【感想・ネタバレ】風よ あらしよ 下のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

私と伊藤野枝を出会わせてくれたこの原作本に感謝。
最期に見たのか見てないのかわからないけど、井戸の中からの風景が描かれているのがなんとも印象的です。

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2023年10月19日

Posted by ブクログ

彼女らの思想を受け入れられない人がいるのはしょうがないと思う。考え方を強制するものでは無いと思うから。嫌いな人がいるのもしょうがない。万人に好かれる人などいるわけがない。でも命を奪うのは違う。話せばわかる、とは言い切れない面があるとは思うけれど、やっぱり命を奪ってはいけないと思う。

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2023年07月16日

Posted by ブクログ

伊藤野枝、大杉栄、その他の二人に関わる登場人物が、まるで目の前に迫ってくるように、生き生きと描かれていた。映像で迫ってくる感じがした。

「自由恋愛」が描かれている場面は、信じられない気持ちになった。

野枝が虐殺されるときの描写は、身に迫るものがあった。

作者の力量、ハンパない!

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2023年07月15日

Posted by ブクログ

P306
〈人は死ぬ〉
P307
〈どのみち死ぬのなら、それまでにやれるだけのことはやってやる〉
大杉栄の言葉。

なぜそれほどまでに強く生きることができたのだろう。
読めば読むほどわからなくなってくる。
それが正直な気持ち。
野枝に呼ばれ用事を済ませる見張り役の巡査のほうがわかりやすい。

関東大震災で起きた悲劇。
いま、それに関連する著書を読んでいる。
そのとき何が起こったのか。
知るきっかけを村山由佳さんに作ってもらった。

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2023年10月22日

Posted by ブクログ

野枝が生きた時代が行間に溢れ、息苦しさを覚えながら読み進む。
それだけ野枝が生き生きと描かれていることの証左でもあるだろう。
己の信じる道をがむしゃらに生きる野枝。それゆえに非業の死を迎えなければならなかった。
彼女は、大杉栄に同志的結合を見出し、共に生きる道を選ぶ。しかし、三角関係どころか五角関係にさえなろうという自由恋愛について、滔々とまくし立てる彼に無政府主義者の面影は無く、ただのすけこまし(失礼笑)にしか見えない。後半に子煩悩な面が描かれ、少し救いになる。

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2023年08月09日

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