作品一覧

  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
    3.8
    1巻990円 (税込)
    チンパンジーは、ゴリラよりもヒトのほうに近い動物だった! 動物の犠牲的行動や子殺しは、遺伝子が生き残るためだった! ヒトのDNAの34%は、ウイルスのかけらだった! ネアンデルタール人は、私たちの祖先ではなかった! バクテリアは、プラスミドやウイルスを使って遺伝子をやりとりしていた! ゲノムからのアプローチで進化論はどう変わったか。ゲノムの解読と新しい遺伝子の発見が、進化の謎を解くとともに、新たな進化仮説を生んでいる。ダーウィンが正しかったこと、間違っていたこと、そして知らなかった事実とは?「進化論のいま」をわかりやすく紹介! (ブルーバックス・2008年4月刊)
  • なにが「脳」を壊していくのか 最新科学が解明する「人体最後の秘境」
    -
    1巻650円 (税込)
    記憶を支配する海馬、運動を司る小脳など、脳のしくみや働きについては、一般的にもかなり知られるようになった。だが、記憶力を低下させ、判断力を奪う痴呆に見られる老化現象、人間を恐怖に陥れた狂牛病など、脳の働きを阻害するメカニズムについては、いまだ未解明な部分が少なくない。それでもやはり誰もが気になる、いわば、われわれの「脳を壊す」メカニズムの研究成果を話題の中心に、脳に関するさまざまな最新情報をやさしく解説してくれるのが本書だ。例えば、年をとるということは、脳における神経細胞が減少してしまう現象なのだという。とはいえ、神経細胞が減れば学習能力や記憶力が衰えてしまうかというと、そうではない。脳内で神経細胞どうしを結びつけているシナプスの数を増やせば、脳の老化を防ぐことになるからだ。そのためには、われわれは日頃からどのようなことに気をつければよいのか。人体最後の秘境に迫ったコラム集。

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  • DNAかく語りき 分子生物学入門
    -
    1巻1,200円 (税込)
    遺伝子治療、DNA鑑定、人工受精など、バイオ研究の最先端をわかりやすく解説する。生物資源から知的資源へと進化してきたDNA。生命体の神秘への挑戦の姿を伝える。

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  • 生物の謎と進化論を楽しむ本
    5.0
    1巻510円 (税込)
    人類の祖先はいつどこで誕生したのか? 恐竜はなぜ突然滅びてしまったのか? キリンの首はどうして長くなったのか? ウイルスは生物? それとも無生物? 生物と進化の謎は私たちの好奇心とロマンを常にかき立ててくれる。本書は、ダーウィンが提唱した「進化論」を中心に、近年続々と登場する新しい進化説との比較検討をまじえ、「進化論」の現在と今後の展望をやさしい語り口で解説する入門書。すべての章が質問仕立てになっているので、理系の話題は苦手という人でもスラスラ読める。

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  • 数字のウソを見破る
    3.1
    私たちの身の周りにはさまざまな数字が溢れている。健康診断の正常値や失業率・有効求人倍率、テレビの視聴率など、個人にとっても社会にとっても、数字は大きな力を持っている。しかし、客観的でウソがないように見えるそれらの数字には、そのまま信じると騙されるものもしばしばある。たとえば、テレビの視聴率の0.1%の違いで広告会社は動くが、サンプル調査ゆえの誤差の範囲でまったく意味はない。医療・健康・経済・社会に関するいろいろな数字を取りあげて、そのウラを暴く。

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  • あなたは慎重型?楽観型? 数千円でわかる「DNA性格診断」
    -
    1巻110円 (税込)
    敵を知り、おのれを知れば百戦危うからず、という。いまや簡単な遺伝子検査で、自分が生まれつき持ち合わせている性格の「型」がわかるようになった。ほおの内側の粘膜をこすって細胞を採取、それを検査会社に送れば、一週間ほどで結果が戻ってくる。自分を知って、それを武器として生きる。生きづらい世の中を生きやすくする、新しい処方箋。
  • 人の性格はDNAで決まっている
    4.7
    1巻770円 (税込)
    日本においても、DNA性格診断が人事採用、異動、出世の考査要素になる時代が始まろうとしています。技術革新によって労働者のベーシックな能力、情報格差がなくなる中、勝ち残るための最後の「武器」は自分のパーソナリティです。海外では、軍隊のマネジメントから企業経営まで、遺伝子に刻まれた適性から判断するようになっています。己を知り、生き残るため、また、より豊かな人生の選択をするためのヒントがふんだんの1冊!
  • 偉人たちの死亡診断書
    3.0
    偉人たちの死因を追いながら、現代医療の進歩の様と、未だに難病であり続ける病変の現状をレポート 古今東西世界を動かした偉人たちは、その名を歴史に残してきたが、その死亡原因となると戦死、暗殺、自殺以外はあまりしられてなかった。病で倒れた偉人たちの死因を知ることは、その時代の医学、医療の水準を計ることになる。あの時代だったからこそ、夏目漱石は早死にし、キュリー夫人は白血病に倒れ、徳川家康は食中毒死したのだ。偉人たちの死因から浮かび上がってくる現代医療の“秒進分歩”の発展ぶりと、あらたな病の現実を考察する。 武田信玄と胃がん/マルクスと肺がん/キュリー夫人と白血病/周恩来と胃がん/源頼朝と脳梗塞/パスツールと脳出血/エールリヒと高血圧/レーニンと動脈硬化/ラントシュタイナーと心筋梗塞/藤原道長と糖尿病/足利尊氏と化膿/ナポレオンと砒素中毒/徳川家定・家茂と脚気/トルストイと肺炎/メンデルと肝臓病/スコットと凍死/徳川慶喜と肺炎/夏目漱石と胃潰瘍/若山牧水とアルコール性肝炎/藤原房前と天然痘/アタワルパと天然痘/結城秀康と梅毒/シューベルトと梅毒/平賀源内と破傷風/リヴィングストンと赤痢/アレキサンダー大王とマラリア/徳川家康と食中毒/島津斉彬とコレラ/滝廉太郎・樋口一葉と肺結核/正岡子規と脊椎カリエス/島村抱月とインフルエンザ

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  • 愚問の骨頂
    3.0
    「答えが出ない」「煮詰まっている」のはあなたの頭が悪いからではない。悪いのは質問のほうである。良い質問のなかにはすでに正解が含まれているし、愚問はいくら考えても無駄なのである。花粉症の真の原因とは何か。なぜニュートンは万有引力を発見できたのか。この世にはびこる愚問を斬り、世界的発見、歴史的発明を生み出した賢問を見つめなおす。あらゆる角度から「問い」の構造を考える。

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  • 人の性格はDNAで決まっている

    Posted by ブクログ

    ■遺伝性の強い4つの性格(クロニンジャー)
    ①新規性探求(好奇心に基づいて探求する)
    ②損害回避(危険を避けようとする)
    ③報酬依存(社会や周囲に適合しようとする)
    ④持続性(熱心に続け固執しようとする)
    ・①はドーパミン、②はセロトニン、③はノルアドレナリンなどの脳内物質が大きな役割を果たしている
    ■ドーパミンは「心のアクセル」。ドーパミンが放出されると新しいことや珍しいことに興味を持って突き進んでいく。このドーパミンが放出されたとき、次に結び付くのがドーパミン受容体で、その受容体にいくつかのDNAタイプがありそれらが性格に関係している。
     ドーパミン第4受容体関連遺伝子の中にあるアミノ酸配

    0
    2022年06月04日
  • 人の性格はDNAで決まっている

    Posted by ブクログ

    人間の性格を決めるのは、脳内伝達物質であり、それに関連するDNAを調べれば、科学的に性格が診断できる。
    性格診断と言えば、血液型による性格診断がもてはやされているが、血液型性格診断を信じているのは日本人くらいのものであり、その他大勢の外国人は、このようなDNA性格診断の活用が進み、カウンセリングや職業適性、進路選択などのアドバイスも、科学的な分析をベースに行われるようになってきている。
    具体的には、人間のやる気に関係するドーパミン、不安傾向に関係するセロトニンを分析し、性格を診断する。ドーパミン受容体のタイプとセロトニン・トランスポーターのタイプによって
    ①楽観・新奇性型:ドーパミン繰り返し2

    0
    2017年03月27日
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか

    Posted by ブクログ

    親が子を助けるようとすることも、自己犠牲的愛情ではなく、遺伝子に組み込まれていたため。
    私たちヒトの身体も単なるDNAの乗り物にすぎない。

    とすると、ヒトである私たちの言動、思考、判断も自分のものではなく、この身体を乗り物にしているDNAによるものなのか。
    この本の感想を書いていることもそうであるならば、驚きである。

    進化論はダーウィンの「種の起源」で終わっていない。その後新しい発見が起きている。これに気付かないのはもったいない。

    ゲノム解析の恩恵は私たちの生活を思いもよらぬ方向へ進化させるのか、これから発表される説が楽しみになる。

    追記
    この感想を書き上げた直後にTwitterで見つ

    0
    2012年02月28日
  • 新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか

    Posted by ブクログ

    とにかく難しいので、おばかなわたしは繰り返し読んでます。でも理解しきれてないんだけど(笑)
    中学んとき習った細胞内の記述と違うのに驚いた。でも噛み砕いて飲み込みきれてないんだけど(笑)
    そして、発見した科学者たちの人間くさい闘争というか、言い争いというか、大人げない論争についての記述が大変面白おかしく読めました。
    利己的遺伝子、わたしも思い違いしていたなあ・・・今もそうだけど(笑);;

    0
    2009年10月04日
  • 生物の謎と進化論を楽しむ本

    Posted by ブクログ

    「キリンの首がウィルスによって伸びたと言うのは本当ですか?」といった質問に、図解と簡潔な文章数ページで答える形式で綴られています。
    この本で生物学に興味を持ちました。
    特に、恐竜、カンブリア紀、進化、遺伝子、ウィルスといったワードで自分の中を検索してみた時、ヒットが一つでもある人は面白いと思います。

    0
    2009年10月04日

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