村山由佳のレビュー一覧

  • しっぽのカルテ

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    内容は良くある動物もの
    でもそこに村山先生の文章力が加わると最高!!
    何回も目頭が熱くなり、カフェで読んだのを後悔しました

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    2025年12月15日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    下巻。
    上巻はあんなにゆるく話が進んでいたのに
    下巻になった途端、驚く出来事が次々に
    起こっていき、一気に読んでしまった。

    ーーなんて後味のいい
    ″不倫小説″なんだ‥‥ーー

    下巻の帯に書いてあるこの文章。
    読む前は何が起こるのかと疑問に思っていたけれど、読み進めて行くと納得だった。
    複雑ではあるが、もうこれ以上の、
    ある意味のハッピーエンドはないのではないか。

    こんなにドロドロに不倫をし続けて、
    孝之は本当に馬鹿だった。
    まんまと美登利に落とされただけなのに、
    『自分はまだまだいける』と
    自信がついたのだろう。
    アホだなぁ。
    ある事故によって苦しむことになったが
    これも″自業自得″と誰も

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    2025年12月15日
  • しっぽのカルテ

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    できたらこんな素晴らしい人間関係と環境下にある動物病院で働きたい。特に院長のキャラが良すぎて元気も強さも優しさももらえる。
    猫、犬、インコ、うさぎ、馬と、どんな話にも厳しい現実や悲しみもたくさんあるけどきちんと向き合い、どうすることが1番動物たちにとっていいかがきちんと描かれている。
    ロビンと久栄は結果良かったけどやっぱり老老介護は相手が動物でもとてもしんどいだろうと思う。
    天国で自分の名前を言う時に、きっとうちの子なら「僕、かわいいです!」って言うだろうなぁと微笑ましいやら切ないやら。
    お仕事物語だけではなく、深雪と土屋のほのかな恋愛を感じられるのも楽しい。
    どの話も涙が出るけどあったかくて

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    2025年12月12日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    広告代理店に勤める43歳の京子は、3歳年下の美容師、孝之と結婚して13年。
    穏やかな日々を過ごしているように見えていたが、なんだかお互いに遠慮しあっていた。
    ただ、これといって大きな不満はなく、いい関係でいると。
    そんな時に孝之のお店のアシスタントとして美登利がお店に通い出したのをきっかけに、夫婦ともにモヤモヤし始める‥。

    緩やかにモヤモヤしていく感じがたまらなく良い。
    美登利のあざとさというか、若さが強いというか‥。
    こんな可愛くて自分のことをたっぷり褒めてくれて気が利く子、男の人は悪い気はしないよなぁと思いつつ、女からするとパートナーの近くにいてほしくない存在だろうなあとも。
    結構ドロド

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    2025年12月10日
  • 雪のなまえ

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    きれいなタイトルに「いじめ」「不登校」から始まるストーリーとは思いませんでした。
    ためらいもなく田舎での就労を始める父、航介、悩んだ末に別居婚を選択した母、英理子そして田舎で雪を支える祖父母、茂三とヨシ江。
    お友達の大輝みんなの場面ごとの言葉がとても温かくほっこりしました。
    中でも茂三の雪にもいろいろななまえがあり、氷、雨、川、海…と変わる。人間だって自分の好きなようにやりたいように、いくらだってわがままになっていい。と言う言葉に背中を押されました。
    長野と山梨の県境の景色が自分のふるさとに重なりなつかしい気持ちでした。

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    2025年12月08日
  • 星々の舟

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     暴力をふるう父親であったり、許されない関係の恋であったり、あまり普通ではない一家のそれぞれに焦点を当てた連作短編。両親も子供も、一般論でいえば普通の幸せな人々ではないのかもしれない。ただそれぞれに自分の感情を大切にしていれば、幸せの形はいろいろあるんだ、ということを肯定してもらえる気がする小説。それぞれの章ごとに読みごたえがあって、そして手放しに幸せな話ばかりではないが、ちょっとほっとすることができるような物語だった。

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    2025年12月07日
  • 雪のなまえ

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    ネタバレ

    いじめを受けていたという事実を知った両親が
    それぞれに事実とどう向き合っていくのか
    生活環境が変わった少女の気持ちの変化を描いたものです。

    父親と娘が母親と離れて暮らすってフィクションだなぁと
    思いましたが、読んでいるうちに共感できる気持ちもあったり。
    あぁ、不器用なりの努力をしているんだと。
    父親に対する印象が最初は悪かったです。正直。
    だけど、途中から可愛い存在になっていました。
    母親が弱音を吐くシーンには心を揺さぶられました。
    わざとらしくなくそういう細やかな人物像を描ける作者さんなんだと思います。

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    2025年12月07日
  • 二人キリ

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    ほんタメ あかりん紹介本。
    なかなかの分厚さだけど、一気に読んでしまった。阿部定事件をモチーフにしている今作。

    どこかで何かが違えばそもそもの事件は起こらなかったのかな。定さんがもう少しだけでも器用に生きられていたならと思ってしまう。人の評判なんてアテにならないな・・・
    吉弥さんとRさんも気になります 笑

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    2025年12月04日
  • しっぽのカルテ

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    命ある生き物を飼う人の責任と覚悟に目を背けることなく向き合っている。
    最近愛猫を看取った身には痛いほど突き刺さり嗚咽を堪えることができなかった。
    ペットと飼い主の話だけでなく、周りの人達の人間ドラマも描かれていて、優しいだけでない読み応えある流石の村山作品だった

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    2025年12月03日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

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    ネタバレ

    最近読んだ作品の中でもトップに入る面白さだった!
    夫を埋めるシーン、緊迫感があって読んでる最中に鳥肌が止まらなかった。
    薔薇は主人公にとっての生命、作中に散りばめられた数々の薔薇の香りに、うっとりしながら“感じる”そんな作品でした。

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    2025年12月02日
  • 雪のなまえ

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    いじめを受けて、学校に行けなくなった雪乃。
    そんな雪乃を見て、父親である航介は仕事を辞め、妻の英理子を東京に残して、祖父が暮らす長野で雪乃と新生活を、それも今までやったことのない農業を始めることに。
    母親は東京で、父親は長野で農業を、雪乃はまだ学校に行けないでいるが…。

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    学校に行けなくなった、ではないと思う。
    学校に行くことをやめた、ではないかと思う。
    ずっと惰性で続ける方が楽で、適当に誤魔化すことのほうが簡単。
    でも我慢する心は確実に疲弊していって、気付かないうちに壊れてしまう。一度壊れるとなかなか治らない。
    そうなる前に、学校に行くことをやめることができた雪乃はとても偉くて強い

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    2025年11月25日
  • 雪のなまえ

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    何回か泣いた
    人ってたぶん本来、自分自身で少しずつ回復して前を向いて生きていく力をみんなが持ってる気がする

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    2025年11月19日
  • 二人キリ

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    構成の素晴らしさ!
    猟奇的な事件が、少しずつ、いろんな方向から1人の人を描き出していく。
    途中何度も息苦しくなるようなエログロに目を背けたくなる描写もあったが、吉弥さんとRの話はとても良い息抜きとなって、また先を読み進めたくなる、本当にすごい小説。
    その時の2人にしか分からない、濃密な狂気な世界の中にいたのだろうことが想像できるようになっていった。

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    2025年11月16日
  • 星屑

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    2年ぶりに再読
    主人公も良いが以外の登場人物がとても良い味を出している
    うーん、とてもいいです
    また2年くらいしたらまた読んでみよう

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    2025年11月15日
  • 星屑

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    2025.11.11〜11.16

    清々しい。歌が命なんだろうな。本当に歌が好きなんだろうな。
    昭和の歌番組を知っている人間としては、今の歌番組のつまらなさを痛烈に感じる。その原因がわかる1冊だと思う。
    私はこの作家のドロドロの恋愛ものより、このタイプの方が好きです。もっと、こういうのを書いて欲しいのに。

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    2025年11月16日
  • 遥かなる水の音

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    ボリューミーで読み応えありましたー!
    一緒に旅行してる気分に浸れる旅行記みたいでもあり、恋愛もあり、ハラハラもあり。
    最後の最後でタイトルの回収されてて、最後の最後で泣かされました!
    人を愛する、大切に思うことの偉大さ。
    私も日々、周りの人達を大切にしよう。

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    2025年11月06日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    こんなにも甘酸っぱい恋があっただろうか。
    嬉しい事があると世界がピンクになるような。
    悲しい事があると世界が灰色になるような。
    それぐらい意味わからないぐらい
    犯罪的に愛してる
    それでいいじゃないか。

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    2025年10月22日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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    ネタバレ

    この最終巻を読みたくて、1作目から再読しようと試みて5年経っていました。第1刷を買ってからずっと家に積読していたとは…
    ただ、言えることは1作目から読み直して、しっかりとおいこーのシリーズに浸り直してよかったと思います。
    誰もが納得できる終わり方ではないかもしれないが自分としては言うことなしでした。
    心を取り戻していく前半は読者としても涙腺崩壊。後半はこのままバッドエンドなんか認めたくないとはらはらしながらも残り少なくなっていくページを捲り。
    最後は、やはり勝利とかれんで締めくくられてほんとによかった。
    いつかどこかでまたこの作品を読み返したくなる時がくる気がします。
    ただの恋愛小説ではなく、

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    2025年10月13日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    中学生の時初めて読んだ恋愛小説。
    こんな切ない大人の恋物語に戸惑った。
    これを読んでから小説にハマりました。

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    2025年10月13日
  • 二人キリ

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    定吉二人キリ

    完全にR18。未成年は絶対に読んではいけない。

    愛人の男石田吉蔵を絞殺し、局部を切り取るという凄惨な「阿部定事件」。
    犯人の阿部定を、事件の真相を、吉蔵の婚外子である吉弥が追う。

    尋常じゃない深さの狂った愛。
    性愛の極北に至った二人。

    怖いけど、こんなふうに愛されてもみたい。
    愛し満たされるのであれば。

    ・・・・とは、さすがに思わない笑
    けど、吉蔵は首絞めもちん切りも含め、全てを受け入れていたのかもな。
    吉蔵の定に対する愛の形は、エーリッヒ・フロムが説く、愛する技術を彷彿させた。
    (もちろん、不倫という時点で、全く違うのですが・・・)

    定のことはなんか憎めなくて、とい

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    2025年10月09日