村山由佳のレビュー一覧

  • DANGER

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    1人のバレエダンサーの元に取材に行くことから始まる。バレエの危うさもさることながら、戦争でのシベリア勾留、男の辛さ、女の怖さがひしひしと伝わる。現代と昔の2つの物語で書かれているが、字体が変わるのでとても分かりやすい。どちらの時代も次が読みたくてうずうずした。平和な今の日本で有り難い。

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    2026年09月13日
  • しっぽのカルテ

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    動物に関わる物語は、やっぱり村山さん!
    院長の梓は、もう村山さんそのもの!

    ウサギであれ、インコであれ、保護された犬や猫であれ、
    とにかく命を救おうと必死になる。
    そして、その命を守る飼い主にも必死で接する。
    たとえ、言葉が乱暴でも、ぶっきらぼうでも、
    真摯に対峙する姿は、胸を打つ。

    動物と向き合う心構えを、これでもか!
    というくらいに強いメッセージを感じる。

    深雪がつらい体験から、少しずつ心を開き、前向きに生きようとする姿にはウルウルした。
    「前を見て・・・」のラストもすごくいい!

    松の葉がお茶になるのは初めて知った。
    ハーブなどもとても勉強になった。
    本の中に、あちこち村山さんがたくさん表現されていた。

    続編、でるかな?
    映像化も見たいな!

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    2026年09月11日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    どうしよう…毎回楽しくスラスラ読んでいたのに、最後の文で次の巻にいくのを躊躇してしまう。

    著者のあとがきで何となくこの先起こることが予想できてしまって本当に怖い…

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    2026年09月09日
  • 二人キリ 下

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    『やっと二人っきりになれたと思ったら、あたし一人きりなんだもの。』

    泣いた。

    解説を読むまで、本作品は全くのフィクションだと思っておりました。阿部定事件も、評伝小説という言葉も知らず、知識がないため、すべて創り物だと思いながら読んでいました。実際の事件を小説としているのですね、、たまげた。すごい作品に出会ってしまった。

    上巻に続き、わからない読めない言葉がたくさんありました。勉強になります。

    純愛です。ほんとに。
    この猟奇殺人の事件について、予備知識もなにもない私には、まっすぐな恋愛小説のように感じました。

    彼女が望んだのはずっと二人キリでいられること。
    叶えられない現実に、より彼の沼に溺れ狂わされてしまう。
    ただ、二人キリ、それを願って、
    気づけば、彼のいない、二度と彼に会うことのできないたった一人キリの人生に。

    2026.9.5-2026.9.8

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    2026年09月08日
  • 猫はわかっている

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    お話の主要な場面に「猫」が登場するアンソロジー。
    内容はミステリーだったり、エッセイだったり。。
    どれも秀逸で、面白く読むことができました。

    最初の作家さんの、親の影響で猫を飼っていて、仕事の中で余命いくばくの猫に遭遇して・・のお話も良かったし、ミステリー好きとしては、ロックの仲間割れを招いた猫の話、離婚話で持ち上がったある疑惑から、猫が切欠で現実味が帯びる話はゾクッとするものがありました。

    その中でも、一番好きなのは、野良ちゃんを見守るご家族のエピソードが詰まった、感動&笑いのお話。とても良かったし、私がポチっとしたこの電子書籍代も、猫ちゃんの治療の還元に役立てば大変うれしいです笑

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    2026年09月08日
  • 星々の舟

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    読むと辛いのはわかっているので避けていたけど、随分と久しぶりに再読。嫌でも蓋を開けないといけないものはある。

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    2026年09月07日
  • 二人キリ 下

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    おもしろくて、一気読み。
    事件の概要だけ見れば加害者の行動は到底理解できなかったのが、心理描写が巧みで、気づけば、そんな気持ちになるのかも、そんなこともあるのかも、なんて思ってしまうほど。

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    2026年09月06日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    裕恵さんについてはなんとなく以前から匂わせがあったけど、まさか秀人さんだとは。
    旦那さんがいない方が家庭が笑顔になるとか、会話がはずむとか、、、妙にリアルでゾワゾワしました。
    とりあえず勝利、お大事に。

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    2026年09月06日
  • DANGER

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    戦時下を生きたバレエダンサーの過酷な生涯を描いた物語。シベリア抑留と現地での暮らしの苛烈さに、戦争の非情さを改めて思い知らされる。バレエを軸に描きながらも、重厚な戦争小説として心に残る一作でした。

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    2026年09月05日
  • 星々の舟

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    人間30年40年50年と生きてくりゃ 思い出したくないこと、人に言いたくないこと、言えないこと たくさんあるものだ。けれど、自分の家族について その「いろいろ」を、どのくらい把握しているものだろうか? いやもちろん、家族だからって 「いろいろ」を知っていなければならないってものでも無いけれど。家族であるからこそ あえて パンドラの箱を開けたくない、深く覗き込まない、…みたいなところもあるんじゃないかしら。 深く知りたいという愛もあれば、知らずにおくという愛もあるよね。

    心に深い傷を負っていても 見上げれば どこまでも蒼い空、愛される存在であると同時に 誰かを愛する存在でもあるから。自由と引き換えに 孤独を背負う覚悟を決めて また歩き出す。

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    2026年09月03日
  • DANGER

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    日本のバレエの歴史を通して、戦時中から現代にかけてストーリーが進み、どんな状況下においても踊る熱意を強く感じました。
    悲惨で残酷な時代において美しく気高いバレエが見る人たちには、ひとときの辛い現実を忘れることのできる時間だったんじゃないかなぁと  

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    2026年08月29日
  • DANGER

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    もうあの戦争の頃の話を記憶として語り継ぐのはギリギリの年代。一人ひとりに戦争とその物語があったのだろう。祖父母から話を聞かなかったのが今更ながら悔やまれる。

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    2026年08月29日
  • しっぽのカルテ

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    R8.8.25
    エルザ動物病院を舞台にした話。
    土屋高司と真田深雪の恋物語も。
    ほっこり温かい話だった。

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    2026年08月26日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    りつ子が登場すると、ホラー読んでるんだっけ??てなってしまう。。怖いです。。

    勝利とかれんの距離が縮まって読んでて嬉しくて、愛情よりも信頼という言葉が深くて良かったです。

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    2026年08月26日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    上巻の展開もかなりおもしろかったのだけど、後半はさらにスリリングさが増していく。

    夫・孝之があまりにしょうもないし、情けない。
    自己保身しかなくて、事故で彼の身に起きたことは、ある意味、自業自得というか・・・、因果応報というか・・・

    それに対して、妻・涼子はかっこいい。
    泥棒猫の美登利も含め、女性たちは修羅場になってもキモが据わっていて、何というか、男前だ。

    性描写はかなり官能的だし、ドロドロ感もハンパない。それなのに、読後感は不思議なほど清々しい。

    タイトルの「ロウ」とは「漕ぐ」という意味のようで、「人生を自分の力で漕いでいく」ことがこの小説のテーマなのかな。
    だから、読み終えてたどり着いたところが清々しいのだと思った。

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    2026年08月25日
  • DANGER

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    ええやん!長いけど。
    DANGERとDANCERとかけてるのか…
    あんまり、バレエとか分かってないけど、踊り子(ダンサー)は、危険。
    よく水鳥が優雅に水面をスイスイ泳いでるように見えるけど、水面下は、激しく足を動かしてるような…
    満州、シベリア抑留と凄い経験をしても、尚、踊るのはやはりDANGERなんかな。

    これは、ダンサーの話もあるけど、戦中、戦後のツラい話しでもある。
    ソ連のギリギリに参戦してきて、日本人をごっそり労働力として持って行くのには辟易とするけど、アメリカさんらも知ってるんやろな。
    翠さんら、女性たちの悲惨なのも心に残る。
    こんな事は、二度と起こさない!って誓って欲しい!
    …
    しかし、現実は、元二大強国と言われた東西の国が、すぐ終わらせるはずが、今もズルズル戦争しとる。
    なぜに、懲りないんかなって思う。
    両大統領とも、安全地帯でぬくぬくと決めてるから?
    こいつら、最前線で指揮取らせたら、ええやん!( *`ω´)

    以下、本文より
    「私はね。帰国後にナデジダからいくら勧められても、ついぞキリスト教の洗礼を受けなかった。
    神、というものが存在するとはまったく思えなかったんだよ。少なくとも我々の祈りに対してまともに耳を傾けてくれるような神はね」

    「戦争を始めるのは権力者たちだが、翻弄されるのは常に弱者だ」


    ******【映画鑑賞】
    o(^-^(-_-(-_-;(・_・(・o・(^~^; ジィ~
    ******

    今回は、ビアガーデン優先の為、アマプラで!
    「ミステリー・アリーナ」

    これは、配信でしか観んヤツ!(^◇^;)
    お〜い!唐沢寿明さん!
    なんちゅうカッコしてんねん!
    かんちゅうキャラ演じてんねん!
    おもろいけど…
    謎解き番組やけど、犯人当てミスったら…
    _| ̄|○
    まぁ、表と裏!陽と陰!で、両極端描いてんねんけど、表がおふざけ過ぎて…
    しかし、裏は、エグいし、汚いし、エゴの固まりやし…潰さんと!
    最後は、なかなかシリアス…
    エンディングは、YMO♪

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    2026年08月23日
  • DANGER

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    これはすごかった。
    日本で戦争を経験した者があれば満州で経験し終戦後シベリアへ抑留された者もいた。
    世界的バレエ振付師の久我、満州開拓団の翠の目線で戦前から戦後まで描かれた内容に胸が抉られそうになる。
    いつだって被害を受けるのは弱い者たち。
    どれだけの命と尊厳が奪われ、どこまで酷い目に遭わなければいけないのか。
    過酷なんて言葉じゃとてもじゃないけどとうてい足りない。
    そんな中、やっと叶った翠と久我の邂逅には涙が出た。
    インタビューを通してバレエ経験者の水野果耶がバレエに対して前向きに、また新しい一歩を踏み出せる姿に喜びを感じられた。
    ちょっとした希望、だけどとてつもなく大きい。
    村山由佳さん、改めてすごいものを書く方だし最近の著書はどれも好き。

    ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
    シベリア抑留から日本へ帰還する時には私物をひとつ持ち帰ることを許されなかったと言う。
    写真1枚、として。
    それを考えると、好きな物や大事な物に囲まれて暮らせるわたしたちはとても幸せなのだと思う。

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    2026年08月23日
  • 天使の梯子

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    絶対に前作の【天使の卵】を読んでから、この本を読んで欲しい。!!!

    前作はあまりにも救いがなく、読み終えたあとの虚無感も凄まじかった。正直、物語として楽しめたとは言い難かったけれど、今作を読み終えた今なら、あの一冊はこの物語へ辿り着くために必要な前提だったのだと思える。
    そして、前作に登場した歩太が、まさかの「勝ち目のない沼男」として再登場した瞬間は、思わず興奮してしまった。


    もっと集中力高い時に読めばよかった

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    2026年08月23日
  • はつ恋

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    こういう、ゆっくり時が流れるのが好き
    大人の本当に大人の恋愛やなって
    箸休めになったな
    ありがとう村山先生

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    2026年08月19日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    話が大きく動いた回。みんながみんな、お互いを大切に思っているからこそ隠している事実。なんだか素敵でした。今回も丈がいい役割で、タイトルの聞きたい言葉というのがしっくりきました。

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    2026年08月16日