白い人・黄色い人

白い人・黄色い人

作者名 :
通常価格 473円 (430円+税)
紙の本 [参考] 539円 (税込)
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作品内容

『白い人』は、醜悪な主人公とパリサイ的な神学生との対立を、第二次大戦中のドイツ占領下リヨンでのナチ拷問の場に追いつめ、人間実存の根源に神を求める意志の必然性を見いだそうとした芥川受賞作。『黄色い人』は、友人の許婚者をなんらの良心の呵責も感じずに犯す日本青年と、神父を官憲に売った破戒の白人僧を描いて、汎神論的風土における神の意味を追求する初期作品。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年03月01日
紙の本の発売
1960年03月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

白い人・黄色い人 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年06月25日

    最初は、これを書いたのが日本人だというのが、なんだか信じられなかった。
    今まで何冊か読んできて、海外文学と日本文学の違いを分かったような気でいたのだけれど、実の所、そんなもの、ないのかもしれない。
    ただ、「どんな環境で、どう考えてきたか」が、作者の、作品の、根になるだけなのかもしれない。
    「どれほど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月24日

    白い人これすごく良い!と思った、が本の評論でデビュー作でまだ未熟、テーマも多くを取り上げすぎていると書いてあった。主なテーマは神の不在か神への信仰、挑戦だと感じたが他にも考えればあるだろう。しかし100ページもなしにこれを書いた。恐ろしい才能だ。

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    Posted by ブクログ 2011年12月10日

    「白い人」は胸が痛くなるほど残酷なストーリー。祖国を裏切ってゲシュタポに入隊した男が拷問によって神学校時代の優等生に復讐を遂げる。キリスト教信者の英雄主義・自己陶酔を突きつつも神を求める必然性にも触れている、5つ星!

    「黄色い人」は唯一神を持たないが故に罪悪感に無関心な日本人を描いたもの。不倫で教...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月03日

    遠藤周作氏の「沈黙」や「海と毒薬」、「深い河」等をこれまで読んだが、そこで出てくるテーマの前兆が、この本にも見え隠れしている。

    肉欲(サディズム含め)、日本人の良心・罪意識のなさ、異文化で根付かぬキリスト教、そしてだれかにとってのユダ、、、
    裏切りの心理描写が絶妙。

    うーん。遠藤氏は良心の呵責を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月03日

    再読です。ちゃんと感想を記して​(2006年9月27日)​いるのにすっかり忘れています。感想を読み直してみるとわたしは主題(神の存在)を意識して読んでいません。同じ作家の『イエスの生涯』を読む前と後では理解度が違ってくるということだということです。

    「遠藤氏のごく初期の作品であり、・・・」(文庫解...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月31日

    暗く重い。後の作品につながるテーマがいくつも出てくる。深すぎて消化できなかった感じだけど、山本健吉のあとがきでちょっとすっきり。

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    Posted by ブクログ 2018年05月28日

    「白い人」「黄色い人」に描かれるのは後発的な神への信仰心と先天的なプリミティブな本能との相反である。

    「白い人」では第二次世界大戦のナチズムという異常下において主人公と弱さを持つ敬虔なカトリックとしてジャックを、「黄色い人」では「転んだ」人デュランとブロウを対比させている。文学作品としては芥川賞受...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月25日

    人の罪と業の深さと醜さ、神の存在をめぐる生々しい信仰と思考の溝の深さと暗さ。それを痛いほどの文体で表現した素晴らしい作品。
    解説の山本健吉氏は「未熟な点も認められる」「氏の主題があまりに図式的な形で、概念的に示されすぎていることを、欠陥と思っています」と書いているけれど、僕にはその「未熟さと欠陥」が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月20日

    ものすごく後味が悪く苦いものを噛み潰した気分です。何度読んでも変わらないなぁ。卑屈な主人公の気持ちが全く分からないし、分からないうちは毎回この苦々しい気分を味わうんだろうなと思います。
    自分がブサメンだからってここまで卑屈にならなくても良いだろうにと思います。
    主人公もジャックもマリー・テレーズも、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月08日

    キリスト教をテーマにした初期の作品2作。
    作者が伝えたいこと、考えていることが小説から溢れ出ていて、作品自体の雰囲気を超えて瑞々しく、読ませる文章。

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