作品一覧

  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記
    4.3
    「生まれてきてよかった、生きていてよかったと一度でいいからこの子に感じさせてあげたい」難病という重い障害を背負いながらも懸命に生きる娘、亜也。母の私はいったい何ができるのだろうか……。ついに娘の命が尽きようとする時、亜也の夢を叶えるため天国へ嫁がせる結婚式を行うことを決意する。母と娘の絆、生きる意味を問う、感動の手記。
  • お手本なしの人生「1リットルの涙」亜也の詩
    3.0
    1巻605円 (税込)
    日本中が涙した感動ドラマ『1リットルの涙』単行本出版から20年。母・潮香さんが、遺された亜也のノートから「伝えたい言葉」を選び、新たに編纂しました。生きる意味を探し続けた亜也の人生に向き合う姿勢が胸に迫る、鮮烈な生命の詩集。「過去の生き方を悩んでいた でもいまを一生懸命生きればいいんだと悟る」「こんなに苦しんできたんだから いろんなことを知って いろんな人を慰めてあげなくっちゃ」「胸に手をあててみる。ドキドキ、ドキドキ音がする 心臓が動いている 嬉しい わたしは、生きている」。人生で厚い壁にぶつかったとき、自分の居場所を見失ったとき、岐路に立ったときに、きっと、励まされる言葉が見つかります。

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ユーザーレビュー

  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

    Posted by ブクログ

    亜也さんの懸命に生きる強さと勇気は、このお母さんの支えがあってこそなんだと思った。我が子の障害が進んでいくのをどんな思いで捉えていたのか痛いほどよく分かった。
    「次の光を見つけなければ」その思いは障害の有無に関わらず、全ての人にとって生きていく上で根底にあるものだと思った。「1リットルの涙」はこのお母さんあってこそ。

    0
    2025年03月23日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

    Posted by ブクログ

    難病の子供を支えるお母さんが
    どんな想いで子供のことを考えているのか,痛いほどわかった。

    医師や看護師の発言,家政婦さんの態度で,参ってしまう場面があった。みんながみんな,聖人みたいな人間ばかりではないから,難病の人にとってよくないことが起こるかもしれない。完璧じゃなくても,ちゃんと患者さんを思いやれる人になりたいなと,より感じた。

    0
    2024年11月25日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

    購入済み

    学ぶものが沢山詰まってました

    1児の母です。先天性の障害をいくつも抱えた娘がおります。ひとつ治すとまた次の障害。次々と出てくる障害に母親が不安定になり子供にも不安定な想いをさせながら生きていかせていきたくない。そう思い障害を抱えた子にどのような接し方をしていらっしゃったのか気になり読ませていただきました。

    一言では表現できません。学ぶものが沢山詰まっておりました。沢山の方に読んで頂きたい。それしか言えない素晴らしい本です。

    0
    2019年11月19日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    姉妹書の「1リットルの涙」が闘病中本人の目線で書かれた本なのに対し、こちらは介護者の目線で書かれたエッセー。

    著者が医療介護系の仕事に就いていた、ということもあり、「どうやってよりよい介護をするか」という観点でみれば読み取れるものも多かったんだろうけど…看護・介護を実感を持って理解できない人間にはそういう読み方は難しかった。

    かなり闘病している娘の感情を理解しているようである母とはいえ、理解し切れていない部分はあったんだな、と感じたのは、普通高校から養護学校への転校のあたり。娘の感情に寄り添ってはいるんだけど、母の書くそれはあくまで客観的で分量もそれほどとは言えない。娘の日記は書き尽くせな

    1
    2013年11月26日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

    Posted by ブクログ

    近年続々と出版されている、「自己語りモノ」とは違って、味のある本である。何度読み直しても勉強になる。

    0
    2010年09月05日

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