【感想・ネタバレ】この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年04月07日

原発、経済、中国、北朝鮮、さすがの池上さんめちゃ分かりやすい。やっぱり池上さんのテレビは見るべき。東工大の生徒はラッキーだ。

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Posted by ブクログ 2021年03月21日

一応聞いたことはあるけれど、よく知らない事ばかり教えていただきました。初めて読んだときには好奇心を擽られると同時に、半信半疑のような心持ちでした。
日本は核兵器を持てる可能性があり、アメリカとの関係もあって、核兵器禁止条約に不参加だったのかなぁと考えてしまいます。
日本は平和を愛していると、妄信して...続きを読むいたのかも知れません。

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Posted by ブクログ 2016年06月20日

戦後の世界史はニュースなどで放送されておりますが、背景がイマイチつかめていないまま、「北朝鮮はおかしな国だな」「また中東で戦争が起きているんだな」
「反日デモってなんでやっているのかな?」
などの疑問が晴れて理解できました。 

歴史は伝え方によって、大きく変わり国民的反逆者が英雄になり、英雄が反逆...続きを読む者として投獄されるという勝者の歴史となります。

身近なところでは、日中韓の友好は近寄っては遠ざかります。 政治的なところで、中国、韓国では日本は大変残虐な民族だと教えているようです。 

子供の頃からの教育によって、ある程度の刷込みはありますね。 私も朝鮮学校の人たちは何でそのような学校に通う必要があるのか疑問でした。 そして、何かと敵対心を持っていました。 

在日韓国人、在日朝鮮人とは、戦争後に戻れなくなった人たちのことを呼んでいるようですが、とても厳しい決断だと思います。 

ヘイトスピーチもこのような背景を知らずに行っているとなると、日本の教育にも他のアジア地域と同じように教養が必要であると感じた1冊です。 

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Posted by ブクログ 2016年03月02日

東工大の全15回の講義録。臨場感あふれる語り口。宗教、政治、憲法、金融など。
最終回は、サムソンにヘッドハントされたある家電メーカー(シャープ?)技術者を例示して、学生が討論する。なかなか面白かった。

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Posted by ブクログ 2015年10月31日

東京工業大学生を相手に、ジャーナリスト池上彰が現在の世界で起こっている社会問題について講義した内容をまとめたもの。

池上氏が学生たちに強調するのは、物事をいろいろな視点から見なさいということ。例えば、イギリスが中央にある世界地図をながめて、「中東」という言葉の意味を知る。また、中国の世界地図で、北...続きを読む方領土はどこの国の色に塗られているのか。韓国の世界地図で北朝鮮はどうなっているのか。世界地図をきっかけに、領土問題をわかりやすく解説してしまう。

他にも生命保険はもらわなくても損だと思わないのに、年金はもらわなければ損だと思うのはなぜか。韓国のサムスンへ移籍後、帰国した日本の技術者へ、日本企業はどう接すべきか。などなど、大学教授になってもわかりやすい解説を心がける著者の精神は変わらない。

日本の将来を背負う学生へ、マスコミや世間の発言をうのみにするのではなく、知識や常識を備えて、自分の視点を持ってほしいという思いが込められた講義。

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Posted by ブクログ 2023年04月07日

政治に対する興味が湧いた
お金や経済の話は苦手だが、中国の常軌を逸した圧政が興味深かった。世界を知っていくことで今の日本の立ち位置。引いては自分の立ち位置を知ることが出来ると思っている

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Posted by ブクログ 2020年06月02日

幅広いテーマが語られる。勉強不足を反省。で、どうしたらええねん!
まずは知ることから・・・モゾモゾ、ヨミヨミ、フムフム

2012年から東工大で行われた15の講義の内容がまとめられている。
まずは講義を通じて、何を考え、自身の結論とするかの重要性が語られる。

宗教、政治、戦争、差別、お金、クーデタ...続きを読むー、暗殺、貧富、環境問題、どうしても歴史を語るにはテーマが多岐に渡ることは避けられない。その中でハッキリ感じるのは、明日私の住む世界が崩壊しても不思議じゃないという不安。決して楽観視できない私の性格も改めて自覚。どうしたらいいかわからんわ!!ってこと。
最後の「君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか?」という項では学生たちの考えが載せられいるので非常に親近感を持って締めくくられる。
ともあれ、何か興味のあるテーマが見つかればそれで良い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年04月06日

社会の基礎講座といった本。就活前後世代におすすめ。


・経済学とは資源の最適配分を考える学問。世の中を安定させて人々を幸せにすることを目的にする学問。

・機会コスト。何かの行動を行うとき、何かの可能性を犠牲にしているという考え方。

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Posted by ブクログ 2018年11月25日

東京工業大学の優秀な学生に、池上彰さんが世界経済、政治、科学、歴史など授業で講和した内容をまとめた本。最後のテーマである「君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか?」はそれぞれの学生が、賛成、反対、その他の立場に立ってプレゼンをしている。この章だけでも、読む価値がある。読みながら自分の考えをまとめ...続きを読むつつ、新しい視点も示され、とても刺激的な読み物になっている。

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Posted by ブクログ 2018年05月17日

池上氏の東工大での講義「現代世界の歩き方」を
まとめた本。2012年の内容なので新鮮さは
ないけれど、書籍という形でじっくりと
池上氏の講義に触れられるというのは
いい読書体験でした。20歳そこそこの私だったら
この授業は難しくて取らなかったと思います

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Posted by ブクログ 2017年09月04日

大学の講義を本にまとめた形式なので、そこまで突っ込んだ内容は出てきませんが、章タイトルを見てもらえばいずれも気になるトピックが取り上げられています。昨今の社会情勢を理解するベースの知識を得ることができ、これを入り口に、より深く調べてみようと思える内容でした。

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Posted by ブクログ 2016年05月06日

池上さんの著書は初めて購入したのですが、各論点について非常にまとまっているなあと感心しました。
東工大での講義をもとにした内容だけあって、講義を聞いているようにテンポよく読むことができました。
個人的には中国、北朝鮮の政治構造について、点での理解だったのでこの本で現在に至るまでの流れを学ぶことができ...続きを読むてよかったです。

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Posted by ブクログ 2016年03月26日

今回は少し違った内容、切り口からの解説が含まれる。これだけ池上彰氏の本が出てくると内容的にオーバーラップしてくるのはしょうがないだろう。いつもの如くわかりやすい解説であり、講堂に受講生が溢れているというのも理解出来る。もちろん、池上彰氏が学生達に求めているのは受講そのものにあるのではなく、それを通し...続きを読むて自分で考え、疑い、推測し、どうすれば良いかと工夫してゆける思考回路を自分の中に形成してゆくことである。

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Posted by ブクログ 2016年02月25日

講義内容が毎回がらりと変わるのでテンポ良く読みやすい。池上彰さんの説明は変わらず分かりやすい、以上に講義に出席している東工大生も素晴らしいと思った。

2016.2.24

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Posted by ブクログ 2015年11月15日

今世界で起きている事の背景を整理のために良い。
が、あまりに池上さん頼りになるのが少し不安。
池上さんの授業模様なのだけれどなぜか受講している東工大生の静かな様子が伝わってくる。
きっとこの学生達は世の中の出来事に冷静で、我々の時のようにデモに繰り出す事は無いのだろうなあと勝手に想像する。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年07月01日

池上さんの東工大での講義を元にした本。
とても分かりやすかったです。
また、特に最後の講義では、ある技術者の行動に賛成か反対かその他、その理由を
プレゼンさせて、そのアドバイスもよかったです。
そして生徒さんの質も。

「世界篇」となっているので「日本篇」「○○篇」…も今後でるのかしら?

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Posted by ブクログ 2015年06月10日

世界のこと、国の関係性、歴史のこと、池上さんの視点はいつも分かりやすい。

一番身近で興味深かったのは、なぜ一時間番組は実際には56分で次の番組の間に3分番組を挟むのか。

CMのナゾが解き明かされる・・・。

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Posted by ブクログ 2015年05月04日

講義記録本の良さは、単純に、講義に出ずともその内容を体感できる事にある。もちろん限界はあるが、講演者の発するメッセージや新たな知識は、読書によっても得られる。まさに、この本のテーマともなるリベラルアーツをお茶の間で獲得できるのだ。

本著の中身とは少しずれるが、読んでいて、「目的のための教養とは何か...続きを読む。教養を得る目的とは何か。」を考えさせられた。考えさせられる事自体が、読書をする意味。いやしかし、講義では、更に多くの事を考えさせられただろう。周りの人の考え、存在、講演者の声量、感情。それは、仕方がない。

さて、教養を得る目的だが、ある人(中島らも)は暇つぶしだという。私はその意見に賛成だが、本著はまた異なる意見だ。専門を仕事にする際、陥りがちな偏った判断。教養を身につける事で、これを正しい方向に修正する。例えば、理系知識に偏らず、社会学を学ぶ。

判断には、合理性、あるいは、私利私欲などの感情論が用いられる。合理性のある判断が正論、私利私欲が感情論である。しかし、合理性の判断基準は、当人の持ち得る知識量に制約される。より高次な合理的判断をするためには、より広く深い知識が必要だ。目的のための教養、教養を得る目的とは、そんな所にあるのではないだろうか。

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Posted by ブクログ 2019年07月02日

大人の一般教養として、誰もが最低限知っておくべきこと(でも、結構知らないことが多い)を俯瞰して学べるとても良い本。

これは3部作の内の世界編。世界でこれまでどんなことが起こってきたのかが、
池上さんが分かりやすく解説してくれます。
とにかく、とにかく、分かりやすい。
これを読んで全体を俯瞰した後に...続きを読む、自分の興味のある分野を深く学んでもいいし、
日本編を読んで、日本のことについて学んでも良い。
使い方もイロイロ。本棚に1冊はあってもよいと思います。

少し情報が古いのが玉にキズ。
(でも、そんな欠点なんて全く気にならないくらい、分かりやすくて良い本です。)

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Posted by ブクログ 2018年06月09日

内容は多岐に渡っています。池上さんの数ある著書で繰り返し書かれている内容です。つまり、池上さんが最も重要と考えている内容だと思いました。

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Posted by ブクログ 2015年08月31日

有機EL開発の日本人技術者が、所属する日本企業での遅々として進まぬ製品化に嫌気が指しサムソンに移籍するが、製品化を機に結局サムソンを辞めるというケーススタディを収録。日本の国力を上げるために、日本に留まるという発想は、これからはもっともっと少なくなっていくのだろう。自己実現をするために、日本の垣根を...続きを読む越えて、勝負できるだけのコミュニケーション力、技術力が求められる。海外で実績をあげ、日本に里帰りできればそれはそれで良し。「ムラ」意識だけでは何もなし遂げられない。

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Posted by ブクログ 2015年07月04日

理系の東工大の学生向けの、一般教養を教える講義を再現したもの。内容が少し古くなったところもありますが、あとがきに後日談がまとめてあるので、却ってその当時、世界が直面していた問題と、その後の動きがわかってよいと思います。

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