村山由佳のレビュー一覧

  • 星屑

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    オーディション番組からデビューしたグループを推しているので、この本で素人から芸能界に入る裏側が見れたようでとても面白かったです。

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    2025年02月09日
  • 翼 cry for the moon

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    父親の自殺を見てしまい、母親からは周りを不幸にする。と言われて育てられた真冬。

    日本を捨ててアメリカで子供のいる男性と出会い、やっと幸せになれると思いきや、男性が子供と真冬を残して亡くなってしまう。

    その後、お葬式をするために男性の故郷アリゾナ州へ。

    テーマは変わることが出来る。じゃないかなぁと思います。

    周りからどう評価されても、自分を変えれるのは自分。自分の気持ち次第でどうにでもなれる。ということじゃないかなと思います。

    題名の英語の意味にもはっとなります。(まともじゃない母親から求めても無理だよね)

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    2025年02月01日
  • 私たちの近現代史 女性とマイノリティの100年

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    ネタバレ

    二人の出会いから、関東大震災後朝鮮人(・中国人・アナーキスト)虐殺事件、それに対する否定論、伊藤野枝/『風よ あらしよ』、シベリア抑留/慰安婦/『星々の舟』、女性とマイノリティ、村山さんの恋バナ、男性遍歴、そして物語の危うさと希望まで。マイノリティに対して厳しくなっていく時代のなかで、事実をみつめて、「分かりやすい」(けれど、まちがった)物語=流言飛語にとらわれないようにするにはどうすればよいか。村山由佳といえば、性愛の大衆文学作家というイメージが強いが、意外にもたいへん勉強家で、聡明であることに驚いた。

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    2025年01月24日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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    ついにおいコーシリーズが完結した。この本は7年ぶりの新作でこのシリーズは6年もの間、毎年みんなの頃を魅了してきた。5年前にファンになった私は、先輩たちから見るとひよっこにしか見えないだろう。しかしそこには1つの私の青春があり、私は間違いなくそれにケリをつけに行ったのだと思う。おいコーは長い長い旅をしてきた。26年かけて5年の長い夢・旅を見させてくれた。ありがとう、村山由佳さん。

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    2025年01月22日
  • 風よ あらしよ 下

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    初版は文鎮本というほどのボリュームだそうだが、文庫でも合計700ページ余り。一気読みはできないがグイグイと引き込まれた。ジェンダー視点から知った本書であるが、伊藤野枝と平塚らいてふとの関係や、明治大正のジェンダー問題がフィクションではあるがリアルに感じられる。本書は伊藤野枝伝ではあるが、大杉栄をはじめ、彼らを取り巻く人物像の視点より多角的に描かれており、またその周囲の人たちも生き生きと描き切っており、その上で彼らとの関係もリアルに感じられる。大杉栄はアナーキストということで一歩引いてみていたが、フィクションではあるもののある程度史実に沿った流れでもあり、この時代の活動家の生き方を学べた。時代は

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    2025年01月19日
  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    このシリーズを通して、何回「あー…あるよね。わかるわー」となったことか。

    好きだから故に、相手を思いすぎてしまうが故に、傷つけてしまう。
    まるで小学生の時に好きな女の子をからかってしまう男の子が大きくなったみたいな?

    勝利と同じような気持ちになった経験、私もあるなぁ…もっと早く読みたかったな。高校生くらいの時に。

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    2025年01月19日
  • 星屑

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    『あなた、歌手になりたくはない?もしも、一日中ずーっと歌っていることが許されるんだったら、そうしたい?』

    さて、どうでしょうか?

    “歌を歌うことを職業とする人”、それが『歌手』です。昨今、カラオケが津々浦々まで広がったこともあって場所さえ選べば好きなだけ歌を歌うことが誰にでもできる時代になりました。しかし、それを職業として、そのこともって生活を成り立たせていくことは全く別のことです。それは並大抵なことではありません。

    『歌手』という職業は、星に例えられ『スター』と呼ばれたりもします。しかし、夜空に何万年何億年と輝き続ける星々とは違って『歌手』の生命は限られています。

     『今、あの舞台

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    2025年01月13日
  • 私たちの近現代史 女性とマイノリティの100年

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    村山由佳氏の「風よあらしよ」を読む前に、たまたまこの書を見て爆読。関東大震災時の朝鮮人虐殺の話から、今も続く在日朝鮮人の方々に対する差別、ヘイトなど、また当時から続いている女性差別の構造は、あれから100年たった今でも変わらずにある。だからこそ、女性とマイノリティの人たちがどのように立場に置かれていたかを想像し自身に置き換えて考えてみることが重要であると思った。現在、ジェンダー平等や多様性が訴えられている時代ではあるが、対談者自身の体験や本音も交えた書であり、あらためて自身の考えをアップデートできる書であった。

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    2025年01月08日
  • 翼 cry for the moon

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    「不安が風船のようにふくらんで割れる寸前までいくと、
    子供の心はそれを抱えておくことができなくなって、
    自分で風船を割ってしまうんだ。
    相手を挑発してわざわざ攻撃を引き出すことによって、
    自分のいだいている恐怖を現実のものにしてしまおうとするのさ」
    「そんな…どうして?」
    「現実にさえなってしまえば、もう不安でいる必要はなくなるからだろうな」

    このやりとりが胸に迫りました。切なすぎる。。。

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    2024年12月31日
  • 雪のなまえ

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    教育現場にいる身として、5年生にしては大人びてると感じるところもあるが、終始、雪っぺに感情移入していました。気づいたら終わりのページをめくっていて、まだまだ雪っぺを見守りたい気持ちになりました。
    学校に行けない理由は人それぞれだけど、家族の在り方、かかわりかた、たくさん考えさせられました。

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    2024年12月04日
  • はつ恋

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    ネタバレ

    村山さんに再びハマっている。
    主人公のハナは大人の女性だけどどこかかわいらしくて好きだし、トキヲは関西弁や言動の色々に魅力を感じる。
    恋愛、家族の話も、日々のくらしもどれもよかった
    面白かった!

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    2024年11月25日
  • 雪のなまえ

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    同世代の子を持つ親として、昔軽めなイジメられ経験者として、田舎出身都会暮し中の者として、終始心を掴まれる内容だった。
    どの立場の気持ちもよくわかる。それぞれに真剣で優しさがあって。
    自分もそんな人でありたい、と改めて思った。
    良い本との出会いでした。

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    2024年11月23日
  • 放蕩記

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    高校生の時に読んで、衝撃を覚えた。
    なぜなら私にも思い当たる節があったから。

    小さい頃の嫌な記憶は今も心の奥に鮮明にあって、ふとした瞬間に私を苦しめる。母のことが大嫌いで家族が大嫌いな時期があって、家に帰りたくなかった。大人になって実家を離れてからは、適度な距離感を保てている。一緒に出かけることもあるし旅行に行くこともある。母のことが好き。親孝行したいとも思う。
    だけど母のような子どもの育て方はしたくないし、うちの家族のような家庭も絶対に作りたくない。そう思っているのに私が子どもを作れないのは、私には母の血が流れていて 似ている部分があるからだと思う。なりたくない、したくないと思っている事を

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    2024年11月16日
  • 放蕩記

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    2024.10

    流行り?の毒親的お話なのかな、と思いながら、読み進めたけどもっともっと広範囲な深いお話で。母と娘にとどまらず、妻と夫、彼女と彼氏、父と娘、、
    とにかく心的描写がリアルすぎて、なのか、個人的に私に思い当たる描写がありすぎるのか。
    主人公に感情移入しすぎながら、どんどんと読み終えてしまった。多分、共感しない方がいいところも、とにかく共感しすぎてしまった。辛くなるほどに。
    誰かに対しての反抗心で、自分を傷つけることも、そんなこともあったなと。

    自分も親に言われたこと、小さな時の嫌だったことはとても覚えている。嫌なことほど覚えている。今は小さな子がいる身として、自分の子のそういうマ

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    2024年11月05日
  • 二人キリ

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    最初は猟奇的な殺人が題材のエログロな話かと思っていたが、読み進めるたびに「どうも違うぞ」と気づいた。「定」という1人の少女が世間を騒がせた「アベサダ」になるまでの彼女の人生を、彼女と関わった様々な人々の目線から読者に伝えている。定は自分のことを理解してくれる人を求めていた。本を読み終わったとき、その読者、多くの人が定を理解する人になっていることを彼女はどう思うのだろうか。本を読んで作者の意図に気付いたときは鳥肌が立った。
    作者の物語の書き方にも魅せられた。話し言葉で物語を繋いでいくから、ついつい語っている人に引き込まれてしまう…480ページも苦ではなかった。
    人を愛することは、苦しい事だと思う

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    2024年11月04日
  • ミルク・アンド・ハニー

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    ダブル・ファンタジーの続編だったか!
    もう一度ダブル・ファンタジー読みたくなった。
    最後そう纏めるか。流石。

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    2024年11月02日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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    おいコー、second season第9巻。完結。一時帰国し、かれんと再開したが、『私と・・・もう、別れたい?』と言わせてしまう勝利。このあたりが一番ぐっときた。その後、まさかの大怪我があるのだが、最後は穏やか。first seasonも含め全19巻、全部合わせて星5つとしました。リアルタイムでは完結まで26年かかったそう。

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    2024年10月16日
  • 二人キリ

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    衝撃。

    生々しくて、ぶっ飛んでて、美しくて。
    皆の心情が、本当にこの小説の通りだったんじゃないかと思ってしまう。
    どれだけの時間をかけて研究したんだろう。
    苦手な人は苦手だと思うけど
    私の心には突き刺さりました。
    素晴らしい一冊。

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    2024年10月11日
  • 猫はわかっている

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    ほっこり系からミステリーまで。猫にまつわる短編集。個人的には村山由佳さんの「世界を取り戻す」と長岡弘樹さんの「双胎の爪」、嶋津輝さんの「猫とビデオテープ」が良かった。

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    2024年10月07日
  • 風よ あらしよ 下

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    最後で涙が出そうになりました。
    自然と村の共同体から無政府主義の理想形を学んでいた伊藤野枝。彼女の人生は関東大震災での流言蜚語によって無惨にも終わらせられてしまいます。プロローグの前に書かれていた「声が、出ない」という語りと最後が繋がって、胸が押し潰されたように苦しくなりました。

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    2024年09月30日