村山由佳のレビュー一覧
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展開はベタなんだけどそこがよい!エンターテイメントとしてものすごく楽しめた一冊。充実感ありだし、先が気になってどんどん読めた。主人公の真奈の揺れ動く気持ちを繊細に表現していたり、舞台であるタヒチの自然の描写がリアルだったり、物語にグッと引き込まれる筆致。リウがセクシーな男すぎる。
自分は真奈にめちゃめちゃ似てる。年齢のわりに子どもっぽくて、仕事が好きで、頑固なモラル…。だから、共感できる部分もたくさんあって切なくなったし、自分なら最後どういう選択をしていたかなって想像するのも楽しかった。キャラクターとして、真奈のこと好きなので応援してる。
年下彼氏との喧嘩や、リウと過ごす様子がやけにリアルで緊 -
Posted by ブクログ
こんな贅沢なアナザーストーリーがあるでしょうか!!
前回の最終巻が、"熱く力強い号泣のラスト"だとすれば、この巻は"暖かく優しい笑顔のラスト"です。「これが読みたかった!」と思う物語が満載で、なんとなく1stシーズンを思い出すような、何気ない幸せに満ちた1冊でした。
1巻からの色々なシーンに触れていて、このシリーズの思い出が蘇ります。何年ぶりかのキャラクターも出てきたのに、つい昨日読んだくらいの濃さで思い出せるって、やはり凄い。一人一人の描写が繊細で、先生の深い愛情をひしひしと感じました。
手紙、メール、そして最後はLINE。一緒に生きているような感 -
Posted by ブクログ
最初はよくいる母、どこが毒親なのか、、と思っていたが、違った。
この小説はかなり奥深い。
一度読んだだけでは本質を捉えるのが難しいかもしれない。
大嫌いな母親の、血を引いている自分。
同族嫌悪だとは分かっている。けれども受け入れられない。
そんな母親譲りの気質を使って、母が一番嫌うことをこっそりとやってのける。
それが【放蕩】であり、夏帆による母への復讐である。
しかし、その復讐が、まさか…。という展開になる。それでは困る。復讐にならないではないか、と。
しかし終盤、兄からの「おまえが母を愛せないのは、当然だった」という一言は、彼女にとって救いになっただろう。
なにせ、夏帆は母を愛し -
Posted by ブクログ
本編完結の際の周囲の人達視点の話と、少しその後の話
本編はあくまであれで最後なので「アナザーストーリー」らしい
これで本当に完結(今のところは……)
丈、裕恵、星野、原田、若菜、中沢、京子、アレックス、そして勝利
二人の関係は周囲の人たちの温かい協力や見守りがあってこそなんだなぁと改めて思う
そんな環境を自然に作り上げたのも二人の資質ではあるわけで
やはり、善き人たちの物語である
本編ではカバーしきれなかった、周囲の人達の状況
ここまで長い付き合いだと、どうしても皆に幸せになってもらいたいと思うし、そんな結末でよかったと思う
本編の最後を読むときは、酷い結末にはならないと明らかにわかっては