村山由佳のレビュー一覧

  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    やっと…やっと…!!って感想。笑
    恋に盲目になっていく勝利に激しく共感した。頭ではわかっているのに、他人が同じことをしていたら軽蔑するのに自分も相手に酷い態度を取ってしまう。あるよねー。笑

    以下良かったフレーズ

    こんなふうに、何かきれいなものを見つけた時や、嬉しいことがあった時、映画や本に感動したり、誰かのひとことに心動かされた時…今のこの思いを伝えたい、分け合いたい、と願う気持ちの強さはそのまま、その人に注ぐ想いの強さなんだろう。

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    2024年02月12日
  • もみじの言いぶん

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    読みました、買ってよかった。村山家のもみじちゃん視点で語られるお話。写真がすごく綺麗で、この形態ですごくありがたいなと思った。

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    2024年02月11日
  • 天使の柩

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    恋愛っぽい話なのかなと思っていたら、
    恋愛までは行かず(今のところ)
    男とも女とも父とも娘とも違う
    あやうくて美しい情や互いを思う気持ちに心があったかくなった。

    最後の書評にもあったけど、
    この物語のどんな結末になって傷つこうとも「出会わなければよかった」とは思わない前向きさ、素直さ、強さに改めて心が洗われた。

    この物語と出会えて良かった。

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    2024年02月09日
  • 翼 cry for the moon

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    素晴らしい!話の展開がとても大胆かつスムーズで、のめり込んで読んでしまった。
    村山由佳さんの書くお話は、辛い境遇で育った人がよく出てきますが、このお話もそう。で、過去の自分とどう折り合いをつけて未来に向かって進んでいくのか。そういうところを丁寧に丁寧に流れるように描写してあるから、感情移入しやすいのかな。
    これ、ハリウッドの映画になってもおかしくない。

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    2024年02月07日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    ネタバレ

    序盤から、由佳姉さんはとてもスピリチュアルな方なのではないかと思った。
    そしてあとがきを読んで確信した。
    しかもこの文庫本が発行されたのは1998年。
    今よりもずっと前世についての知識は浸透してなかったはず。
    とても興味深く読み、そして楽しめた。

    “真に愛した男と一夜を過ごすことが、人の道にはずれたことだとはどうしても思えなかった。人の道に外れるとは、夫がしていることを言うのだ。”

    おりんがはやてと関係を結ぶことを頑なに拒むシーン。
    若くないから。
    10も離れているから。
    いやだと言っても思う通りにするのであろう?
    これらは全てエゴだ。
    そのエゴを見透かしたはやては一言、
    「いやなのか?」

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    2024年01月29日
  • 【新装版】BAD KIDS

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    新装版ということで、これは再読しなければ!と思い読みました。高校生の頃読んだ時より、今読んだ方が第1章がセンセーショナルに感じました。青春小説という言葉は不似合いな感じがします。

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    2024年01月26日
  • はつ恋

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    ネタバレ

    解説を書かれているのが小手鞠るいさんなのが、まず最高。
    冒頭で小手鞠の花が出てくるところも伏線のようで嬉しい。
    小手鞠さん同様、私もこの小説を読んで初めてわかった。
    私も恋愛体質である。
    でも、人生を幸せに生きるために、それっていいことなんじゃないかなとも思う。

    ハナちゃんがちはるちゃん夫婦と合う席に同席するシーン。
    そしてそれをちはるちゃんが望んでいる事実。
    これらを含めたラストシーンは夢のようだった。
    でも、可能性は0じゃないということも教えてくれた。
    ずっと持っていたい一冊。

    ”一緒に過ごせるのはあと数時間。でも離れてもこの関係が終わるわけじゃない。終わらせないと感じるしその努力もす

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    2024年01月24日
  • 星々の舟

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    叶わない恋、叶わなかった恋、人の倫から外れた恋…と、恋愛小説がメインテーマのアンソロジーでありつつ、最終話、父・重之の戦争の話が出てきたところで思わず涙してしまった。
    恋愛模様だけではなく、家族愛や母親の無償の愛がそこかしこに感じられて、そしてどのストーリーにもさりげなく出てくる花々の描写が美しくて、あっという間に読み進められる内容だった。

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    2024年01月16日
  • てのひらの未来 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season:アナザーストーリー

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    アナザーストーリーっていいですよね。
    主人公目線でしか見れなかった出来事を、また別の人の視点で見ると全然違うものに見えてきたりして。

    悲しい出来事の中心にいた勝利の気持ちは苦しくなるほど見てきたので、周りの人がどう感じていたのか、どうしてあの場にいたのかとか、その真相がわかって、ほっとしたというかぐっときました。
    たくさんの人に愛されている勝利は幸せ者ですね。

    最終巻のその後のエピソードもあってうれしかったです。

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    2024年01月14日
  • ミルク・アンド・ハニー

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    ダブルファンタジーも好きだったけど、続編は更に好きです。ここまで克明に夫婦のやり取りを描かれるってないと思うんだ。だから夫婦のことはわからない、って言われるのだと思うのだけど。究極のコミュニケーション小説。

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    2024年01月14日
  • 記憶の歳時記

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    小説は然る事ながら、エッセイも読ませる村山由佳先生。豊かな語彙力、柔軟な表現力が共感を呼ぶ。12の季節に合わせ、来し方を語り、可愛い愛猫の写真もいい。掌編小説『我が家の言いぶん』が優しく胸に響く。

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    2024年01月04日
  • Row&Row

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    ♪男と女の間には~、深くて暗い川がある~

    どんなに親しくなっても、やっぱり分かり合えるのは難しい。

    久々の、長編もの。
    久々の、村山由佳さん。

    揺れ動く女性の心のうちを書かせたら、さすがだ!

    不倫に疲れて、傷ついた心の隙間に入り込んだ孝之。
    ごく普通の夫の姿だ。
    姉さん女房に、甘えと、嫉妬がドロドロにつまっていた。
    妻にマウントを取りたい男のプライドがマックス!

    マイホームが夫の仕事場である場合、
    妻としては、ゆっくりできる空間ではない。
    定年退職親父が一日家にいるのと大差ない。

    バリキャリの涼子なら、もっと早く決断しても良かったのでは?
    「でっかい決断っていうものはな、
    慣れた場

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    2023年12月30日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    12月にこの物語を読み進めており、作中もちょうどクリスマス真っ只中で世界観に没入しやすかった。
    実際に思っていてもいざ相手に伝えるのって勇気が必要だけど言葉にする事で初めてお互い一歩前に進める事って必ずあるんだなと感じさせられた。もちろんそれが悪い方に転ぶこともあるけど自分でボールを持ち続けるのってやっぱり辛いし耐えきれなくなるからお互い受け止めて合える関係づくりって大事だよね!でも実際それが難しくて苦労するのですが、

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    2023年12月13日
  • Row&Row

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    やばい、えぐられるわ~。
    でも面白いわ~。

    もう読む手が止まらなかった。
    夫婦の本当の本当とは。

    結婚ってなんだろうねぇ。

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    2023年11月16日
  • 風よ あらしよ 下

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    ネタバレ

    私と伊藤野枝を出会わせてくれたこの原作本に感謝。
    最期に見たのか見てないのかわからないけど、井戸の中からの風景が描かれているのがなんとも印象的です。

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    2023年10月19日
  • 風よ あらしよ 上

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    2022年にNHKでドラマ化されたのを観てからすっかり伊藤野枝にハマってしまった一人の女です。笑
    上巻はここで終わるんですね。。。
    なんともヒリヒリしたところで区切られて即座に下巻に手を伸ばしました。

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    2023年10月19日
  • はつ恋

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    40代の落ち着いた恋愛のお話

    房総の古い日本家屋に住む四十代半ばの小説家ハナ
    幼少期に家が隣で姉弟のように過ごした4歳下のトキヲ
    二人はお互いに二度の結婚と離婚の末に出会い、普段は千葉と大阪と遠距離な恋愛をしている

    季節の移り変わりと共に描かれる、ハナとトキヲの大人の物語

    文学性に関しては、解説の小手鞠るいさんが指摘しているように
    「雨」という単語を使わずに雨の降り始めを表現していたりと
    五感のすべてを動員して想像させられるような文章が美しい
    一年間に渡る四季折々の情景や生活に密着した季節感は、流石は村山由佳さんだと思う

    お互いの想いにしても、激しい感情ではないけれども
    落ち着いた心持

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    2023年09月22日
  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    主人公が陸上部で年上の介護士の彼女と両思いで遠距離恋愛、各々要素はバラバラのタイミングだったもののどれも私の境遇に当てはまっており物語に没頭してしまった。自分自身を彼に置き換え、その行動や心情に共感の嵐であった。このような作品に出会ったのはまさに奇跡だろう。このような作品と出会えるのがまさに読書の醍醐味だと感じた。

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    2023年09月09日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    個人的に、読んだタイミングが良かった。
    人との繋がりが絶たれたタイミングで読んだ。
    人との繋がりが絶たれるという事実が描かれていた。
    胸が痛くなるような、ただただ俯瞰で眺めてしまうような、そんな話だった。

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    2023年09月08日
  • 星々の舟

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    水島という家族、それぞれ6人の視点から描かれた連作。重いし辛い、最後まで読めるかなと。
    内々のことは、なかなか他の人には伝わらないものだが、ある事情を除けばよくありがちな家族だと思う。ゆっくりと年月を隔て、父、母、息子たち、娘たち、息子の娘が内に抱え込んでいる悩み苦しみを主人公をかえながら綴られていく。
    兎に角、ひとりひとり丁寧に描かれていて
    一章読むごとにずしりと響く。目頭が熱くなった章もあった。生まれ育った環境のせいにしているとしても、時には道を反れることってあるのでは。特に、長男貢の章が気に入ってしまった。郊外での野菜作りに生き甲斐を見いだす。重い話の中、畑仕事の描写はほっとするひととき

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    2023年09月06日