赤の女王の殺人
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赤の女王の殺人

1,980円 (税込)
1,386円 (税込) 12月11日まで

6pt

島田荘司氏絶賛! 第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作!

市役所の市民相談室に勤務する六原あずさは、ある日、相談者の妻が密室から墜落死する現場を目撃してしまう。
被害者が死の間際に残した「ナツミ」という人物を追って、刑事である夫の具樹は操作を開始するが、その行方は杳として知れなかった。
一方で、あずさの元には不可思議な相談が次々と舞い込む。
施錠された納骨堂でひとつ増えた骨壷。高齢男性ばかりをつけ狙う怪しげなストーカー。
重なる謎の裏には、驚きの真相があったーー。

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赤の女王の殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初読みの麻根重次さん。本作で島田荘司選第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞されている。最近流行りの伏線回収して騙されるタイプ。舞台は長野県で、物語に関係ない部分でも折々にその美しいであろう情景が描かれているのに好感を抱いた。市役所の市民相談室勤務の六原あずさが相談を受けた家まで赴くと、そ

    0
    2024年05月21日

    Posted by ブクログ

    話としてはまぁそうだろうなという人が
    犯人だし、最初の謎解きの人も
    まぁそうでしょうね、という感じだったが
    中信と南信と違いはあれど
    はぁるかぶり、とか、ずく、とか
    懐かしい方言満載でついつい甘く読んだ。
    松本はいつもごちゃごちゃしていてイマイチだけど、安曇野辺りは本当に綺麗だし
    5月の信州という舞

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    松本市役所に勤めるあずさのところに寄せられた相談事から端を発した密室からの転落事件。夫で刑事の具樹も事件の捜査にあたるが、、、

    市役所の窓口相談がリアリティあった。そして展開もとても面白かった!!土地勘あるともっと面白そう。

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    作者が松本市在住、そしておそらく市役所職人だろうから、そこらの描写が詳しい。松本市を舞台にした本格作品は以前も読んだことがあるが背景としては雰囲気がいい。

    ただ、本格モノとしては話が長い。最初に事件はあるもののその後の事件(謎?)は小粒で謎解きも無理がある。途中の謎解きも最初から無理があってミスリ

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ


    第16回
    ばらのまち福山ミステリー文学 新人賞受賞

    市役所に勤める六原あずさと
    刑事で夫の六原具樹を軸にして、
    一つの事件の謎を解いていくミステリー。

    二人が別々に関わっていたはずの案件が、
    徐々に縒り合わさって行って、見事に
    一つに繋がるところが爽快でした。

    市役所の相談室に日々寄せられ

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    読みやすかった。連作短編集かと思ったら、長編だった。
    密室で何者かに襲われた末の転落死
    増える骨壷
    おじいさんばかりを狙うストーカー
    バラバラに見える事件が一つにつながるところが良かった。意外性が感じられたらもっと良かったと思う。

    0
    2024年07月11日

    Posted by ブクログ

    「ナツミ」という人物におびえ、目の前で転落死した女性。しかしその部屋は密室。「ナツミ」は一体どこに消えたのか?そして彼女をどうやって殺したのか?

    おもしろかったです。「ナツミ」うんぬんはそれほどキレがある感じもしなかったんですが、家の墓に見知らぬ骨壺が増えて・・のあたりはなんとも魅力的なミステリだ

    0
    2024年06月11日

    Posted by ブクログ

    連作短編集に見せかけた長編小説だった。
    1件の殺人事件を皮切りに、1つまた1つと奇妙な出来事が発生する。
    市役所職員のあずさ、刑事である夫の具樹。
    それぞれの立場から得られた情報を共有しながら少しずつ真相に近づいていく。
    複数の謎が綺麗に集約される様子は、読んでいて気持ちがいい。

    0
    2024年05月27日

    Posted by ブクログ

    第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。

    物語の舞台は長野県松本市。
    松本市役所の市民相談室に勤務する六原あずさと刑事の夫・具樹が中心となり事件を追う。

    密室からの転落死、施錠された墓の中に一つ増えた骨壷、高齢男性ばかりを狙うストーカー。
    一見なんの関係もなさそうな出来事が、終盤で一気

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    千年のフーダニットが非常に面白かったのでこちらもと思ったが、フーダニットに比べてこちらは非常に現実的。
    ものすごく面白いわけではないが、かと言って退屈なわけでもなく、ともすれば自分の家庭にも起こるかもしれない事件が起きていてそういう意味では先が気になってどんどん読めてしまう。
    トリックは冒頭で予想し

    0
    2025年07月22日

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