人物作品一覧
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3.5私は殿島直紀、弁護士である。今にして思えば、私の事務所の隣に住む綾子が姿を消したことが事件の発端だった。いっしょに暮らしていた孤児たち四人を残して消えた綾子。私が密かに思いを寄せていた彼女は、姿を消す前に米軍接収地でトラブルに巻き込まれていた――。同時期、米軍宛に蒼志馬博士を名乗る人物から脅迫状が届く。「粗暴な米軍は即刻去るべし。さもなくば私の開発した殺人兵器で死にゆく運命にある」と。綾子の失踪に蒼志馬博士なる人物は関係しているのか?キザで眉目秀麗な荒城、学ランの義手探偵・真野原の活躍を洒脱に描く、本格ミステリ連作集。シリーズ第三弾。
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3.0妖しく美しい魔界へいざなう8つの短篇。 大晦日の入院病棟。大慌ての人物が二人いた。あるノルマを課せられ入院患者として派遣された妖精と、担当医師に恋をした、自分を7歳の女の子だと思い込む男性だ。その二人の思わぬ「がっかり」を描く「点滴妖精」。地位ある者にもてあそばれた少年は、死んでなお辱められ幽霊になってしまう。時代を超えてさまよう少年と、彼が出会う子供たちの物語、「青ずきんちゃん」。大雪の日の、あの電話がきっかけで夫は亡くなった。命日にまた雪が降り、妻の元へまた電話がかかる。「橇に乗りませんか?」。たった一人で生きる妻を狂気が誘う「雪の女王(スノークイーン)」。『グリム童話』や『雨月物語』などをモチーフに、妖しく美しい魔界へいざなう8つの短篇。
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3.4最愛の老師を殺した人物が利祥だとわかりつつも、珪華はいまだ彼への想いを封印できぬままだった。困惑する珪華に、元皇帝の利佑は「利祥に手出ししないかわりに、お前は彼のものにはなるな」と契約を持ちかけ、条件を呑んでしまう。さらに珪華は、老師の息子で幼なじみの景舜と出会い、運命に飲み込まれ!? 「俺にはお前が必要だ」秘められた利祥の想いと、危険な独占欲が暴走する、危険なラブ大増量の第3弾!!
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4.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はままさのりによる『装甲騎兵ボトムズ』スピンオフ小説『青の騎士ベルゼルガ物語』を紹介するビジュアルマガジン。登場人物や登場ATの線画を多数掲載し、『青の騎士』の世界観を掘り下げている。文庫版の基となったタカラの情報誌「デュアルマガジン」版再録も見逃せない。1987年2月刊。限定復刻版(2005年8月刊)を電子化。
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-以前勤めていた広告代理店から依頼された大仕事、それは世界的マジシャン「ブルー」を日本に招聘することだった。生い立ちも正確な年齢も、すべてが謎に包まれた存在。世界中の誰もが知っている人物なのに、ステージ以外での彼の素顔を見た者はいない。なんとか彼との接触に成功した僕だったが、少し高音の混じったその声は、どこかで聞いたことのあるように思えた……。長篇小説。 ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ) 1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
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-大学卒業を来春にひかえたマヤは、ヴァイキングをテーマにした卒論を仕上げるため、一人スウェーデンを訪れた。 そこで出会ったのは、長身で、明るい茶色の髪に緑色の眼をしたエリク。 無口で、少し物足りないくらい控えめな態度だが、マヤはそんなところに惹かれていた。 ある日、二人で本場の名物酒で乾杯をしたときのこと。マヤは二口程度で酔ってしまった。 酔いから目を覚ますと、冷たい土の上で寝かされているのに気づく。 そこはなんと、ヴァイキング時代の納屋だった。 奥から現れた人物は、毛皮を纏ったエリクそっくりの男。 マヤをひざまずかせ、今まで見たこともない長さの、いきり立ったものを突きつけられた。 「ああ、エリク。私……」 無理やりに強制された行為なのに、マヤの下半身もだんだん熱くなっていく。
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3.0
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3.9人には「ポイント」がある。ルックス、学力、コミュ力。あらゆる要素から決まる価値、点数に、誰もが左右されて生きている。人の頭上に浮かぶ数字。そんなポイントが、俺にはなぜか見え続けていた。 例えば、クラスで浮いてる春日唯のポイントは42。かなり低い。空気が読めず、友達もいない。そんな春日のポイントを上げるために、俺は彼女と関わることになり――。 上昇していく春日のポイントと、何も変わらないはずだった俺。これはそんな俺たちの、人生の〈分岐点〉の物語だ。 「どこまでもリアル。登場人物三人をめぐるこの話は、同時に僕たちの物語でもある」イラストを手掛けたloundrawも推薦。憂鬱な世界の片隅、希望と絶望の〈分岐点〉で生きる、等身大の高校生たちを描いた感動の第3作。
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-無防備を撮り、それを交換する関係とは何だろう? 短編というよりは掌編。 そしてちょっと不思議な一編である。 登場人物は女性2人だけ。 酔った1人をもう1人が介抱し、その後、時を経て一緒に京都に旅行をする。 仲が良いのは間違いないのだが、そこにポラロイドカメラという装置が介在することで様々な推測が働きそうだ。 しかも互いに写真を交換したりする。 彼女と彼女の関係。これはいったいなにか。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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4.3青山二郎は、小林秀雄、白洲正子の骨董の師匠としてだけでなく、河上徹太郎、中村光夫、宇野千代といった周囲の人たちにも大きな影響を与えた。その青山の信仰とは、知識に依らず、眼を頭から切り離して、純粋に眼に映ったものだけを信じるという「眼の哲学」であった。やきものから学んだ眼力によって、骨董はもちろん、人間の真贋から社会批評まで、ズバリとその本質を言い当てる。青山の文章は、独特な比喩とともに難解なところもあるが、知識ばかりが横溢する現在、もっとも辛辣な文明批評となっている。上巻は、「梅原龍三郎」「北大路魯山人」「小林秀雄と三十年」「贋物と真物について」など、美術と人物に関する文章43篇を収録。
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-■“結婚前に、はめをはずしたら?”そんな言葉がリズの心をよぎった。■気ままな独身女性が集まって、毎週木曜の夜おしゃべりを楽しむ――名づけて<木曜クラブ>にリズが通うのも今日で最後となる。同僚の弁護士と婚約した彼女は、参加資格を失うからだ。ところが、気のおけない仲間から祝福を受けた帰り道、リズはとんでもない人物と鉢合わせした。コルビー・サマーズ。父の牧場で知り合ったカウボーイ。リズが初めて愛し、駆け落ちのあげく結婚した男性だ。けれども彼女は当時十八歳。母親に説得され、結婚は無効となった。あれ以来、ちょうど十年ぶりの再会だった。コルビーの滞在するホテルのバーで、思い出を語り合ううちに、リズの中で一つの思いがふくらみ、抑えきれなくなった。彼と分かち合ったあのすばらしい瞬間を、もう一度味わいたい。「あなたの部屋へ連れていって。今夜だけ……一緒にいたいの」そして、コルビーはリズの言葉を聞き入れた。
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-黄金期の「花とゆめ」(白泉社)を和田慎二とともに支えた巨匠・柴田昌弘の代表作であるSFファンタジー巨編、ついに開幕! 第1巻 狼少女ラン 小松崎 蘭(15)は、普通の高校に通う普通の女子高生だった。いや、普通の女子高生の振りをしていた。実は、蘭は生まれてから5年間、カナダで狼に育てられた狼少女だったのだ。そして、蘭には義父・小松崎 宗に口止めされたすごい能力があったのだ。そんな夏のある日、蘭の高校に新任の女教師・寄木冴子が赴任してきた。寄木先生は遺伝学の権威・寄木博士の娘で、小松崎 宗にすごい恨みを持っている人物だった。この日を境に、市内で野良犬が人を襲い出す。クラスメイトは狼に育てられた蘭が関係していると知り、蘭を疎外するようになる。果たして、野良犬事件の首謀者は一体…。そして、蘭の運命は…!? 今回柴田先生からサインをいただきましたので、表紙に特別掲載しました。先生に許可をいただいております。お楽しみください! <目次> PART 1 PART 2 PART 3 PART 4 PART 5 初出:別冊マーガレット(白泉社)1975年8月号
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4.0先の大戦は、「民主主義」と「全体主義」の戦いとは言えない! 歴史の真実を多角的に検証し、国際潮流のゆくえを占うために。 そして、戦争のリアリズムを平和ボケの日本に知らせるために。 その死から62年――世界を震撼させた独裁者の告白。 大戦時における旧ソ連の狙いと共産主義の恐るべき実態とは? レーニン暗殺説の新事実とは? ヤルタ会談の真相と各国の思惑 スターリンが読む習近平の狙いと現代の覇権戦争のシナリオ ■■ ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリンの人物紹介 ■■ 1878~1953年。ソビエト連邦の政治家、軍人。同国の第二代最高指導者。グルジア出身。レーニン死後の権力闘争を勝ち抜いたあと、大粛清によって、政府・党・軍の幹部の大半を排除し、絶対的な権力者となる。第二次大戦では、連合国側として勝利するも、戦後は、同盟国だった西側との関係が急速に悪化。冷戦による東西対立が惹き起こされた。
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3.0「赤い死」が蔓延するなか、千人の友達と僧院に避難したプロスペロ公は壮麗な仮装舞踏会を催した。そこへ現れたひとりの仮装した人物が、人々の間に狼狽と恐怖と嫌悪を呼び起こす――死に至る疫病に怯えおののく人々を描いた表題作のほか、処女作「メッツェンガアシュタイン」など短篇小説十篇と、蔵書の行間に書き込んだ思考の断片「覚書(マルジナリア)」を収録。 巻末に解説「ポォの作品について」を所収。 吉田健一の名訳が愛好した作品が名訳で甦る。
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3.0ミステリーからラブコメまで変幻自在! 赤石ワールドを新発見&初体験!! LAUNDRY殺人事件が報道された夜、ななえはコインランドリーで殺人犯と思しき人物に遭遇し…。トワイライトの猫だから大学で音楽を学ぶ優子。コンサートの帰り、突然見知らぬ高校生に告白されて……?ティータウンのうさぎたち大学生に憧れる杏子は、ある日大好きな御茶ノ水の街で、大学生の西条と出会い…?ロンドン時間で会おうねデートの待ち合わせ場所で、偶然中学時代の片思いの相手・並木と再会した結花は?ドヌーブにはなれないけど年上好きのまりこは、友達に誘われて行った喫茶店のマスターとつき合い始めるが?アイドルはだれだ学校では勉強ばかりの地味でおとなしい美由樹。でも実は人気バンドのヴォーカルで?
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3.5中国解放運動の中心メンバーで、現在ニューヨークに亡命中の陳破空氏の日本初の著書。陳氏自身の半生を振り返り、陳破空とはどんな人物かの紹介から始まり、中国共産党の内情やこれからの中国について鋭く斬り込む。本書の前半は陳氏幼少期、文化大革命時の凄惨な体験から始まる。民主化運動に身を投じた1980年代後半から天安門事件の舞台裏、そして逮捕・投獄から、亡命に至る激動の時代が描かれている。亡命を勧めた公安の話など、日本ではあまり語られなかった天安門事件後の民主化運動活動家を巡る中国当局の動きなどは非常に興味深い。後半は陳氏が欺瞞に満ちた中国共産党の内情に鋭く斬り込む。尖閣諸島を巡る問題は実は、習近平と薄熙来の権力闘争と軍部掌握、毛沢東左派が複雑に絡んだものであるという指摘はこれまでの日本のメディアでは報道されなかった事実である。特に習近平と薄熙来の親子二代にわたる政争についての記述は内情に精通した陳氏だから書けたものである。さらに本書では腐敗する人民解放軍の呆れた実態を暴露。ソマリアの海賊に負けて帰ってきた海軍や入隊するのにも賄賂が必要な解放軍の実態に迫っている。
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2.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】赤いばらは愛の象徴――私にはもう、触れることさえ許されない…。母親の付き添いで保養地を訪れた若き億万長者マットは、退屈な田舎町には不似合いなひとりの女性滞在客に目を奪われた。輝くような美貌をわざと隠すかのような服装、周りに媚びない強気な態度、僕に群がる金目当ての女性とはまったく正反対じゃないか。ひと目で恋に落ちたマットは猛然とアタックを開始するが、彼女の男性すべてを嫌悪するような態度の影には、深く傷つけられた癒えない傷の存在が!
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-なぜ殺人事件は起きたのか!? 女性記者が挑む 人間関係が十重二十重にからみつく 愛憎のラビリンス!! [主な登場人物] ●沢木亜沙美(さわき あさみ) 東亜日報社の報道記者。 ●刈谷 譲(かりや ゆずる) 監察医師。記者の沢木とは恋人関係。 ●桧山 糺(ひやま ただし) 会社役員で陣内栄の元夫。 ●陣内 栄(じんのうち さかえ) DV被害者を撮った「呪縛」が話題の女流写真家。 ●MAHO(まほ) 陣内栄の娘・真保。ファッションモデルも務めている。 ●山野辺芽衣(やまのべ めい) 山野辺産科婦人科病院の医師。監察医の刈谷とは義兄妹。 ●香田一生(こうだ いっせい) カフェでバイト。MAHOの恋人と言われている。
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-代々王に仕える一族の時期当主として、剣の腕もたつ若き将軍・李周青の隣には常に補佐官・高栄峰の姿がある。母の罪を背負い反逆者として軍の人間からも疎まれる栄峰だったが…周青からの信頼は厚く、また周りには秘密の恋人同士。この先も一緒のはずだった…王が新しく迎えた妃・明蘭が現れるまでは。全く笑わない妃が微笑むのは人が処刑されるとき。美しく微笑む彼女に魅了される王は、笑顔が見たいが為に小さな罪でも処刑し始めて…軍に敵意を持ち始める国民、疲弊する軍そして淡々と任務を遂行する周青の気持ちがわからなくなる栄峰…悩む栄峰の前に自分が「王の息子」だと知る人物が近づいてきて…若き将軍×反逆の子の中華ファンタジー
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3.0【この作品は同タイトルの単行本版です】貴方が救ってくれたように今度は私が貴方を救う高栄峰は母が蔡王の恩情を拒み、自死したことから王の落とし子ながら反逆者と差別され生きてきた。下働きとして軍学校にいた栄峰を軍に誘ったのは王を護る一族・李家の次期当主周青。蔡国驃騎将軍周青の補佐官になった栄峰。夜は恋人として周囲に隠しながら過ごしてきた。周青と共にいる、それが栄峰の幸せだった。ある時小さな罪でも民を処刑すると宣言した王に対し、不信感を募らせる栄峰。「王は間違っている」と感じた栄峰は周青に相談するも「王には従わなければならない」と一蹴される。周青の考えとの隔たりに悩む栄峰の元に「王の息子」だと知る人物が現れ…
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第二次世界大戦中に世界に先駆けて編成された日本海軍の空母機動艦隊は、その司令長官の名前から南雲機動部隊と呼ばれた。その中核をなした空母、赤城・加賀・飛龍・蒼龍らは、近年ゲームなどを通して改めて注目を集めており、いまなお人気が高い。 真珠湾攻撃、南太平洋・インド洋戦線、ミッドウェー海戦と続いた激闘の物語、各軍艦および搭載機の徹底解析、南雲機動部隊に関連する人物伝など、総力特集! 第2特集は同じく第二次世界大戦当時、小国ながらソ連軍に立ち向かったフィンランド軍の戦いを解説。 第3特集は某漫画に登場し存在感を放った大日本帝国陸軍・第七師団を紹介!
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4.7美しいプリンス・エドワード島で愛されて成長していく少女アン。幸福感あふれる名作の日本初の全文訳。 訳文は、お茶会のラズベリー水とカシス酒、アンの民族衣裳、スコットランドから来たマシューの母など、モンゴメリの原作に忠実に、全文を、みずみずしく夢のある文章で訳した真実の物語。 巻末の訳註では、作中に多数引用されるシェイクスピア劇など英文学と聖書の句、スコットランド系アンとアイルランド系ダイアナなど登場人物の民俗、19世紀カナダの衣食住、キリスト教、草花とハーブをくわしく解説。 口絵には、リンド夫人が棒針で編むキルト、アンとマシューが初めて出逢う駅のモデル、マシューが愛するスコットランドの薔薇など、物語に描かれる品々や場所の写真を11点掲載。 松本訳の旧訳『赤毛のアン』の訳文と訳註を、全面的に改稿した新訳! 児童書でも、少女小説でもない、大人の心豊かな文学『赤毛のアン』。
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4.0名作『赤毛のアン』から、心が明るくなるアンの言葉を60選び、その一つ一つに、日本初の『赤毛のアン』全文訳で話題の作家・松本侑子さんの心温まる文章、プリンス・エドワード島で撮ったすがすがしい風景・グリーンゲイブルズ、花々のカラー写真、アンの言葉の英文、バラやスミレの花のさし絵を添えた、オールカラーの美しい一冊。アンの物語を紹介しながら、「幸福に生きる心がけ」、「毎日を丁寧に暮らす喜び」、「人生が輝く生き方」を伝える、珠玉のエッセイ集。今、生きている すばらしさ! 愛と希望に満ちた アンの世界へ。心が明るくなるアンの言葉60とプリンス・エドワード島の美しい写真 生きる喜びと希望がわきあがる。「私はここで生きることに、最善を尽くすわ。そうすれば、いつかきっと、最大の収穫が自分にかえってくると思うの」(『赤毛のアン』第38章より) 主婦と生活社刊
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「みんなげんき?まいにちごはんたべてる? わたしは赤毛米の〈まいピー〉。きょうはお米のおはなしをするよ。」 寒冷な気候のため米が育たないとされていた北海道で、困難を乗り越えて稲作を成功させた中山久蔵のおはなしを、久蔵が育てた赤毛米のキャラクター〈まいピー〉が紹介します。北海道の稲作と北広島市の昔がわかる、幼児から小学校低学年向けのやさしい絵本です。
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3.0オリヴィアは祖母の葬儀に参列するためイギリスに向かっていた。二度と戻らない決意を胸に、故国を離れて10年。生まれ育ったロワー・マイチェットに帰れば、きっと傷跡が疼く。18だったオリヴィアにとって、祖母の明かした秘密は残酷すぎた。人生でただひとり愛した人、マシューは腹違いの兄なのだと――。何も知らない周りの人々は、散々に彼女を非難したが、オリヴィアには、マシューの愛を捨てるしか道はなかった。飛行機はヒースロー空港に到着し、意外な人物が彼女を出迎えた。「オリヴィア」名前を呼んだのは、忘れもしないマシュー。地元の名家の娘と結婚したはずの彼が、いったいなぜ……?■愛した人は兄だった……! A・メイザーによる、あの伝説の衝撃作が 蘇ります。何も知らないマシュー。今もたまらなくオリヴィアの心を 惹きつける、唯一の人。彼に「まだ君に夢中だ。君を抱きたい」と抱き すくめられ、オリヴィアの心は千々に乱れるのですが……。
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-【運命の真実】真実を知った今、もう誰も傷つけたくないの…。 オリヴィアは祖母の葬儀のため、イギリスに向かっていた。二度と戻らない決意を胸に、故国を離れて10年。 あの日、18歳のオリヴィアに祖母が告げた言葉は残酷すぎた。人生でただひとり愛した人、マシューは腹違いの兄なのだ、と。何も知らない周りの人々にどれほど非難されても、オリヴィアにはマシューの愛を捨てるしか道はなかった。飛行機が空港に到着すると、意外な人物が待っていた。「オリヴィア」名前を呼んだのは、忘れもしないマシュー。地元の名家の娘と結婚したはずの彼が、いったいなぜ……? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-アカシックに深く閉ざされた記憶の開放―― 宇宙と惑星の「始まり」と「終わり」と「終わりの始まり」 宇宙大戦争の「始まり」と「終わり」と「終わりの始まり」 この宇宙の全歴史、全喜び、全悲しみ、全カルマ、 その全てが刻み込まれている魂 そしてその殆どを封印して来た あなたの魂全部を開放し あなたの記憶に中にあるアカシックと繋げるために―― 長らく封印してきた本書を公開することにしたのです 一部分から全体の完全解除へ あなたの魂の中に眠る星の記憶 常に宇宙の壮大な歴史の一部だったあなた その全てを今この本で あなたは想い出す! 宇宙の全メモリーである アカシックフィールドの 全体構造そのものの中に入場を許され その構築された次元全部を探訪した 世界唯一の人物からの報告 一なる全体/ゼロからの記憶 その喜びは? その悲しみは? そのカルマは? なぜあなたに湧き上がるのか? あなたの大元へと回帰する旅 宇宙創造からの記録
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-ここに収録した赤塚不二夫のおコトバは―― その人となりを知る友人・知人……すなわち、赤塚家とフジオ・プロに出入りした人、一緒に飲んだことがある人、暮らしたことがある人、仕事をしたことがある人、おバカなことをした人たちから「忘れられない発言」を募り、そのときの状況を記したものです。いわば、赤塚不二夫の実物大のジグソーパズルです。どうぞ、最後までお楽しみください。
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4.0ギャグの王様が自分のことを書いたのだ!不世出の天才ギャグマンガ家、赤塚不二夫。「天才バカボン」や「おそ松くん」「もーれつア太郎」などに登場する、彼の生み出した数々の面白すぎるキャラクターから、赤塚氏本人も破天荒な人間と思われがちだが、実はとてもノーマルで、人見知りの、ギャグのことばかりを考えている人間だったと述懐する。その赤塚不二夫氏がありのままの素顔で書き下ろした傑作エッセイ。旧満州からの命からがらの引き揚げの思い出。連合軍の占領下で過ごした少年時代。伝説のトキワ荘での、手塚治虫、寺田ヒロオ、藤子不二雄ら、マンガ史に残る盟友たちとの出会い。夜の酒場で意気投合、ともに全力疾走で時代を造ったクリエイターたちとの抱腹絶倒の交友録。そして静かに語られるギャグへの真摯な思い。その一言一言が、誰の中にも潜んでいる「みんなと楽しく生きたい人見知りな自分」の心に届きます。そして「これでいいのだ!」と自分のことを無条件に肯定してあげたくなります。人生が120倍面白くなる1冊です。
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3.8▼第1話/サンタナの彼方▼第2~8話/タランチュラの道(I~VII)●主な登場人物/楯雁人(たて・かりと。12年前に妻と息子をテロリストに殺された元警視庁SAT隊員。失った右手に鋼鉄の義手をつけ、闇の世界に生きる“護り屋”となる)、蝶(バタフライ。世界で最も危険なテロリスト・メイカーと呼ばれる男。雁人の家族と右手を奪った)●あらすじ/雁人と“蝶”が最後の決戦に臨む1年前、世界は“蝶”のシンパを名乗るテロが横行し、恐怖に覆い尽くされていた。その頃、メキシコの砂漠にいた雁人は、命を狙われていた老人・ガルシアを助ける。孫のかたきを討つために、国境地帯を牛耳る“メサ・コヨーテ”から追われるガルシア。「殺しただけでは復讐は終わらない」という彼の敵討ちに雁人も同行するが…(第1話)。●本巻の特徴/雁人が世界を彷徨っていた理由、それは“蝶”の過去を探るためだった。その手がかりを知る人物、シスター・イレーネとメキシコシティで接触した雁人は、情報と引き換えにレオンという少年の護衛を依頼される。要人暗殺事件を目撃し、メキシコ中から狙われているレオンを、無事国外に脱出させることはできるのか…!?●その他の登場人物/イレーネ・サルドーニ(かつて“蝶”と共に戦い“毒蜘蛛[タランチュラ]”と呼ばれた女)、レオン(イレーネに匿われていた少年。メキシコ政財界の要人暗殺事件を目撃し、命を狙われる身)、ロザ・アルベニス(大富豪アルベニス家の娘。国境地帯を牛耳る組織“メサ・コヨーテ”を束ねる)
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4.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】グレースの一家が営む宿屋は借金だらけで、家族の生活苦も限界まできていた。もはや店を売るしかないと密かに覚悟を決めていたある日、世にも美しい吟遊詩人アランが現れる。上等な身なりをしているにもかかわらず無一文だと言う彼は、宿賃の代わりに恋歌を歌いだした。すると店は大繁盛! 華やかな外見とは裏腹に働き者で男らしいアランに惹かれ、グレースはゆきずりの恋と知りながらも彼に身を捧げてしまう。けれどその翌朝、彼女は絶望的な恋の結末を知らされて…。
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-直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! お嬢様大学に通う友田なつみは、自らの名前のルーツでもある吉野を訪ねる。 そこで知り合った会社社長の泉のことが気になりながらも、卒論、就職活動と慌ただしく日常が流れていく。 友人の死を乗り越えつつ、なんとか編集に携わる仕事を得るが、他方で大学のゼミで勉強した万葉集の額田王の生き方に魅かれていく……。 【目次】 優雅なる喪服 むらさき 夏の川辺 斜光 鍵 山茶花 白いコート 霧の夜 沈める寺 行く人なしに 街路樹 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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4.0▼第1話/瀕死のフィアット▼第2話/正しい資質▼第3話/ロータリーな男▼第4話/車検と責任▼第5話/永遠の命▼第6話/クルマは文化!?▼第7話/直せないクルマ ●主な登場人物/赤羽(赤羽モータース社長にして唯一の従業員。頑固一徹だが、誰よりクルマを愛す)、リカ(赤羽の一人娘で、離婚した母に代わり赤羽モータースを切り盛りする)、アキラ(今をときめく、スタイリッシュな自動車屋に勤めるが、赤羽を師とあおぐ) ●あらすじ/場末の自動車修理工場、赤羽モータース。頑固一徹、クルマを愛する赤羽は、工場が赤字なのにもかかわらず、気に入らないとせっかくのお客までも追い返す始末。よろよろのフィアットを持ち込まれて「金はないけど修理できるか」と聞かれたことに激高したのだ。修理の技術も見ないで値切りを持ち出されたことに腹が立ったという職人気質がそうさせたのだが、翌日同じフィアットの客が赤羽モータースを訪れて…(第1話)。 ●本巻の特徴/店はボロでも腕は一流の頑固職人・赤羽がどんなクルマも修理する! 全てのクルマ好きと全てのそうでもない人へ贈る、クルマ・ラブ・ストーリー!!
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-▼第1話/ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)▼第2話/チャコの海岸物語▼第3話/波乗りパイレーツ▼第4話/SOMEBODY’S NIGHT▼第5話/そして僕は、途方にくれる▼第6話/ギンギラギンにさりげなく▼第7話/1/2の神話▼第8話/聖母たちのララバイ ●登場人物/青木一郎(通称ピンちゃん。フリーライター)、赤松大二郎(青木の同級生。年は2つ上。昔も今もバリバリの不良)、青木弥生(青木の奥さん。元出版社の社員) ●あらすじ/フリーライターの青木一郎は、妻・弥生を連れて、16年ぶりに生まれ育った海猫町に帰ってきた。豊かな自然が残り、昔と変わらない姿を保っている、なつかしの故郷。町だけでなく、住んでいた家、古い友人達、すべてが昔のままだった。そして、あの“赤松さん”も……(第1話)。▼青木が故郷の海猫町に移って一週間が過ぎた。そして青木の帰郷以来、なぜか赤松さんも青木の家に…。そんな赤松さんの態度に腹を立てた青木だったが、いつの間にやらうやむやにされてしまう。そんなある日、隣町の賀茂目町のリゾート化が進んでいることを知った赤松さんに連れられて、青木と仲間一同は、賀茂目町へ向かうことに…(第2話)。 ●その他の登場人物/三枝輝明(青木の同級生。現在は町会議員)、中村光倫(青木の同級生。中林寺という寺の住職)、羽生健作(青木の同級生。自衛隊を経て、鮮魚店を継ぐ)
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4.0女優・岸田今日子のはじめてのエッセイ集。劇作家・岸田国士の次女として生まれた著者が、新劇女優の世界に入り、結婚、長女誕生、離婚という道程のなかで、折々に感じたことを綴る珠玉のエッセイ。 ●女優のくせにお客様の入った初日より、その前の舞台稽古の日が好きだ。大道具が組み立てられ、照明器具が吊るされ、場面ごとのあかり合わせがはじまる。もうすぐ現実とは次元のちがうあかりの中に呼び出されて、自分ではない人物を生きなければならない。それを待つ間のあの不安定な、しかも魅力的なひとときを、なんといおう。 けれどもしかしたら、俳優とは限らず、わたしたちの生活は、いつ舞台に呼び出されるかわからない、舞台稽古の日の楽屋なのだろうか。あかり合わせは、もうはじまっているのだろうか。 (著者あとがきより)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ニコニコ動画のボーカロイド楽曲のイラストを数多く描く、絵師(イラストレーター)秋 赤音(あきあかね)。本書はニコニコ動画デビューからのイラストのほか、学生時代から描いている未公開のイラストまで含めた現在の秋 赤音の集大成となる画集です。 【人気ボカロ曲イラストなど約130点の美麗イラストを網羅】「右肩の蝶」「浮巡サティスファクション」「ローリンガール」「裏表ラバーズ」など、人気ボカロ曲イラスト、歌い手ユニット「PointFive(.5)」イラスト、「antinotice」「ぼろぼろな生き様」など本人が歌い手としてリリースしたCDイラスト、ゆずや渡辺麻友に提供したCDジャケットイラストまで、約130点のイラストを掲載。 【全イラストを本人が解説!】それぞれのイラストには秋 赤音本人による解説が入り、さらに秋 赤音にとって欠かすことのできない人物、ボカロP・wowakaとの熱い初対談も実現! 自らの過去、現在、未来を語り尽くした独占ロングインタビューを敢行しました。 【大胆に描かれた初音ミクがカバーイラストです!】描き下ろしのカバーイラストは本書タイトルである「RGB」をモチーフに秋 赤音らしく大胆に描いた初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカです。 【全イラストを本人が解説!】それぞれのイラストには秋 赤音本人による解説が入り、さらに秋 赤音にとって欠かすことのできない人物、ボカロP・wowakaとの熱い初対談も実現! 自らの過去、現在、未来を語り尽くした独占ロングインタビューを敢行しました。【大胆に描かれた初音ミクがカバーイラストです!】描き下ろしのカバーイラストは本書タイトルである「RGB」をモチーフに秋 赤音らしく大胆に描いた初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカです。
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3.9人間・秋篠宮の実像がいま明らかになる。 「令和」という新時代を、皇嗣として迎えた秋篠宮だが、コロナ禍のもと皇室行事の多くは中止を余儀なくされ、長女の結婚問題にも揺れた。 弟として、 父として、 皇嗣として、 何に悩み、何を考え、 何を語っていたのか。 激動の5年間、秋篠宮邸に合計37回通ったジャーナリストによる唯一無二のインタビュー録。 *** 「二人はそれでも結婚しますよ」 「最近はSNSでの情報拡散も多々あります。かなりけしからん記述も見られますが、それらまで含めて対応するのは、とてもできることではありません」 「ある一定の年齢を超えた時期に、余生を大事にすることは、それが天皇であっても同じ人間として人間的に生きる権利という観点からも大切なことではないかと思いました」 「私の『自由』は、頭の中の自由が一番大切になります」 「地方に母が出かけるというので、ものすごく泣いたという思い出は鮮明に残っていますね」 ――いずれも本書に収録された秋篠宮の発言。 (底本 2022年5月発行作品)
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5.0世界最強のロシア騎兵を防ぎ、戦史に名を残す激戦を繰り広げ「日本騎兵の父」と称えられた兄・好古。日本海海戦で無敵といわれたバルチック艦隊を破る秘策を立て、名将・東郷平八郎から「智謀湧くが如し」と絶賛された弟・真之。この兄弟を抜きにして日露戦争は語れまい。礼儀作法を重んじ、無欲恬淡、豪放磊落な好古と、形式にとらわれず、つねに本質を見極め才気走ったところがある真之。全く異なる性格のふたりだが、ともに共通していたのは、戦場ではつねに作戦のことを考え、作戦以外のことは気にかけなかったことだ。本書は、松山に生まれた兄弟の幼少期から真之の死、好古の中学校校長時代まで、真っ直ぐに明治を生き抜いたふたりのエピソード満載の一冊。『坂の上の雲』以上にこの兄弟に魅せられることは間違いないだろう。人間的な魅力溢れるこの兄弟の知られざる素顔に迫る人物評伝。
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-各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント、NHKBSで放送中の番組「100年インタビュー」からの単行本化シリーズ第3弾。今回は、日本を代表する女優、森光子さん。舞台、ドラマ、司会などで長年活躍を続け、2005年には、文化勲章を受章。2009年5月には「放浪記」の連続主演2000回達成で話題を集め、09年7月には、女優として初めて国民栄誉賞を受賞した。しかし、舞台「放浪記」で主役の座を41歳でつかむまでには、長く切ない下積み時代があった。「いつか主役に」と胸に秘めながら、喜劇の舞台で脇役を演じ、戦争中は歌手として戦地への慰問団に参加。戦争が終わって、食べていくために米軍キャンプで歌い、その後、結核を患い、わびしい療養の日々。死んだといわれながら、復活。どんなにつらくとも、あきらめずにきたことが、いまにつながっていると振り返る。どんなときも前向きだった女優魂を伝える。
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-失敗こそが財産。 新入社員時代、成果が出せず「最低!」の評価を下された著者が、 大逆転でトップ営業マンとなり、起業。 国内はもちろん海外からも高い評価を受ける会社をつくりあげてきた軌跡。 不屈の人間力さえあれば、人生はなんとかなる! 新卒で入社した会社で、上司から「最低の営業マン」と罵倒された著者は、 一念発起の努力で10年後には「会社の救世主」と呼ばれるトップ営業マンへ。 その後起業し、国内はもちろん、誰もが知る世界的な企業を取引先とする成功を収めるに至る。 波瀾万丈の一代記。 本書では、 野球に熱中した学生時代から、就職先でのパワハラ、逃走に始まり、 20代後半でトップ営業マンとなり、 43歳で起業、軌道に乗せるまでの綱渡りの日々など、波瀾万丈のエピソードを紹介。 不安や挫折にもがいている人へのヒントが満載! 私の失敗や挫折談が、今、不安や挫折、失敗のなかで もがいている人のヒントになるのではと考えた。 そこで、個人的な自分史ではなく、 書籍の形で世の中に公表しようと思いたった次第。 失敗や挫折に関することなら、私に聞いてくれ。 その都度、起き上がってきたから今がある。 専門的なアドバイスを参照した書籍等も同時に紹介している。 少しでも、悩める皆さんの参考になれば幸いである。 (はじめにから) ■目次 第1章 和歌山生まれのわんぱく坊主 出生 わんぱく坊主、兄となる ほか 第2章 最低の営業マン 社会人の第一歩を踏み出す 田舎に帰ってはみたものの ほか 第3章 覚醒、最低から最高へ 成長への芽生え 東京へ転勤する ほか 第4章 サンワマシナリー、始動! 会社設立 稲守君の入社 ほか 第5章 私の歩んできた道の総括 ■著者 山下和之(ヤマシタカズユキ) 株式会社サンワマシナリー取締役会長。 1941年、和歌山に生まれる。 1985年、金沢市に株式会社サンワマシナリー設立。 現在は取締役会長 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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-難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。 死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。 転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。 侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。 転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。 時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。 とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。 <作者より> 記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。 家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。 『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~(1)』には「プロローグ」~「魔術院監察官長の閑話」までを収録
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-難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。 死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。 転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。 侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。 転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。 時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。 とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。 <作者より> 記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。 家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。 『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~【完全版】1』には「プロローグ」~「遅ればせのプロポーズ」までを収録
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-中国人犯罪が増加する「列島チャイナタウン化現象」をいかに捉えるか 日本で多発する凶悪犯罪。その背後に中国人犯罪組織が見えかくれする。 合法、違法含めて、30万人に達する在日中国人。よき隣人であるべき彼らに、何が起きているのか? 彼らは何を求めて日本にやって来て、なぜ凶悪犯罪を犯してしまうのか? 本書は、犯罪に走る在日中国人、その存在を浮き彫りにするノンフィクション・ノベルである。 ※この作品は事実に基づいていますが、登場する人物や団体などはフィクションであり、実在しません。 ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人 ~小説・中国人犯罪~』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街 ~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)などがある。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マンガやイラストを描いていて、「イマイチ迫力が出ない」「キャラクターの動きが固い」という悩みを抱えることは多いでしょう。 単純に人物をデッサンしただけでは、マンガやイラストで映えるダイナミックなキャラクター表現にはなりにくいもの。 実際の人体にとらわれない、マンガ・イラストならではの表現を身につける必要があります。 そこで本書は、第一線のアーティストや著名アニメスタジオがキャラクター表現に用いる技法「アクションライン」について解説。 アクションラインを活かして、キャラクターにイキイキとした動きを加えていく方法を伝授します。 ●第一線のアーティストが用いる技法「アクションライン」とは 山型やスラッシュ型など、躍動を感じる単純な線をもとにキャラクターの動きを組み立てていく技法。アクションラインを活用することで、キャラクターの「動きの方向」「勢い」「感情」などが明確になります。 マンガ・イラストで映える、ダイナミックな誇張表現ができるようになります。 ●ダッシュ、ジャンプなどの基本動作から白熱の格闘シーンまで解説 イマイチ迫力のないダッシュやジャンプを、「アクションライン」で大迫力に描く方法。キャラクターが対立したり格闘したりといった、 複数のキャラクターが登場するシーンをダイナミックに描く方法まで……。見ていてワクワクするような躍動感あるキャラクターの描き方をひとつひとつ解説していきます。 第一線のプロによる、アクションラインを用いた実際の作画のようすも写真で紹介。一本のアクションラインからキャラクターが生まれ、イキイキと動き出すさまは圧巻です! 本書を通してアクションラインの技法をマスターし、キャラクターがのびのびと動く楽しさを感じてみませんか?
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3.020世紀初頭のバルセロナ。町では幼い子どもが何人も失踪し、子どもをさらって貪る化け物の仕業だという噂が立つ。そして今日また一人、新たな子どもが姿を消し、さらに頸動脈を噛みちぎられた男の死体まで発見された。血に飢えたその化け物の名は、エンリケタ・マルティ。人間の魂を刈り取る「私」という全知の存在が、失踪事件を追う刑事たちやエンリケタの手下、家族などさまざまな人物の視点で、「吸血鬼」と呼ばれた稀代の悪女の恐ろしさとおぞましさを語り尽くす。犯罪捜査官である著者が、犯罪者の実話に材を得て描いた戦慄の物語。
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】派手な衣装を着てイベント会場で販売員として働くマーサは、実業家サイモンに娼婦だと蔑まれた。なんてこと! マーサは彼にシャンパンをぶちまけた。それなのに食事に誘われ、ふたりは思いがけず急接近。けれど楽しい日々は彼の帰国により一方的に終止符が打たれた。そして3年後、モデルとなったマーサの前に再びサイモンが現れた。突然の再会に驚くが、以前と変わらない魅力をたたえる彼に心が騒ぐ。もう彼みたいな男性に振り回されないと決めたのに…。
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-日本をターゲットにして犯罪をカネに換算するビジネス 北陸の山間で起きた現金輸送会社襲撃事件、バラバラ死体事件。次々と起きる凶悪事件の捜査線上に、ひとりの中国人女性が浮かび上がる。「死んだ人が、殺された……」バラバラ死体の男と福井県で病死した男、はたしてどちらが彼女の夫なのか。 日本に滞在する中国人にとって一番の関心事は在留資格である。不法入国、不法滞在、不法就労は罪となり、実刑を免れても母国へ強制送還される。日本人妻として配偶者ビザを取得していた女には、どんな陰謀が絡んでいるのか? 福井地検刑事部検事の丹羽冴子の大胆な推理によって、事件は一気に解決に向かうが…。 本書は、犯罪に走る在日中国人、その存在を浮き彫りにするノンフィクション・ノベルである。 ※この作品は事実に基づいていますが、登場する人物や団体などはフィクションであり、実在しません。 ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人~小説・中国人犯罪~』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)などがある。
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4.0今明かされる真相――― 結婚別居、女性関係、皇籍離脱発言、福祉への貢献、アル中、闘病生活…… 男として、夫として、父として、皇族として。“ヒゲの宮様”の光と闇 その人は、常に華やかで何かに熱中していた。座談の名手でもあり、彼の周辺は笑いに満ちていた。そんな生涯は幸せな日々であったにちがいないと、私は長い年月、勝手に思い込んでいた。その人は、ときには型破りな行動をとり、歯に衣着せぬ発言をする、まことに男らしい勇気ある生活だった。今頃になって、ふと考える。あの方は、ほんとうに幸せだったのだろうかと。あれだけの才気と地位と名誉に恵まれていながら、実は誰にも打ち明けられない深い憂鬱を抱えていたのではないか。(「まえがき」より抜粋)
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-冷酷な美青年の悪魔ルキフェルと、童顔なのに毒舌な天使エル。二人に招き入れられた世界は、邪悪で禁断な狂気の国。主人公のユリは、そこでインスタントへヴンという、悪魔が運営する秘密のサイトを知ることになる。強い願いを持った“被害者”の元にのみ現れるインスタントへヴン。依頼人には必ず担当者の悪魔が一人つき、復讐の手助けをする。人間界では裁ききれぬ犯罪者たちを、どう裁いていくのか……。そしてルキフェルが人間に裁きを下す理由とは?ユリとルキフェルとの関係とは……。【登場人物】【五十嵐ユリ】通り魔事件の被害者、事件をきっかけにインスタントへヴンに関わることになる。ルキフェルに何故か好意をもたれている。【ルキフェル】謎の美少年で悪魔。美しい外見とは裏腹に、やることは鬼畜。インスタントへヴンの主。【エル】童顔の天使。可愛い顔をして毒を吐く。(1話登場人物)【岸田隼人】ユリの恋人。犯人に強い恨みを持ち、インスタントへヴンを呼び寄せる。【東慶介】通り魔事件の犯人。未成年で引き篭もり。インスタントへヴンのターゲットにされる。【ダンタリオン】隼人の担当者。無数の老若男女の顔を持った悪魔。特殊な能力を持つ。★表紙イラスト:pon
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ギリシア人富豪の愛人の母に連れられ、ルイーズは少女の頃からよくエーゲ海の小島の邸宅を訪れていた。そして大富豪の息子ディミトリに密かに想いを寄せるが…この時、母のことを娼婦と蔑む悪魔のような男性とは思いもしなかった。ルイーズが19歳になったとき、今まで話すこともなかった彼は甘い言葉をささやき、彼女の身も心も奪う。「あなたは復讐の道具にされたのよ」そう母に教えられショックを受ける。あれから7年、ルイーズは再び彼と会うことになるが――…。
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-ルビーはある人物に会うために、世界の大富豪が集まる秘密倶楽部Qヴィルトゥスに接客係として潜り込んだ。そこでは皆が仮面を着けていたが、現れた待ち人は圧倒的なオーラでその素顔を隠しきれていない。ナルシソ・ヴァレンティノ…ニューヨークの金融市場を掌握している辣腕実業家。 またの名をウォール街の魔術師。どうしても彼に私の願いを聞き入れてもらわなければ! ところが彼はろくに話を聞かず、あろうことかルビーに一夜の相手をするよう求めてきて…。
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-都内のとある場所に古びたホテルがある。豊満なドイツ夫人が経営するアカギホテル。 その空間に迷い込んだように宿泊した自衛官は、そこに長期滞在する不思議な男と出会う。 人は彼を悪夢氏と呼ぶ。眠りにつくと必ず悪夢を見ることから名づけられて綽名だ。 悪夢氏にはその裏返しともいえる邪悪な人物Mの存在がある。Mは悪夢氏の周囲の人間に様々な罠を仕掛け、破滅させようと図る。 悪夢氏はまれなる知恵と工夫でMの企てを退けていく。黒魔術ともいえる著者独特の不思議世界のミステリー。
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-女性向けラノベ 家で、学院で、虐げられていた少女ステラは、学院で階段から突き落とされたことにより、前世を思い出す。 「……何てことなの?! ここってあの少女漫画の……って、わたしってば、悪役令嬢ポジション!?」 悪役令嬢転生モノではほとんどのヒロインが自力でバッドエンド回避を目指しているものの、ステラはどうしたらいいか、さっぱりわからない。こうなったら……原作にはない行動を取るしかないと考え、漫画には登場しなかった人物に助けを求めることにした。 「助けて下さい、お兄様!」 『悪役令嬢だけど立場が逆転しています!~助けてください、お兄様~(1)』には「お久しぶりです、お兄様」~「ご教授ください、お兄様」までを収録
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-女性向けラノベ 家で、学院で、虐げられていた少女ステラは、学院で階段から突き落とされたことにより、前世を思い出す。 「……何てことなの?! ここってあの少女漫画の……って、わたしってば、悪役令嬢ポジション!?」 悪役令嬢転生モノではほとんどのヒロインが自力でバッドエンド回避を目指しているものの、ステラはどうしたらいいか、さっぱりわからない。こうなったら……原作にはない行動を取るしかないと考え、漫画には登場しなかった人物に助けを求めることにした。 「助けて下さい、お兄様!」 『悪役令嬢だけど立場が逆転しています!~助けてください、お兄様~【完全版】1』には「お久しぶりです、お兄様」~「…………お兄様?」までを収録
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-前世の記憶を思い出したときには、もう遅かった――。 どうもこの世界は乙女ゲームの世界らしい。私ヴィヴィエッタ・ラディアーチェはアーダルベルト第二王子の婚約者であり、ヒロイン、モニカ・ニコレッティにとっての『悪役令嬢』である……ようだ。モニカに迫っていたところをアーダルベルト殿下に見つかってしまい、なんとそのタイミングで前世の記憶が戻ってしまった! このままテンプレどおりに婚約破棄されるかに思えたが――? 次々と現れる攻略対象者らしき貴公子たちは、皆が皆、一癖も二癖もある人物ばかり。その中でも田舎に引きこもっている貴族、セシリオ・ヴェルデにはなにやら過去に因縁があるようだ。そんな彼と一緒に過ごしていくうちに、ヴィヴィエッタの心にも変化が現れる。ヒロイン力がなくたって、救いのヒーローが現れなくたって、手を取り合えばなんとか前に進んでいける。お互いダメなところも弱いところもあるけれど、それでも受け入れ合えたのはセシリオだから。これからもこの先も、彼と一緒にいたいから……! 『悪役令嬢』が幸せになるために突き進む、その道の行き先は――!? 『悪役令嬢に、助けてくれるヒーローなんていません(1)』には「今さら感満載の、前世の記憶」~「夜会での邂逅」までを収録
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-前世の記憶を思い出したときには、もう遅かった――。 どうもこの世界は乙女ゲームの世界らしい。私ヴィヴィエッタ・ラディアーチェはアーダルベルト第二王子の婚約者であり、ヒロイン、モニカ・ニコレッティにとっての『悪役令嬢』である……ようだ。モニカに迫っていたところをアーダルベルト殿下に見つかってしまい、なんとそのタイミングで前世の記憶が戻ってしまった! このままテンプレどおりに婚約破棄されるかに思えたが――? 次々と現れる攻略対象者らしき貴公子たちは、皆が皆、一癖も二癖もある人物ばかり。その中でも田舎に引きこもっている貴族、セシリオ・ヴェルデにはなにやら過去に因縁があるようだ。そんな彼と一緒に過ごしていくうちに、ヴィヴィエッタの心にも変化が現れる。ヒロイン力がなくたって、救いのヒーローが現れなくたって、手を取り合えばなんとか前に進んでいける。お互いダメなところも弱いところもあるけれど、それでも受け入れ合えたのはセシリオだから。これからもこの先も、彼と一緒にいたいから……! 『悪役令嬢』が幸せになるために突き進む、その道の行き先は――!? 『悪役令嬢に、助けてくれるヒーローなんていません【完全版】1』には「今さら感満載の、前世の記憶」~「戻ってきた王都」までを収録
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3.3侯爵令嬢アメリアは、ある日突然、前世の記憶を取り戻した。彼女の前世は乙女ゲームが好きな日本人女性。そのせいか、とある乙女ゲームにそっくりな世界に転生してしまったようだと気づく。しかも自分は、よりにもよって悪役キャラ……。ゲームではろくでもないエンディングばかり迎えていた人物だ。そこで運命を変えるべく、これまでのワガママな振る舞いを改め、立派な淑女を目指して努力することに。さらには、色々と不条理な世界を変えようと頑張るうちに、周囲の人々や精霊、そして王子様をも魅了してしまい――? 元ワガママ令嬢が立派な淑女を目指して突き進む! ネットで大人気の痛快転生ファンタジー!
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-【本作品は同人誌となります】 あらすじ 会社のストレスに耐え切れなくなり、病室で生死の境を彷徨っていた主人公は 目が覚めると見知らぬ豪華な部屋にいた。 鏡を見ると、自分の姿は美少女のお嬢様・ミレイユ・ド・ボヌールに転生していた。 使用人から聞くと、彼女はカイ・フォン・アイスベルクという イケメンだが仲が悪い幼なじみの男性と婚約しているという。 しかも、彼女は口が悪くて周りから嫌われているらしい。 主人公(ミレイユ)はこの状況に戸惑うが、自分の思っていることと違う言葉が 口から出てしまうという不思議な現象に見舞われる。 そのせいで、婚約者のカイと半ば強制的に一夜を共にすることになり…!? シチュエーション ・よくある悪役令嬢のハッピーエンドものです 触手 強制/無理矢理 執着攻め etc… ★この物語はフィクションであり、 実在の人物・団体・事件などには一切関係がありません。 ※本作の無断転載・無断アップロード等することはおやめください。 制作:企画・ちのわるど ■総ページ数:38ページ
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