セックスボランティア(新潮文庫)

セックスボランティア(新潮文庫)

572円 (税込)

2pt

「性」とは生きる根本――。それはたとえ障害者であっても同じことだ。脳性麻痺の男性を風俗店に連れていく介助者がいる。障害者専門のデリヘルで働く女の子がいる。知的障害者にセックスを教える講師がいる。時に無視され、時に大げさに美化されてきた性の介助について、その最前線で取材を重ねるうちに、見えてきたものとは――。タブーに大胆に切り込んだ、衝撃のルポルタージュ。

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セックスボランティア(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「性」とは生きる根本。
    それはたとえ障害者であっても同じこと。

    脳性麻痺の男性を風俗店に連れていく介助者。
    障害者割引のある出張ホストクラブの利用者と経営者。
    障害者専門のデリヘルで働く聴覚障害のある女の子。
    知的障害者にセックスを教える講師。
    体の動かない障害者にセックスボランティアを行なう主婦

    0
    2017年08月13日

    Posted by ブクログ

    面白い内容だが、最終的に、障害者の性ではなく、人間一般の性に逃げてしまっているのが残念だ。結局つまらない結論にいきついてしまっている。ただのインタビューだけじゃ浅い。セックスで興味をひくだけのレポート。

    0
    2017年07月28日

    Posted by ブクログ

    著者の立場とか動機とかが最後の最後まで出てこないのに、著者の知りたいという切実感が半端なく、その気持ちの熱量によってぐいぐい読み進めてしまう。テーマそのものがセンセーショナルで、興味はあるがなかなかうかがい知れないことを知ることが出来、知的好奇心も満たせた。若くて美しい女性が著者だけに、この人もセッ

    0
    2016年06月08日

    Posted by ブクログ

    知らない世界を知る。
    読書の魅力が詰まった一冊だった。

    身体障害者、知的障害者の性という
    一昔前までタブー視された課題に踏み込んだ傑作だと思う。
    身の回りにいないから、知らない。分からない。
    考えたこともない。無知なことが本当恥ずかしかった。

    障害者も健常者と同じように、性欲がある。
    人を好きに

    0
    2025年04月28日

    Posted by ブクログ

    障害者の性をテーマにしたノンフィクション。

    男女の障害者、性の介助の提供者、オランダの性事情、風俗など、関係のある人物をレポートしている。

    「性は生きる根本」
    「全ての人が自分の性について見つめ直すべき」

    などの言葉が響いた。

    性=生であり、性欲≠性交ではなく、精神的、肉体的コミュ

    0
    2018年11月12日

    Posted by ブクログ

    途中まで読みました(確か出張ホストの話まで)
    重度身体障害者の男性と、健常者の女性の夫婦の話には驚きました。
    女性に障害者の男性とお付き合いしたい、結婚したいと思わせたものは何なのだろう?
    身体こそ不自由だけれど、内面がとても魅力的で、奥様との相性も合うのだろうなと思いました。

    「自分は障害者だか

    0
    2020年05月06日

    Posted by ブクログ

    性への興味から。

    非常に読みやすかったです。

    障害をもっていても、そりゃ人間ですものね。障害者の性介護を有償でするにしろ無償でするにしろ賛否両論あるようですが、私は本文中にもあったように、そこにニーズがあるのであればあってしかるべきだと思った。

    ただし、サービスを提供する側にも生活や感情はある

    0
    2018年08月27日

    Posted by ブクログ

    昔、セックスボランティアというものがあると聞いてからずっと興味は持っていた。
    技術や医療が進歩したり、バリアフリー法が多くの施設で義務付けられていたり等、昔よりも圧倒的に障がい者の人が生きやすい世の中になっているはず。
    しかし、障がい者の方の性の話になると途端にタブーな話のように感じてしまう。

    0
    2017年12月24日

    Posted by ブクログ

    今まで全く考えてこなかったコトであり、衝撃を受けつつも、なんでこんな当たり前であり、人間の基本の欲望に近い性という問題について知らなかった、教えてもらえなかったことが残念だったなーと感じた。大学時代には障碍者について学ぶことも多い分野だったにも関わらずだ。

    やはり性についての内容はタブー視されてい

    0
    2017年09月16日

    Posted by ブクログ

    現在学生で介護を行った経験から読み始めた。
    性の介護について客観的に書かれている。
    知らない事が多く驚きの連続だった。最後のシーンは感動的だった。今後に生かしたい。

    0
    2015年03月30日

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