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人には「ポイント」がある。ルックス、学力、コミュ力。あらゆる要素から決まる価値、点数に、誰もが左右されて生きている。人の頭上に浮かぶ数字。そんなポイントが、俺にはなぜか見え続けていた。
例えば、クラスで浮いてる春日唯のポイントは42。かなり低い。空気が読めず、友達もいない。そんな春日のポイントを上げるために、俺は彼女と関わることになり――。
上昇していく春日のポイントと、何も変わらないはずだった俺。これはそんな俺たちの、人生の〈分岐点〉の物語だ。
「どこまでもリアル。登場人物三人をめぐるこの話は、同時に僕たちの物語でもある」イラストを手掛けたloundrawも推薦。憂鬱な世界の片隅、希望と絶望の〈分岐点〉で生きる、等身大の高校生たちを描いた感動の第3作。
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Posted by ブクログ
私は青木のようにポイントが見えるわけではないけど雰囲気でなんとなく自分よりポイントが高い人には媚を売り、自分より低い人にはあたかも自分が高いポイントであるかのように見せようとして大きい態度を取る。これは私に限らずみんながすることなんだと思う。これは決して悪いことではないし、この世界で生き残っていくためには必要なことなのだと思う。でもこのポイントだけが人間の価値を全て表すものではないとこの話を読んで思った。ポイントで表せないような相手を深く知った上で見えてくる相手の芯みたいなもの、そういうものが真の価値を作るのではないかと思った。
この先必ず就職だったり結婚だったり相手のポイントに左右されることはあると思う。そんなどうしようもない自分も受け入れて自信を持って生きていこうと思う。大切なのはポイントだけではないということを胸に刻んでおくことだと思う。
Posted by ブクログ
あらすじ
「俺、見えるんです」
人間には、目に見えないポイントがある。
テニス部(+4)イケメン(+6)コミュ力(+7)
空気が読めない(-4)ダサい(-1)友達がいない(-2)
ポイントに左右され生きる青木。本当にポイントが大事なのかーー。これは俺たちの、人生の分岐点(ポイント)の物語だ。
感想
"これはもっとリアルで切実で、そしてすごく普通の話なんだと思う"
誰しも意識したことがある「ステータス」がある日ポイントとして露呈していたら。青木と同じようにポイントで立ち回ってしまうだろうか。自分を失ってまで…。
人間の醜さが全面に出ていて、不快感を覚える。
私達が普段無意識に行っているその行為に、目を背けたくなる。ポイントの高い曽山、低い春日。
そこに全てが現れているのだろう。
ポイントを気にせず、自分を貫き通し生きること、
それがどれだけ難しく大切なことかを考えざるを得ない作品だった。
評価
嫌いな人はとことん嫌いな内容だろうと思った。
いじめの場面、現代社会の問題を顕著に表していて、すごく胸が締め付けられる重い内容に、心が折れる人がいると思う。
おすすめはできるけど人を選びそう。
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