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薬物事件を起こして有罪判決を受けた酒井法子が、人生初の自叙伝を出版する。事件や薬物、家族や仕事も含め、のりピー誕生から転落までの全軌跡が克明につづられた待望の書。あのとき、あの場所で、彼女は何を思っていたのか。芸能人として突っ走った数奇な半生の中には、しかし、女性や母親としてのありきたりな苦悩が詰まっている。数々の秘蔵写真とともに、日本中が注目した事件とのりピーの「真実」がこの書で初めて明かされる。
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Posted by ブクログ
とても悲しかった。もしかしたら、世間に良く思われるように、良い風に書いた本かもしれないが…それでも私はノリピーを応援したい!と思う。ノリピーの考え方が、私と似ている部分が多くあって…私がノリピーと同じ立場だったら、同じように考えるかもしれない、なんて思ってしまった。。。
生まれてから中学まで育ての親が4回くらい代わる。本当の父親は特殊な仕事をしていた!? のりPかわいいなー。
けっこう固い文章なのが意外だった。ほんとうはすごく賢い人なのかもしれないな……。絶対同じ過ちを繰り返さないでほしいと思うのみ。
これを読もうと思ったきっかけは自身が酒井さんのファンでは無いけれども、 自身がのりピーのアイドル時代に生きてきた世代である事と、私達が酒井さんから見た真実の情報を知りたかった事、 実際の酒井さんの状況を知りたかった事、 酒井さんの逃亡中の心理状態等真実を知りたかったと言う事である。 まずは読...続きを読むみ終えた全体的の感想から、『非常に意思の弱い人』だなぁ・・・と思い、 その意思の弱さも基本的には今回の事件へと繋がった事と考えられる。 『子は親の背中を見て育つ』と言うが複雑な家庭から母親が何回も変わったりとしている所や、 本当の両親が酒井さんが生まれた頃に離婚をしたが為に、 『父親の姉に当たる叔母の元に預けられた』と本書で書いてあるが、 本当の父親の元(福岡)に来てからは養母から酒井さんがお菓子をねだらなくなった時には、 『あんた、ねだらなくなったわね。』と言われて養母から怒らせない様に気を付けた所からがきっかけで、 大人の顔色を窺う所も今回の事件へのきっかけのもう1つになったのでは無いだろうかとも思った。 そして書籍に書いてある真実に付いては覚せい剤は元夫の影響であった事、 酒井さんは世間知らずでサーファー系やクラブへの遊びは酒井さん自身全く知らない世界だった事、 元夫に対して、『1人の男性』として魅力に映った事、その後結婚をしてからは、 夫婦との掛け離れから次第に距離間が出来てしまった時に埋めてた物が覚せい剤だった。 又、自身が泣けた所は酒井さんが捕まって留置場に入れられて保釈の時に酒井さんの担当の方曰く。 『こんな所で出逢っていなければ友達になりたかったなぁ・・・。』と言う言葉には、 担当から酒井さんへの優しさ=気持ちが見受けられた。 この書籍の、『贖罪』を書いたからには完璧に更正をして覚せい剤は本当に2度とやらないで頂きたい。
電車の中で読む本を持っていなかったので、駅の本屋で目に飛び込んできたこの本を、興味本位で手にとりました。「贖罪」というタイトルほど重厚な内容ではないですが、良くも悪くも大人になりきれない「一人の女の子」の、甘さと悲哀が詰まった本でした。幼少期の育ての親、今の義母、そして一人息子に、酒井法子を愛した多...続きを読むくのファンのためにも、二度と同じ過ちを繰り返さないで欲しいです。甘くても、未熟でも、言い訳ばかりでも、愛される魅力に溢れた人だから。本当の「贖罪」はこれから始まるのだから。
のりぴーの人生。 贖罪という題名が仰々しいような気がする。 のりぴーの言い訳本?のように感じる。
言い訳のように取れる部分が多く余計なことを書いているように感じたので、その部分が批判されているのだと思う。しかし華やかな人生から転落して彼女が学んだことには共感をおぼえその点に関しては評価できると思う。
これを読もうと思ったのは、別にノリピーのファンではないが、ノリピーのアイドル時代に生きてきた世代であること、我々がマスコミから受ける(報道されている)情報と、実際の酒井さんの状況を知りたかったこと、酒井さんの逃亡中の心理状態など、リアル、真実を知りたかった、ということだった。 その中で、僕が予想、...続きを読む想像していたものとおおよそ合致していたことは、覚せい剤は夫の影響であったこと、酒井さんは世間知らずでサーファー系の遊びは未知の世界だったこと(それが夫に対して男として魅力に映ったこと)など。反面、見えなかったところは、逃亡してしまったことが、意図的なものなのか、思わず焦って逃げてしまったのか、という事実。これについては、マスコミの報道と実態は、だいぶ違いがある、ということがわかった。また、芸能人は、裏でかくまってくれるバックがいたりするのか、というのは、意外と特別にない、ということもわかった。まあ、逃げてしまったことで大騒ぎになってしまったんだだな、という感じです。 知りたかった事実をこの本を読むことで知ることは出来た。 だが、この本自体の感想としては、この本のテーマは贖罪であり、あくまでも事件の真相や懺悔、今後の世間に対する決意表明などを目的にして書くことが趣旨であるように思う。そのため、自叙伝、ノリピーのアイドル時代の生い立ち、自分史の回想の方がページ数が多いことには疑問を生じた。特にファンではない僕にとっては、芸能人であること、アイドルであることの自慢話し的な感じにしか聞こえてこなかった。正直、自叙伝の箇所はいらないように思う。
幼少期から覚せい剤所持、現在に至るまでの坂井法子の自叙伝。 タレント本のランキング1位ということで気になって購入。売り切れの店舗が多く、4件目の本屋でようやく置いてあった。 何で覚せい剤をやってしまったのか。と誰もが疑問に思うがこの人の場合は「夫との共通意識を持てる何か」が始まりだったようだ。自...続きを読む分の理想の夫婦と掛け離れ次第に距離間が出来てしまった時に埋めてくれたものが書覚せい剤だった。と本著で述べている。 共通意識を持ちたいというのが分からなくはないけれど手段を間違えてしまった。芸能人であるがゆえなかなか普通の人と同じような解決法を見いだせなかったのだろうけどね、それに幼少期の家庭も結構複雑で母親が何回も変わったりとしてるみたいだし。のりぴーを演じてた頃はずいぶんいつまでも女子中学生みたいじゃいられないと葛藤してたみたいだし(でもそれは乗り越えたみたいね) ただこの贖罪を書いたからには覚せい剤は2度とやらないでほしい。 また、もう少し赤裸々に深いところまで話してほしかったのと、これからの事がほとんど未定と言われていたので自分が社会に向けて何が出来るかをしっかりと考えてほしい。そして出来ればそれは芸能界じゃない事を願ってる。 cf 偉そうにレビューを書きましたが、こういう著名な人がもう一度再起して、例えば福祉だったり薬物防止のPR活動だったりをホントに真摯にし続けたりすれば、社会に大きな良いインパクトを与えられるんじゃないかなと思います。言葉に深みが出ますものね。
興味本位で、酒井法子の「贖罪」を読んでみた。その興味とは、事実がどうとか、事件の是非、出版のタイミングとかそういうことではなく、「彼女がどのように共感を形成しようとしているのか」という、危機管理広報的な視点においてである。 告白本の構成としては、ごくノーマルなものになっていると思う。Before/...続きを読むAfterの直接的な転機となった出来事を最初にもってきて、Before→Afterを時系列に並べるという順番だ。下記の各章の切り出し、締めの一文を読めば、大体の内容は把握できるのではないだろうか。 ◆各章における、文章の切り出しと締めの一文 第一章:逃亡 ・二〇〇九年八月二日午後十一時過ぎ。夫の携帯から着信があった。 ・向かった先は、わたし自身の「逮捕」という厳しい現実である。 第二章:転落 ・八月八日、土曜日の夜。わたしたちを乗せた車は、マスコミが殺到しているという渋谷警察署を避けて、東京都文京区にある警視庁富坂庁舎へと入って行った。 ・「のりピー」と一緒に生きてきた時代が、今日で終焉を迎えたのだと実感していた。 第三章:出自 ・わたしは福岡の病院で生まれた。 ・十二月八日に、お母さんとふたりで飛行機に乗った。福岡を飛び立って、羽田に降り立った。とても寒い日のことだった。 第四章:萌芽 ・一九八六年二月十四日。十五歳になる誕生日を、東京のアパートの一室で迎えた。 ・わたしは父親に対して、ありがとうと心から感謝している。 第五章:開花 ・十四歳で上京してから高校を卒業するまでの三年あまりは、ただ夢中で突っ走る日々だった。 ・わたしの人生は、二十代の後半へと突入していった。 第六章:家族 ・一九九七年の夏。独り身となったわたしは、少しずつ自由な時間を楽しむようになり、芸能界の中で、同世代の友だちを意識し始めた。 ・薬物が目の前に出現したのは、その矢先のことだった。 第七章:薬物 ・自宅の居室の戸を開いたときに、コソコソと隠れるように何か作業をしている夫を見つけた。 ・でないと、今は気づいていない本当に大切なものを失い、死ぬほど後悔する日が必ず訪れるから。 第八章:再生 ・二〇〇九年九月十七日。保釈後の記者会見を終えてから、わたしは東京都内の病院に入院した。 ・この本がひとつの贖罪となって、わたし自身が生まれ変わるきっかけになれば、と心から願ってる。 ◆本書に見られる共感形成のテクニック 1:核心となるポイントには概ね触れられている。ただし、プラスイメージの話、マイナスイメージの話を一対で入れるなど、情報配置を慎重に行っている ・逃亡した理由について語る際には、息子の話、母親の病気の話で十分に下地を作ったのちに、薬を抜きたかったという本音を漏らしている。 ・奄美大島における薬物使用の供述に時間がかかったことについて、息子の”家族の思い出”を汚したくなかったと述べている。 ・警察で働く個々人に対しては良い印象を語りながら、組織に対しては不満を述べている。例:「絶対に漏れないから、信用して話しなさい」と言われて供述した内容が、数日後の新聞に載っているのは本当に不思議だった。 ・薬物使用のきっかけについては、夫に勧められたという事実をリアリティを持って描写したのち、だけど悪いのは私という文脈でしめている。 2:薬物使用のシーンに触れる際には、最大限イメージに配慮している ・「この繰り返しによって常習性が備わるのかもしれない」、「常習性や依存性があったと言われても仕方のない状態だった。」等、あえて客観的、推測調で語ることにより、負のイメージを極力排除している。 ・薬物使用後の様子について、「わたしの場合は、夢中で家事にのめりこんだ。」と、あくまでも家庭的なイメージの方向へ話をつなげている。 3:家族愛という簡単には否定しがたいことを、テーマに設定している。 全編を通して、家族愛という万人にとって否定しがたいものをテーマに構成されている。子供時代の複雑な家庭環境を十分に語ることが、大人になってから薬物を使用した要因が”家族関係”にあると説明するための、布石になっている。また、途中アイドル期の話を盛り込むことで、読み手自身に、その事実の因果関係をつなげさせるような設計にもなっている。 4:表紙のデザイン、出版社の選定 白を基調としたイメージ、凛とした雰囲気を出すことで清潔感を演出している。また、新聞社を母体とする出版社を選定しているのも興味深い事実である。 光の当て方を変えることにより、事実の解釈は変化する。そして、それを一概に嘘と断定することは難しい。賛否の声もあると思うが、さまざま憶測が生んだことのダメージを考えると、注目度が高いうちに自分名義で情報発信することは戦略として正解であろう。また、自分の棚卸し、客観視ができるようになるというのは、社会復帰への必要なステップなのではないかと思う。 そういった意味で、贖罪とはこの本に書かれている内容ではなく、この本を書くプロセスの中にあったのではないだろうか。
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