村山由佳のレビュー一覧
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一気に読みました!
ボリショイ・バレエ団の来日を盛り上げていくため連載記事を書くことなった果耶先輩と長瀬くん
2人でバレエダンサー振付師久我一臣のインタビューを軸に、久我氏の幼少期から戦争の話が続きます
バレエ特有の肉体に無理のかかるポーズがことごとく、この世のものとは思えないほどの美しいもの
そのために、女性の持つ本来の肉体にいつか重大な事故に繋がるほどの無理をかけ続けなければバレエの理想に近づけないと言うなら、その理想の型そのものを修正してゆくという久我氏…
そして創作バレエを考え、シニアのためのコンクールでパ・ド・ドゥの部分だけ、久我氏と果耶先輩で踊るという
バレエのため体を故障し心も故 -
Posted by ブクログ
偶然新聞で紹介されているのを見て購入。
Netflixで不毛地帯を見ていたこともあって、シベリア抑留という共通点から派生したというのも購入の理由です。
途中読み進めるのもつらい点がたくさんありました。
私が思うに、戦時中の出来事や言動に対して様々な感想は抱いたとしても、言葉にして言えないです。今の時代を生きる自分が、あの頃のことを何も理解せずに対岸からジャッジしてるような気がして、何を言っても間違っている?軽い?と思わざるを得ないからです。
どこで見たか忘れてしまったのですが、たしか村山由佳先生が、こういった題材をエンタメとして消費していいのか悩んだというようなことを発言されてました。私も -
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こんな重い話しになるとは。
ダンサーとデンジャーをかけてデインジャーらしいのですが、デンジャーが80%以上に感じます。
編集者の長瀬くん、同じくバレエが大好きな編集者の水野果耶さん二人が、バレエダンサーの久我一臣さんの過去経験談を連載として取材していく
のだが、その過去に出会った翠さんの波瀾万丈物語となっています。
ソ連収容所での久我一臣さんの経験談も凄まじいものがありましたが、満洲で従軍看護婦として務めた翠さんの経験談は本当におそろしく、バレエどころではない展開です。
段々とロシアがキライになってしまいますが、日本兵も同じようなことをしていましたので、なんとも言えませんね。
終戦後満 -
Posted by ブクログ
ネタバレどん底に堕ちてなお、輝きをあきめない。
これは、スゴい作品としか言いようがない…。
タイトルがDANCERではなく、DANGER(危険)である理由は、本作を読むと明らかになる…!!
最初は、久我のバレエに対する想いが記されていたものの、読み終わったら、戦争の話だったなぁという印象が強く残っている。
シベリア抑留の過酷さなど。
久我が、戦争の悲惨な記憶を振り返るシーンを見て、これは、知ってなきゃいけないことだと、、、思った。
この本を読んで、「戦争」は、2度と繰り返してはいけない。
そう改めて感じた。
「面白かった」というよりは、「考えさせられる1冊」
多くの人に読んで、「戦争」につ -
Posted by ブクログ
ネタバレprizeで初めて村山さんの作品を読み、
その次に読んだので、柔らかそうなお話も書かれる方なんだなと意外に思いました。
印象的だったのは、院長の北川がモンゴルで暮らしていたという箇所。獣医師になるきっかけなど、モンゴルで遊牧民と〜、と獣医師がテーマになっている物語で読んだことなくてすごく新鮮でした。作中で父親の病気で日本に戻ってきたとありましたが、北川はおっとうのように、モンゴルで働こうとは思わなかったのか。「日本」で獣医師を目指したのには理由があるのかなど、もっと読みたいと思いました。
また、動物だけではなく、人間同士の関係性も読み応えがあり今後の深雪はどういうふうに進んでいくのか。土屋との -
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ネタバレDanger
Dancer
バレエの物語として興味を持つ方も、
満蒙開拓.シベリア抑留の興味から読む方もいるのだな、そこの裾野、懐の深さ。
最初から最後まで圧巻の、強い、強い物語。
最初のページ、プロローグのような見開きは極度の絶望。
私はシベリア抑留の話と関心持ち手に取ったから、まさにここから始まる壮絶な物語の心構え、身を引き締める思いだが、バレエの話とお読みになれば動揺するだろう。
意外に大手雑誌の編集部、からスタート。東京にくらす若い編集者が、歳をとりまだ現役のバレエ振付演出家を訪ねそこからさまざまなな、ロシア革命で日本に亡命してきたバレエダンサー、ロシア人の物語、縁あって上流階級の日本