村山由佳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この類いの小説の中では1、2を争うぐらい胸に刺さりました。一番良かったと思うところは、雪乃ちゃんが小学生の高学年でイジメにあって不登校になってしまうのですが、自分も不登校だったのでなんで行けないのか?なんで行かないのかが痛いほど分かってしまう文章の表現。昔は学校に行くのが当たり前だという時代。そんな時代でした、自分は。しかし、この小説で出てくる両親は子どもの気持ちがよく分かってくれていて優しく受け入れてくれています。でも中には心無い人もいて、厳しく言う人もいるのですが、周りの優しい人達に囲まれて、少しずつ雪乃ちゃんは強くなっていきます。特に同い年ぐらいの友達の存在が凄く大きくて、カッコよくかん
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Posted by ブクログ
デビュー30周年記念エッセイ。
今回、続けてエッセイを4冊読み切った。
作品の中にも、自伝的な要素を感じられていたけど、
エッセイで、より深く村山作品を理解できた気がする。
母親との確執は、どんなに傷ついたことだろう。
え?と思うエピソードが満載だった。
それも、小説の肥やしになっているのだろうけど。
「もっと愛してほしかったとは思わない。
ただ、愛させてほしかったな、と思う」
胸が苦しくなる言葉。
2度目の夫は、なんて奴!
たくさんの借金のせいで、必死で働いた話は、今回初めて知った。
波乱万丈な人生の中で、たくさんの命と出会い別れを繰り返し、今の幸せがあるんだ、と知った。
全部全部、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ芸能プロダクションから、ティンカーベルというグループ名でデビューする真由とミチルの活躍を描くお話。芸能関係の本は初めて。実態と乖離している部分もあるかもしれないが、マネージャーは実の両親よりもずっと近くでお世話をしないといけないのかと、大変な仕事であることを知った。
当初は性格の違いから犬猿の仲と言われていた2人が、最高のライバルかつ相棒として成長していく過程を、まるでもう1人のマネージャーになったかのような視点で見ることが出来る。
まさか真由がミチルになりきって歌うことで、1人ティンカーベルを背負う決断をするだなんて、当初から考えると想像もできなかった。ミチルがみたら喜ぶだろうなあ。
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Posted by ブクログ
動物を飼っている人なら、家族のように、それ以上に愛情を注いでいるだろう。
その愛するペットがいなくなることが、どんなにつらい事か・・・
鴨川から出会い、一緒に人生を共に過ごしたもみじとの、
17年間に及ぶ、闘病と、愛情物語。
ただただ、泣きながら読んだ。
東京の新居を探す間の1か月、離れ離れになった後、もみじのしがみつく様に離れないところは、もう号泣!
何度も辛い手術に耐えて、薬も頑張って飲んで、
頑張るもみじの姿は、2歳で病気で亡くなった愛猫と重なって胸が痛かった。
きっと、生まれ変わって、また、村山さんに会いに来るでしょう。
でも、もみじは、もみじ。
それぞれをそのまま愛してあげてほ -
購入済み
懐かしい
高校生のとき「おいしいコーヒーの淹れかた」シリーズ読んでた
でも途中でやめちゃったなぁ
かれんと勝利、あれからどうなったんだろう
この本きっかけでまた読み直してみっかなぁ -
Posted by ブクログ
ネタバレ出版された時からずっと読みたいなと思っていた作品。
なんとなく知っていた阿部定事件。
読んでる途中何度も阿部定さんを知りたくてスマホで調べた。
定さんの生い立ちを知って、そもそも絶対父親がおかしい。どんな事をしたとしてもなぜ可愛い娘を売れるのか?その時代ではあったことなの?疑問だらけ。
定さんの話ではあまりに生々しい描写とあまりに自分勝手に心も軀も吉さんに溺れてく様子に、周りの事も考えるとちょっと苛立ちも感じたけれど、吉さんの話の部分も読んで、もうこれは仕方ないのかなと。
愛する人を殺めても他の女に触れられたくない。そんな風に思える人に出会えたことがないから定さんの気持ちや行動は到底理