エッセイ・紀行作品一覧

非表示の作品があります

  • 曙光を旅する
    3.5
    西郷隆盛、坂本龍馬、小村寿太郎……人と歴史を巡る西国の旅。 葉室史観の集大成 歴史の敗者に注目し、数々の小説を世に送り出してきた著者。 本書は最晩年に、古代から近現代まで 数多の天災・戦いをくぐり抜けてきた西国を歩いた記録である。 西郷隆盛の鹿児島、遠藤周作の長崎、石牟礼道子の水俣。 絶望が祈りへと変わる時に文学が立ち上がる。 歴史紀行にして葉室麟作品への最高のブックガイド。
  • 初心一生
    -
    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による信仰随筆集。 三十人足らずの同志で始まった立正佼成会。草創期より今日にいたるまで、庭野開祖は法華経の教えに基づく実践行を重ねることで、誰もが幸せな人生を送ることができると説きました。その「初心」を生涯たもち続けた姿は、宗派や思想を超えて、今でも多くの人に感銘と勇気を与えています。古稀(70歳)を迎えた開祖が、ありのまま人生の歩みを語った一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 初心生涯:私の履歴書
    5.0
    はじめての回顧録 共棲のためのエッセイ 「初心とは初めに物事を決めた時の気持ちや意志を持続することではない。時々の初心、どんな状況にあってもどんな年齢になっても、その時々を初々しく新鮮に生きる境地のことである。」(本書第三部より) 日経新聞連載で反響を呼んだ「私の履歴書」をもとに刊行する、三部構成の自伝エッセイ集(第一部「私の履歴書」、第二部「私の随考録」、第三部「私の人生観」)。 静岡県は清水の材木商の家に生まれ、広沢虎造の浪曲を唸る父親、徳川家で奉公していたという母親、義太夫語りの祖父のもとで育った──幼少期や学生時代の逸話をはじめ、演劇人としての活躍はもちろん、政財界人との関わり等が、貴重な写真とともに語られてゆく。 大自然の気候変動の渦中を「初心の人生」をめざして劇的に生きてきた、世界的な演出家による、はじめての回顧録だ。そしてそれはすなわち、世界の涯てから公共性を拓き、昭和・平成・令和をつらぬいてきた、日本の「劇場文化史」でもある。秘蔵写真・決定版年譜も収録。人間の共棲のためのエッセイ。
  • 処女の道程(新潮文庫)
    4.3
    女は結婚するまで処女でいるべきか――なんて議論は過去のもの。だが処女の価値には、その時代の女性の地位やモラルの変遷が現れていた。性に開放的だった古代~平安、儒教の貞操観念が浸透した封建社会。純潔が尊ばれた大正から、出産を国に推奨された戦時下。未経験が恥だった80年代を経て、性交渉しない自由を得た令和へ。古今の文献から日本の性意識をあぶり出す画期的な性のクロニクル。(解説・花房観音)
  • しょせん幸せなんて、自己申告。
    3.7
    「幸せは自己申告」──挫折、失敗、売れない、孤独……あれから40年。いつものあのきみまろをちょっとしまい、大事に封印していた、どんなときも幸せでいる術を明かす。思いどおりにならない人生、その楽しみ方。ブレイク15周年、深すぎるきみまろ人生論の決定版。
  • 書藪巡歴
    3.5
    軽妙洒脱なエッセイストとして名高い林望氏が、書誌学の一貧書生だった頃。ただ志のみを頼りに、書物の藪、学問修行の藪を、いかにして掻き分け進んだか。碩学の恩師との胸にしみる逸話、愛してやまぬ古書・稀覯本たちとの「書縁」ともいうべき邂逅、学問の階段を昇る途上の愉しみ、苦しみ――。切々と、飄々と、“本業”への思いをここに纏めた随筆集。親切な、ひとくち語釈付き。
  • ショッピングの女王
    3.5
    「それ、いただくわ」高級ブティックでこの恍惚のセリフを口にするため、住民税滞納もためらわないトンデモない女。それが中村うさぎだ。金がなくても買いまくる。あまりにも華奢で美しく、履くと足が豚足になるディオールのパンプス、よく見たらマタギのチャンチャンコそっくりのフェンディの毛皮、高級椅子に下剤にエロ・グッズまで、うさぎの冒険はつづく。借金地獄の果てに、命より大切なカルティエの時計を質入して、払った利子が90万円……他人の失敗談はなぜこんなに面白い!?
  • しょっぷちゃんアモーレ 通販ホリックな私たち
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「毎日“ココロ”踊ってま~す」あなたの知らないテレビ通販のめくるめく世界。ちょっと家事と育児に疲れた女流まんが家が、なんとな~く自宅でつけたテレビ通販番組「ショップチャンネル」。仕事場&リビングに流れるのは、天使のささやきのようなキャストの声。優雅に時代のトレンドを語る小粋なゲスト。そしてスペシャル感満載の商品情報。気がつけばペンはとまり、テレビをガン見。そしてPCを起動させてクリック連打。奇行はさらに加速するかと思いきや…なぜか呼吸を整えラストにっこり。以来、友達にあふれ、家族も笑顔に満たされてると本人は思ってる!? そんな自己満足感たっぷりの、新感覚お買いものエッセイコミック!!
  • 書店員は見た!~本屋さんで起こる小さなドラマ
    4.1
    こんなへんてこりんでおもしろい職業ってないかも! 現役書店員さんが、さまざまな悩みを抱えてやってくるお客様に、 ぴったりの本をすすめまくる、 笑いあり涙ありの本屋エッセイ! 今からすぐ本屋さんに行きたくなります! 例えば こんなリクエスト… ・プロポーズするとき指輪と一緒に本を贈りたい ・入院中の本を読まない妻に本をプレゼントしたい ・ワンオペ育児がつらすぎて… ・歴史マニアの彼と旅行に行くことになったが私は歴史に詳しくない ・留学する息子に本を贈りたい ・夫に料理をしてもらうには? ・ワンオペ育児がつらすぎて… ・猫好きな友達に贈る本は? ・ビブリオバトルで「サスペンス」がテーマなら? ・疲れすぎて本も読めなくなったら… 【著者紹介】 森田めぐみ(もりた・めぐみ) 1981年茨城県生まれ。書店員。転勤族の夫とともに引越しをくり返している。現在は、夫、息子、娘、犬1匹、猫4匹と暮らしながら、東京の片隅の書店に勤務中。仕事で扱う重い本の箱に加え、犬猫のお世話で腰を痛めがち。好きなものは、家、動物、おいしいごはんとビール。苦手なものは、グミとキャラメル、ぼーっとすること。些細なことでよく笑いよく泣き、もういい大人なのに、ついふざけ過ぎてしまうことが悩み。「読んでもためにならないことを書く」をモットーに日々の生活をインスタグラムで綴っている。
  • 書店に恋して
    4.0
    1970年代後半に西武百貨店の書籍売場としてスタートし、2015年7月、多くの人に惜しまれつつ閉店を迎えた「リブロ池袋本店」――およそ40年の歴史を、その最後の日までともに歩んだ著者が綴る〈もうひとつのリブロ史〉。池波正太郎をはじめ、吉村昭、津村節子、北方謙三、大沢在昌ら作家との交流や、一癖も二癖もある書店員たち・お客様たち、時代を読んで仕掛け続けたブックフェアの数々を辿りつつ、これからの書店文化への願いを込めたメッセージを送る。
  • 初年兵のなみだ 安らかなれ 大興安嶺
    -
    海拉爾で、興安嶺との山中で、ソ連軍とは比べようもない僅かな兵器で懸命に戦った事を、又、一日でも多くソ連軍の進撃を阻止して、その間に、関東軍が完全な戦闘準備を完了し、有利な戦いが出来る事を、ひたすら念じ乍ら死んでいった日本軍兵士、部隊のあった事を知って欲しい、という思いで書かれた戦記物語。終戦前後の旧満州西部の状況を描いた、貴重な一冊。
  • 初版本 釣魚大全 岳洋社刊
    -
    幻の釣り指南書、釣り人の聖書といわれているウォルトンの『釣魚大全』の初版本の復刻本を、薄暗く黴くさい図書館で偶然発見したとき、 私は一つの感慨にうたれた。それは何と表現してよいかわからないが、釣り特有のゆったりとした気分、三百年以上も昔から洋の東西を問わずに今日まで、 そして今この私の手許にまで流れ漂って来た釣りの楽しみの情感、ああ、はるばると伝わって来たものだな、という気持ちだった。
  • 書評七福神が選ぶ、絶対読み逃せない翻訳ミステリベスト2011-2020
    -
    翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人によるミステリ好きのための書評本。 書評七福神編著  (川出正樹 北上次郎 酒井貞道 霜月蒼 杉江松恋 千街晶之 吉野仁) おれたちはこの翻訳ミステリーが好きなんだ! 翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人によるミステリ好きのための書評本。この本を読めばミステリがもっと好きになる!? 読んでも読んでも読み切れない! 七福神各位の気持ちを勝手に代弁するとそんなことになるのではないかと思う。本当におもしろい作品ばかり出るんだもの。(あとがきより) スティーヴン・キング、ピエール・ルメートル、ジョー・ネスボ 等520作品収載‼ 【目次】 まえがき 2011年 COLUMN・十一月は変化球の月 霜月蒼 2012年 10年間のベスト 川出正樹 2013年 COLUMN・人工的本格ミステリの復権 千街晶之 私のベスト10 北上次郎 2014年 COLUMN・仏はヘンに宿る 吉野仁 十年間の印象鮮烈な作品5選 酒井貞道 2015年 怒り、暴力、そしてその他の悪いこと 霜月蒼 2016年 COLUMN・世界を知り、人生を選択する少年少女 川出正樹 「今月の一冊」からベスト10を選ぶと 杉江松恋 2017年 COLUMN・選択の基準について 北上次郎 十年間のベスト 千街晶之 2018年 COLUMN・翻訳ミステリー大賞 杉江松恋 見逃された10年間のベスト 吉野仁 2019年 COLUMN・翻訳ミステリー大賞シンジケート 杉江松恋 2020年 COLUMN・翻訳と演奏と 酒井貞道 あとがき 執筆者プロフィール&ひとこと 訳者名さくいん 著者名さくいん 書名さくいん 【著者】 書評七福神 書評七福神
  • しょぼくれおかたづけ
    NEW
    -
    THE W2024女王に輝いたにぼしいわし・伽説いわしによるエッセイ。 高校生の頃から漫才の舞台に立ち始め、一度は芸人の道を諦めて就職するも、フリーの芸人として戻り、ひたすら大阪でライブ主催をし板の上に立ち続けたコンビのブレインが綴るのは、「芸人」らしからぬ「しょぼくれ」の記憶たち。 TVや舞台でのキラキラとは真逆の、人間らしい鬱々とした悩みを、漫才師として多くのネタをつくり続けてきたいわし独自の言語感覚で執筆した本作は、THE W2024を制覇して「たくさんの夢を叶えた1年」というきらめいた文脈の中で語るにはあまりにも、立ち行かないどこかの「私たち」の日々と似ていて、少し不思議で、そしてとても優しい。 現在Webザテレビジョンにて隔週連載中のエッセイに加え、過去に自身で執筆したものをセレクトして収録、さらに新規書き下ろしも多数収録。 カバーイラストは人気イラストレーター・原田ちあきによる、過去と現在の「伽説いわし」を描き下ろし! ――私のしょぼくれは、ダサくて、キショくて、だるくて、愛おしいものばかりだ。 とにかく読んでもらいたい。伽説いわしはいま、きっといちばん芸人らしくない芸人で、そしてどこまでも芸人くさい芸人だ。
  • しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません!
    3.8
    『しょぼい起業で生きていく』(イースト・プレス社)がスマッシュヒットとなり、10万人の登録チャンネルの人気youtuberとして活躍中のえらてんこと矢内東紀氏が提唱するのが「しょぼい結婚のススメ」で通称「しょぼ婚のススメ」。「しょぼい起業」は「とりあえず食べていくこと」を目的としていましたが、「しょぼい結婚」は「とりあえず婚姻を成立させ継続すること、そして社会を成立させ発展させていくこと」を目的としています。人は衣食住が揃うと、その次には他人と社会を形成していきます。もっとも小さな社会の単位は家族です。家族を作っていきましょう。当然、結婚をしないという選択、または結婚をしても子供を産まないという選択をした、あるいは産みたくても身体的な都合で産めないという方もいらっしゃると思います。そういう方に無理やり結婚しろ、子供を産めと強引に迫る本ではもちろんありません。ただし、結婚したいなら結婚した方がいいし、子供を産みたいなら産んだほうがいい。これは、金銭的にも税制的にも、リスク管理的にも、社会のありかたとしてもそうです。子供を産まないという個人の希望や選択は最大限に尊重されるべきですが、だからといって誰も子供を産まなくなってしまうと、次の世代がどんどん先細りしていくので、社会が衰退してしまいます。子供は欲しいが何らかの事情で持てない、という場合はどんどん養子をとっていきましょう。おそらくバブル時代以降の弊害だと思うのですが、恋愛と結婚を一直線上に置き、さらに結婚というものに値段をつけ、結婚というもののハードルを著しく上げてしまったのが、現在の晩婚化、少子化の原因ではないでしょうか。いい大学を出て、どこの会社に勤めていて、年収はいくらぐらいで、どこらへんまで出世しそうで(もちろん、男女が逆でも同じような価値観はあります)。これ、全部無駄です。ちゃんとした職業についていないから、お金がないから、結婚にはまだ早いから、いいと思う相手に出会えないから。さて、あなたがまだ結婚をしない理由はどれでしょうか?「そんなことを考えている間にさっさと結婚したほうがいい」という話をこれからしていきます。この本を読み終わったころには、さっき挙げた理由などどうでもよくなり、今すぐ結婚しようと思えてしまう本です。それが「しょぼ婚のススメ」です。
  • 書を置いて、街へ出よう
    -
    居酒屋探訪家は趣味の達人でもあった! 新宿で落語、日本橋でランチ、吉祥寺でジャズ、四谷でクラシック、代官山で本探し、青山で絵画鑑賞、駒込で庭園散歩、新井薬師で骨董探し、横浜で演劇鑑賞、そして夜は銀座の居酒屋で一杯・・・多趣味で活動的な日常を綴る。 目次 まずは散歩から 舞台を鑑賞 銀座に通う あちこち訪ねて あとがき
  • ショージ君のぐうたら旅行
    3.0
    いつのまにか旅から哀愁とロマンが失われ、ただ騒々しい団体さんの移動となり下ってしまった。これではあんまり旅が可哀そうだ。このような世の風潮を嘆きつつ、ショージ君がホンバモノの旅を求めて、日本最北端の地で涙と鼻水をたらし、信濃路でタヌキ汁を賞味し、はるばる小笠原で昼寝をし、下町でバアチャンと芝居を見てまいりました。ついでに川上宗薫センセイに“モテ方”をたずね、五木寛之センパイに金沢を案内してもらうショージ君の抱腹絶倒の旅。
  • ショージ君の青春記
    4.3
    妄想といっては哀しく、純粋というには怪しすぎる初恋をした高校時代。一年浪人の末、九つの学部を受験して、めでたく早稲田大学露文科ダケに合格。さあ女のコにモテるぞ、と張切るが現実はきびしい。青春と恋とはギョーザとニンニクの如くセットのはずなのに、実にグヤジイ。園山俊二、福地泡介などとの愉快な漫研生活、白昼堂々、両親に見送られての“家出”をしたころや、プロを目指した辛い売込み時代などを回想する漫画チックな放浪記。ショージ君の原点がここにある。
  • ショージ君のにっぽん拝見
    3.0
    ストリップに身をわななかすかと思えば、エサのない針を悠然と海に垂らし、美人がいるときけば秋田くんだりまで飛んで行く。またある時は碩学岡潔センセイの前に端座して頭をたれ、チリ紙交換の車に同乗して「毎度おなじみ……」をやり、はたまた競輪学校へ入学し、あげくのはては日本のプロ野球に八つ当たりするという、融通ムゲというべきか、ゆき当りバッタリというべきか、当代人気漫画家・東海林さだおの身を挺しての爆笑ルポ。名作『助けてください』も収録。
  • 死よりも悪い運命
    4.0
    故人となった父母や姉など身近だった人びとの思い出をとおして、悩み多かった家庭生活の秘密を打ち明け、また同時代の作家たちのこと、さらには銃砲所持や民族社会、モザンビークの内戦、地球汚染などの社会的、世界的な問題にいたるさまざまなテーマを、アメリカ文学界の奇才ヴォネガットが、ユーモラスかつ真摯に語るエッセイ集第3弾。スピーチとエッセイと追憶の数々を見事に組み合わせた1980年代の自伝的コラージュ。
  • 白髪と潮風 七十歳のヨット挑戦譚
    -
    ヨットをはじめたいと言うと、まわりからは当然のように、「やめた方がいい」と言われた。迷いつつ、それでも最近あまり乗らなくなった車に乗り、海へ向かった。そして今さらながら、新しい自分を探しに出るために一歩を踏み出した。ヨットスクールの扉は予想外に簡単に開いたものの、そこから数年は悪戦苦闘の日々。それでも「独りで海に出たい」という思いだけを胸に、あきらめずに通い続けたその先には、海を独り占めにしたような静けさと、ただ風を読み、つかむ無我の時間が待っていた。七十歳でヨットの世界に飛び込んだ著者の思考と錯誤の奮闘の記録。

    試し読み

    フォロー
  • 白洲家の日々―娘婿が見た次郎と正子―
    4.0
    白洲次郎のひとり娘を奪い、“七年の敵”と呼ばれた著者。「夫婦円満の秘訣はなるべく一緒にいないこと」という奇想天外な二人のもと、後年様々な薫陶を受けることになる。著者が夫婦喧嘩をしたときに、居合わせた正子が見せた女性らしい素顔、夜中に訪れた新聞記者に次郎が応えて言った「僕は口が堅いからここまで生きてこられたんだ」という言葉の重み……。秘話満載の名エッセイ。※新潮文庫版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
  • シラナイヨ
    -
    『レ・ミゼラブル』のマリウス、『モーツァルト!』のヴォルフガング・モーツァルト、『ミス・サイゴン』のクリス、『エリザベート』のルイジ・ルキーニなど、名だたる作品に出演し、“ミュージカル界のプリンス”と呼ばれている山崎育三郎。 大ヒットドラマ『下町ロケット』の真野役でテレビドラマでも注目され、以降数々のドラマに出演。 バラエティーでのトークも面白いと評判を呼び、益々注目を集めています。 そんな彼が初めて打ち明けた本音。初めて見せた表情。 初めての記憶から人生の節目になった出来事まで全て正直に語り、どんなことがあろうとも前を向き、自分の手で切り開いては夢をつかんできた、30歳の山崎育三郎の集大成です。 【著者プロフィール】 山崎育三郎 (やまざき いくさぶろう) 1986年1月18日生まれ 東京都出身。 特技は、ダンス・ピアノ・野球。趣味は、ゴルフ。 幼いころに見たミュージカル『アニー』に衝撃を受け、小学3年生から歌のレッスンを始める。 12歳の時に受けた小椋佳さん企画のアルゴミュージカル『フラワー』のオーディションで見事主役に抜擢され、ミュージカルデビューを飾る。 東京音楽大学在学中に受けた、日本上演20周年の『レ・ミゼラブル』オーディションでマリウス役に抜擢。 甘く気品のある歌声、確かな演技力で多くの観客を魅了し、その後もミュージカルを中心に数多くの作品に出演する。 近年は活動の幅を映像にも広げ、ドラマ『下町ロケット』(TBS)で注目を浴びると、3クール連続、4作品で連続ドラマに出演。 2020年は、NHK連続テレビ小説『エール』、ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ)などに出演。 バラエティ番組でも、飾らないキャラクターでお茶の間にも人気が広がった、本格派ミュージカル俳優。
  • しらふで生きる 大酒飲みの決断
    値引きあり
    4.0
    三十年間、毎日酒を飲み続けた作家は、突如、酒をやめようと思い立つ。絶望に暮れた最初の三か月、最大の難関お正月、気が緩む旅先での誘惑を乗り越え獲得したのは、よく眠れる痩せた身体、明晰な脳髄、そして寂しさへの自覚だ。そもそも人生は楽しくない。そう気づくと酒なしで人生は面白くなる。饒舌な思考、苦悩と葛藤が炸裂する断酒の記録。
  • 死理学 原発事故と生命の死
    -
    人類生き残りのカギは、ありのままの地球と自分の姿を見つめ直すこと 「本書は、死を志向する脳に対峙する生本能の強化を説いています。(中略)まだ、間に合うかわかりませんが、人類が平和に暮らすためには、節度ある生活が必要です。儲ける精神(心)は、地球温暖化のもとになります。精神(心)に、磨きを掛けましょう。」(「まえがき」より)生命の死の真理を探る「死理学」。2021年現在、地球温暖化、原発事故、新型コロナウイルスなど、我々が暮らす地球は、46億年前に地球に生命が誕生した頃のように急激な変化を遂げている。人間は何度も「生きる」という意志を固め、様々なトライをした結果、今日まで生き残ってきたが、人の生命力・直感力が劣化した今、人類に生き残りの未来はあるのだろうか。環境破壊と生命の関係について説いた一冊。 【著者紹介】 剱持昭次 1942年2月生まれ 79歳東京都・文京区出身

    試し読み

    フォロー
  • しりとりえっせい
    3.7
    この本を手にとったあなたの目の前には、しりとりから始まる、とんでもない快楽の図がひろがっている!! 中島らも、ひさうちみちおの二大奇才がページごとに織りなす、意識が遠のくほどの不思議な世界。全105篇、どこから読んでもやめられない、次の言葉をつい追跡してしまう、目くるめくエッセイ集。
  • シリーズ51爪句@空撮日記-2022
    -
    1年ぶりに刊行される爪句シリーズ第51集のテーマは2022年空撮日記。コロナ禍、冬季オリンピック、ウクライナ問題など、激動の1年を空撮写真と爪句で振り返る。
  • シリーズ52爪句@天空に記す自分史
    -
    爪句シリーズ第52集のテーマは自分史。著者は2005年に北海道大学を退職するまで、書籍、論文発表のほか、北海道新聞連載や雑誌記事などで、様々な活動を紹介されてきました。本書はそれらを1冊にまとめたものです。
  • シリーズ53爪句@天空の整理箱
    -
    爪句シリーズ第53集は、北海道新聞連載や書籍、雑誌記事などで、様々な活動を紹介されてきました。本書はそれらを1冊にまとめたものです。
  • シリーズ心の糧一
    -
    60才で知った「書く事の楽しみ」。 毎日毎日、書き続け、古希の記念にと、この書を出版した。 子や孫や皆が、健やかな人生を送れるよう「健全なる精神は健全なる身体に宿る」に沿って、先ずは身体を作る「食物の事」。 次は「食事の事」。そして「食物と、食事と、精神の関係」について。 それから何より一番大切な、「心楽しく一生懸命に仕事に勤しみ、人生を堪能する術(すべ)」。 ばあばのお話が、君達に沢山の幸せを運んでくれますように!
  • 知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者
    -
    元「週刊プレイボーイ」誌の名物編集長が、「東京スポーツ」紙上で連載している人気コラムをまとめた処女エッセイ集「甘い生活」の続編である。単なる有名編集長の回顧録、編集論にとどまらない、男として、ロマンティックな愚か者として、ユーモアとペーソスを糧に、面白おかしく生きていく技術を教えてくれる。巻頭言は伊集院静氏、装画は横尾忠則氏が担当して、シマジワールドを彩る。
  • シルクロード 仏の道をゆく
    -
    1巻1,630円 (税込)
    東アジア、特に中国の歴史を抜きにして、日本の歴史と文化は理解できないという問題意識を30 年来持ち続けた直木賞作家がユーラシアの天地に立つ。 仏教伝来の足跡を求めて、集大成となる小説構想を描いた延べ20 日間にわたる取材紀行。 写真はすべてカラーで収録。 シルクロードへのあこがれを満たす美しい写真の数々。 安部龍太郎先生と同行編集者のやり取りも必見!
  • シルクロード・楼蘭探検隊
    3.8
    まだ中国への旅行が広く解禁されていなかった1980年。シルクロードの入り口である敦煌を目指し、未知なる国を駆け抜けた著者初の中国旅。 さらに8年後、日中共同楼蘭探検隊の一員として参加した、タクラマカン砂漠の過酷な旅。 著者のこれまでの人生の中で忘れ得ぬ二つの旅を振り返り、当時書けなかった事実や逸話を新たに盛り込んだ探検紀行。 椎名誠の旅の原点がここにある。
  • シルバー夫婦のきままなヨーロッパ・サイクリング記 ―ドナウ川1700kmとスウェーデン・ヨータ運河―
    -
    1巻440円 (税込)
    還暦を超えた夫婦のドイツのドナウ川の源流から、ハンガリーとセルビア・クロアチアの国境までのドナウ川1700kmと、スウェーデン・ヨータ運河のヨーロッパのサイクリング記です。ママチャリしか乗ったことのない妻と、自分たちのペースでゆったり無理せずのんびりと、素晴らしき土地と人々との出会いを与えてくれたサイクリングの旅の記録です。 ツアーでは、添乗員がいて食事、宿の心配はなく、名所、旧跡の説明も聞けるが、帰国すればほとんど忘れてしまいます。サイクリングの旅は、片言の英語しかできない我々でも、その土地での人との出会い、楽しかったこと、困ったことなどいつまでも周りの風景と合わさって記憶に残ります。このサイクリング旅の素晴らしい感動を妻にも味あわせてやりたいと2006年にドナウ川の1回目のサイクリングに誘いました。この経験から2回目のドナウ川とヨータ運河のサイクリングにも同行してくれました。 朝8時ごろに宿を出発して、ゆっくりと走りながら観光や人々との出会いを楽しみ、夕刻3~4時に次の宿泊地に到着してその街を観光するという行程を組ました。1日の走る距離は40~60kmです。宿の取り方、列車の乗り方、持ち物、費用など参考資料を巻末に付けましたので、皆さんにサイクリングの素晴らし旅に挑戦していただけたらと思います。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • シルヴェスター・リーヴァイ 音のある人生 映画音楽からミュージカル『エリザベート』、そして今
    完結
    -
    ミュージカル『エリザベート』『モーツァルト!』『レディ・ベス』などで知られる作曲家、シルヴェスター・リーヴァイ氏が生誕80年を記念して著した自伝。 幼少期から青年期、ハリウッド映画音楽時代(『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』『コブラ』『ホット・ショット』など)を経て、ミュージカル音楽での数々の功績をたどり、現在に至るまでを振り返る。氏が個人所有する貴重な写真の数々も注目。
  • 知床に生きる―大船頭・大瀬初三郎とオホーツクの海―
    4.3
    知床のことはこの男に聴け! オホーツクの海に四十余年、大船頭・大瀬初三郎はその目で見たことだけを真直ぐに語る。サケやマスについて、ヒグマやシカについて、木や草について、潮や風について、さらには流氷について……。いずれの言葉も深い。著者は二十年の歳月をかけて繰り返しこの北の地を訪れ、彼の話に耳を傾けてきた。その体験を手がかりに、世界自然遺産に登録された知床の自然を考える。

    試し読み

    フォロー
  • 知床半島の山と沢【HOPPAライブラリー】
    -
    1巻1,980円 (税込)
    秘境、知床。その道なき道を行く!地図にない滝と出会い、ハイマツの海を漕ぐ。ひっそりと咲くミヤマシオガマ、野生動物との遭遇…。神秘のベールに包まれた原生の自然が息づく知床を、未知への不安と期待を胸に歩いた記録。

    試し読み

    フォロー
  • 試練が人を磨く 桑田真澄という生き方
    3.0
    07年8月14日、メジャーリーグ・パイレーツを去ることになったその日、桑田は心境を書き上げた。06年、巨人軍を退団し、年齢的にも、体力的にも、プロ野球選手としての限界を迎えていたが、それでも大リーグで投げる夢をあきらめなかった。マイナーからの挑戦、左足首じん帯断裂、あきらめることなく怪我を克服して、07年6月10日遂にメジャー投手として夢を実現した。「試練が僕を強くした」という桑田の全告白。

    試し読み

    フォロー
  • 白い遠景
    5.0
    終戦を境にして戦時中から著しく変化した人間の不可解さを見きわめることを出発点とした吉村文学。現地に足を運び、戦争の生存者の声に耳を傾けた記録。また、大切な古本を庭に埋めて空襲から守った思い出や、文学とはなにかを学んだ「暗夜行路」の舞台を巡る旅など、作家の原点を浮彫りにした初期随筆集。
  • 白い葉うらがそよぐとき
    -
    同じようでいて実は同じではない毎日を、ことばで丁寧に紡いだ詩集。やさしくてあたたかい言葉の数々は、まるで光が緑にきらきらと降り注ぐなか、白い葉うらが時折揺れるように、控えめでありながらも、読むものの心をつかんで離さない。父や母と過ごした過去の思い出、現在の思い、そしてこの先は…。人生をじっくり味わいながら壮年期を過ごす著者の、その日その日を大切に生き、働く姿が目の前に見えてくるようで清々しい。
  • 白い花が好きだ
    -
    武田信玄についてのすべてを語る「こぶしの章」、自然との関わりや旅の楽しさを綴(つづ)り、なぜ山が舞台の小説を書くかにこたえる「ピッケルの章」、自分の行き方を語る「ともしびの章」、名作誕生の秘密を明かす「書架の章」。 文学と人生、歴史、山、故郷を語り、新田文学の原点を浮き彫りにする珠玉のエッセイ集。
  • 白い人・黄色い人
    3.8
    『白い人』は、醜悪な主人公とパリサイ的な神学生との対立を、第二次大戦中のドイツ占領下リヨンでのナチ拷問の場に追いつめ、人間実存の根源に神を求める意志の必然性を見いだそうとした芥川受賞作。『黄色い人』は、友人の許婚者をなんらの良心の呵責も感じずに犯す日本青年と、神父を官憲に売った破戒の白人僧を描いて、汎神論的風土における神の意味を追求する初期作品。
  • 白いページ I
    -
    1~3巻418~506円 (税込)
    たとえば、作者が新潟県の山奥で暮したときに初めて飲んだ岩清水の話。「ピリピリひきしまり、鋭く輝き、磨きに磨かれ、一滴の暗い芯に澄明さがたたえられている。のどから腹へ急転直下、はらわたのすみずみまでしみこむ。脂肪のよどみや、蛋白の濁りが一瞬に全身から霧消し、一滴の光に化したような気がしてくる。……」そんな超一流品と呼べるような水が味蕾にしみこんでくるような歓びを、作者のまさしく超一級の文章によってあなたは存分に味わうことができる。飲む・食べる・困る・驚く・狂う・弔(いた)む・流れる・学ぶ・遊ぶ・余枝る…21の動詞形の章からなるこの一冊は、あなたを快い酩酊と、ときにはラブレイふうの哄笑やユーモアへと誘う。作者の“裸の味覚”と豊饒な表現の中に詩人の資質が光る。極上のエッセイ。
  • 白い道、どこまで続く 私の小熊つね子抄
    -
    或る日、意外な場所で、北海道出身の詩人・小熊秀雄の妻、つね子と出逢うことになった筆者は、その清廉とした人柄に惹かれ、小熊秀雄に邂逅する。それから長い時をかけ、同人誌等にこつこつと綴ってきた「小熊つね子の物語」は、夭折した詩人が生きた時代の文学界の記録、開拓時代の北海道の記憶までもが鏤められた、ひとつの珠玉の物語となった。
  • 白いもの
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「どうして白いものが好きなんだろう?」伊藤まさこさんがその答えを探すべく始まった「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気連載が装いも新たに本になりました。新規に撮りおろした50の白い愛用品とそのストーリー、竹や漆、紙など「白」にこだわった職人さんを訪ねた旅での収穫・・・。締めはこの連載の提案者でもある糸井重里さんとの対談です。糸井さんは帯に「ぐるっとまわって、白に行き着く。またまたぐるっとまわって、また白になる。白は、伊藤まさこさんの故郷なんじゃない?」というコメントをくださいました。「白」をめぐるいくつもの想いと美がぎゅっと詰まった1冊です。
  • 素人庖丁記 カツ丼の道篇
    -
    料理の本質は暴力である。あくなき探求心と好奇心と殺気と、どうしようもない食への飢餓心が、人間を料理へとかりたてる。カツ丼の道にはじまり、温泉玉子の冒険、松茸のモモヒキ、千円札のテンプラなどを経て、耕治人夫人の料理に至る、絶妙のエッセイ16篇。ペンを庖丁に持ちかえ、全存在をかけて料理を作る!
  • シロかクロか、どちらにしてもトラ柄ではない
    3.5
    木の「へら」から新しい冷蔵庫まで、暮しの断片の輝きを描きだす、人気エッセイ第2弾! 雑誌「天然生活」連載の書籍化。
  • 城と牢獄
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 陰鬱な牢獄にすすんで己れの身体を幽閉し、何ものにも夢想だけは妨害されない狭い空間を己れの王国=城に変容するサド侯爵の逆説に、現代文明にひそむ狂気と暗黒の復権の幻影を透視する。

    試し読み

    フォロー
  • 城の中
    -
    すぐれた随筆家としても知られる著者が、侍従生活二十数年の感慨を、皇居内の四季の折節に寄せて、流麗な筆と巧まぬユーモアで綴る珠玉のエッセイ。
  • 城山三郎の昭和
    5.0
    若くして自ら志願した海軍で、組織悪と欺瞞に触れ幻滅、以後「組織と個人」の関係を生涯のテーマとした城山は、戦後、日本経済の中に「組織」を見出す。城山を敬愛してやまない著者が辿る、その文学と道筋。
  • 死を受けとめる練習
    -
    幸福な「人生の終い方」をお教えします。 諏訪中央病院の名誉院長である鎌田實氏が緩和ケア病棟での診察の日々や東日本大震災での支援活動などを通して考え感じた、怖がらずに死と向き合う術を綴ったエッセイ集。わが国は平均寿命が他国に比べて圧倒的に長いなかでの超高齢化社会を迎えています。体力が衰え、新しい可能性が失われてゆく、後半戦の人生をいかに生きて、どのように「最期」を迎えれば幸せに人生を終えられるのかーー。それを時にシリアスに、またあるときはユーモラスに描いています。2013年6月に単行本として発刊された『大・大往生』の文庫版を電子化したものです。
  • 死を語り生を思う
    5.0
    少年の頃から死に慣れ親しんできた著者。瀬戸内寂聴、小川洋子、横尾忠則、多田富雄という宗教・文学・芸術・免疫学の第一人者と向かい合い、“人間はどこからきて、どこにいくのか”を真摯に語り合う。
  • 死を喰う犬
    3.8
    インド最北部ヒマラヤの西のはずれにあるラダック。そこには決して怒らない人々が暮らしている――。その言葉に誘われるようにラダックを旅した著者の贖罪と再生を描いた私小説的旅紀行。ラダックの街の道端で見つけた凍りついた犬の屍体。徐々に明らかになっていく旅の理由。ラダックの荘厳な自然と現地の人々のおおらかさに包まれながら過去から解放されていく著者の姿が描かれる。2020年度「わたしの旅ブックス新人賞」受賞作。
  • 死をどう生きたか 私の心に残る人びと
    3.8
    著者が主治医として死をみとった六百人を越える人びとの中から、十六歳の女工、外交官夫人、石橋湛山、正力松太郎など二十数名の最後の時間を真摯に描いたロングセラーの文庫化。生きることはどういうことか、また死を受容するとは何かについて深く考える、感動の書。新版にあたり、亡き妻への想いを初めて文章にして収めた。
  • 「死」を前に書く、ということ 「生」の日ばかり
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    日々の暮らしの中で「生」の現実とのかかわりを通じて、人間存在の内奥を探り、ただ純粋に考えてきた言葉で綴られた、ライフワーク長編エッセイ。本書のタイトルにある『「生」の日ばかり』とは、「生」の器を傾けて、日に一滴、二滴の、生の雫を汲むことからつけたもの。日々の探求を綴ったノートのタイトルでもある。2010年10月31日から2013年2月15日の絶筆までを収録。巻末に富岡幸一郎氏による解説を付す。
  • 死を見つめ、生をひらく
    4.5
    死は生の終着ではない、生への「出発」である 死とは何か?虚無(終着)である― この“定説”が神なき現代社会を縛りつけている。いま、私たちが行うべきは、死の問い方を「何か」から「何でありうるか」と修正し、一人一人が「死すべき私」を起点として自らの生を定義づけることだ。プラトン以来の人生観の一八〇度転回を求める“逆転の思考”を提示する。 第一章 医学は死を背負いきれない 第二章 イエとムラが支えた死生観 第三章 合理主義がニヒリズムを生んだ 第四章 人間を動物化させる資本主義 第五章 「延命」の果てにある「虚無」 第六章 死は「出発」である

    試し読み

    フォロー
  • 死を笑う うさぎとまさると生と死と
    3.4
    万人に必ず訪れる最期の日。その日を前に人はどうあるべきか? 女の業を生きる「痴の巨人」中村うさぎと、現代を代表する「知の怪人」佐藤優。ともにキリスト教に影響を受け、そして原因不明の病で死の淵をさまよった中村と、いわゆる「鈴木宗男事件」で社会的に殺されかけた佐藤。異色の二人が贈る「死の入門書」がついに解禁。 <目次> ◆まえがき 佐藤優 ◆第1章 死の淵から 「天国の門」が現れない!/モスクワで死の危機/弔うチンパンジー/地獄から帰ってきた?/痛みは人格を変える/ゲームに見る死生観/人間よりネコの方が信用できる/『週刊文春』に殺される/壊れる人格/美の欠如は女の死 ◆第2章 死の意味 「おまえはすでに死んでいる」/自意識のマッチポンプ/世間様が忘れるといけないから……/粉かけ女の割烹着プレイ/小保方家の危機管理能力/ネコ殺し/死と責任/ビジネスホテルでVシネマ/詩人・安倍晋三/怪作『贖罪』/のりピーは無罪!? ◆第3章 死と生 安楽死とカルヴィニズム/キリスト教とギリシア思想の結婚/天国は「特養」じゃない/「絶対無」と「絶対有」/三島由紀夫の自決/芸術的な死/人はいくつまで体を売れるのか?/切腹プレイ/生のエロスと死のタナトス/ムキムキモテマッチョ/ナショナリズムはオナニー/死の自覚が時間の概念を生む ◆第4章 死を想う いとこの自殺/神の見えざる手/ドアノブで首を吊るということ/自殺する権利/拡大再生産システム/聖なる世界はすばらしい?/超越的なもの/『塩狩峠』と『氷点』/現実と妄想のはざま/人間は死ぬから楽しい ◆第5章 死とともに 六つの魂/わたしのお墓の前で……/大食いは罪/写実でデブ/エボラ出血熱の恐怖/ヤクザ映画に学ぶ/占い師と弁護士/取材をかねたような裁判/生まれ変わるとしたら/役人の死/自分の健康は自分が管理するもの/喧嘩上等/永遠の命という罰/作家としての性 ◆あとがき 中村うさぎ
  • しをんのしおり
    3.8
    「漫画の王国」に生れた小説家の乙女な日常生活。バンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語り、わきあがる妄想の楽園に遊ぶ……色恋だけじゃ、ものたりない! なぜだかおかしな日常はドラマチックに展開――日本の政局も、家族の事件も、人気のTVドラマも、考え始めたらいつのまにかヒートアップ! 「読んで楽しく希望が持てる」、笑い出したら止まらない、抱腹微苦笑ミラクルエッセイ。

    試し読み

    フォロー
  • 深愛
    4.7
    父に託された演歌歌手への夢を胸に15歳で単身上京、憧れの堀越高校芸能コースへ入学。未来は明るいと信じていた。だが、東京では厳しい現実が。決まらないデビュー、食事にすら事欠く生活、さらに最愛の父が病に倒れて……。どんなに苦しくても笑われても、私は夢を信じ続けていた――。熱狂的な支持を受ける水樹奈々が全てを綴る、感動の自叙伝!
  • 真・板谷番付!
    -
    よく間違える漢字、宝くじで3億円当たった時の使い道、こんな誕生日プレゼントは嫌だ。新しいペンネーム候補、なぜ人気があるのかわからないタレント、ボキの考える景気回復策、自分なりの健康法、好きな調味料…etc。そんなお題で、ゲッツ板谷がむりやりベストテン決定。

    試し読み

    フォロー
  • 新右翼【最終章】〔追悼復刻版〕
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 追悼復刊!「国家が暴走する時代をどう生きるか!」 反体制運動の常識を変えた鈴木邦男、原点の書!時代と同時進行する貴重な運動史! 「…恥多き、運動の歴史でもある。楽しかったし、誇らしくもあった。と同時に、恥ずかしくて思い出したくない過去もある。何であんなことをしたんだろうと思うことも多い。でも、それら全てを抱きしめて、愛しいと思う。これは愛国心と似ている。失敗も反省も含めて、その全てを抱きしめ、愛しいと思う。その気持が愛国心で、同じように運動に対する「愛」が、この本だ。」(「『右翼』との決別」より)
  • 新・映画道楽 ちょい町哀歌
    3.0
    映画を作る人間も、最初は観客だった。本書では60年~70年代、激動の時代の邦画体験を中心に、作品と映画人の魅力について紐解いていく。憧れの人・大楠道代との対談や、女優・樹木希林編を新規収録! 本作品は電子書籍化にあたり、 諸事情により写真、イラストの一部を掲載しておりません。
  • 深遠なるインド料理の世界
    4.0
    甘いバターチキン、デカすぎるナン、流行りのビリヤニ。日本でおなじみのインド料理のルーツと、真のインド料理の姿を求めて、自他共に認めるインドマニアである著者が亜大陸を東奔西走。食器買い付けのために足繁くインドに通い隅々まで食べ歩いたアジアハンター小林真樹の、インドへの深い愛と溢れ出す知識を詰め込んだ食エッセイ。ディープな現代インド料理論であると同時に、インド料理入門の決定版ともいえる一冊。
  • 新大久保の年下王子と結婚しました~韓国男子と9歳年上アラフォーが、いろんな壁を乗り越え逆転婚!~
    -
    9歳年下、韓国男子に恋をした!? アメブロ語学カテゴリーで1位獲得もした人気ブログ「アラォー韓国マニアの果てなき野望!」で読者の大反響を巻き起こした、「hime」こと新堂雪絵の怒濤の大恋愛。34歳で年下韓国人留学生と出会って結婚するまで、5年10か月の韓流ドラマさながらのできごとがつづられ、読者は先行きにハラハラ、最後は涙涙。「本で読みたい!」という声が盛り上がり、日本での後日談も盛り込んで、待望の書籍化です。 29歳で離婚という人生の失敗もポジティブに乗り越えていく著者が、つまずきをバネに韓国語を習い始め、イケメン韓国男子と100円韓国会話カフェで知り合い、彼を追いかけて韓国留学、見事結婚するまでの山あり谷あり。 韓国における「離婚歴あり、男性が年下、女性が日本人」という三重苦を乗り越える、そのエネルギー! 曲がり角にあるアラサー・アラフォー女子たちを勇気づけること間違いありません。また、ブログ時に好評だった「韓国語表現」は、書籍でもフォロー。小迎裕美子さんの痛快なイラストで、楽しくパワフルな装丁に。辛いことがあって落ち込んだ人に「いくつになっても、人生の大逆転ってあり得るんだ」と勇気を与える、泣きと笑いの物語です。
  • 進化(あさ出版電子書籍)
    4.0
    「現役最年長」を更新し続ける2人が語る、 「今なお進化し続ける理由」とは? “引き際”についても赤裸々に語った! 30歳を過ぎてから133勝、291ホームラン。 30年目と27年目のシーズンに臨む、47歳と44歳。 「現役最年長」を更新し続ける2人が語る、 「今なお進化し続ける理由」とは?“引き際”についても赤裸々に語る。 ■目次 ・第1章 「心」を強くする      折れない心を保ち続ける ・第2章 「技」に磨きをかける      体の衰えをカバーする頭と経験 ・第3章 進化する「体」      ベテランと呼ばれてなおの伸びシロ ・第4章 「充」      モチベーションを保ち続ける ・第5章 「和」      組織との付き合い方、役割の変化 ・第6章 「退」      どんな引き際を迎えるのがいいか ■著者 山本昌(ヤマモトマサ) 1965年8月11日東京都生まれ。 83年日大藤沢高から中日ドラゴンズにドラフト5位で指名を受け入団。 29年間の現役生活で最多勝3回(93、94、97年)、 沢村賞(94年)など数多くの投手タイトルを受賞。 2006年にはプロ野球最年長記録となる41歳1カ月でノーヒットノーランを達成。 2012年には杉下茂氏の持つチーム最多勝記録(211勝)を更新。 2013年は最年長投手として30年目のシーズンに臨む。 通算成績は213勝162敗5セーブ、防御率3.43 ■著者 山崎武司(ヤマサキタケシ) 1968年11月7日愛知県生まれ。 86年愛工大名電高から中日ドラゴンズにドラフト2位で指名を受け入団。 96年に39本塁打で本塁打王。 2003年に交換トレードでオリックスブルーウェーブ(当時)に移籍したが 04年に戦力外通告を受け、一度は引退を考えながらも、 05年から新規参入球団の東北楽天ゴールデンイーグルスへ。 07年には11年ぶりとなる本塁打王(43本)と初の打点王(108打点)の二冠を獲得。 09年には39本塁打、107打点をマークし、チーム創立以来初の2位、 クライマックスシリーズ進出に貢献した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 深海の地図をつくる 五大洋の底をめぐる命がけの競争
    -
    海は、探検と収奪に満ちている――!  ★『サイエンス・ニュース』2023年ベストブック ★『グローブ・アンド・メール』2023年ベストノンフィクション ★「必読の書。[…]すべてが非常に読みやすく、そして深く不吉な内容だ。」 ――サイモン・ウィンチェスター、『世界を変えた地図』著者(『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』より) ★「魅惑的な海の物語。息をのむ冒険、ハイリスクの探検、政治的陰謀が詰まっている。トレザウェイは私たちを海の底へと導き、なぜそこがそれほど重要かを巧みに示している。」 ――ヘレン・スケールズ、『深海学』著者 【概要】 地球の表面積の約70%を覆っている海。その海底に目を向けると、2020年代初頭までに4分の1程度しかマッピングされておらず、ほとんどが海岸線近くの浅い海に偏っている。海底の4分の3は、未調査のままなのだ。 “一般的な世界地図は、この地球がすべてマッピングされているという印象を与えがちだ。私は子どものとき地球儀を見ながら、北アメリカのロッキー山脈やアジアのヒマラヤ山脈を表す出っ張りを指でなぞっていたのを覚えている。一方の海はというと、すべすべで何もない青色で示されていた。あの頃は、陸の激しい凹凸が海との境界で終わっていることに何の違和感もなかった。あの滑らかな面は水を表していると、当時の私は思っていたのだろうか? おそらく、何も考えていなかったのだろう。だが、陸の地形の隆起や沈降の激しさが海面下でも続いているはずだということは、今の私にははっきりとわかる。”(第一章 深海を目指す探検) そして現在、2030年までに「全世界を網羅する完全な海底地形図」を作成するという壮大なプロジェクトが進んでいる。 五大洋の最深部を目指す探検家、北極圏の空白を埋めるイヌイットの猟師、メキシコ湾で潜水する考古学者、大量の水上ドローン、地形の命名と領土問題、情報を秘匿する国家、企業の採掘に抗う活動家たち…… 本書は、欲望渦巻く現場に、受賞歴のある環境・海洋ジャーナリストが迫った一冊だ。 “私がノーチラス号でレナート・ケインの横に座っていたときに、はっきりとわかった真実が一つある。それは、地球の海底地形図は、完成させようと思えば今すぐにでも可能だということだ。それどころか、私たちは完成させるためのツールや技術を、すでに何十年も前に手に入れていた。では、なぜ完成していないのか?”(序章) 今、私たちの足元で起きていることすべてがわかる、壮大な海洋ノンフィクション!

    試し読み

    フォロー
  • 新海誠の世界 時空を超えて響きあう魂のゆくえ
    3.0
    どうして私たちは新海作品にこんなにも心を揺さぶられるのか。『新海誠展』にキュレーターとして参加した著者が、文学的視点から完全解説!新海監督語り下ろしインタビューも収録。
  • 進化する私の旅スタイル
    3.3
    愛車のハーレー・スポーツスターを乗りこなし、世界中を自由気ままに旅してきた著者が、 ライフスタイルの変化とともに見つけた自分らしい旅のスタイル。 親子旅、愛犬との旅、キャンパーの旅、バイク、そして自転車の旅……。 どんなカタチでも旅を、そして人生を楽しむ“国井流”が満載のエッセイ集。 家族が増え、忙しさに流されて旅をお休みしている大人におくる、元気が出る一冊。 旅の合間の日常が垣間見えるコラムも充実。
  • 新・風に吹かれて 【五木寛之ノベリスク】
    -
    21世紀に甦る名作、『新・風に吹かれて』。それは40年前の名エッセイを書き継ぐという新たな試みである。大きな流れの中で人々と一緒に生きていこうという五木氏の視点が紡ぎ出す言葉に読者は癒される。
  • 新幹線各駅停車 こだま酒場紀行
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    東京から博多まで、35の駅に各駅停車する新幹線「こだま号」。その各駅で下車をして、酒場を探してみたらどうだろう。きっとその土地ごとの名物を出す居酒屋や、常連客に愛されてきたバーがあるはず。そんな軽い気持ち(?)で東京駅から始まった東海道・山陽新幹線グリーン車搭載の月刊誌「ひととき」(一部市販)の人気連載が、3年あまりをかけてようやく博多駅まで行き着き、新原稿も追加して、待望の書籍化。 巡った酒場は十店十色なれど、旬の肴を心を込めて提供し、常連客に愛される店ばかり。おいしい料理や銘酒の数々を目当てに旅した酔狂な記録を、ほろ酔いエッセイとおいしそうなイラストの数々でお楽しみください。 不届きものの前口上 こだま号で酒場紀行 ●東京~静岡 ふくべ〔東京駅〕/三平 中華酒場〔品川駅〕/割烹 万田作造〔新横浜駅〕ほか ●愛知~滋賀 福島屋〔豊橋駅〕/北京本店〔三河安城駅〕/大甚本店〔名古屋駅〕ほか ●京都~兵庫 祇園サンボア〔京都駅〕/初かすみ酒房 梅田店〔新大阪駅〕/堂島サンボア〔新大阪駅〕ほか ●岡山~広島 割烹 一文〔岡山駅〕/しんくらしき 二海〔新倉敷駅〕/リストランテ真田〔福山駅〕ほか ●山口~福岡 割烹 福源〔新岩国駅〕/焼肉 まんぷく苑〔徳山駅〕/入道〔新山口駅〕ほか コラム 知らない駅で下車を 酒場選びは第六感頼みで 新幹線乾杯族は友人と思うべし 初めての店では照れはご無用 ぶらりと寄った店で新情報を仕入れる もっと! こだま酒場紀行 京都、肉三昧の夜 名古屋発、島飲み紀行 旅の終わりの少し寂しき <著者プロフィール> 大竹 聡(おおたけ・さとし) 1963年、東京都生まれ。作家、編集者。2002年にミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊し、呑兵衛たちの心を鷲掴みに。著書に『ぶらり昼酒・散歩酒』(光文社文庫)、『五〇年酒場へ行こう』(新潮社)、新刊『多摩川飲み下り』(ちくま文庫)。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『新幹線各駅停車 こだま酒場紀行』(2017年11月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 新型田舎生活者の発想
    -
    「田舎はこんなにオモシロイ」――軽井沢の雑木林の中に、いっぷう変わった形をした家が、1軒。東京生まれ&東京育ちのもの書きが、突然、東京のマンションを引き払って、棲みついた。いつ逃げ出すか、と思いきや……。エレクトロニクスを駆使し、田舎と都会、仕事と遊びを融合させた、優雅な日々。玉村豊男のユニークなカントリーライフ報告書。
  • 心眼をひらく―未来を創る人たちへのメッセージ
    -
    研究・開発のトップマネジメントに携わった著者が、心静かに日常の出来事を見つめ、そこから発見した、思いがけない課題や気づきについて、「第一章 ものの見方・考え方」「第二章 組織」「第三章 研究」「第四章 技術」「第五章 行動学」の5章で語る。 榊 佳之氏(元豊橋技術科学大学学長、ヒトゲノム国際機構〈HUGO〉会長、文化功労者)推薦!「本書は我が国のトップ企業で技術開発を主導し、技術王国日本を支えた原邦彦博士が、その豊かな経験と深い洞察力、人生哲学を基に、次代の日本を担う世代へ送る渾身のメッセージである。今日の社会では情報が溢れ、政治も経済も激動し、我々は何が本質か、何が大切かを見失いがちである。本書は著者の長い人生経験を基に、様々な事例を取りあげながら、この激動の時代に個人として組織として、事の本質を見極め、進むべき道を考えさせてくれる得難い良書である。」

    試し読み

    フォロー
  • 新・旧銀座八丁 東と西
    3.0
    バーあり、カフェあり、味の名店あり。銀座の歴史を昔と今のこぼれ話で著す珠玉のエッセイ。銀座一丁目から八丁目までを東と西に分け、全16章で構成。本物の大人に愛されてきた銀座の魅力の源泉を、講談社エッセイ賞受賞作家・坪内祐三氏が縦横無尽に書きあらわします。
  • 真紅の影に溺れて
    -
    「ひみつ」「宵の舞」「sum」「ジャンク ジャック フォン」「空を覗く」「お菓子の夢」生クリームのデコレーションも 「夕闇」「マクドナルド」「僕らの憂鬱は」「如月」「音遊び」。日々の憂いも楽しさも紙一重――、詩はいつもあなたのそばにある。
  • シングル体質の女たち~結婚したい、でもしたくない~
    -
    「結婚したいような、したくないような。でもとりあえず、経済的にも困っていないし、なんとなくやっていけるし、このままでいい」このような気分で生きている女性を、著者は「シングル体質の女」と呼ぶ。この本は、シングル体質の女性8人にインタビューし、その内面に潜む、悩み、迷い、生きていく真実の姿を描いた、すべての独身女性への応援歌である。

    試し読み

    フォロー
  • シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと
    4.1
    本屋で出会った新しい彼氏は小学生男子2人の子持ち。付き合うって何?血がつながってなくても家族になれる?ベストセラー『出会い系サイトで70人と…』に続く、感動の実録私小説。
  • シングル・ブルー
    4.0
    肩肘はってシングルでいるわけじゃない。でも、もしかしたらこのままずっとシングルかもしれない。結婚はしたいけど、好きでもない男と暮らす気にはなれないし、好きというだけで結婚してしまえるほど、もう無邪気ではない。恋愛、友達、遊び、将来、シングルだからこそ、考えなければいけないこと。ブルーな気分に落ち込んだとき、あなたを少しだけ楽にしてくれるそんなヒントがいっぱい。
  • シングルマザー、家を買う
    3.5
    年収200万円、2人の子供を抱える29歳シングルマザーのマイホーム購入記。資金のやりくりやご近所トラブル、息子の発達障がいなど、多くの難問を明るく乗り越えていく。
  • シングルマザー入門 ~不安を乗り越え、タフな母親になる実践術~
    -
    リアルなシングルマザー経験者が、自らの経験をもとに記したシングルマザー初心者に向けたシングルマザー生活入門書。シングルマザーを心に決めたけれどなかなか実際に踏み切れない方にもオススメ。リアルが学べます!

    試し読み

    フォロー
  • 神経内科へ来る人びと
    -
    “脳”を抱えた珍妙な患者さんが訪れる不思議な診察室  偏頭痛・パーキンソン病・失語症・脳梗塞・ヘルペス脳炎など、さまざまな症状の人びとが訪れる神経内科。脳や神経の治りにくい病気で悩みを抱える患者に、どう説明しようか、どう慰めようか…。患者さんが単にドアを開け、診察室の中に入るという動作なのにドラマを感じてしまう。薬の効きがいいときは、さっと入ってくるので、それで状態がだいたいわかるのだ。  大学病院の「神経内科」、患者さんとのやりとりを記録した痛快エッセイです。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 1952年山梨県生まれ。作家、医学博士、神経内科医。聖マリアンナ大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。本格的な著作活動を開始。現在もあきる野市の米山医院で診療を続けながら、医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書など、280冊以上を上梓。テレビ・ラジオ番組の監修・出演をこなし、講演会も全国で行なっている。
  • 新・健康夜咄
    -
    医療において大切なものは、最新医療機器ではなく患者さんを想う心であることが感じられる。「先生はぬくといなぁ」。心も体温もひとよりあたたかい著者のところには、がん、糖尿病、嚥下困難、胃ろう、認知症、独居うつ、褥瘡など、様々な病気をもつ高齢の患者さんがやってくる。地域の高齢な患者さんの声に真摯に耳を傾ける医師が日常を綴る。患者さんとコミュニケーションが図れない若い医師にはぜひ読んでほしい一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 信仰と医学 聖地ルルドをめぐる省察
    5.0
    カトリック信者の聖地フランス・ルルド。毎年500万人が訪れ、その洞窟から湧き出る水を飲むと病気が治癒すると言われた彼の地を、作家であり現役精神科医でもある著者が実際に取材。科学では説明がつかない不思議な現象をどう受け入れるべきなのか。聖母マリアの出現以来、160年の歴史を振り返り、過去の治癒事例から徹底検証する。ルルド体験を通じて信仰と医学の関係性を多角的に論じる、世界に類を見ない貴重な一冊。
  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。
    3.5
    幸福のイメージは、時代とともに変わります。世代によってもちがう。男性と女性、民族、職業によっても異なります。百万人の人間がいれば、百万通りのちがう幸福がある。それを承知で、あえて幸福について正直な感想をのべてみました。わかっていることは、いま新しい幸福感が生まれつつある、ということです。 「おわりに」より
  • 【新】古事記 文明21クライシス
    -
    1巻353円 (税込)
    21クライシス グローバル資本主義、生態系ティッピングポイント、今こそパラダイムシフトの時である。夜明け前が一番暗いのだから。 20世紀アメリカ文明のもと、世界は行き過ぎた「個人主義・契約社会」となり、バラバラになってしまった。 21クライシス~市場経済至上主義、武力による政治統治、さらには生態系の破壊~、人間・人類は道徳・倫理を喪失してしまった。その「グローバル民主主義20世紀アメリカ文明」に替わり、「グローカル法主主義21世紀日本文明」が、世界道徳と世界組織を再編する役割を担う。世界は、思春期を終え、成人期を迎える。 【目次】 1.天の法則 2.文明の転換点①「グローバル民主帝国20世紀アメリカ」 3.文明の転換点②「グローカル法主国家21世紀日本」 4.世界暦50世紀における文明の成人期「世界道徳と世界組織」 5.原点回帰と法 【著者】 真法 1966(丙午)島根県(出雲の國)生まれグローカルいずものくにから新文明の発信を図る。
  • 新 怖い絵
    4.1
    まるで、拷問具をまとったかのような痛々しい肉体の自画像「折れた背骨」――フリーダ・カーロが、血みどろの自分を描き続けた理由とは? 発表当時、貧困の三女神として酷評された「落穂拾い」――ミレーの最高傑作が負った大いなる誤解とは? 歴史の闇や社会背景、画家たちの思惑を基に、名画が孕む恐怖と真実を読み解く20の物語。これまでになかった新しい視点による絵画鑑賞を提案した人気シリーズ、新章開幕!(解説:佐藤可士和)
  • 新50代は悩み多きお年頃
    4.0
    50代が近づくにつれ、これまでとは違う“荒波”が押し寄せてくる。体型の変化、ポスト更年期……なんとなく分かっているつもりでいても実際に経験すると悩ましいことばかり。だからこそ、そんな日々における小さな幸せをかみしめたい。仕事やプライベートにおいて、漫画家・槇村さとるが選び抜いた「人生の取捨選択」とは。50代の日々をイラストとともにユーモラスに綴った待望の新装版。大幅に構成を変えて新たに書下ろしも収録。
  • 震災後の不思議な話 三陸の怪談
    値引きあり
    3.7
    3・11後の被災地で語られた「幽霊」の噂を丹念に取材。 亡き人を身近に感じ、ともに生きる “スピリチュアルな復興”の記録! 昔話や民間伝承と重ねつつ「死者の声」に寄り添う試み。 (目次より) 迫りくる危機と虫の知らせ/生死を分けた不思議なできごと/「私に気づいて」という訴え/「この子だけでも」という切なる願い/あの日に帰りたい/止まった時間/「私たちは生きているのでしょうか」/復興が気になる霊たち
  • 震災後の不思議な話 三陸の怪談 文庫版
    12/26入荷
    -
    3・11後の被災地で語られた「幽霊」の噂を丹念に取材。 亡き人を身近に感じ、ともに生きる “スピリチュアルな復興”の記録! 昔話や民間伝承と重ねつつ「死者の声」に寄り添う試み。 (目次より) 迫りくる危機と虫の知らせ/生死を分けた不思議なできごと/「私に気づいて」という訴え/「この子だけでも」という切なる願い/あの日に帰りたい/止まった時間/「私たちは生きているのでしょうか」/復興が気になる霊たち

    試し読み

    フォロー
  • 新作らくごの舞台裏
    4.5
    大学在学中は古典芸能研究部に所属し、能・狂言・歌舞伎・文楽・浪曲・落語に親しんだ筆者。会社勤めのかたわら落語を聞きに通ううち、ひょんなことから落語を書きはじめ、いつのまにやらプロの道へ。本書では40年を超えるキャリアを振り返り、落語作家という稀有な職業の秘密を語る。新作のアイディアはどこから生まれる? 東京落語を上方に輸入するとき気をつけることは? 演者にあててどう書き分ける? 落語と漫才、落語と演劇の台本はどこが違う? 落語作家ならではの密かな楽しみとは? 落語ファンも落語作家志望者も必読!
  • 新・サラリーマンの法則
    -
    新入社員の為の会社入門書です。入社すれば企業文化に戸惑う人も多く、人間関係にも悩まないように、サラリ-マン40年選手の筆者が会社とはどんな所かを分かりやすく説明しています。
  • 新さらりーまん野戦学
    -
    得点主義の人事考課のほうが、減点主義のやり方より、はるかに企業や組織を活性化させる。何でも見たがる、好奇心満々の人間がトップになる。つきあい方を知らない人間は疎外される。……学校では教えてくれないサラリーマン社会のABCを、具体的に説いて評判の「深田祐介さらりーまん学」第2作。われらサラリーマンの生きた教科書、必読46編。
  • 辛酸なめ子、スピ旅に出る
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    エネルギーがフル充填できるガチの開運スポットから、ゆるゆるオモシロスポットまで、全国24のパワースポットを巡る旅エッセイ。 300年以上こんにゃくをお供えされ続ける東京「こんにゃくえんま」、日本一占いの店が密集する大阪「石切劔箭神社」参道などの開運スポットを旅し、パワーの源に迫ります。 他にも栃木「岩下の新生姜ミュージアム」、神奈川「二宮尊徳記念館」など変わり種スポットを巡るエッセイを収録!
  • 辛酸なめ子の現代社会学
    3.0
    辛酸なめ子のフィールドワークは、犯人の足取りを追う老獪な刑事のごとし。正体を突き止められまいと足掻く「現代社会」を、軽やかな妄想と味わい深い漫画を駆使して追い詰めていく。モテ、純愛至上主義、スローライフ、KY、萌え……「ブーム」の名で艶やかに仮装した現代の素顔とは? 前人未到の分析でニッポンを丸裸にした圧巻の孤軍奮闘。
  • 紳士淑女のジョーク全集
    -
    1巻1,430円 (税込)
    「週刊新潮」で40年ちかくジョーク欄を執筆した著者が、これまで蓄積してきたジョークの中から、紳士淑女御用達の選りすぐり、絶品ジョークをいっきに書き下ろし! ●ドクターが患者に質問した。「あなたがベッドに臥せっているとき、奥さんは本など読んでくれますか?」「ええ、生命保険の契約書なんかを、ね」 ●ダイエットには日本食がいい。ただし、食べるときには箸を一本だけ使うことだ。 ●不思議なことがある。誰もが天国はすばらしいところだと知っているのに、誰もが死にたがらない。 ●幸福感とは、多忙のあまりみじめな気持ちになれないときの気分である。 ――などなど
  • 心室細動ポックリ体験記
    -
    著者は長年、内科医として地域医療に従事してきた。70歳のある日、仕事の支度中に急な眠気に襲われ、気付いたときには病院のベッドの上。5分間の心臓停止という臨死体験を経て、著者が見た死生観とは何か。長生きが全てとは言えないとするエッセイには体験者のみが語れる凄味があり、老い先を考えると不安になる方にはぜひご一読をお勧めしたい。
  • 紳士の言い逃れ
    4.0
    ツチヤ先生のユーモア・エッセイ最新作! 「わたしは転んだわけではありません。道端に自発的に横になったのです――」。人類は生き延びるために火を使い、言語を作り、そして「言い訳」を発明したというツチヤ史観が炸裂。「人生最後の日」「もしも記者会見でこう言ったら」「わたしはただの錦鯉です」など、騙されるほうもおかしい年季の入った怒濤の言い逃れ60篇。この往生際の悪さ、土屋先生の独壇場です。
  • 紳士の「品格」 わが懺悔録
    -
    1~3巻1,600~1,699円 (税込)
    日本財団の会長として活躍し、ハンセン病の撲滅をライフワークとする笹川陽平氏。作家・工藤美代子氏が『余韻のある生き方』(PHP新書)で「完璧な紳士」と評価するほど、その「公」の存在は際立っている。しかし、人は誰しも完璧ではない。「私」の部分では人に言えない悩みや弱みがあるのが人間で、それが多面性をつくり上げている。だからこそこの社会、世界は面白いのである。 (主な内容)●第1章 「わが生活」 私の秘密/カラスとの闘い/全裸の賞味期限/結婚はH・I・J・K/菜食と肉食/パーティが苦手/名刺の話 ●第2章 「忘れえぬ人物論」 レーニン、スターリン/ウサマ・ビンラディンの死/エリザベス・テイラー逝去 ●第3章 「恥をしのんで海外余話」 モン族の正月/ニジェール人の誕生日は1月1日?/ミルキー・フルーツ ●第4章 「文化よもやま話」 『古事記』/老人ホームとビートルズ/三島由紀夫の艶笑小咄と太宰治/メロディーロード
  • 新釈・からだ事典
    3.0
    【渡辺淳一文学賞創設記念電子化!】だれもが健康に無関心ではいられない。からだへの関心がますます高まっている現代。からだのことを知りたいが、医学の専門書では難しすぎるし、家庭向けの看護全書では味気ない。かつて医師であった著者が自身の経験を通じ、ときにユーモアを、ときに皮肉をまじえて、とことん人体の神秘、人間そのものを解き明かす。著者ならではのメディカル・エッセイ。
  • 新釈・びょうき事典
    -
    【渡辺淳一文学賞創設記念電子化!】真面目で妥協のきかない人ほど「自律神経失調症」になりがち。「低血圧」の女性に惚れるのは考えもの。朝起きが苦手なのだから――。かつて医師であった著者が、病気とその周辺について、やさしくユーモラスに説くメディカル・エッセイ。「病気を治す第一歩は、まず『大丈夫だ』と自分にいいきかすこと。すべての治療はそこから始まる」明るく前向きに病気と取り組むよう、病める現代人に贈る。
  • 信州四季暮らし
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ― 日常はこんなにも美しい ― 保存食を中心とした長野の食文化を研究している料理家・横山タカ子さんの暮らしとレシピ 「さあ、今一番おいしい野沢菜漬けと、手作り甘酒を召し上がってください」 四季折々その一瞬一瞬の輝きに、日々寄り添い続ける料理研究家・横山タカ子さんの暮らしを 庭、着物、台所道具や、素材を生かすシンプルなレシピ63品を美しい写真とともにご紹介する 第一章 春から初夏へ 春の庭 / 庭と一体の台所 / 着物の愉しみ / 私の台所 / 春から夏の保存食 / 文箱 / 愛しの台所道具 / 杏のさしす漬け / 手仕事の愉しみ1 手作りようじ、すりこ木 第二章 盛夏 夏の庭 / 部屋の模様替え / 葉使いの料理 / 使い切る暮らし / 夏の保存食と常備菜 / 私の遊び相手1 ガーゼと裁縫 / 私の遊び相手2 糸と糸巻き / 手仕事の愉しみ2 ふきんの縫い方 第三章 秋 秋の庭 / 秋の慶びごはん / お茶のおもてなし / 果実酒の愉しみ / 蜂蜜 / 秋の保存食と常備菜 第四章 冬 冬の庭 / 薪ストーブの愉しみ / 夫とのコーヒータイム / 豆を煮る / 鍋 / 冬の保存食 / 正月を迎える / 手仕事の愉しみ3 布を染める

最近チェックした作品からのおすすめ

無料で読めるエッセイ・紀行

一覧 >>

エッセイ・紀行ランキング

一覧 >>