村山由佳のレビュー一覧

  • 二人キリ

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    息苦しいくらいの究極の愛だった。
    すごいものを読んでしまった。
    読んだ後に残るこのなんとも言えない気持ちはなんだろう。
    とにかく村山さんの文章が繊細で凄まじく惹き込まれる。
    ページ数が多いのにもっと読んでいたいと思わされる筆力。すごすぎました…。
    言葉にならない。

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    2025年10月06日
  • 雪のなまえ

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    不登校になってしまった女の子
    田舎の曾祖父母の多くは語らない言葉やそっけないが優しさ溢れる態度がとても沁みる
    また両親の子供に対する愛情の注ぎ方も納得
    人としての生き方を改めて考える機会に
    とても、とても良い小説でした

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    2025年09月26日
  • 二人キリ

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    面白かった。
    どんどん、お定さんのことが好きになってくる。
    阿部定事件を、あの有名な事柄程度しか知らないからこそ
    この物語を楽しめた。
    そして吉弥さんのことも好きになってくる。

    校長先生がとても良かった。でも可哀想だった。
    先生との旅行のために買った石鹸箱のくだりとその後がたまらない。

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    2025年09月25日
  • 【新装版】BAD KIDS

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    【おすすめポイント】
    爽やかでみずみずしく最高に痛々しい小説。

    1990年当時のみずみずしい、ひりつくような感じ。当時の、山田詠美とか好きな人には刺さるはず。

    【残念ポイント】
    特にないけど、村山由佳の初期作品だから、2025年現在と比べて多少荒削りではあるかも。

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    2025年09月16日
  • 花酔ひ

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    ダブル不倫の話。(夫婦同士で不倫しちゃう的な。交換夫婦みたいな)

    4人目線で物語は進んでいきます。

    テーマは秘めるなのかな?と思いました。

    麻子の方は、相手への思いをひたすら秘める感じで。

    一方、千桜の方は、性癖を秘めるという感じ。

    切なさと、官能に溺れていく様を見ている感じです。

    お互い不倫しているのだから、交換しちゃえば?という、簡単なものではなく。

    結婚した相手も生活の一部になっているので、いないと困る。そんな中での不倫の話。

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    2025年09月13日
  • 星屑

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    昭和の芸能界、対照的な2人の少女をマネージャー目線で描いたお話し。
    2人が成長していく姿は可愛らしく微笑ましい。
    ドロドロした部分はなく周りの大人も優しくて、爽やかな青春小説のような印象も。
    マネージャーに感情移入しすぎて最後は泣けた。

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    2025年09月11日
  • 雪のなまえ

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    この類いの小説の中では1、2を争うぐらい胸に刺さりました。一番良かったと思うところは、雪乃ちゃんが小学生の高学年でイジメにあって不登校になってしまうのですが、自分も不登校だったのでなんで行けないのか?なんで行かないのかが痛いほど分かってしまう文章の表現。昔は学校に行くのが当たり前だという時代。そんな時代でした、自分は。しかし、この小説で出てくる両親は子どもの気持ちがよく分かってくれていて優しく受け入れてくれています。でも中には心無い人もいて、厳しく言う人もいるのですが、周りの優しい人達に囲まれて、少しずつ雪乃ちゃんは強くなっていきます。特に同い年ぐらいの友達の存在が凄く大きくて、カッコよくかん

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    2025年09月09日
  • 花酔ひ

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    ネタバレ

    ここ最近読んだ本でいちばんよかった。朝の電車で読むべきではなかった。
    全員の性に溺れていく様が、エロい。自分の性癖をはっきりさせなくてはならない。

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    2025年09月03日
  • 記憶の歳時記

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    デビュー30周年記念エッセイ。
    今回、続けてエッセイを4冊読み切った。

    作品の中にも、自伝的な要素を感じられていたけど、
    エッセイで、より深く村山作品を理解できた気がする。

    母親との確執は、どんなに傷ついたことだろう。
    え?と思うエピソードが満載だった。
    それも、小説の肥やしになっているのだろうけど。
    「もっと愛してほしかったとは思わない。
    ただ、愛させてほしかったな、と思う」
    胸が苦しくなる言葉。

    2度目の夫は、なんて奴!
    たくさんの借金のせいで、必死で働いた話は、今回初めて知った。

    波乱万丈な人生の中で、たくさんの命と出会い別れを繰り返し、今の幸せがあるんだ、と知った。
    全部全部、

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    2025年08月27日
  • 晴れときどき猫背 そして、もみじへ

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    2002年に刊行された鴨川での「楽園」の復刻版。
    下にコメントが付いていて、楽しめる。

    もみじの祖母であるこばんの子育て、
    こばんの娘でもみじの母である真珠の子育て、
    それだけでもストーリーが凄すぎる!
    猫嫌いの旦那第一号もメロメロにするほど。

    もみじの兄弟たちは、どんな猫生をすごしたのかな・・・

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    2025年08月27日
  • 妖し

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    電車の乗り換え時に構内の本屋で購入

    「妖し」という固有名詞を題材にするとこんなにも作者のカラーが出るのかと…!

    大好きな恩田陸さんの作品のじっとり感がたまらなかったです。
    バナナの話は、一生忘れないと思います。
    情景描写が秀逸で、主人公視点の光景が目に浮かびすぎて怖い。そして情景は目に浮かぶのに主人公の感情が絶妙に言語化されないままそこにある感じが凄かったです。

    たまたま手に取った本でしたが大好きな一冊になりました。

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    2025年08月24日
  • ありふれた愛じゃない

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    ネタバレ

    情景描写が美しすぎる。

    「好き」という気持ちだけで、真奈は人生において大きすぎる決断をした。熱く、深い情熱はときに人を容易く変えてしまうのかな。

    貴史との別れの場面の真奈の台詞
    「許さないでいいよ。私のこと、一生、赦さないでいいから」
    こんなの、貴史からするとあまりにも自分勝手で無責任な言葉だと思う。それでも、竜介との唯一無二の繋がりを思えば真奈に共感してしまうんだよなぁ、、、。
    貴史に幸あれ。

    最後に、性暴力は決して正当化され得ないものであってほしい。

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    2025年08月23日
  • もみじの言いぶん

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    もみじちゃん、
    虹の橋を渡り、痛みも苦しみも無くなって、自由にあちこち飛び回れるのに、毎日、かーちゃんに呼ばれて忙しいね~

    子猫の頃、チョーかわいい!!!
    「ネコイキ」でのエピソードが写真ですごくよくわかったよ。

    かーちゃんを、すぐアホや~、というけど、
    猫を飼っている人はみんなアホになるんや。

    ところで、なんで、関西弁なんや?
    へへん、てそっぽ向かないで。

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    2025年08月23日
  • 星屑

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    ネタバレ

    芸能プロダクションから、ティンカーベルというグループ名でデビューする真由とミチルの活躍を描くお話。芸能関係の本は初めて。実態と乖離している部分もあるかもしれないが、マネージャーは実の両親よりもずっと近くでお世話をしないといけないのかと、大変な仕事であることを知った。

    当初は性格の違いから犬猿の仲と言われていた2人が、最高のライバルかつ相棒として成長していく過程を、まるでもう1人のマネージャーになったかのような視点で見ることが出来る。

    まさか真由がミチルになりきって歌うことで、1人ティンカーベルを背負う決断をするだなんて、当初から考えると想像もできなかった。ミチルがみたら喜ぶだろうなあ。

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    2025年08月22日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    動物を飼っている人なら、家族のように、それ以上に愛情を注いでいるだろう。
    その愛するペットがいなくなることが、どんなにつらい事か・・・

    鴨川から出会い、一緒に人生を共に過ごしたもみじとの、
    17年間に及ぶ、闘病と、愛情物語。
    ただただ、泣きながら読んだ。
    東京の新居を探す間の1か月、離れ離れになった後、もみじのしがみつく様に離れないところは、もう号泣!

    何度も辛い手術に耐えて、薬も頑張って飲んで、
    頑張るもみじの姿は、2歳で病気で亡くなった愛猫と重なって胸が痛かった。

    きっと、生まれ変わって、また、村山さんに会いに来るでしょう。
    でも、もみじは、もみじ。
    それぞれをそのまま愛してあげてほ

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    2025年08月22日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    村山由佳さんの愛猫、もみじの最期を綴ったエッセイ。中盤から号泣。
    着替えてまた戻っておいで
    が印象的だった。
    うちの2代目ハムスターも1代目がお着替えして来てくれたのかも、と思うとたまらなく、読後しばらく涙がとまらなかった。
    最後のもみちゃん目線の言い分も泣けた。できた子だね、もみちゃん。

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    2025年08月20日
  • 猫はわかっている

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    この本棚に「猫」で検索かけたら17冊も読んでいた。これが18冊目である。
    アンソロジーもあるので、ニャンコ好きな作家さんは多いんだなあと感心するニャンコ好きな自分である。
    1番バッターの村山由佳さんの作を読みながら、ずっと前から読みたいと思いながらも650ページの大作にためらっていた「風よあらしよ」に、やっぱり挑戦しにゃきゃあと思った。

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    2025年08月03日
  • 【無料】村山由佳デビュー30周年記念「集英社全作品試し読み小冊子」

    購入済み

    懐かしい
    高校生のとき「おいしいコーヒーの淹れかた」シリーズ読んでた
    でも途中でやめちゃったなぁ
    かれんと勝利、あれからどうなったんだろう
    この本きっかけでまた読み直してみっかなぁ

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    2025年07月22日
  • 二人キリ

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    ネタバレ

    出版された時からずっと読みたいなと思っていた作品。

    なんとなく知っていた阿部定事件。
    読んでる途中何度も阿部定さんを知りたくてスマホで調べた。

    定さんの生い立ちを知って、そもそも絶対父親がおかしい。どんな事をしたとしてもなぜ可愛い娘を売れるのか?その時代ではあったことなの?疑問だらけ。

    定さんの話ではあまりに生々しい描写とあまりに自分勝手に心も軀も吉さんに溺れてく様子に、周りの事も考えるとちょっと苛立ちも感じたけれど、吉さんの話の部分も読んで、もうこれは仕方ないのかなと。

    愛する人を殺めても他の女に触れられたくない。そんな風に思える人に出会えたことがないから定さんの気持ちや行動は到底理

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    2025年07月19日
  • 二人キリ

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    「阿部定」はこれまで自分の中でキワモノ扱いだったけど、ようやく生身の普遍性のある人物として色づいた。お金に執着がなくて読んでいると不安になるが、なんだかんだ人の縁があり飢えることなく全国各地で生きていけているのがすごい。常識に囚われず自由な人。

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    2025年06月26日