木附千晶の作品一覧
「木附千晶」の「「愛」という名のやさしい暴力」「いつかくるペットの死にどう向き合うか~16歳の愛犬を亡くした心理カウンセラーが考えるペットロス~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
Posted by ブクログ
子どもの権利条約の本。聞いたことはあるけど、詳しくは知らないし、よくわからなかったので、なるほどと思いながら読んだ。
はじめにで「こどもは大人の家来ではない」という話が書いてある。当たり前と言えば当たり前なのだけど、『親』の権力は強大すぎて親自身も気が付いていなさそうだなとは思う。
第1章 愛される権利
・呼びかけ、向き合ってもらう権利
・子ども期を豊かにすごし、大きくなる権利
・大人と同じように持っている権利
子ども視点の物語が権利の説明として書かれている。分かり難いと思う人はいるかもしれないと思った。
子どもの呼びかけには必ず向き合わないといけない……これ、年齢が低くなるほど「え。また?」とか「これくらい」と思ってしまいがちだけど、年齢が低いうちにしっかりと向き合っておかないと、年齢が上がると『大人は聞いてくれない』が固定化してしまって子供が大人の話を聞かない事になる。権利という話を抜いても、信頼の話として。
大人と同じように持っている権利は、性別で差別するなという話だった。そうは言っても、大人の固定観念を払しょくするのは難しい。結局、大人の価値観を子供も継いでしまうんだよな。
第5章 子どもの権利を生かすために
・助けを求める権利
・おとながやらなければならないこと
・国がやらなければならないこと
・国連がやらなければならないこと
・国連への報告審査制度と勧告
大人は子供の話をしっかり聞いて、国は大人たちが子どもの話を聞けるように支援が必要……と言う話。
よく読むと、私が子どもの頃には日本も子どもの権利条約を受け入れてたらしい。
聞いたことないぞと思ってしまった。さらに読むと勧告を無視して日本は子どもの権利を尊重してないとも書いてあった。なるほど。
体罰は禁止されたというニュースが以前あったけど『だったら、どう子どもに伝えるのか。しつけるのか』という部分は全く聞かなかったので、国連がうるさいから禁止という感じがすごいなと思う。
Posted by ブクログ
精神科医の斉藤学氏の本。心理的な問題を家族機能の視点から捉える。
この本は読み手に、家族機能不全家族のもとで育って、大人になってからも苦しんでいる人に向けて書かれている。自分のなかのインナーマザーがその人を苦しめること、世間でなんでも優しく包み込むというような聖母の母のイメージがあることが家族のあり方を苦しめる、家族は安全な守られる場所でもあり同時に虐待が起こっても無法地帯であること、いわゆる普通の家庭というのは多かれ少なかれ問題を抱えるのが当然であること、問題行動などは苦しみと同時にその人らしくありたい自己主張でもあること等、家族と自分の生き方という点で多くの示唆を得られる本だと感じた。