木藤潮香のレビュー一覧

  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    亜也さんの懸命に生きる強さと勇気は、このお母さんの支えがあってこそなんだと思った。我が子の障害が進んでいくのをどんな思いで捉えていたのか痛いほどよく分かった。
    「次の光を見つけなければ」その思いは障害の有無に関わらず、全ての人にとって生きていく上で根底にあるものだと思った。「1リットルの涙」はこのお母さんあってこそ。

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    2025年03月23日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    難病の子供を支えるお母さんが
    どんな想いで子供のことを考えているのか,痛いほどわかった。

    医師や看護師の発言,家政婦さんの態度で,参ってしまう場面があった。みんながみんな,聖人みたいな人間ばかりではないから,難病の人にとってよくないことが起こるかもしれない。完璧じゃなくても,ちゃんと患者さんを思いやれる人になりたいなと,より感じた。

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    2024年11月25日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

    購入済み

    学ぶものが沢山詰まってました

    1児の母です。先天性の障害をいくつも抱えた娘がおります。ひとつ治すとまた次の障害。次々と出てくる障害に母親が不安定になり子供にも不安定な想いをさせながら生きていかせていきたくない。そう思い障害を抱えた子にどのような接し方をしていらっしゃったのか気になり読ませていただきました。

    一言では表現できません。学ぶものが沢山詰まっておりました。沢山の方に読んで頂きたい。それしか言えない素晴らしい本です。

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    2019年11月19日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    ネタバレ

    姉妹書の「1リットルの涙」が闘病中本人の目線で書かれた本なのに対し、こちらは介護者の目線で書かれたエッセー。

    著者が医療介護系の仕事に就いていた、ということもあり、「どうやってよりよい介護をするか」という観点でみれば読み取れるものも多かったんだろうけど…看護・介護を実感を持って理解できない人間にはそういう読み方は難しかった。

    かなり闘病している娘の感情を理解しているようである母とはいえ、理解し切れていない部分はあったんだな、と感じたのは、普通高校から養護学校への転校のあたり。娘の感情に寄り添ってはいるんだけど、母の書くそれはあくまで客観的で分量もそれほどとは言えない。娘の日記は書き尽くせな

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    2013年11月26日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    近年続々と出版されている、「自己語りモノ」とは違って、味のある本である。何度読み直しても勉強になる。

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    2010年09月05日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    これも号泣しました。タイトルの通りです。母の立場から娘の状況をより詳しく書かれてます。こちらには、奇麗事ではない部分も正直に書かれているので生々しい家族の気持ちも伺えます。

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    2010年01月04日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    2005年くらいに、長崎か福岡で買って読んだ本。

    木藤亜矢さんのお母さんの手記。


    こうゆう、病気ものには弱いのです。


    病気の子供を持つ、親の気持ち・・・。
    私はまだ子供はいないから分からないけど、病気である本人以上に辛い部分もあるんじゃないかなって思う。
    たぶん、親は、代わってあげられるなら、代わってあげたいと思うのだろう。
    それが、できず、苦しむ我が子を見ているのは辛いと思う。


    小中高大学大学院・・・と学校に行けて、一人暮らしもできて、好きな国にも行けて、好きなお酒もたくさん飲める。
    そんな自分はとても幸せなんだろうなーって事に気がつかされますね、こうゆう本は。
    そして、親より

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    2009年10月07日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    「1リットルの涙」の作者、木藤亜也さんのお母さんの手記です。
    家族の目線で「1リットルの涙」が描かれています。

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    2009年10月04日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    1リットルの涙で亜也さんと共に賢明に病魔に立ち向かい、生き抜いた母、潮香さんの手記。
    ある日、同室の患者さんから「亜也ちゃんは耳が聞こえないの?」と尋ねられる。亜也さんは一人で食事が出来ない、言葉が上手く喋れないなど、身体が不自由にはなっていたものの、脳や感覚器官などには異常は出ていない。母のいない時に家政婦が「この子ちっとも言うことを聞かない。頭が正常だと思っているのは親だけよ。ご飯をいつまでも口の中でもぐもぐと、どうしてさっさと食べれんの? あんたなんかおいて帰っちゃうでね」と本人を前にして酷いことを平気で言っていたと言うのだ。その時亜也さんはにこにこと笑っていたという。亜也さんは自分が悪

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    2009年10月07日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    泣きそうになったけど泣かずに読み切った本。(たぶん、実家で読んだからかな)
    1リットルの涙の後、亜也ちゃんに何が起こり、どうなっていったのか。
    私が母ならば、とてもじゃないけれど書けないであろう文章。

    きっと、この本に、そして亜也ちゃんの本に救われた人が、大勢いるのだろうなあ。

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    2009年10月04日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    2007/10/17
    一年くらい前に「1リットルの涙」を読んで最近読み返したりしたので続きも。

    脊髄小脳変性症である亜矢ちゃんが自分では文字をつづれなくなった後の母の手記。

    前のものを読んだときにも思ったけれど
    ただただ、恐ろしい。絶望感。
    だからこそ、正直な感じがするというか…。
    『私はなんのために生きているの?』
    普通に生きている自分でも思うのに。

    母の視点からみて、どこまでも前を向いて
    次に出来ることを探す母の姿に感服。
    娘を不安にさせないように。

    電話をかけれなくなってしまったことに対して

    「次に何を生み出せばいいのか、
     現実への対策を考えださなければ」

    の部分ががつっと

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    2009年10月04日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    購入者:梅村
    こちらは主にドラマ化されていない最後の5年間の様子をお母さんが手記にされたものです。同じ生きるにしても周りの協力と拒絶で幾分かは楽になれたり、奈落の底へ突き落とされる気持ちになったり。読むのがつらくなるほど過酷な現実が描かれていますが、知るべきことなのだと思いました。

    貸出:(2010.11.1) 返却(2011.1.18)
    私もいつか子供を産むと思うので、こういう話の本は心に響くんだろうなと思いました。

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    2011年01月18日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    有名な「1リットルの涙」のお母さん目線の「いのちのハードル」。
    母親の私としては「1リットルの涙」よりも「いのちのハードル」のほうが入り込めました。

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    2009年10月04日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    『1リットルの涙』の母、潮香が書いた本。亜也と共に病気と闘った12年間を綴ったこの本は、泣かずにはいられませんでした。こういう素晴らしい親になるにどうしたらなれるのか、とつくづく思う。1リットルの涙と共に読む価値は十分にある。新幹線で号泣。隣の人とか気になったけど、そんなこと知らんって感じに涙がこぼれて止まらなかった。

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    2009年10月07日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    ネタバレ

    難病であるほど、闘病記録を読むのはつらい。
    そしてそれは本人の手記ではなく、看護する側の親のものだとしても。

    脊髄小脳変性症という運動機能が消失していき、最後医は呼吸運動の停止か衰弱による合併症のため、多くの場合死亡する。
    未だ原因も治療法もわかっていない病。

    自分も子どもがあるので、苦しんでいる子どもに何もしてあげられないじれったさはよくわかる。
    励まさなければならないのに、心が不安でいっぱいのことも。
    ましてや、最終的には死に至る長い長い闘病であることを考えると、著者の判断や行動には頭が下がる。

    一番は、生きることを最後まであきらめさせなかったこと。
    どんどん体の機能が失われていって

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    2025年10月21日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    1リットルの涙の亜也さんのお母さんの手記。お母さんから見た亜也さんの病との闘い、家族の想い、支える者の苦難が書かれています。お母さんが亜也さんにかける言葉が本当に素晴らしくて、亜也さんにとってとお母さんの存在はどれだけ頼もしくなくてはならないものだったのかがよく分かります。亜也さんはもちろんのこと、お母さんの頑張る姿にも尊敬しかありません。最期のときの様子、とても泣けました。健康でいられることのありがたさが痛いくらいにささる本です。

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    2025年02月19日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    1リットルの涙を再読した翌日の深夜に一気読み。

    最初に読んだ小学生の時とは違い、母親も子供と同じ痛みや悲しみ、迷い、悩みを抱えた人間であり、決して絶対的な存在ではない事を知っている今読んだからこそ、感じることが多かった。

    母親として、亜也ちゃんには障害を持って身体機能が失われていく毎日の中でも人生に希望を持ち、生き続ける意思を強く持っていて欲しい。一日でも一時間でもこの世で娘と一緒にいたい。
    その為に、母親である自分は、娘と一緒に喜び泣いて同じ感情を共有しながらも、娘が悩み絶望するときには決して自分も悩んだり絶望する様子は見せない。
    娘の精神的支柱として、娘の前では常に前を向いて、強い母親

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    2024年10月15日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    亜矢さんのお母さん目線で色々なことが書かれていた。山本先生の、「医者である限り、亜矢ちゃんを見放さないよ」という言葉…心のない家政婦さんとのバトルもあったから、亜矢さんもお母さんも、この言葉に本当に助けられたと思う。山本ドクター、本当に良い先生。
    涙が出る印象的なシーンが3つあった。
    ●寝たきりになった亜矢さんが自分の分身である「1リットルの涙」が出版されたことを知り、「ウウー」と声をあげたシーン。
    ●出来上がった本を朗読してほしいと、お母さんに読んでもらうシーン。
    ●本の印税を何に遣うか答えるシーン。
    「ワタシの為にどこへも行けなかった家族に旅行にいってもらいたい」

    亜矢さんの、優しさや

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    2022年07月08日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    自分は生きたいから生きていると自信を持って言えないと思っていたけど、この世は結局は空なんだとか思ってたけど、感動モノだとおもって敬遠してきたけど、やっぱり、やっぱりいのちはいのちで、小学生の頃に言われてたような、いのちは一つしかないんだっていう陳腐な言葉がすごく大事だったんだなんて思った。素直に生きてけばいいじゃないか、なんて思えた。

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    2016年12月07日
  • いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記

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    介護について深く考えさせられた。
    寝たきりだったり、上手く身体が使えなかったり、話せなかったりする相手に、
    どう接するか(ユーモアを忘れないこと)、
    希望をもたせるか、
    意思を尊重すること、
    心地よい環境を整えること(家政婦や病院の理解)、
    自分ひとりの問題ではなく家族の問題とすること、
    自尊心を損なわせないこと(特に女の子としての)、
    負担を感じさせないこと(化粧をし疲れ顔は見せない)
    親は子供のことを1番に考えるとはいえども、
    仕事に家庭に育児に病院通いにと、
    どれも手を抜かず負けず頑張る潮香さん、
    正にこの母にしてこの子あり。

    特に印象に残ったのは、
    食べられなくなった亜也さんに新人看

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    2014年07月27日