村山由佳のレビュー一覧

  • PRIZEープライズー

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    5分くらいしか乗らないバスや電車でも開くほと
    先を読み進めたかったハードカバー

    承認欲求が強い人は
    親から無条件に愛されていなかったな、と
    だからって今さらどうすんのよ?
    と私は思ってしまって
    ただ、生きていくしかないわけで。

    奇妙な偶然
    直木賞に外れた理由を審査員の作家が辛辣に伝えるのが
    まるでこれの前に読んだ「未来」に感じた
    私のもやもやいらいらをすぱっと言ってくれたよう。
    (もしかして村山由佳もそう思ってる?)

    あと足首の靱帯を切っていたこと
    (私は骨折でギブスはとれたけど…時々痛い)
    夫に対する感情描写に共感
    (夫の人物像は重ならない)

    どろどろ恋愛ものでなくってよかった。

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    2026年05月30日
  • DANGER

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    ネタバレ

    どん底に堕ちてなお、輝きをあきめない。

    これは、スゴい作品としか言いようがない…。

    タイトルがDANCERではなく、DANGER(危険)である理由は、本作を読むと明らかになる…!!

    最初は、久我のバレエに対する想いが記されていたものの、読み終わったら、戦争の話だったなぁという印象が強く残っている。

    シベリア抑留の過酷さなど。
    久我が、戦争の悲惨な記憶を振り返るシーンを見て、これは、知ってなきゃいけないことだと、、、思った。

    この本を読んで、「戦争」は、2度と繰り返してはいけない。
    そう改めて感じた。

    「面白かった」というよりは、「考えさせられる1冊」
    多くの人に読んで、「戦争」につ

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    2026年05月29日
  • しっぽのカルテ

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    ネタバレ

    prizeで初めて村山さんの作品を読み、
    その次に読んだので、柔らかそうなお話も書かれる方なんだなと意外に思いました。
    印象的だったのは、院長の北川がモンゴルで暮らしていたという箇所。獣医師になるきっかけなど、モンゴルで遊牧民と〜、と獣医師がテーマになっている物語で読んだことなくてすごく新鮮でした。作中で父親の病気で日本に戻ってきたとありましたが、北川はおっとうのように、モンゴルで働こうとは思わなかったのか。「日本」で獣医師を目指したのには理由があるのかなど、もっと読みたいと思いました。
    また、動物だけではなく、人間同士の関係性も読み応えがあり今後の深雪はどういうふうに進んでいくのか。土屋との

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    2026年05月29日
  • 星々の舟

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    雪虫/子どもの神様/ひとりしずか/青葉闇/雲の澪/名の木散る

    次男の物語
    次女の物語
    長女の物語
    長男の物語
    長男の長女の物語
    そして父の物語
    母二人と父は折に触れて語られる
    それぞれの歴史の中に辛かったことも
    苦しかったこともあり
    合間に楽しかったことや嬉しかったこともある

    誰もが舟にのって澪をゆく
    雲の間や水の間をゆるゆると

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    2026年05月26日
  • 嘘 Love Lies(新潮文庫)

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    物凄い内容…なかなかに重い話でしたが読めました。事件からの展開や内容がありえない。まぁ小説だからこんな話もありか。皆んなお互いがお互いを想いながら、複雑に絡み合って生きている…。

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    2026年05月25日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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    明日は今日の続きじゃない。
    知っているつもりでいても、僕らはすぐに、そのことを忘れる。168


    ハッピーエンドでよかった、、、

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    2026年05月22日
  • DANGER

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    戦争について分かった気でいた。映画ラーゲリより愛を込めてを観て、シベリアの抑留者のことを分かった気でいた。なんて苦しい時代があったんだろう。本当に心が締め付けられ、泣いてしまった。約80年前、こんなに苦しんで亡くなってしまった命があったこと絶対に忘れてはいけない。

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    2026年05月21日
  • しっぽのカルテ

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    タイトルの表紙の絵から、ほっこり温かい話なんだろうなぁと思ったけど、それだけにとどまらず「命」との向き合い方の描写に、動物を飼ったことがある人は深く考えさせられる文章もあった。人間のエゴとか、動物にとっての幸せな生とか。
    村山由佳さんの本はPRIZE、DANGERから3冊目だけどどれも違う色合いで、幅広い引き出しを持つ小説家さんだなぁと。そんな想いも含めての⭐︎5。

    心臓の持病を持つおばあさんと犬ちゃんの最後の日々はだくだく泣いてしまった。
    土屋高志の慎重な距離感、推せる!

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    2026年05月19日
  • DANGER

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    ネタバレ

    Danger
    Dancer
    バレエの物語として興味を持つ方も、
    満蒙開拓.シベリア抑留の興味から読む方もいるのだな、そこの裾野、懐の深さ。
    最初から最後まで圧巻の、強い、強い物語。
    最初のページ、プロローグのような見開きは極度の絶望。
    私はシベリア抑留の話と関心持ち手に取ったから、まさにここから始まる壮絶な物語の心構え、身を引き締める思いだが、バレエの話とお読みになれば動揺するだろう。
    意外に大手雑誌の編集部、からスタート。東京にくらす若い編集者が、歳をとりまだ現役のバレエ振付演出家を訪ねそこからさまざまなな、ロシア革命で日本に亡命してきたバレエダンサー、ロシア人の物語、縁あって上流階級の日本

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    2026年05月19日
  • ある愛の寓話

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    無機物だったり生物だったり形のないものだったり、人間以外が感じているであろう色んな愛を描写してて新鮮でした。グレイ・レディが特に好きです。

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    2026年05月14日
  • しっぽのカルテ

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    心がじんわり温くなって、涙が止まりませんでした。動物と暮らすこと、命を懸命に生きようとする本能の姿がとてもリアルで胸にくる。
    「なんの後悔もない看取りなんてない。」
    この言葉が、深く、静かに心に響きました。どんな命もすべて尊い。

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    2026年05月13日
  • 星屑

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    2026/05/11
    ちょっと長そうなんだよなぁ…とずっと読むのを先延ばしにしてしまっていたことをとってもとっても後悔した一冊。アイドル歌手を生み出し、その後のサポートや難題にどう向かっていくかということをマネージャーという視点から描いた本。
    アイドルの裏側に焦点を当てているという共通項では、流行ったアニメの「推しの子」にも近いような感じがします。
    芸能プロダクションのマネージャーを務めている桐絵は、地方のアイドル発掘オーディションを勝ち上がった真由という女の子と関わることになるのだが、この真由がワガママ放題のお嬢様。
    そのオーディションで訪れていた場所の近くにあったライブハウスで歌う別の女の

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    2026年05月12日
  • しっぽのカルテ

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    初めての村山由佳作品でした。確かな取材力と媚びていないというか無駄のない美しい文章に誘われ、それぞれの登場人物の人生の物語に引き込まれました。

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    2026年05月10日
  • ありふれた愛じゃない

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    ありふれた愛じゃない、本当にそう

    世界には色んな愛が転がっていて、たった1つ輝きを纏った真珠のようなものに時間を経てから惹かれることもある

    情熱的な思いのままに人生を急展開するのも悪くないのかも
    2人の物語の続き、覗いてみたいな

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    2026年05月10日
  • 天翔る

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    ネタバレ

    不登校の少女が乗馬に出会い、伸び伸びと成長していく物語。面白かった。最初は単に乗馬だったけど後半はエンデュランス・ライドという過酷な長距離耐久乗馬レースの挑戦の話となる。24時間で100マイル(160km)の山々を走るという、もうまじでよく分からない過酷だけど夢のような世界最高峰のレースへ。
    話の中には心情的に辛いシーンがまあまああったけど、才能を見込まれて生き生きと馬に乗る様子が読みやすく序盤から夢中になって読み進めた。とても面白かった。

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    2026年05月08日
  • 永遠。

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    永遠というものはきっと存在しないけど、永遠を確かなものにするために言葉の繋がりや想いがある。

    そうして永遠になっていくのかな、とこの本を読んで思った。

    振り返った時にあれは永遠だったなと思えるのって素敵だ。

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    2026年05月06日
  • DANGER

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    終戦から81年経って日本で戦時体験を有する方が少なくなる中、終戦前後の満州とシベリアの話を真正面から描いている本書は素晴らしかったですね。
    本書のタイトルは、危険という意味のdangerとダンサーを掛け合わせた意味を持ちます。
    戦争の深い闇だけでなく、バレエという光が照らしてくれる二面生があるおかげで、何とか読み終える事が出来ましたが、フィクションでありながらも大変つらい物語です。
    生きる希望も勿論ですが、やはり愚かな戦争を始めない事が何よりも大事ですね。
    混沌とした世界秩序の今を生きる我々にとって必読書です。

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    2026年05月04日
  • DANGER

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    読み終えて少し放心しました。
    読みやすい文体であっという間に読めたけど、内容は重い。凄く良い作品だと感じました。
    かなり食らいました。

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    2026年05月03日
  • しっぽのカルテ

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    『エルザ動物クリニック』に運び込まれる動物たちの、飼い主を想う、無垢で真っ直ぐな姿に感涙。トラウマを抱えた人間の苦悩も、信州の大自然が浄化。ぶっきらぼうな院長や土屋のさりげない優しさが心地良い。続編、望む。

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    2026年05月03日
  • しっぽのカルテ

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    久しぶりに小説を読みました。
    導かれるようにこの本を選びました。

    動物と暮らしている人、暮らしていた人はもちろん、まだ動物と暮らしたことのないすべての人に勧めたくなるような本です。

    最初は少しとっつきにくい印象でしたが、2話目からは本の中にのめり込んでいくような感覚でした。
    感動します。泣きました。
    胸が震えました。久しぶりでした。
    昨年までお世話になっていた動物病院のことも思いながら読みました。

    読まないなんてもったいない。
    人に勧めたくなる小説です。
    村山由香さんは初めて読みましたが、他の本も読んでみたいと思いました。

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    2026年05月01日