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Posted by ブクログ
20年以上前に書かれた、買い物依存症の40代女性のエッセイです
頭の良かった人がウケを狙って書いた文章で、楽しく読めます
ブランド狂いなだけでなく、高級品であれば健康も美食もターゲットになります
声をあげて笑ったのはコース料理の回です
ごちそうを食べさせてくれると評判の通り、前菜に始まり毛蟹、サバの味噌煮、イワシの塩焼きと続いて、仲居が「エビフライ、グラタン、炭火焼きステーキをお持ちします」と続けたところです
内心で「量が多すぎる」と悲鳴をあげているシーンで、例えで定食にエビフライもグラタンも同時に注文する人はいないと丁寧に解説していくのでおかしかったです
どれも美味しいだけあって、終いには腹がカエルのように膨れ上がったなど、比喩も上手でした
後半につれて税金滞納の督促など、本能的にだらしのない金銭感覚が披瀝され、人を選ぶ内容になってきます
東京の女の人というか感じがしました
ブティックも何も無い田舎で暮らせば解決する気もしました
文章がうまく、スラスラ読みやすいのも人気のひとつだと思いました
買い物一の躁テンションを落とさず書ききる筆力は読んでておもしろかったです
Posted by ブクログ
借金が有っても、シャネルのコートを買うことがやめられない、破滅的な買い物スタイルで有名な中村うさぎの1990年代の買い物日記。
中村うさぎがいつごろ有名になったのかは忘れたが、いわゆる「伝説」に近いような話が満載されたエッセイ。後半の話やあとがきに自己ツッコミが入っているように、最初は椅子などのおとなしいもの、途中でエログッズなどに行き、ウケを狙ってブランド物の小物、そして開き直ってひと月数百万を買いまくる。
「金はないのに」「保険未納で」とネタなのか本気なのか(本気らしい)がわからないレベルのネタの中に、全体に漂うやけっぱち感が独特。1980~1990年代らしい、一人称視点で自分にツッコムスタイルで、我々世代には非常に読みやすく、印象に残りやすいスタイルなのは、独特の癖がある。最近の人からすると逆に読みにくいかもしれない。
変に他人をネタにしたりせず、一直線に自分に突っ込み続け、きちんと破綻しない。エッセイとしてはどこかが壊れていく部分があるものだが、この人の場合は自分が壊れていくんだろうなあ。
この手のものの中では珍しく(?)読みやすいし面白いものだ。
Posted by ブクログ
【本の内容】
「それ、いただくわ」。
このご時世に、この浪費―。
シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドからエロ・グッズまで。
住民税を滞納し、“むじんくん”にまで手を染めながらも、うさぎ女王様の物欲は止まらない。
物欲のままに無駄遣い生活を続ける女王様のトンデモない日常を描く爆笑エッセイ。
[ 目次 ]
私は買い物依存症(身体にやさしい椅子;里緒菜のニセ・オッパイ ほか)
エルメス、阿修羅のごとく(爆運炸裂ペンダント;自分のムスコをくわえる ほか)
パンがなければケーキを!(髪がすぐに乾くブラシ;ティファニーのヨーヨー ほか)
バカは死ぬまで治らない…(1万円チョコレートの苦さ;幻の味つきコンドーム ほか)
[ POP ]
「ショッピングの女王」とはよくも言ったもので、後から後からいろんなものを購入していくその姿を見ると、まさに人生を楽しんでいるなぁと、感心すると同時にうらやましい。
それに加えて、著者が見る視線のなんとクールなことか。
それは回りだけでなく、自分自身の行動についても実にクールに分析している。
面白可笑しく書いてはいるが、それが余計に独特な視点を際立たせている。
忙しい毎日で、疲れている人に超おすすめ。毎日を楽しく過ごす処方箋付き。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
中村うさぎの赤裸々に綴ったショッピング三昧借金三昧の生活を書いた本。
なんとなく、山田詠美を思いださせる貫禄の文章。
でも、すっごい面白いの~。
なんか、怖いもの知らずなこの口調。凄すぎるわ。
ほんとバカ丸出しなんだけど、漫才を見てるような感覚に陥るこの文体はな~に?
これ、結構好きだったりして。
おかげで気分盛り返してきたよ~。
Yahooで「中村うさぎ」検索してみたら、なんとこの人、一週間に一回しかお風呂に入らないらしい。顔を洗うのもたまに。
そして旦那さんはゲイ。
片付けるのが嫌い。
なんか、ちょっとひけた。。。
でも普通じゃないとこが、この人らしいね。
Posted by ブクログ
先日、聖書を読む を読んでから、この作家さんがめちゃくちゃ気になっていた。
何と言うのか?砕けた文章なのに、とてつもない知性を感じたからなのだが、
この本もやっぱりそんな感じだった。
テンポが良くて、一つ一つの話がちゃんと落ちがあって読み易く、
とんでもない人間なのだが、とっても可愛らしく
どこか憎めず、そんな感じ。
今私が41歳。
ちょうど中村うさぎさんがこれを執筆していた頃と同年代。
色々なところで、うんうん、わかるわかる!と思ってしまった。
やってることはハチャメチャに見えてしまうが、
嫌いじゃないなぁ~。
自分にないものをたくさん持っていて、羨ましくも感じてしまった。
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