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  • 食生活を探検する
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    料理上手になる秘訣は、食物に対するあくなき好奇心と創意、工夫を持つこと。アフリカの奥地でおせち料理を作り、ニューギニアの高地で原住民に手打ちうどんをふるまい、トンガでは皇太子妃に酢ダコのレシピを伝授……。サバンナ、南太平洋の島々、熱帯雨林など世界各地で、現地の人たちと食事を共にしながら生活し、独創的な料理の腕をみがいた文化人類学者が、料理や食べ物を手がかりとして、さまざまな社会や文化を考察する。珍奇かつ痛快な知的食物探検の記録。
  • 北一輝論
    -
    二・二六事件に連って北一輝が刑死したのは昭和12年8月であった。以来、正体のつかめない「思想家」として様々な思想図式や議論にさらされてきた。ここに著者は、決定的ともいうべき、この人物についての論著を、周到な実証によって最も客観的な歴史論の立場から迫り達成した。
  • 創造の人生 井深 大
    5.0
    日本のエレクトロニクス産業を世界のトップの位置にまで発展させるきっかけをつくったソニー創設者の井深大。世界に先駆けてテープレコーダーやトランジスタ製品を身近なものにした井深の人間形成と事業展開の跡を追いながら、その独得の発想法と反骨精神にも似た経営理念がいかにして生まれたかを探る。
  • ある華族の昭和史 上流社会の明暗を見た女の記録
    4.5
    加賀百万石の大名の家柄を継ぐ、侯爵前田家の長女に生まれ、幼時を陸軍武官の父とロンドンで過ごす。四歳で帰国、女子学習院に入り、やがて思春期。恋愛と婚約、戦時下の父の死へと波乱の歳月は続く。明治以来の日本の皇室や旧華族など真の上流社会の人びとの興味ある内側を鮮かに綴る、女の愛の半生記。
  • 翔べ! はぐれ鳥
    -
    崩壊家庭の子供の多くは、物心がつかないうちから乳児院や養護施設に預けられ、家庭生活を知らずに育てられる。それがどれほど人間的なものを欠落させているか。広岡知彦は学究の道を棄て、こうした問題児たちの自立を助ける「憩いの家」をつくった。子供たちの心の病気の原因を、新しい角度から追跡する。
  • 戦国史疑
    -
    歴史は時によって、その視野に意外な死角をもたらす。この視野狭窄は、動乱の時代であればあるほど、多様な疑惑や謎の深淵を残すことになる。戦国時代! その一見確からしき史実の裏に何が隠されているか。不明のまま置きざりにされた戦国史の闇に、著者は鋭い光を当てる。
  • 転勤族の妻たち
    -
    “夫・父”不在の家庭で、いまなにが起きているか。転勤後にしのびよる妻の不安、子供の非行や老親の面倒などなど、自分自身の苦い体験を織りまぜながら、企業戦士の妻たちが抱える苦悩をていねいに掬いあげる。会社とは何か、家庭とは何か、転勤がもたらす深刻な実態を、鋭く問う注目のルポルタージュ!
  • エノケンと呼ばれた男
    -
    日本中を笑いの渦に巻きこんだ喜劇王の素顔を克明に追う。浅草オペラの華を咲かせ、あの”洒落男”を唄い、そして孫悟空で舞台に映画に大活躍したエノケン。短身・塩辛声が奇妙に調和したアチャラカ喜劇の魅力は何か。貴重な資料と関係者の証言を駆使して、表面からは窺いしれなかった生涯を明かす。
  • 元役員が見た長銀破綻 バブルから隘路、そして……
    -
    日本長期信用銀行=長銀は、エリート集団を擁し、風通しの良い行風で知られていた。戦後日本の経済成長を支え、超優良銀行だった長銀が、消滅への道を歩まされたのはなぜだったのか? 能力ある若手を登用できない組織、バブルに踊った中堅行員たち、そして巨大な不良債権をひたすら隠蔽する役員、起死回生策のはずが、逆に崩壊に拍車をかけることになった外資との提携……。長銀役員だった著者が、崩壊までの道程を、在任当時のメモなどからリアルに綴った苦渋の手記。
  • バッハの想い出
    -
    バッハの二度目の夫人が、バッハの思い出を書いているものがあって、先日、それを服部龍太郎氏の訳で読み、非常に心を動かされたのである。これは比類のない名著である。出典につき、疑わしい点があるという説もあるそうだが、そんなことはどうでもいいように思われる。…バッハの音楽の不思議な魅力が、こんなに鮮やかに言葉に移されることはほとんど奇蹟だと言っては過言であろうか。…小林秀雄が絶賛したバッハ伝
  • 中央アジア探検記
    -
    ヘディンの探検旅行は、1890~91年のペルシアと中央アジアの旅行に始まる。この時には、ペルシアから西トルキスタンのブハラ、サマルカンド、タシュケントなどを経て、東トルキスタンに入り、その西端のカシュガルに達した。93年には第2回の探検を試み、この時にはパミール高原、タリム盆地、北チベット、新疆省北東部を踏査した。このときの記録が98年にまとめられたThrough Asiaである。本訳書はこの書のカシュガル以降の分を訳出したもので、タクラマカン砂漠の横断で九死に一生をえた有名なエピソードが一つのクライマックスになっている。「さまよえる湖」ロプ・ノール地方に最初に足を踏みいれたのも、この時のことであった。

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  • シルクロード
    -
    ヘディンは1933年、南京中央政府から西域の新疆(シンキアン)と中国本土のあいだに、2本の自動車道路を設計するための予備調査を委託される。このときの探検旅行の報告書は、戦争と政治、交通機関、進行しつつある地理および水路の変化の3つの観点からまとめられた。『馬仲英(マチュンイン)の逃亡』『シルクロード』『さまよえる湖』の三部作がこれで、本書はこの『シルクロード』の全訳である。足かけ3年にわたったこのヘディンの第五次アジア内陸探検の、北京からハミ、アンシー(安西)を経て、シーアン(西安)にいたる横断路は、かつてシナ絹を西域欧州方面へ運んだ、あの「シルクロード」と呼ばれた道であった。ヘディン独自の感性が息づく本書は、探検記の古典といってよい。「中央アジア探検記」「シルクロード」「さまよえる湖」はヘディンの探検記を代表する3部作となっている。
  • さまよえる湖
    -
    スウェーデン生まれのスウェン・ヘディンは1890年代から回数にして5度の中央アジア探検を試み、40年以上にわたって中央アジアの地理学的疑問の解明に取り組んだ。なかでも、インダス、ブラマプトラ両大河の源流をつきとめ、ヒマラヤ山脈とコンロン山脈の間に横たわるトランス・ヒマラヤ山脈を発見したこと、シルクロードに横たわる楼蘭の遺跡を見つけたことは最も重要な業績に数えられる。だが同時に、タクラマカン砂漠東方に位置するロプ湖の地理学上の謎を解くことは彼の長年の夢であった。「さまよえる湖」は幸運にも自らの目でそれを確認することができたときの、稀有の探検の記録である。

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  • 黒い大陸
    -
    アメリカの探検家スタンレーの第二回アフリカ探検の手記。1874年、アングロ・アメリカン探検隊の隊長としてザンジバルからアフリカ大陸に入り、ヴィクトリア湖、タンガニーカ湖をきわめ、コンゴ川をくだって、1877年、出発以来999日めに、ついに大陸を横断してボマに到着。さらにコンゴ川を下って大西洋岸に達した。この苦渋にみちた、はじめてのアフリカ大陸横断ドキュメントによって、「未知の大陸」アフリカの真相は初めて世界に伝えられた。

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  • 重大事件に学ぶ「危機管理」
    4.4
    東大安田講堂事件、あさま山荘事件、大島三原山噴火など、数々の難事件や災害に対処してきた「危機管理」のエキスパートが、近年の政治や企業のトラブルに触れつつ語った危機対策の戦略戦術マニュアル。阪神・淡路大震災、9・11アメリカ同時多発テロ、地下鉄サリン事件など、豊富な成功・失敗事例をもとに、問題対応の鉄則を説く。あなたが組織の人でも家庭人でも、いま何をするべきかが分かる本! ものごとの優先順位をつけると、仕事も人生もはかどります。
  • 熟年恋愛講座 高齢社会の性を考える
    4.0
    年をとったら自分の性欲も枯れる、そう信じていませんか? 老人の性や恋愛はいまだに「年甲斐もなく」とタブー視されるのが現状。でも、老人ホームの赤裸々な恋愛実態、<40歳未満お断り>の性風俗店の大盛況、風俗嬢たちの証言、雑誌記事に寄せられる真摯な返信用切手つきの手紙、恋をしている老人たちへのインタビューなど、この本を読むと、性欲は枯れない!と分かります。『熟年性革命報告』の著者による、性とは生きることと実感できる一冊。
  • 刑務所の奇人変人
    -
    刑務所歴17年、前科8犯──中野ジローによる刑務所シリーズ第2弾。塀の中の異次元世界でくり広げられる想像を超えた人間ドラマ!

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  • 刑務所生活のすべてがわかる 刑務所ぐらし
    3.0
    最強暴走族からヤクザの道へ。17年間の服役体験をもとに、刑務所とはどんなところなのか、ややこしい刑務所での対人関係、収容生活で注意すべきことなど、賢いつとめ方をアドバイス。刑務所(闇社会)隠語集付き。

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  • イチローvs松井秀喜~相容れぬ2人の生き様~(小学館101新書)
    3.8
    イチローと松井秀喜「知られざる不仲の真相」イチローと松井秀喜。日米球界を代表するスターであり、後世に語り継がれるライバル同士である。イチローは昭和48年、松井は昭和49年の生まれ。ともに外野手で左打ち。共通点は多い。だがいつしか2人はメジャーリーグで対戦しても、談笑はおろか目も合わさなくなった。日本ではタブー視されたが、アメリカでは公然と「不仲説」が唱えられた。なぜ相容れないのか?本書は、その謎を解き明かすため両雄の「生き様」に深く切り込んだ。例えば野球人として歩んできた道。イチローはオリックス、マリナーズという地方球団に属しながらも、安打という「記録」を積み重ね現在の地位を築く。一方、松井は優勝を至上命題とする巨人、ヤンキースの主軸を担い、勝負を決すホームランを放つことでファンの「記憶」に残る選手となった。「個人成績」を求めるイチローと「チームの勝利」を追う松井――鮮やかなコントラストはそれだけではない。生い立ち、ファッション、ファンからの愛され方……2人の人物像をあらゆる点から比較してみると、「水と油」の理由が浮き彫りになる。2010年から同地区で対峙する両雄。因縁対決を楽しむためにも必読の一冊。

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  • 夜明けあと
    3.8
    天皇、断髪なさる。皇后も少し前にオハグロをおやめになった(明治六年)。時計の国産化に成功。いずれは輸入しなくてもいい時代が来るだろう(明治十六年)。元号の原案に「天興」や「興化」もあったとのこと(明治四十五年)。当時の世相や風俗、ゴシップなどのニュースで、近代化の流れをたどるユニークな編年史。文明開化から始まった明治という時代にタイムスリップできる一冊。
  • ニッポン犯罪狂時代
    -
    低年齢化と国際化で、ますます悪質化・凶暴化する日本の犯罪。サイバー犯罪や、オレオレ詐欺、子供を狙った性犯罪など、現代日本の犯罪模様を元警官が過激にぶちまける!

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  • 空手超バカ一代
    5.0
    K-1生みの親・石井館長が獄中で初めて明かした、懐かしくも恥ずかしい波乱の半生! 裸一貫からスタートした少年は、いかにして格闘技界の風雲児にのし上がったのか? 牛殺しに挑んだ17歳の夏、“ケンカ十段”芦原師範との出会いと別れ、百戦錬磨のツワモノたちが顔を揃えた第1回「K-1グランプリ」涙のウラ話…。さらに、ボクシング界の帝王=ドン・キング口説きの秘策<賞味期限切れ作戦>って? 己の道を貫く“しぶとい男”石井館長、抱腹絶倒の奮闘記!
  • 秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし ~宇都宮餃子はなぜ日本一になったか~(小学館101新書)
    3.8
    たった5人から始まった「町おこし」きっかけは、餃子購入額日本一という昭和62年の総務庁(現・総務省)の家計調査でした。そこに最初に注目したのは、市の職員たちでした。当時、宇都宮は、「名前が知られていない」という悩みをかかえていました。そこで、「餃子で宇都宮のPRをする」というプロジェクトが、たった5人の市の職員から始まりました。官の主導で始まった企画が民のボランティアと融合して発展していく、このプロジェクトの成功を検証すると、「町おこし」の成功のキーワードが数多く見えてきます。

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  • 日本猟奇・残酷事件簿
    -
    明治5年、歌舞伎役者との“不義密通”を重ねたうえに、主人を毒殺して世間を騒がせた「毒婦夜嵐おきぬ」事件、大正6年に発生した夫婦間でのサディズム・マゾヒズム殺人、昭和11年に起こり、現在でも語り継がれる阿部定事件、その1年前の昭和10年には、母親が娘と共謀して息子を殺すという日本で最初の保険金殺人が発生―。明治から昭和にかけて起こった凄惨でむごたらしい事件の背景には、近代日本の世相が反映していた。

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  • 迷子のミーちゃん
    4.0
    ある商店街に住みついていた地域猫のミーちゃん。地域のみんなに可愛がられていたが、ある日行方不明に…。小さく弱い存在であったミーちゃん。人から世話をされることで生きてきたミーちゃんだが、周囲の人たちに喜びや癒し、幸福な瞬間など生きるエネルギーを与えていたことが、いなくなって改めて分かった。自立ばかり声高に言い立てるのではなく、弱いものが周囲を信頼して共に生きていける街で暮らしたい。

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  • ニッポン非合法地帯
    5.0
    著者は元警視庁捜査一課。不良刑事であり、現職中にブタ箱入りなんと3回。やくざを殴ったり公安を荒らしたりのひどい奴。退職後、在職中に知り得たネタで『まるごしデカ』等の漫画の原作者となる。強姦、援交、暴力、覚醒剤の値段とやり取りの実際、風俗業のジャパニーズドリームと各種ミカジメ料、浮気調査会社のあくどさ、女性を地獄に落とす奴隷人身売買、殺し屋の値段と頼み方…など日本の裏社会についてのリアルで凄惨な情報大公開!

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  • 寿司とマヨネーズ-ある愛の記録-
    4.0
    延べ10万人が訪れた、今はなき伝説のインターネットサイト『寿司とマヨネーズ』よりマヨ日記を収録。『支配と従属』のめくるめく官能世界。切なく哀しい明日なき純愛ドキュメント。

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  • 野生との訣れ(電子復刻版)
    -
    「ボウ・ボウ」この一週間、エサも水もとらず、檻の中で暴れていたコノハズクが、二声、低いがしかし鮮やかに鳴いた。最期が迫ったのを悟って故山に別れを告げたのか。あわれというほかない野性の執着だ。瀬戸内海の孤島で出合った野鳥たち。まるで綿屑を吹きつけたような雛への愛着、身辺にまといつくカラスとの日常、精悍で毅然としたクマタカヘの憧憬。野鳥を飼育する孤島の生活を描く。

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  • 田岡一雄自伝《電撃篇》(電子復刻版)
    -
    大正2年、田岡一雄が徳島の寒村で生まれたとき、父はすでに病没していた。極貧の中、過労のため母をも失った少年は神戸の叔父にひきとられ、孤独の癖にひきこもるが、同時に喧嘩も強くなった。小学校卒業と同時に旋盤見習工になった彼は、ある日、現場主任を殴打、工場を辞めるが、そんな彼に声をかけたのが同級生の山口秀雄、山口組二代目・山口登の弟である。やがて全国制覇をとげる男の血の記録!

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  • 田岡一雄自伝《迅雷篇》(電子復刻版)
    -
    昭和二十三年、山口組二代目の七回忌追善として広沢虎造らの興行をうつが、この頃から田岡の周囲には一流芸能人が集まるようになる。そんな折、山口組の四人が鶴田浩二を襲撃、田岡もまた全国指名手配された。興行、港湾事業……田岡の打つ手は見事にあたり、山口組は磐石の態勢をつくるが、昭和三十一年、徳島県で小松島事件に突入。この大抗争を皮切りに全国で戦いの火蓋を切り、破竹の進撃を開始する。

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  • 田岡一雄自伝《仁義篇》(電子復刻版)
    -
    昭和三十八年、“広島代理戦争”は敵味方のデマが乱れ、まさに“仁義なき戦い”であった。終結する昭和四十二年までに中国地方五県警が扱った検挙者数3,625人、5,173件。その間の昭和四十年、田岡は心臓発作で倒れたが、混乱に乗じて警察は山口組壊滅作戦に乗り出す。各地の組織は解散を声明するが、田岡は病床で誓う。山口組は何らやましいことをしていない、世の審判を受けるにはいい機会だ、と。血と野望の完結篇。

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  • 政商 小佐野賢治(電子復刻版)
    -
    刎頚の友といわれた田中角栄が、少年時代を種々な形で知られているのに対して、小佐野賢治は、自ら当時を語ろうとはしない。長男に生れても引き継ぐ財産もなく、人一倍の勤勉と努力、そして生来の商才をもって、戦後の復興期という時代をガッチリと掴んだのだ。ロッキード裁判で実刑判決を受けたものの、依然として、小佐野は日本の政商である。直木賞作家が政商の実像に迫る会心作。

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  • ドキュメント  婦女暴行(電子復刻版)
    -
    レイプ――殺人に等しいこの犯罪の実態をつかむことは難しい。発生件数は、報告されている数の二十倍は下らないだろうと推測されている。二、三分間に一人の割合いで女性が何らかの被害に遭っているというレポートもある。しかし、事件を立証するのは被害者の立場もあって大変難しいのだ。レイプという行為に潜む男と女の性の深奥に迫るドキュメンタル犯罪レポート。

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  • 裁判狂時代
    3.5
    「石原裕次郎の弟」を自称する窃盗犯、エロに暴走する検察官、極刑を望む痴漢など、新聞やテレビ報道では決してわからない仰天法廷劇を、「傍聴ブーム」の火付け役が独自の視点で活写。究極の面白裁判全15編。今日からあなたも傍聴マニア!

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  • 幕末維新 陰の参謀
    3.0
    崩壊に向かう幕府を中央・地方で必死に支えようとした老中阿部正弘、南部藩家老楢山佐渡。明治を演出した岩倉具視、後藤象二郎。四人の人物から激動期の生き方を探る。

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  • 毒――風聞・田中正造
    -
    日本初・最大の公害事件、足尾鉱毒事件。自らの家族の根をその地にもつ著者が、田中正造と農民たちの生と死を描き尽くした宿命のライフワーク。各紙誌絶賛!

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  • 江戸の大名 人物列伝
    2.0
    藩祖としてたたえられた英雄、遊女に走って隠居させられた大名、経営をそっちのけで趣味に明け暮れた大名…。それぞれの人は様々な生き様を見せている。江戸時代の86人の大名を取り上げ、その人のエピソードを中心に紹介。

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  • 車いすのパティシェ
    3.0
    表題作を含むニッポン放送ラジオ番組「10時のちょっといい話」のパーソナリティうえやなぎまさひこ氏が過去に放送した約1000話の中から厳選した心温まる実話23編を収録。両脚を切断した後もケーキ作りに励む「車いすのパティシェ」、父が息子に贈ったお墓「天国への郵便ポスト」、大阪大空襲の被害から人々を守った「命を運んだ救援電車」など。ラジオファンも、ラジオを聞かない人にも読んでほしい1冊。朝10時はニッポン放送を聴こう。

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  • お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい
    4.9
    15年間を精一杯生きた、脳性マヒ児の「いのちの詩」。『ごめんなさいね おかあさん/ごめんなさいね おかあさん/ぼくが生まれて ごめんなさい/ぼくを背負う かあさんの 細いうなじに ぼくはいう/ぼくさえ 生まれなかったら かあさんの しらがもなかったろうね』。母への感謝の気持ちを綴ったこの詩は、今でも多くの人に「生命の大切さ」を訴え続けています。

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  • 終戦のエンペラー 陛下をお救いなさいまし
    3.6
    第二次大戦終戦後、天皇の戦争責任が問われる中、連合国軍最高司令官マッカーサーに天皇不起訴を進言する覚書を提出した副官ボナー・フェラーズ。その際、彼が助言を求め、信頼した人物のひとりが河井道だった。敬虔なクリスチャンである河井は、平和を志す女子教育に情熱を傾ける教育家だった。戦後日本がたどる道を決定づけた二人の、運命的な出会いと絆を描くノンフィクション。
  • 女の法廷
    -
    日本人は一般に法嫌いといわれている。しかしもはや、それではすまされない。欲望社会の緊張した人間関係の中で、人を傷つけず、自分も不当な目にあわずに、果たして生きてゆけるものだろうか。女弁護士が事件と裁判を通して、平凡な市民の上にくり広げられるさまざまな運命を見る。

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  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記
    4.4
    「生まれてきてよかった、生きていてよかったと一度でいいからこの子に感じさせてあげたい」難病という重い障害を背負いながらも懸命に生きる娘、亜也。母の私はいったい何ができるのだろうか……。ついに娘の命が尽きようとする時、亜也の夢を叶えるため天国へ嫁がせる結婚式を行うことを決意する。母と娘の絆、生きる意味を問う、感動の手記。
  • 暗殺の壁画
    -
    1983年夏、1発の銃弾がフィリピン大統領候補、ベニグノ・アキノの頭部を貫いた。それは3年ぶりに祖国の地を踏む直前のことだった。何故彼は死を覚悟してまで祖国に帰らなければならなかったのか。生前から日本人として最も深く親交を結んできた著者がすべての真実を明らかにし、閉ざされた歴史の光を当てた衝撃のノンフィクション・ノベル。
  • 悠悠ヤクザ伝 福原陸三 住吉会名誉顧問の疾風怒濤の半生
    -
    白皙長身の美男子で、幼いころには神童とまでいわれた福原陸三。人一倍気位が高く、“君辱めらるれば臣死す”という武士道を重んじ、自らの信念を曲げることなく男の道を探り続けた姿は、ヤクザ渡世の手本となり大いなる足跡を残した。滝野川一家四代目を襲名し、住吉会の名誉顧問にのぼりつめるまでの疾風怒濤の半生を描いた任侠浪漫小説。
  • 義侠ヤクザ伝・藤田卯一郎
    -
    任侠界に今も燦然と輝く松葉会初代会長・藤田卯一郎。不退の信念を胸に身ひとつで敵陣に乗り込み、啖呵をきる彼は「軍治」の異名をとり、多くに畏れ敬われた。義理を尽くし、受けた恩義は決して忘れぬ。親分のためなら死も厭わぬ。自らの正しさを信じ、死すら恐れず筋を通し続けた男の一生を描き、ヤクザ史を華やかに彩る侠客浪漫小説決定版!
  • 一徹ヤクザ伝・高橋岩太郎
    -
    昭和21年、台湾省民と博徒が激突した“渋谷事件”で総勢130人もの博徒を従えて総指揮官を務めた高橋岩太郎。仁義を通すためなら、いかなる危険をも顧みない少年だった彼は、生涯慕い続ける親分・大山仙太郎と出会い、やがて落合一家六代目を襲名していく……。博徒の本道“誠”を貫き通した男の苛烈な生涯を鮮烈に描く希代のヤクザ一代記。
  • ヤクザの死に様 伝説に残る43人
    -
    戦後ヤクザ史に残る男たちは、死に様までもが伝説として語り継がれている。はみ出た腸を押しこみ反撃を続けた鼈甲家初代・一見直吉、銃弾を喰らいながらも“侠”の矜持を保ち続けた山口組四代目・竹中正久、葬儀に二万人の参列者が駆けつけた住吉連合会総裁・堀政夫など、43名のヤクザたちの壮絶にして鮮烈な最期を描いた傑作ドキュメント。
  • 逮捕されるまで 空白の2年7ヵ月の記録
    4.1
    警察官を振り切って自宅マンションより逃走した日から逮捕されるまでの二年七ヵ月、どこでどのような生活をし、何を考えていたのか。北は青森まで、そして四国、沖縄、関西、九州の各地を電車、船、バス、自転車、徒歩で転々と移動した。英国人女性殺人事件で逮捕・起訴された市橋達也が「逃げた後、捕まる」までを綴る。拘置所からの、懺悔の手記。
  • 整形逃亡 松山ホステス殺人事件
    5.0
    稀代の犯罪者・福田和子――十七歳で強盗。獄中でのレイプ被害。二度の結婚と離婚。四児の出産。美人ホステス殺害。家財道具の強奪。全国指名手配。十五年間の整形逃亡。時効寸前に逮捕。男、金、酒、売春、嫉妬、見栄、虚言癖。複雑な生い立ちから劇的な逮捕まで。人間のあらゆる負の業を抱えた罪深き女の想像を絶する半生とその実像の全て!
  • 美人銀行員オンライン横領事件
    -
    美貌で真面目な女子行員を信じがたい大胆な犯行に走らせた男は、外車を乗り回す派手好きなプレイボーイであった。彼女は全ての預金を男に貢いだ末に、コンピュータを悪用して一億三千万円もの大金の詐取に成功――そのままマニラに逃亡する。スキャンダラスな事件の全貌を明らかにする衝撃のドキュメント。
  • この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇
    3.8
    敗戦から高度成長に至ったわけ、学校では教えない「日教組」、アベノミクスとバブルの教訓まで。池上彰教授のわかりやすい戦後史講義を実況中継! 歴史の授業ではなおざりにされがちな「日本の戦後史」ですが、社会に出るとこれほど「使える」分野はありません。そこで、池上彰教授の東工大講義シリーズ第2弾は、『この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」』。平成生まれの学生たちに、日本が敗戦から不死鳥のように甦った道筋から、現在の問題を解くヒントを教えます。「アベノミクスはバブルから学べるか?」「政権交代の不思議な歴史」「学校では絶対に教えない『日教組』」など、ビジネスパーソンにも参考になることばかり。
  • この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義
    4.0
    東京工業大学の教授に就任した池上彰さん。理系学生への講義の内容が一冊に。「悪い会社・優れた経営者の見分け方」「なぜ優秀な理系学生がオウム真理教に?」「君ならサムスンに移籍するか?」「日本国憲法は改正すべきか」「リーマン・ショックとは何だったのか」「君は年金に入るべきか」「なぜ反日運動が起きるのか」etc.知るべきことを分かりやすく。ビジネスマンも必読です。
  • リクルートという奇跡
    3.9
    2014年10月、東証一部に新規上場し、時価総額2兆円の企業となったリクルート。1980年代以降の情報誌文化を創出し、時代の先端を走り続けてきた同社は、なぜユニークな人材を次々と輩出できたのか。リクルート事件やダイエーによる買収など、幾多の危機をどう乗り越えたのか。同社幹部としてそのすべてを見届けた著者が明かす“奇跡の企業”の秘密。サラリーマンの教科書ともいうべき名著が電子書籍で復活!
  • 日本の黒い霧(上)
    4.7
    戦争に敗れ、アメリカ軍の占領下、日本国内では奇怪な事件が連発した。国鉄総裁が轢死体で発見された「下山事件」、民間飛行機「もく星」号の墜落後の隠蔽工作、昭電・造船汚職の二大疑獄事件、現職警部が札幌路上で射殺された「白鳥事件」、衝撃では「ゾルゲ事件」に劣らない「ラストヴォロフ事件」……こうした事件の捜査は、占領軍と日本側の権力筋の強権によって妨害された。多くの資料と小説家ならではの考察で真相解明しようとした金字塔的ノンフィクション。
  • 猛き艨艟 太平洋戦争日本軍艦戦史
    -
    二度と戻れないことを承知で、真珠湾の奥深く向った特殊潜航艇「甲標的」の搭乗員。敵潜水艦の危険を知りつつ、魔の海峡に突入した高雄型重巡戦隊。滅び去ることを目的に沖縄への特攻出撃を命じられた戦艦大和。幕末からわずか七十年足らずで世界三大海軍の一角を占めるようになりながら、3年8カ月の太平洋戦争によって消え去った日本の「いくさぶね」の姿が日米全調査で甦る。
  • お笑い 男の星座 芸能私闘編
    3.9
    この一冊を偉大なる梶原一騎に捧げる 小川直也の暴走ぶりからガッツ石松の鉄拳まで。格闘技の裏の裏まで知っている人気お笑いコンビによる抱腹絶倒の“活字漫才”! 【目次】 序章 猪木イズム 第1章 バッタ屋稼業 第2章 芸能界最強決定戦 和田アキ子vs.YOSHIKI 第3章 ラスト・マッチ 前田日明 第4章 たけしと洋七 第5章 ロールス・ロイス戦争 第6章 爆笑問題問題 第7章 知ってるつもり!? ジャイアント馬場 第8章 さそり座の男 第9章 岸部のアルバム 第10章 泣いたターザン 第11章 ホモじゃない! 水野晴郎 第12章 幻の右 ガッツ石松 第13章 四角いジャングル 第14章 四百戦無敗の男 第15章 たけしイズム 解説 坪内祐三
  • 工学部ヒラノ教授
    4.0
    朝令暮改の文科省に翻弄され、会議と書類の山に埋もれながらも研究、講義に勤しむ工学部平教授。安給料で身体を酷使する「女工哀史」さながらの毎日。累々たる屍を踏み越えつつ頂上を目指す大学出世スゴロク。そして技術立国日本の屋台骨を支える「納期厳守」「頼まれたことは断らない」等エンジニア七つの鉄則。理系裏話がユーモアたっぷりに語られる、前代未聞の工学部実録秘話。
  • 歌に私は泣くだらう―妻・河野裕子 闘病の十年―
    4.9
    その時、夫は妻を抱きしめるしかなかった――歌人永田和宏の妻であり、戦後を代表する女流歌人・河野裕子が、突然、乳がんの宣告を受けた。闘病生活を家族で支え合い、恢復に向いつつも、妻は過剰な服薬のため精神的に不安定になってゆく。凄絶な日々に懊悩し葛藤する夫。そして、がんの再発……。発病から最期の日まで、限りある命と向き合いながら歌を詠み続けた夫婦の愛の物語。
  • ピッカピカの一年生を作った男
    -
    伝説のクリエーターが明かす名CMの裏舞台。 大ヒットCM『ピッカピカの一年生』を作った伝説のクリエーターが明かした知られざる撮影秘話。北から南から個性の強い小学生を探して東奔西走。ヒットの裏側で何百人もの子供を撮ってきた著者だからこそ知り得た、人を感動させる技術を公開。「方言や欠点、隠したがるものこそ魅力でありキャラクターになる」失敗こそが子どもの魅力」(本文より)。とびっきり面白いエピソードに加え、植田正治、金子兜太、松尾芭蕉、ピカソ、スティーブ・ジョブスなど、さまざまな一流人から学んだ箴言もわかりやすく紹介。「無垢の力」こそクリエイティブの源と解く、深い示唆に満ちた一冊。
  • 二人の将軍(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ビクトリア朝から第一次そして第二次世界大戦へ…。英独二人の将軍にまつわる謎を戦史研究家の立場から追跡。取材中著者を襲った災厄、取材技術から危機回避術までも伝授。渾身の書き下ろしノンフィクション・ノベル ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 新・馬場派プロレス宣言(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 プロレスを、ジャイアント馬場を30余年にわたって愛し続けた男が綴る、熱く切ないエッセイ集。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 乳房再建(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 患者と主治医、そして夫と妻という関係を通して、乳がん患者のクオリティ・オブ・ライフの問題を投げかける感動の闘病体験記。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 偉人たちの死亡診断書
    3.0
    偉人たちの死因を追いながら、現代医療の進歩の様と、未だに難病であり続ける病変の現状をレポート 古今東西世界を動かした偉人たちは、その名を歴史に残してきたが、その死亡原因となると戦死、暗殺、自殺以外はあまりしられてなかった。病で倒れた偉人たちの死因を知ることは、その時代の医学、医療の水準を計ることになる。あの時代だったからこそ、夏目漱石は早死にし、キュリー夫人は白血病に倒れ、徳川家康は食中毒死したのだ。偉人たちの死因から浮かび上がってくる現代医療の“秒進分歩”の発展ぶりと、あらたな病の現実を考察する。 武田信玄と胃がん/マルクスと肺がん/キュリー夫人と白血病/周恩来と胃がん/源頼朝と脳梗塞/パスツールと脳出血/エールリヒと高血圧/レーニンと動脈硬化/ラントシュタイナーと心筋梗塞/藤原道長と糖尿病/足利尊氏と化膿/ナポレオンと砒素中毒/徳川家定・家茂と脚気/トルストイと肺炎/メンデルと肝臓病/スコットと凍死/徳川慶喜と肺炎/夏目漱石と胃潰瘍/若山牧水とアルコール性肝炎/藤原房前と天然痘/アタワルパと天然痘/結城秀康と梅毒/シューベルトと梅毒/平賀源内と破傷風/リヴィングストンと赤痢/アレキサンダー大王とマラリア/徳川家康と食中毒/島津斉彬とコレラ/滝廉太郎・樋口一葉と肺結核/正岡子規と脊椎カリエス/島村抱月とインフルエンザ

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  • 勝ちきる頭脳
    -
    12歳でプロになり、26歳で囲碁界初の七冠を達成した、天才棋士・井山裕太。井山にしか打てない手を繰り出し、通算勝率は7割超え。その圧倒的強さの秘密とは?「直感には必ず根拠がある」「悪手こそ読み、人の廃案を探る」「4つ5つ浮かぶ直感が、独創を生む」など、“読み”や“直感”を追求し、勝負の本質を明らかにした、ビジネスにも効く一冊。 2017年10月に達成した史上初の二度目の七冠制覇、世界戦「ワールド碁チャンピオンシップ」「LG杯」の戦いを加筆して文庫化!
  • ありがとうございます
    4.0
    人生で何かコトを起こそうというとき、たった一人では何もできない。小さなエネルギーの塊(かたまり)のようなアイディアや情熱に、理解者や協力者が寄り添ってくれて初めて、大きなムーヴメントを巻き起こすことができる。唯一無二の革命者・内田裕也が、これまでに出会った各界の偉人たちとの交流を述懐しながら自らの人生を綴る、ロックンロール血風録!
  • 死刑はこうして執行される
    4.0
    いま、日本では「国民世論」を背景に死刑判決が急増している。「遺族の感情」と「冤罪の可能性」とがせめぎあうなか、かたくなに死刑制度を維持しようとする法務当局の姿勢は何を意味するのか。個々の犯罪事例と収監から絞首刑までの具体的なプロセスにメスを入れ、議論のベースを提供する。
  • 裏のハローワーク 交渉・実践編
    -
    裏社会は生き馬の目を抜く戦場である。 一瞬の判断ミスや煮え切らない態度が命取りにつながる。そこで土壇場での機転、前もって危険を回避する知恵、交渉で相手を丸め込む技術などが必要不可欠になってくる。 本書では、そんなあまりに実用的な「裏」の交渉テクニックを紹介。 ヤクザや事件屋、詐欺師、ヤミ金業者といった人々がどうやって稼いでいるのか? その強引にして華麗な手口を、ご堪能あれ。
  • 五体不満足 完全版
    4.0
    現在(いま)の思いを加筆した、感動の大ベストセラー! 「障害は不便です。だけど不幸ではありません」喧嘩にスポーツ、課外活動。大勢の仲間に囲まれて、明るく楽しい"オトちゃん"の物語は、生きる勇気を与えてくれる。日本中にセンセーションを巻き起こした感動のベストセラー。単行本刊行以降、多くの苦悩と喜びを経験した著者が"現在"の心境を加筆した完全版。
  • 裏社会の密売人
    5.0
    世の中にはさまざまな「裏商品」が流通している。 時折、「不信線で覚せい剤が運び込まれている」「大量の銃器が押収された」といったニュースを目にすることがある。多くの視聴者にとってみれば、そういうこともあるのだろうといった、遠い世界の話に思えるのではないだろうか。 俺はそれらの「裏商品」の取引に関わってきた。 覚せい剤、コカイン、臓器、武器、人間、盗難品など、その種類は枚挙にいとまがない。取引相手は日本のヤクザをはじめとして、北朝鮮、コロンビア、アメリカ、ロシアなどの各国のマフィアだった(はじめにより)。 本書を読めば、闇の流通のすべてが分かる!ある日本人ブローカーの衝撃の手記!

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  • 殺人病院 誰も書けなかった病院の裏側
    -
    病院の役目はもちろん「病気や怪我を治す」ことである。しかし、場合によっては逆に症状が悪化することもある。 ニュースをにぎわす医療ミスだが、病院の現状を知る身にしてみれば、それは「当たり前」のことである。医療ミスは毎日のように起こり、その多くは患者に伝えられないまま隠蔽されているのだ。 1章・殺人手術 2章・院内感染 3章・不正利権 4章・職員腐敗 思わず、目を背けたくなる病院の姿がここに!

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  • なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?
    3.5
    巷をにぎわす詐欺事件のなかには、「なぜ、こんなものに引っかかってしまったのか?」というものが多くある。騙された内容を聞くと、常識はずれの高配当を謳った投資話であったり、架空の事故の示談金と称して数百万円を振り込ませたりと、いかにも怪しい話がほとんどである。 それでは、なぜ、被害にあった人はそんな詐欺師たちのホラ話を信じてしまったのか? そこには、真っ赤な偽物を本物に仕立て上げる、詐欺師の驚くべき人心掌握術があったのだ。 キャッチセールス評論家として、詐欺集団や悪徳商法団体に数々の潜入取材を試みてきた著者が目の当たりにした、詐欺師のテクニックの数々。本書はそれらを1冊にまとめたものである。

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  • これは事件だ ファイル001
    -
    04年中に発売された『週刊SPA!』の連載『神足裕司のニュースコラム これは事件だ』の傑作選。凶悪事件から自然災害まで、毎週ニュース現場を渡り歩く著者が、五感をフル回転させて新聞やTV報道とは違う独自の視点で事件の背景を考察する。

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  • 日露戦争名将伝 人物で読む「激闘の軌跡」
    3.0
    2004年は、日露戦争開戦100周年にあたる。自衛隊の海外派遣でゆれる現在だが、わずか100年前には世界屈指の軍事大国ロシアを相手に、日本は堂々と戦いを挑み、そして勝ったのだ。すべてにまさる強国を相手に日本が勝ち得た理由の一つに、戦争指導にあたる将軍たちの資質の差がある。司馬遼太郎著『坂の上の雲』には、大山巌、東郷平八郎、児玉源太郎といった名将たちの活躍が描かれているが、各戦場での勝利に、彼らの能力・器量が果たした役割は大きい。しかし日露戦争を描く場合、時系列に沿って語られることが多いため、こうした将軍たちの人物像を整理して理解するのはむずかしい。そこで本書では、人物ごとに見出しを立て、プロフィールから戦場での活躍までを読みやすく整理。写真満載で、名将とよぶべき17名を中心に、日露双方の将軍60名を収録した。通読すると、日露戦争全体の流れもよくわかるユニークな歴史読み物。
  • 回想 開高健
    4.0
    敗戦の傷痕が残る昭和25年、冬の大阪。「タニザワさんですかっ、ぼくカイコウですっ」。著者と開高健の交遊は初対面としては少々奇妙なこの一言から始まり、平成元年12月、開高が亡くなるその日まで続いた。開高が読みたいといえば、その本を自腹を切って購入し貸し与え、開高の小説「パニック」が昭和33年1月の芥川賞候補になれば、居ても立ってもいられず店じまいまで酒を飲み、早朝、受賞を知るや「放心」してしまう著者。言うことは何でも聞き、することは何でも許す、わずか1歳年長である著者の開高に対する母性のような友情……。それを支えたものは、身近に才能を見ることへの喜び以外の何物でもなかった。そんな友情を結べる友をもつことは、まさに人生の至福だったろう。「開高健が、逝った。以後の、私は、余生、である」。本書の最後はこう結ばれている。生涯の友が「傑出した個性」との40年の交遊を綴った、感動の回想録である。
  • ロシアについて 北方の原形
    3.9
    「ともかくも、日本とこの隣国は、交渉がはじまってわずか二百年ばかりのあいだに、作用と反作用がかさなりあい、累積しすぎた。国家にも心理学が適用できるとすれば(げんにできるが)、このふたつの国の関係ほど心理学的なものはない。つまりは、堅牢な理性とおだやかな国家儀礼・慣習だけでたがいをみることができる(たとえば、デンマークとスウェーデンの関係のようになる)には、よほどの歳月が必要かと思われる。」(あとがきより) おもに日露関係史の中から鮮やかなロシア像を抽出し、将来への道を模索した、読売文学賞随筆・紀行受賞の示唆に富む好著。
  • 蜷川実花になるまで
    4.0
    写真家としてのみならず、「さくらん」「ヘルタースケルター」といった映画の監督、AKB48「ヘビーローテーション」のMV監督など、多方面で活躍している著者が、プロの写真家になって10周年という区切りに人生を振り返った。 子どものころ、美大生のころ、初仕事、「木村伊兵衛写真賞」を受賞したころ、仕事が急増したころ、出産後・・・人生の節目において、クリエイターとして、女性として、何を考え、どんな行動を起こしたのか。そして、父である演出家・蜷川幸雄氏のことも語った。 人生を豊かにするヒントがつまった一冊。 ※この本は『ラッキースターの探し方』(2006年、DAI-X出版刊)を改題、加筆したものです。
  • 最貧困シングルマザー
    3.1
    『最貧困女子』が話題の著者による問題作!! いまや働く単身女性の3人に1人が貧困といわれる日本。虐待、DV、うつの末、貧困の蟻地獄に堕ち、出会い系サイトで売春するシングルマザーの実態に迫った、衝撃のルポルタージュ。途方もない孤独感と絶望感の中で、母親たちは出会い系に「救い」を求めていた――! 「格差の中間にいるあたしたちが、彼女たちを知らなきゃと思う。明日は我が身かもしれないのだし」――(室井佑月さん)
  • 山本勘助101の謎 その実像から「川中島の戦い」の内幕まで
    3.0
    戦国時代には、さまざまな武将が登場し、活躍する。その一人である山本勘助は「稀代の軍師」として名が高い。甲斐の戦国大名・武田信玄に仕え、軍事作戦の立案や築城に才能を発揮したという。しかし、その実像はというと、謎の部分が多い。出生地はどこなのか? 青少年時代をどのように過ごしたのか? 剣の腕前はどの程度だったのか? どのような経緯で武田家に仕えるようになったのか? 妻や子供はいたのか? 等々である。本書は、そんな謎多き山本勘助の実際の姿を明らかにすべく、101の項目からアプローチしたものである。生い立ちや武芸のこと、仕官にまつわる逸話、参加した合戦、築城に関わった城、甲州流軍学、そして戦死した川中島の戦いの内幕などの実際を記述する。巻末に資料編として略年表、関係人物、関係史跡が付けられた本書は、今もなお多くの日本人の心を引きつけてやまない山本勘助という人物のすべてが網羅された一冊といえる。

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  • 日本人アスリート名語録 世界が驚嘆した「サムライ・なでしこ」の言葉185
    3.0
    香川真司、北島康介、澤穂希、吉田沙保里……。体格で大きなハンデがあるにもかかわらず、驚異のパフォーマンスで世界中を魅了する日本人アスリートたち。本書では、サッカー、野球から水泳、体操まで、あらゆる競技で活躍するアスリートたちの名言185を厳選し、解説を加えた。「誰よりも準備をし、誰よりも走って、誰よりも努力しているという自信はある」(サッカー/長友佑都)「普通のことをずっとやり続けることが大事」(陸上/福島千里)「自分のために頑張るよりも、みんなのために頑張るほうがたぶん強くなれる気がした」(卓球/福原愛)「明日もあるから、今日はまあいいかなって、終わりたくない」(体操/田中理恵)など、頂点をめざし戦う彼らから、人生に役立つ言葉を学ぶ!

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  • 犠牲 わが息子・脳死の11日
    4.2
    「脳が死んでも体で話しかけてくる」 冷たい夏の日の夕方、25歳の青年が自死を図った。彼は意識が戻らないまま脳死状態に。生前、心を病みながらも自己犠牲に思いを馳せていた彼のため、父・柳田邦男は思い悩んだ末に臓器提供を決意する。医療、脳死問題にも造詣の深い著者が最愛の息子を喪って動揺し、苦しみ、生と死について考え抜いた最後の11日間。その日々を克明に綴った感動の手記。
  • ニッポン人脈記1
    -
    この先、日本はどこへ向かおうとしているのか……。さまざまなテーマを「人脈」から解き明かす、朝日新聞夕刊同名連載の文庫化。表題「女が働く」のほか、「『国家再建』の思想」「社長たちのアメリカ」など、主に、女性・政治・経済を中心にまとめた第1巻。
  • 継体天皇の謎 古代史最大の秘密を握る大王の正体
    3.3
    継体天皇――。この人物ほど、古代史ファンの関心をそそるテーマはあるまい。天皇との血縁がうすいうえに、都から遠く離れた北陸にいた田舎貴族が、なぜ皇位を継承できたのか。皇位継承に相応しい人物は、ほかにもっといたであろうに――。しかも、継体天皇は応神天皇の五世の孫にあたるという。この創作されたような立場が意味するものとは何か。謎に包まれた天皇、ミステリアスな天皇。それが継体天皇のイメージだ。本書は、『大化改新の謎』『壬申の乱の謎』『神武東征の謎』等、「謎シリーズ」で人気を博す新進気鋭の歴史作家である著者が、多くの資料を跳梁し、そこから浮かび上がってくる謎に、大胆な想像力をもって迫った、古代史ファン垂涎の一冊である。継体天皇とはどのような人物だったのか。前王朝を乗っ取った新王朝の始祖なのか。その面白さは、まるでミステリーの謎解きと同じだ。秋の夜長を過ごすパートナーとしてうってつけの力作である。

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  • サイゴンのいちばん長い日
    4.4
    1975年3月23日、サイゴン(現・ホーチミン)の空港に降り立った新聞記者が同5月24日、サイゴンを去るまでの2ヶ月間に体験したのは……窓を揺るがす爆発音、着弾と同時に盛り上がる巨大な炎の入道雲、必死の形相で脱出ヘリに殺到する群衆、そして戦車を先頭に波のように進攻してくる北・革命政府軍兵士……。4月30日サイゴン陥落前後の大混乱を、ベトナム人の妻をもち、民衆と生活を共にした新聞記者が、自らの目と耳と肌で克明に記録した極上のルポルタージュ。
  • ワールドカップの世紀
    -
    ワールドカップは、単にテクニックを競うサーカスでも、体力を試す競技会でも、駆け引きだけで勝てる勝負ごとでもない。開催地の気候、国際情勢、予選の組み合わせなど、さまざまな運・不運が織りなす濃厚な人間ドラマをも楽しんでこそ、本当の面白さがわかるのだ。世界のサッカーに通暁した著者が、ワールドカップを彩った数々の名ドラマを振り返り、その魅力を余すことなく語る。日本人監督として初めてワールドカップの“天国と地獄”を経験した岡田武史氏との特別対談も収録。
  • アジア 新しい物語
    4.7
    中国で花を栽培する農夫、インドで柔道を教える黒帯先生、タイで食べ放題の店を経営、韓国の大百貨店の店長、インドネシアの小さな島で真珠養殖、カンボジアの寺で鯛焼き販売を企てる、フィリッピンであらゆるトラブル解決に手を貸す神父――この本に登場する九名の日本人はいずれも、日本以外のアジアに「個人として」生きることを選択した。組織でなく、個人でリスクを背負ったとき、見えてくる風景はこんなにも希望に満ちている! 日本人の新しい生き方のヒントが詰まった一冊。
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)
    4.2
    大嵐で船が難破し、僕らは無人島に流れついた! 明治31年、帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流など、助け合い、日々工夫する日本男児たちは、再び祖国の土を踏むことができるのだろうか? 名作『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話。(解説・椎名誠)
  • 培養肉とは何か?
    -
    2022年3月,培養ステーキ肉が日本で試食された! 食料不足などを背景に登場,期待の一方,不安もある培養肉は,種類がいろいろ,作製技術も異なる.ウシのステーキ様肉作製に成功した著者が,用いられた先端技術と将来の可能性を,社会の受け入れを検証する著者が課題を,最低限の基礎知識としてまとめた超入門書.

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  • 文明の渚
    4.0
    東日本大震災と原発災害から2年.この間,私たちは何をしてきたのでしょうか.そして,何がわかったのでしょうか.ボランティアとして,また取材者として被災地を歩き,被災者とともに,涙し,悩み,考えてきた作家が,この大災害の意味と原発を生んだ文明について,根底から問い直します.信州岩波講座での講演の記録.

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  • アウシュヴィッツ生還者からあなたへ 14歳、私は生きる道を選んだ
    4.0
    一九四四年一月,アウシュヴィッツに送られた少女は,壮絶な日々の末に生きのびる.戦後,長い沈黙を経て,三〇年にわたり自らの体験を語り続けた.九〇歳を迎え,活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を,インタビューとともに収録.そこには差別,憎悪,分断がはびこる現代への警告と,未来への一筋の希望が見える.

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  • 心が挫けそうになった日に(新潮文庫)
    4.2
    人生は挫折の連続だ。それを乗りこえていくのが人生ではないか。敗北をおそれず、勝利に甘えるな、と、小声で耳打ちするしかない。――この激動の時代をどのように生き抜けばいいのか。そして、生きていく上でのピンチをいかに克服するのか。不条理にみちた人生の危機からの脱出術を、自らの体験をもとに、深く丁寧に、そしてやわらかく伝える豊潤な講義録。『七〇歳年下の君たちへ』改題。
  • サービスの達人たち―おもてなしの神―(新潮文庫)
    3.9
    「予約が取れない」銀座の寿司屋を切り盛りするベリーショートの女子親方、「声のマッサージ」で運転手を癒す高級車レクサスのオペレーター、「二十四時間、年中無休」で毎日千人の客が来る大繁盛の立ち食いそば屋の店主……。10人のプロフェッショナルの働く姿勢と素顔から、サービスの最前線が見えてくる。大切なのは“感動”を提供すること――。大好評シリーズ。(解説・松浦弥太郎)
  • 君たちが知っておくべきこと―未来のエリートとの対話―(新潮文庫)
    4.1
    日本中の秀才を集める有名難関高校の生徒から、ある日著者に呼びかけが届いた。偏差値上位0.1%の日常を生きる彼らは、大学で何を学ぶべきなのか。暗記偏重型の旧来型の指導者モデルが、各所で機能不全を起こすいま、未来のエリートに必要な歴史観や情報収集力をどう養えばよいのか。自ら長期にわたり企画を温め開講を提案した、次代を担うエリートに必要な教養と人間力を授ける特別講座。(解説・加藤陽子)
  • ロケット・ササキ―ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正―(新潮文庫)
    4.4
    敗戦から高度成長期にかけて、デジタル産業の黎明期に、常に世界の最先端を突っ走ったスーパー・サラリーマンがいた。シャープの技術トップとして、トランジスタからLSI、液晶パネルと当時のハイテクを導入して苛烈な「電卓戦争」を勝ち抜き、電子立国・日本の礎を築いた佐々木正。インテル創業者が頼り、ジョブズが憧れ、孫正義を見出し、サムスンを救った「伝説の技術者」の痛快評伝。(解説・孫正義)
  • 千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン―(新潮文庫)
    4.0
    携帯電話に詰め込まれた老舗の技術を知っていますか? 折り曲げ部分には創業三百年の京都の金属箔粉屋の、マナーモードは日本橋の元両替商の、心臓部の人工水晶は明治創業の企業の技術が関わっています。時代の波をのりこえ、老舗はなぜ生き残れたのか。本分を守りつつ挑戦する精神、社会貢献の意志、「丹精」という価値観。潰れない会社のシンプルで奥深い哲学を探る、企業人必読の一冊!(対談・中沢孝夫)
  • 天皇陛下の私生活―1945年の昭和天皇―(新潮文庫)
    3.3
    太平洋戦争の敗色濃い昭和20年、大日本帝国の国家元首だった昭和天皇は、どのような日常生活を送っていたのか。正月、空襲警報発令後の宮中祭祀「四方拝」から、終戦時のクーデター未遂、翌年始に発せられた「人間宣言」の署名まで、皇室存亡の危機にあった1年間に焦点を絞り、『昭和天皇実録』をはじめ膨大な資料を読み解き、日々の暮らしや人間関係を鮮やかに甦らせたノンフィクション。(解説・門井慶喜)
  • 解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記 (角川ebook nf)
    4.7
    幼少時から家族でエホバの証人に入信した女性の苦悩に満ちた半生と洗脳が解けるまでを描くノンフィクション。DV、2度の離婚、自殺未遂、家族との断絶などを経て、どん底から彼女はアイデンティティを確立していく。洗脳の恐ろしさと「毒抜き」の過程が克明に描写された貴重な手記。 ※本書は、2016年1月23日に配信を開始した単行本「解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • セックスボランティア(新潮文庫)
    3.7
    「性」とは生きる根本――。それはたとえ障害者であっても同じことだ。脳性麻痺の男性を風俗店に連れていく介助者がいる。障害者専門のデリヘルで働く女の子がいる。知的障害者にセックスを教える講師がいる。時に無視され、時に大げさに美化されてきた性の介助について、その最前線で取材を重ねるうちに、見えてきたものとは――。タブーに大胆に切り込んだ、衝撃のルポルタージュ。
  • 決定版 私の田中角栄日記
    4.1
    17歳の冬、著者は郷里の柏崎で田中角栄に出会う。やがて秘書になった彼女は、越山会など政治団体の統括責任者として三十余年にわたり、この「天才政治家」を支え続けた。行動的で人情厚く絶大な人気を誇った「庶民宰相」の栄光と挫折――。今なおその評価が論議される男の実像が、封印されていた日記から甦る。“女王”が書き遺した鎮魂の回想録。単行本に大幅な加筆を施した決定版。
  • 烈しい生と美しい死を
    5.0
    かつて女は闘った。平塚らいてう、田村俊子、岡本かの子、伊藤野枝、管野須賀子……。「青鞜」と大逆事件の時代、百年前の女性たちは因習に立ち向かい、烈しく恋と革命に生き、命を燃やし尽くして潔く美しい死を選んだ。翻って、現代を生きる女性は本当の自由を勝ち取ったのだろうか――。九十歳を迎えた著者が波乱万丈の己が人生と重ね、渾身の筆で描き出す百年の女性賛歌。
  • エンジェルフライト 国際霊柩送還士
    4.4
    【第10回開高健ノンフィクション賞受賞作】異境の地で亡くなった人は一体どうなるのか――。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと奔走する“国際霊柩送還士”。彼らを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死のあり方を真正面から見つめる異色の感動作。(解説・石井光太)

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