村山由佳のレビュー一覧

  • 放蕩記

    Posted by ブクログ

    小説家の夏帆の母親との畏怖と反発を抱えながら生きてきた。あらためて母娘関係に向き合うことにしたが…。大阪弁で話す母親の美紀子の奔放さ。それを冷静に観察し分析する夏帆の観察眼が鋭い。自伝的小説だということでよけい興味をひかれる。素晴らしい作品。

    0
    2025年05月17日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

    Posted by ブクログ

    考えすぎてしまう
    ここまでもシリーズで、いちばん胸の締め付けられる1冊だった

    人間の欲は底を知らず、
    慣れるのが上手い生き物

    大好きで舞い上がっていたあの時は何処、
    今では愛ゆえのその先を想像してしまう。

    何度確かめたって君の気持ちを確かめなきゃ気が済まない、自分が惨めになる。

    ある程度のどうでも良さ、
    側からの視点を持ち得ない限り、
    苦しみ続けるのでは

    0
    2025年04月14日
  • ミルク・アンド・ハニー

    Posted by ブクログ

    村山由佳さんの自伝なのかと錯覚してしまうほどに、情景がありありと浮かんでくる文章と話の構成だった。ページを捲る手が止まらない瞬間が一定のペースで来るため、ずっと「次はどうなるんだ」の繰り返しで読むことをやめられなかった。ダブル・ファンタジー上下巻と合わせて3冊、一気に読んでしまった。

    0
    2025年04月11日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

    Posted by ブクログ

    NHKのネコメンタリーを見て。映像でももみじに対する愛を感じてたけど、文章になるとより深く伝わってきた。
    本でこんなに泣いたことないっていうくらい泣けた。

    0
    2025年04月05日
  • ダブル・ファンタジー(下)

    Posted by ブクログ

    綺麗な官能小説。
    同作者の「放蕩記」もそうだが、「なっちゃん」というあだ名が自分と同じだから、占ツクの夢小説読んでるみたいな感覚になった。

    0
    2025年03月31日
  • 星屑

    Posted by ブクログ

    読みやすく話のテンポも良かった。
    登場人物の少女二人が本当に可愛らしくて応援したくなる。

    読後の爽快感もあって何度でも読みたい大切な本になった。

    0
    2025年03月20日
  • 雪のなまえ

    Posted by ブクログ

    すっごくすっごくよかった。お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、大ちゃんそれぞれの雪乃にかける言葉が素敵で何度も泣きそうになった。そして雪乃の観察眼とか、思いやりが素敵。

    また明日の明日が早くきたらいいと思えたらそれは楽しみなこと、いくつの顔があってもいい、人間わがままでいいって言葉が素敵だな。

    0
    2025年03月19日
  • てのひらの未来 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season:アナザーストーリー

    購入済み

    高校生に出会った小説の完結

    1994年、たまたまこの本に出会った当時は、高校1年生で純粋な恋愛に憧れていました。
    そして、年に1回ぐらい出る続刊を読むのが本当に楽しみでした。
    自分の青春時代を共に過ごしていたこの話を本当に最後まで読めて、昔に戻ったような幸せな気持ちになりました。
    みんないい恋をしてください!

    #胸キュン #感動する #癒やされる

    0
    2025年03月17日
  • 星屑

    Posted by ブクログ

    久しぶりにこんなにおもしろい小説に出会いました。
    テンポ感がすごく良くてサクサク読めて、内容もちゃんと濃くて、真由とミチルのことが大好きになって心から応援してしまった。
    間違いなく人生でずっと大事にしたい本の1つ。

    0
    2025年03月12日
  • PRIZEープライズー

    購入済み

    めちゃくちゃ面白かった

    ポッドキャストで社会学者の富永京子さんが紹介されていて、
    「作家と編集者が距離を縮めると、まあこうなるよね……」とつぶやかれていたのが
    妙に気になって読んでみました。
    村山由佳を読むのは中学生の時以来だったので
    『天使の卵』とか懐かしいな〜とだいぶ軽くてぬるい気持ちで読み始めたのですが
    いやもう、サービス精神のほとばしりぶりがすごい。
    実在の出版社や雑誌、
    誰がモデルか分かり易すぎる一部の登場人物、
    そしてパンチの効きすぎた小説家・天羽カイン。
    読者の下世話な気持ちを満たしつつも
    書く者の業の深さを濃厚に描き、
    意外といえば意外なラストに着地させる。
    すごいものを読んだ!という気持ちです。

    #ドロドロ #ドキドキハラハラ

    0
    2025年02月27日
  • 【無料】村山由佳デビュー30周年記念「集英社全作品試し読み小冊子」

    購入済み

    面白そう

    村山由佳のデビュー30周年記念ででたこの小冊子を読んで私はもともと村山由佳の小説が好きでこの小冊子でまだ読んだことのない作品に出会えたので今度本屋さんに行って買いたくなりました

    0
    2025年02月27日
  • PRIZEープライズー

    ネタバレ 購入済み

    おもしろい

    この小説を作る過程で、作者と担当編集者さんでどんな会話が生まれたのか…笑
    後半はどんな暗い展開になるのかとヒヤヒヤしたものの、最後はスッキリした形で終わったかな。
    市之丞が賞取らなくて良かった笑


    0
    2025年02月22日
  • 【新装版】BAD KIDS

    Posted by ブクログ

    おぉー、切ない!!

    都と隆之との関係がなんだか良い
    この2人がくっついたらー良いのに〜
    そんな簡単に行かへんか
    とか思いながら一気読み

    0
    2025年02月22日
  • はつ恋

    Posted by ブクログ

    2025/02/17
    ずっと気になってた村山由佳さんのこの本をやっと読み終えることができました。
    タイトルからも滲み出る素敵な話の感じ。実際に読んでみてもやっぱり素敵な話でした。
    幼少期の幼馴染であるハナとトキオはそれぞれご結婚や離婚を経験し、子どもいたりと人生の次のステップに進んでいたもの同士で再開し、改めて恋人関係から作り上げていくお話です。
    大阪に拠点があるトキオと、南房総で暮らすハナはとても遠距離な恋愛をしていますが、お互いに気持ちが通じ合っていると言うのはこう言う関係のことなのかと、それぞれの話を読むにつれてその感じが増していきます。
    恋愛に年代や年齢は関係ないんだなと思う一冊です。

    0
    2025年02月18日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

    Posted by ブクログ

    切ない恋のありがちっぽいストーリーだけど、ラノベ感は全く感じなくて、すごく好み。切なさやかなしさや愛おしさがしっかり伝わってきて、ページを捲る手が止まらず、あっという間に読み終えてしまった。

    0
    2025年02月13日
  • 星屑

    Posted by ブクログ

    オーディション番組からデビューしたグループを推しているので、この本で素人から芸能界に入る裏側が見れたようでとても面白かったです。

    0
    2025年02月09日
  • 翼 cry for the moon

    Posted by ブクログ

    父親の自殺を見てしまい、母親からは周りを不幸にする。と言われて育てられた真冬。

    日本を捨ててアメリカで子供のいる男性と出会い、やっと幸せになれると思いきや、男性が子供と真冬を残して亡くなってしまう。

    その後、お葬式をするために男性の故郷アリゾナ州へ。

    テーマは変わることが出来る。じゃないかなぁと思います。

    周りからどう評価されても、自分を変えれるのは自分。自分の気持ち次第でどうにでもなれる。ということじゃないかなと思います。

    題名の英語の意味にもはっとなります。(まともじゃない母親から求めても無理だよね)

    0
    2025年02月01日
  • 私たちの近現代史 女性とマイノリティの100年

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    二人の出会いから、関東大震災後朝鮮人(・中国人・アナーキスト)虐殺事件、それに対する否定論、伊藤野枝/『風よ あらしよ』、シベリア抑留/慰安婦/『星々の舟』、女性とマイノリティ、村山さんの恋バナ、男性遍歴、そして物語の危うさと希望まで。マイノリティに対して厳しくなっていく時代のなかで、事実をみつめて、「分かりやすい」(けれど、まちがった)物語=流言飛語にとらわれないようにするにはどうすればよいか。村山由佳といえば、性愛の大衆文学作家というイメージが強いが、意外にもたいへん勉強家で、聡明であることに驚いた。

    0
    2025年01月24日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

    Posted by ブクログ

    ついにおいコーシリーズが完結した。この本は7年ぶりの新作でこのシリーズは6年もの間、毎年みんなの頃を魅了してきた。5年前にファンになった私は、先輩たちから見るとひよっこにしか見えないだろう。しかしそこには1つの私の青春があり、私は間違いなくそれにケリをつけに行ったのだと思う。おいコーは長い長い旅をしてきた。26年かけて5年の長い夢・旅を見させてくれた。ありがとう、村山由佳さん。

    0
    2025年01月22日
  • 風よ あらしよ 下

    Posted by ブクログ

    初版は文鎮本というほどのボリュームだそうだが、文庫でも合計700ページ余り。一気読みはできないがグイグイと引き込まれた。ジェンダー視点から知った本書であるが、伊藤野枝と平塚らいてふとの関係や、明治大正のジェンダー問題がフィクションではあるがリアルに感じられる。本書は伊藤野枝伝ではあるが、大杉栄をはじめ、彼らを取り巻く人物像の視点より多角的に描かれており、またその周囲の人たちも生き生きと描き切っており、その上で彼らとの関係もリアルに感じられる。大杉栄はアナーキストということで一歩引いてみていたが、フィクションではあるもののある程度史実に沿った流れでもあり、この時代の活動家の生き方を学べた。時代は

    0
    2025年01月19日