ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
私たちの身の周りにはさまざまな数字が溢れている。健康診断の正常値や失業率・有効求人倍率、テレビの視聴率など、個人にとっても社会にとっても、数字は大きな力を持っている。しかし、客観的でウソがないように見えるそれらの数字には、そのまま信じると騙されるものもしばしばある。たとえば、テレビの視聴率の0.1%の違いで広告会社は動くが、サンプル調査ゆえの誤差の範囲でまったく意味はない。医療・健康・経済・社会に関するいろいろな数字を取りあげて、そのウラを暴く。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
数字に振り回されている。日常生活で出会う数字が、どれだけ信ぴょう性があるのか。数字を提示する人たちにどんな意図があるのかによって、見え方は変わる。ひとつひとつの数字を疑ったらきりがないけれど、日々、こういう数字とともに生活していることは忘れないようにしよう。
健康診断の正常値、天気予報の的中率、テレビの視聴率、消費期限、失業率、有効求人倍率、平均寿命などの数値を取り上げ、検討していく。 タイトルからして「嘘を見破る」と、糾弾調を感じるのだが、何かはじめに結論ありきな感じ。 リサーチ・リテラシーを身に付けたくて読んでいる立場からすれば、説明が不親切なとこ...続きを読むろがあって、惜しまれる。 例えば、1章のスタチン剤(心筋梗塞を防ぐ薬)の効果を検証するくだり。 プラセボ投与グループと比べ、スタチン剤投与グループは31%発症率が低かったというデータをまず紹介し、しかし発症率の実際の数字を比較すると2.4ポイントの差しかない、と説明されていく。 「31%」という結果だけが示され、どういう数字を踏まえて割り出したのか、読者も確認できる書き方のなっていない。 たとえそれが医者が患者に示している資料の中にある言い方だとしても、元の論文にまでさかのぼっていくのなら、そこも含めて確認できるようしてほしかった。 縦書き文書で、説明するのが面倒なら、表にしていちらんにすればいいのに。 そういうプロセスを踏まないと、結局読者のリサーチ・リテラシーが高まらない。 筆者の「結論」をただ拝見するだけになってしまう。 話題としては面白いものもあっただけに、もうちょっと論じ方を丁寧にしてほしかった。
医療の数字のウソはわかりやすいが、後半の社会の数字のウソはわかりにくい。メタボ症候群やコレステロール値の基準の甘さ、さらに脳ドックや癌検診の無駄を書いているが、医者の数が増えるほど、病気の基準があまくなり病人を増やす方向に向かいそう。
サンプル調査には統計誤差がある 統計誤差は数学的に評価する方法が確立している コーデックス規格 非関税障壁 日米繊維交渉 沖縄変換 山田錦 フランスの出生率が高いのは婚外子が多いからだと。へー。 パクス法 トーます・パー 152歳 オールド・パー
社会人では数字で物事を伝えるのがわかりやすいけど、でもこの本を読むと本当にそれで合っているのかという疑問をもつことの重要性を学んだ。
未破裂脳動脈瘤の話興味深い 手術はしないほうがいい コレステロールには年齢別の基準値が必要 数字 プラセボの割合と比較することが大切
数字に騙されないためには、①数字を疑ってかかること②数字の根拠を調べること③数字は誰にとって都合がよいのか悪いのか考える。 コレステロールの投薬治療している群とそうでない群では、心筋梗塞や脳梗塞の発生率に差がないというのが印象的であった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
数字のウソを見破る
新刊情報をお知らせします。
中原英臣
佐川峻
フォロー機能について
「PHP新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
あなたは慎重型?楽観型? 数千円でわかる「DNA性格診断」
偉人たちの死亡診断書
試し読み
AI歴史学 源義経と成吉思汗
愚問の骨頂
こんな健康法はおやめなさい あなたもうっかり騙されている
「しつけ」はどこに消えた?
新・進化論が変わる ゲノム時代にダーウィン進化論は生き残るか
生物の謎と進化論を楽しむ本
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲数字のウソを見破る ページトップヘ