんで行けないのか?なんで行かないのかが痛いほど分かってしまう文章の表現。昔は学校に行くのが当たり前だという時代。そんな時代でした、自分は。しかし、この小説で出てくる両親は子どもの気持ちがよく分かってくれていて優しく受け入れてくれています。でも中には心無い人もいて、厳しく言う人もいるのですが、周りの優しい人達に囲まれて、少しずつ雪乃ちゃんは強くなっていきます。特に同い年ぐらいの友達の存在が凄く大きくて、カッコよくかん

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    2025年09月09日
  • 花酔ひ

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    ネタバレ

    ここ最近読んだ本でいちばんよかった。朝の電車で読むべきではなかった。
    全員の性に溺れていく様が、エロい。自分の性癖をはっきりさせなくてはならない。

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    2025年09月03日
  • 記憶の歳時記

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    デビュー30周年記念エッセイ。
    今回、続けてエッセイを4冊読み切った。

    作品の中にも、自伝的な要素を感じられていたけど、
    エッセイで、より深く村山作品を理解できた気がする。

    母親との確執は、どんなに傷ついたことだろう。
    え?と思うエピソードが満載だった。
    それも、小説の肥やしになっているのだろうけど。
    「もっと愛してほしかったとは思わない。
    ただ、愛させてほしかったな、と思う」
    胸が苦しくなる言葉。

    2度目の夫は、なんて奴!
    たくさんの借金のせいで、必死で働いた話は、今回初めて知った。

    波乱万丈な人生の中で、たくさんの命と出会い別れを繰り返し、今の幸せがあるんだ、と知った。
    全部全部、

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    2025年08月27日
  • 晴れときどき猫背 そして、もみじへ

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    2002年に刊行された鴨川での「楽園」の復刻版。
    下にコメントが付いていて、楽しめる。

    もみじの祖母であるこばんの子育て、
    こばんの娘でもみじの母である真珠の子育て、
    それだけでもストーリーが凄すぎる!
    猫嫌いの旦那第一号もメロメロにするほど。

    もみじの兄弟たちは、どんな猫生をすごしたのかな・・・

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    2025年08月27日