この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義

この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義

小説・文芸
559円 (税込)

2pt

東京工業大学の教授に就任した池上彰さん。理系学生への講義の内容が一冊に。「悪い会社・優れた経営者の見分け方」「なぜ優秀な理系学生がオウム真理教に?」「君ならサムスンに移籍するか?」「日本国憲法は改正すべきか」「リーマン・ショックとは何だったのか」「君は年金に入るべきか」「なぜ反日運動が起きるのか」etc.知るべきことを分かりやすく。ビジネスマンも必読です。

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この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    実は原爆を開発していた日本。世界地図から見える領土の本音。日本国憲法は改正すべきか?紙切れを「お金」に変える力とは…。本書はあの池上彰氏が東京工業大学で行った講義を書籍化したものです。面白かったです。




    東京工業大学といえば、僕の身近にも1人進学をした人がいて、彼はコンパスを使わずにフリーハンドで円を描くという特技の持ち主で、無論、理数系の分野ではものすごく優秀な人でありました。読みながら彼のことを思い出し、もう会うことはおそらくないだろうなと思いながらページをめくっておりました。

    本書は僕も初めて知りましたが、あの池上彰氏が東京工業大学に教授として赴任し、リベラルアーツの講義を1年間に渡って行い。それを活字化、書籍化したものです。授業のはじめに
    「頭はいいけど『世間』に弱い」
    「『経済にうとくて』と言い放つ某首相を輩出した」
    といって学生たちを笑わせつつも、将来研究に関する分野や、『ものづくり』の最先端を支えるであろう彼等を相手に「教養という名の世界地図」というものを示しており、世間というものがいったいどうなっているのか? 『教養』というものはどういうものか? ということについて縦横無尽に語られており、出来れば僕も聴講生として、授業を聞いてみたいなと思ってしまいました。

    授業の中身は就職活動をする学生にはきになるであろう「悪い会社・優れた経営者の見分け方」やここ最近は特にこの問題が新聞などをにぎわせる「領土問題や反日運動にどう対処すべき?」さらには「年金には入ったほうがいいのか?」本当に多岐にわたっており。読んでいてとても面白かったです。

    後半部にはいま、事件が風化し始めてこの問題を知らない世代が出始めたことに大変ショックを受けましたが、理系大学の最高峰だからこそ語られてほしかった「なぜ優秀な理系学生がオウム真理教に?」というお話や、即興のプレゼンテーション形式で賛否両論の活発な議論が行われた「君ならサムスンに移籍するか?」という技術者としての野心と『愛国心』に揺れる微妙なテーマを取り上げるくだりは『さすがだな』と思わずうなってしまいました。

    僕はこれが日経新聞に連載されていたときは読み飛ばしていたのですが、これが今回書籍化されたことによって、その内容に触れることが出来ました。

    それは本当にありがたいと思っていますし、ここに書かれていることが理解できればニュースなどを見ていても『あぁ、あのことを言っているんだな』
    と納得できることが多いでしょう。

    ※追記
    本書は2015年3月10日、文藝春秋より『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 世界篇 (文春文庫 い 81-3)』として文庫化されました。

    0
    2024年12月12日

    Posted by ブクログ

    原発、経済、中国、北朝鮮、さすがの池上さんめちゃ分かりやすい。やっぱり池上さんのテレビは見るべき。東工大の生徒はラッキーだ。

    0
    2024年04月07日

    Posted by ブクログ

    一応聞いたことはあるけれど、よく知らない事ばかり教えていただきました。初めて読んだときには好奇心を擽られると同時に、半信半疑のような心持ちでした。
    日本は核兵器を持てる可能性があり、アメリカとの関係もあって、核兵器禁止条約に不参加だったのかなぁと考えてしまいます。
    日本は平和を愛していると、妄信していたのかも知れません。

    0
    2021年03月21日

    Posted by ブクログ

    戦後の世界史はニュースなどで放送されておりますが、背景がイマイチつかめていないまま、「北朝鮮はおかしな国だな」「また中東で戦争が起きているんだな」
    「反日デモってなんでやっているのかな?」
    などの疑問が晴れて理解できました。 

    歴史は伝え方によって、大きく変わり国民的反逆者が英雄になり、英雄が反逆者として投獄されるという勝者の歴史となります。

    身近なところでは、日中韓の友好は近寄っては遠ざかります。 政治的なところで、中国、韓国では日本は大変残虐な民族だと教えているようです。 

    子供の頃からの教育によって、ある程度の刷込みはありますね。 私も朝鮮学校の人たちは何でそのような学校に通う必要があるのか疑問でした。 そして、何かと敵対心を持っていました。 

    在日韓国人、在日朝鮮人とは、戦争後に戻れなくなった人たちのことを呼んでいるようですが、とても厳しい決断だと思います。 

    ヘイトスピーチもこのような背景を知らずに行っているとなると、日本の教育にも他のアジア地域と同じように教養が必要であると感じた1冊です。 

    0
    2016年06月20日

    Posted by ブクログ

    東工大の全15回の講義録。臨場感あふれる語り口。宗教、政治、憲法、金融など。
    最終回は、サムソンにヘッドハントされたある家電メーカー(シャープ?)技術者を例示して、学生が討論する。なかなか面白かった。

    0
    2016年03月02日

    Posted by ブクログ

    東京工業大学生を相手に、ジャーナリスト池上彰が現在の世界で起こっている社会問題について講義した内容をまとめたもの。

    池上氏が学生たちに強調するのは、物事をいろいろな視点から見なさいということ。例えば、イギリスが中央にある世界地図をながめて、「中東」という言葉の意味を知る。また、中国の世界地図で、北方領土はどこの国の色に塗られているのか。韓国の世界地図で北朝鮮はどうなっているのか。世界地図をきっかけに、領土問題をわかりやすく解説してしまう。

    他にも生命保険はもらわなくても損だと思わないのに、年金はもらわなければ損だと思うのはなぜか。韓国のサムスンへ移籍後、帰国した日本の技術者へ、日本企業はどう接すべきか。などなど、大学教授になってもわかりやすい解説を心がける著者の精神は変わらない。

    日本の将来を背負う学生へ、マスコミや世間の発言をうのみにするのではなく、知識や常識を備えて、自分の視点を持ってほしいという思いが込められた講義。

    0
    2015年10月31日

    Posted by ブクログ

    少し前の池上先生の作品でしたが、池上さんについてはいろいろな評価はありますが、個人的にはわかりやすい説明力という点では、素晴らしいと思います。エンジニアに関する東工大生との質疑は勉強になりました

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    政治に対する興味が湧いた
    お金や経済の話は苦手だが、中国の常軌を逸した圧政が興味深かった。世界を知っていくことで今の日本の立ち位置。引いては自分の立ち位置を知ることが出来ると思っている

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    2023年04月07日

    Posted by ブクログ

    幅広いテーマが語られる。勉強不足を反省。で、どうしたらええねん!
    まずは知ることから・・・モゾモゾ、ヨミヨミ、フムフム

    2012年から東工大で行われた15の講義の内容がまとめられている。
    まずは講義を通じて、何を考え、自身の結論とするかの重要性が語られる。

    宗教、政治、戦争、差別、お金、クーデター、暗殺、貧富、環境問題、どうしても歴史を語るにはテーマが多岐に渡ることは避けられない。その中でハッキリ感じるのは、明日私の住む世界が崩壊しても不思議じゃないという不安。決して楽観視できない私の性格も改めて自覚。どうしたらいいかわからんわ!!ってこと。
    最後の「君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか?」という項では学生たちの考えが載せられいるので非常に親近感を持って締めくくられる。
    ともあれ、何か興味のあるテーマが見つかればそれで良い。

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    2020年06月02日

    Posted by ブクログ

    東京工業大学の優秀な学生に、池上彰さんが世界経済、政治、科学、歴史など授業で講和した内容をまとめた本。最後のテーマである「君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか?」はそれぞれの学生が、賛成、反対、その他の立場に立ってプレゼンをしている。この章だけでも、読む価値がある。読みながら自分の考えをまとめつつ、新しい視点も示され、とても刺激的な読み物になっている。

    0
    2018年11月25日

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