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Posted by ブクログ
僕は正直、藤原和博という人をなめていた。
民間から義務教育過程の校長へ初めて就任した人。
「よのなか科」を興し、広めた人。
結果から先に知ったから、藤原和博という人をそのように理解していた。
しかし、それは誤解だった。
リクルートにおけるビジネスの最前線に立って活躍した経験。
これを持って教育界に参入してきた彼が、何らかの大きな成果を残すことは、その時点で既に明白だったのではないか。
つまり、「よのなか科を広めたすごい人」ではなく、「すごい人が教育界に来て、よのなか科を作っていった」という認識の方が、より真実に近いのではないか。
そのように思える本だった。
僕はもちろん、まだビジネスの現場で働いた経験はない。
しかし、ビジネスという世界で活躍するということがどういった経験なのかを、この本を通して疑似体験した。
そこには、今まで人生の殆どを過ごしてきた学校には必ずいた「正しい振る舞いを教えてくれる人」も、「うまくいくための通説的な手段」も存在しなかった。
そこで要求されたのは、自分の頭で考え、行動する独立的かつ高度な知性と、それを支える気力と体力だった。
そしてそのことは、これまで受けたどんな教育制度も僕に教えてはくれなかったし、その力を助けることも殆どしてくれなかった。
この本は、著者が学生時代にリクルートという革命的な企業に出会い、それと別れるまでの経験を描いたもの。
ビジネス現場におけるリアルな体験や想いが詰まっている。
「社会で生きるとは、こういうことなのか。」
という感想を持った。非常に面白かった。
リクルートという企業への関心に関わらず、働くことのイメージを得たい人にオススメです。
Posted by ブクログ
知ってはいたが、リクルートはすごい会社だ。
それを再度感じた1冊。
オンリーワンであるメディアの数々を自ら作り出している。
TVなどのような元々メディアを持っているのではなく、一からマーケットを作っている。
リクルートスピリット「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」と言うのもわかる気がしてきた。
藤原氏的な見解によるリクルートが苦手な事業特徴は頭に残しておきたい。
?在庫の発生する事業
・メーカーのようなものを持たない。
・総売上で販売収入は10%、広告収入が90%の現実
(今は多少違うかもしれない)
?低マージンの事業
?価格競争になってしまう事業
価格勝負でない企画営業体質。担当者が出世するリクルート。
?継続的な高度の研究が必須の事業
これらを満たす通信事業は外してしまった。
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ビジネス・実用
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