村山由佳のレビュー一覧

  • DANGER

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    読み終えて少し放心しました。
    読みやすい文体であっという間に読めたけど、内容は重い。凄く良い作品だと感じました。
    かなり食らいました。

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    2026年05月03日
  • しっぽのカルテ

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    『エルザ動物クリニック』に運び込まれる動物たちの、飼い主を想う、無垢で真っ直ぐな姿に感涙。トラウマを抱えた人間の苦悩も、信州の大自然が浄化。ぶっきらぼうな院長や土屋のさりげない優しさが心地良い。続編、望む。

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    2026年05月03日
  • しっぽのカルテ

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    久しぶりに小説を読みました。
    導かれるようにこの本を選びました。

    動物と暮らしている人、暮らしていた人はもちろん、まだ動物と暮らしたことのないすべての人に勧めたくなるような本です。

    最初は少しとっつきにくい印象でしたが、2話目からは本の中にのめり込んでいくような感覚でした。
    感動します。泣きました。
    胸が震えました。久しぶりでした。
    昨年までお世話になっていた動物病院のことも思いながら読みました。

    読まないなんてもったいない。
    人に勧めたくなる小説です。
    村山由香さんは初めて読みましたが、他の本も読んでみたいと思いました。

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    2026年05月01日
  • もみじの言いぶん

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    セブンティーンで旅立った村山由佳さんの愛猫もみじ。
    ツンツンしながらも愛情と優しさを隠しきれない温かな眼差しで空から飼い主を見守る。
    関西弁で水が流れるように喋るのが時々くすっと笑ってしまうし癒される。
    愛猫との別れは辛くて悲しいものだけど、この作品は共に過ごした日々への感謝と温もりで溢れていて、切なさよりほっこりする気持ちと清々しい気持ちで読み終えることができた。

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    2026年04月30日
  • ありふれた愛じゃない

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    「真珠の輝きは、貝の苦しみから生まれる。」
    他と違う自分のことを責めてしまいそうになった時に、この言葉を思い出したい。
    登場人物と南国であるタヒチの描写が魅力的過ぎて、まるでドラマを観ているようだった。

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    2026年04月29日
  • しっぽのカルテ

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    私には長野県で獣医をしている親友がいる。その親友を思い浮かべながら読んでいた。
    院長の人柄が何となく似ている。
    また、院長と成瀬も重なり、作者は違うのに、作品の中で一緒になっている、両方の作品が大好きな私だから感じられる、不思議な気持ちで楽しく幸せな気持ちで読めた。
    各章でウルウルしながら読んで、私のざらざらしていた心が浄化されて、村山由佳さんの作品もっと読みたくなりました。

    おお、読みたい本がいっぱいで、毎日読書が楽しいです。

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    2026年04月29日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    丈がいいやつすぎる!!

    余計なことを心にぐっと留めておく能力が高い。
    自分もそうなりたいなぁ。

    あと、クサイ台詞が多いのも好き。

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    2026年04月29日
  • DANGER

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    読み終えて、少し放心状態になってしまった。
    戦争が人の人生に及ぼす影響の大きさを感じて、でもそれを私が言葉にすると薄っぺらくなってしまうようで…
    村山由佳さんのお父様がシベリア抑留の経験があるということで、ある意味ライフワークのような思いをもって書かれたこの作品。
    ただ戦争について語られるのではなく、バレエという切り口を使うことが戦争を知らない世代にも物語に入りやすくさせている気がした。
    現代、戦中戦後の出来事が様々な人の目線で語られ、それが一つに繋がったラスト、まさに奇跡だなと感じて鳥肌がたった。
    タイトル「DANGER」の意味も読み終えると、なるほど!となる。
    戦争のこと、バレエのこと…村

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    2026年04月29日
  • DANGER

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    かなりつらくハードな内容。
    村山由佳さんの作品は本当に読みやすくてあっという間に読んでしまうことがほとんどなのだけど、丹田に力を込めながら読み進めました。
    戦争は本当に嫌だ。

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    2026年04月26日
  • 花酔ひ

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    「読むとエッチしたくなるよ」と言って手渡してくれた人がいた。
    たしかに、そうだった。

    こんなにも不倫関係の描写が精密に描かれた作品は読んだことがなかった。
    行きつく果ては——「貪るは餓鬼」。
    自ら望んで堕ちていく様が、美しくも見える。

    トキ江の「順番」という言葉が、胸に残った。
    理由は書かない。でも、この言葉を知っている人には、きっと伝わるはずだ。

    このような作品に巡り合うことも、
    男女の不思議な縁と同じように——
    誰かが手を差し伸べてくれた先にある。

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    2026年04月24日
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

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    やっと、、やっと光が見えてきた。

    人生逃げ続けることはできない。苦しいけれど向き合わなければならない。男だからとか女だからとか関係ないよ。


    男性の方が強いなんて昔の迷信だよ。
    弱い男ばかりだよ。、、ただ、それを見せないような努力をみんなしているだけで。



    あとがきより
    花も、人も、それぞれに在るべき場所というものがあるんだなあ。それを間違えてしまうと、咲きたくても咲けないんだなあ

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    2026年04月24日
  • DANGER

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    バレエのことも、太平洋戦争、そしてシベリア抑留のこともほぼ知識ゼロの私だったが、この一冊でいろいろなことを知ることができた。
    最後に黒田さかゑさんこと翠さんが老婆として亡くなった年が66歳であることに絶句。
    今の私より若いし・・・
    果耶先輩が久我晴臣と踊る姿を想像しつつ、ずっとその姿を見つめ続ける一平君の思いが届くといいなあ、と願いたくなる。
    しかしひどいなロシア。
    っていうか今更だけど戦争ヤバイ。
    ようやく乗り込めた引き上げ船にて、翠が受け取ったビラ
    「不幸なるご婦人方へ支給ご注意 生きんが為、または故国へ帰らんが為、万一これまでに心ならずも不法な暴力により身体を傷つけられ、身体に異常を感じ

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    2026年04月25日
  • ありふれた愛じゃない

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    恋愛小説だけどお仕事小説でもあり、リゾート地が舞台だから旅行要素もあり。

    タヒチに行ったことないのに情景が浮かぶ、解像度が高くて凄い。

    めっちゃ良かったです!

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    2026年04月22日
  • DANGER

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    1990年代前半。ロシアの有名なバレエ団の来日公演に合わせ、出版社に勤務し大学の先輩後輩でもある水野果耶と長瀬一平は世界的振付家・久我一臣にインタビューをし、記事を書くこととなる。当初は久我の半生を辿りつつ、戦前戦後の日本バレエを紹介するつもりだったが、彼が語り始めた過酷なシベリア抑留体験は、思ってもみなかった方向に話は進んでいく。

    昨年は戦後80年ということで、戦争を扱った小説を何冊か読んだ。その多くが日本本土での内容で、国内でこれほど酷い出来事があったのかと考えさせられたが、国外で日本人に起きた出来事には目を向けていなかった。

    本書は、作者の村山さんのお父様の経験した「シベリア抑留」の

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    2026年04月20日
  • しっぽのカルテ

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    我が家にも、虹の橋で待っていてくれている愛犬が2匹います。
    弟くんは、心臓病で、最期の時は、呼吸が苦し過ぎてじっとしていることが出来ず、一晩中、家の中をぐるぐると歩き回っていました。
    見ているのも辛く、なんとか抱っこして落ち着かせようとしても、私の腕を振り切って、また歩き回ります。
    こんなに苦しいのに、眠ることも出来ないなんてと、もう「楽にしてあげたい」と、夫と、「明日、病院が開いたら、先生にお願いしよう」と決めて、私は一睡もせずに朝を迎えようとした頃、最期はやっと私の腕の中で「キュー」と哭いて旅立ちましま。
    2話目の、「いちばん辛い選択を私にさせまいとしたんです。これまでずーっとお世話になっ

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    2026年04月18日
  • DANGER

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    一昨年に読んだ、バレエを題材にした別の作家の小説が自分には合わなかったため、「またバレエか」と思いながら読み始めた。しかし、その印象はすぐに覆される。
    本作は500ページに迫る大作であり、目を覆いたくなるほど悲惨な戦争やシベリア抑留が描かれている。読んでいるあいだ、感情を大きく揺さぶられ続けた。

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    2026年04月18日
  • DANGER

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    極限状態における「バレエへの情熱」と、「戦争の惨さ」の対比が凄まじく、ずっしりとした読み応えがあった。
    特に戦後の満州やシベリアでの過酷なサバイバル描写は、現在のウクライナや中東の戦争と重なる部分があり、単なる過去の歴史としてではなく、現代にも通じる生々しい痛みとして深く胸に迫ってきた。
    また、重厚な人間ドラマにとどまらず、真実に迫っていくミステリー要素が絶妙なフックとなり、中盤以降の一気読みに拍車をかけた。
    そして何より、翠が過酷な運命の中でもずっと想い続け、最後にようやく出会えた結末には深く救われた。極限の泥臭さと、確かな希望の光が味わえる文句なしの傑作。

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    2026年04月15日
  • 星々の舟

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    ネタバレ

    愛をテーマに叶わぬ関係だったり、過去の影響をもろに受けたり、ないものをねだったり、不器用だったり…簡単に言うとそんな色々な恋愛がひしめく家族の話。

    作者が記したあとがきには「どこかに一条の光が射す終わり方を心がけた」とありました。

    たしかに一見すると、環境や体験に縛られて茨の道を進んでいるようにみえる登場人物たちは、最終的には自分の意思で(半ば強制的であろうとも)選んだ結末を迎えていた。

    選択肢は少ないけれど、たしかに自分たちの中の精一杯の自由の中で結末を選んでいたように思えた。

    6つの物語すべて、モヤモヤして気持ち悪くて早く読み終えたいという思いでページを捲るが、読み終えるとすっきり

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    2026年04月14日
  • しっぽのカルテ

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    動物好きな人には読むのが辛くなる部分が多い作品かもしれない。特に2話目は泣きながら読む羽目に。タイトル見れば分かりそうなものなのに、うっかりでした。生き物を飼うことの覚悟を改めさせられる内容。「最期まで責任をもつ」というのがどういうことなのか思い知らされる。自分はまだ経験がないけど、これから確実に迎える未来なので我が事のように思ってしまった。

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    2026年04月11日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    猫飼い作家さんのエッセイとショートストーリー。
    可愛い猫ちゃんの写真もたくさんで、読んで眺めて癒される。好きな作家さんのエッセイが読めて猫ちゃんも可愛い。

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    2026年04月10日