アオハル・ポイント

アオハル・ポイント

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

人には「ポイント」がある。ルックス、学力、コミュ力。あらゆる要素から決まる価値、点数に、誰もが左右されて生きている。人の頭上に浮かぶ数字。そんなポイントが、俺にはなぜか見え続けていた。
例えば、クラスで浮いてる春日唯のポイントは42。かなり低い。空気が読めず、友達もいない。そんな春日のポイントを上げるために、俺は彼女と関わることになり――。
上昇していく春日のポイントと、何も変わらないはずだった俺。これはそんな俺たちの、人生の〈分岐点〉の物語だ。

「どこまでもリアル。登場人物三人をめぐるこの話は、同時に僕たちの物語でもある」イラストを手掛けたloundrawも推薦。憂鬱な世界の片隅、希望と絶望の〈分岐点〉で生きる、等身大の高校生たちを描いた感動の第3作。

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アオハル・ポイント のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    暗い青春ストーリーもの。主人公の考え方にはものすごく共感できる部分があると同時に行動力の差やいじめられた後でも再び学校に行く勇気など、自分との違いを感じた。人には、それぞれイケメン、ブサイク、陰キャ、陽キャなどのスペックがあり、生まれた環境や本人の能力によってそれぞれのポイントがあって、そうした自分の身の丈にあった行動を取らなければならないという雰囲気は確かに感じるが、それでも最大限自分を高めていけるよう努力を続けることが大切だと感じた。

    0
    2024年08月08日

    Posted by ブクログ

    私は青木のようにポイントが見えるわけではないけど雰囲気でなんとなく自分よりポイントが高い人には媚を売り、自分より低い人にはあたかも自分が高いポイントであるかのように見せようとして大きい態度を取る。これは私に限らずみんながすることなんだと思う。これは決して悪いことではないし、この世界で生き残っていくためには必要なことなのだと思う。でもこのポイントだけが人間の価値を全て表すものではないとこの話を読んで思った。ポイントで表せないような相手を深く知った上で見えてくる相手の芯みたいなもの、そういうものが真の価値を作るのではないかと思った。
    この先必ず就職だったり結婚だったり相手のポイントに左右されることはあると思う。そんなどうしようもない自分も受け入れて自信を持って生きていこうと思う。大切なのはポイントだけではないということを胸に刻んでおくことだと思う。

    0
    2022年11月12日

    Posted by ブクログ

    青春小説を初めて読みました。
    学生時代は照れくさくて手に取れなかったジャンルです。
    でも読んでたら現国のテストでもっと点取れたかなと思いました。

    高校生にしかない心の機微を爽やかに、けれども残酷に表現しており、頭の上にポイントが見え、その数字で人を判断する誰しもが共感できるストーリーです。

    ページの使い方が上手で、ページ終わりを先が気になる言葉で締め、ページをめくるときに「次はどんな展開かな?」とワクワクさせる表現でした。

    人を見るとき、自分の身の丈と比べたり、相手のほうが自分より上と卑屈になることありませんでしたか?

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    人は外見だけでなく、内面も相互にあってこそ完成する
    人のポイントが見える青木を軸に、それを受け止める春日。好きな人に告白するという目標を口実に、春日のポイントを上げるための磨きをかけていく。

    高校生。その思春期真っ只中の我々はどこか外見だけを気にしがちだが、内面はどうだろうか。自分を構成する要素や経験に翻弄されながらも、その中で見つける大切なこと。ポイントに左右されがちな現代社会において、本当に大切なことを見つけることが大事だと痛感した。その過程で得られたことは、楽なことだけでない人生の中で、きっと自分を保つポイント源になる。

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    人間いろんなところで数字っていうものに振り回されていると感じる。それがめっちゃ出てたなぁと言うのがこの本かな。自分ももしも数字があるなら決して大きい数字を持つタイプではないから、少し暴力的な描写に心を痛める部分もありました。

    0
    2025年01月16日

    Posted by ブクログ

    人が人を好きになる理由。
    嫌なことがあるから
    いいこともある。
    ありきたりの毎日に
    ありきたりのことを積み重ねて
    特別なものが生まれる。

    0
    2019年05月29日

    Posted by ブクログ

    ありのままで好きになってくれる人が
    いたら幸せだなあ。

    関係は努力して続けていくもの。
    綺麗事でも自分の望む道にすすみたいなあ。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    あらすじ
    「俺、見えるんです」
    人間には、目に見えないポイントがある。
    テニス部(+4)イケメン(+6)コミュ力(+7)
    空気が読めない(-4)ダサい(-1)友達がいない(-2)
    ポイントに左右され生きる青木。本当にポイントが大事なのかーー。これは俺たちの、人生の分岐点(ポイント)の物語だ。

    感想

    "これはもっとリアルで切実で、そしてすごく普通の話なんだと思う"
    誰しも意識したことがある「ステータス」がある日ポイントとして露呈していたら。青木と同じようにポイントで立ち回ってしまうだろうか。自分を失ってまで…。
    人間の醜さが全面に出ていて、不快感を覚える。
    私達が普段無意識に行っているその行為に、目を背けたくなる。ポイントの高い曽山、低い春日。
    そこに全てが現れているのだろう。
    ポイントを気にせず、自分を貫き通し生きること、
    それがどれだけ難しく大切なことかを考えざるを得ない作品だった。

    評価
    嫌いな人はとことん嫌いな内容だろうと思った。
    いじめの場面、現代社会の問題を顕著に表していて、すごく胸が締め付けられる重い内容に、心が折れる人がいると思う。
    おすすめはできるけど人を選びそう。

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    主人公の男の子が可哀想なところが多数。後半の行動は共感するのが難しい。思春期特有の感情はすごく伝わってくる。

    0
    2021年09月09日

    Posted by ブクログ

    流石佐野先生といった非現実と現実の境界を曖昧にして書く作風が大好きです。ただ他の作品と比較して非現実に飛躍し過ぎている(-2)な印象でした。

    0
    2021年03月26日

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