哲学・宗教・心理作品一覧

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  • 深海魚は海を知らない
    完結
    4.5
    人類史上最大の難問「存在とは何か」。本書は、この問題を、読者と一緒に考えていく。深海魚は、海から出たことがないゆえに海を知らないというパラドクスから、問題提起がはじまる。ここから、目に見えるものと見えないもの、存在するものと存在しないもの、死後の世界や宗教にまで話はひろがっていく。専門用語は使わずに、身近なたとえ話を交(まじ)えて説く、世界一わかりやすい哲学書!
  • 他人を攻撃せずにはいられない人
    3.8
    暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、優しいようで水面下で工作している、一見目立たない人を含めて、あなたの周りにはとんでもない人が隠れているかもしれない。本書では、精神科医として「ターゲット」にされて、痛い目に遭った患者たちから聞いた、人を陥れる「攻撃欲の強い人」を事例で紹介。ターゲットの心をどんなふうに壊していくのか、その手法を取り上げて分析する。「攻撃欲の強い人」とはどんな人か。多くの場合、攻撃される側は、ターゲットが抵抗できないが、それは一体なぜなのか。何のためにそんなことをするのか。結果どんな影響を及ぼすのか。はたして、攻撃欲の強い人と、どう向き合い対処すべきか。本書で明らかにする。自分のために、人生を台無しにされないために――職場や家族に潜む「害になる人」の精神構造を知る!
  • ポジティブ脳に切り替えるストレッチ
    -
    たった5分のストレッチで心が前向きになる! 「ポジティブ脳」に切り替わる! 習慣的な運動がうつや不安を軽くすることは知られていましたが、ストレッチのような短時間のちょっとした運動でも心に効くことが分かってきました。 本書は、心と運動の関係を紐解き、ストレス解消、緊張緩和、熟睡などに効果的な短時間ストレッチを図解しています。オフィスでできるストレッチもあり、これなら忙しい人でもできます。 通勤や外勤でのウォーキングは心に効かない、体を動かさないことがストレス耐性を低くするなど驚きの研究成果や、「草食系男子」の誕生と運動に関する著者の自説など、心と運動の関係を解くヒントにあふれています。

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  • ストレス対処力SOCの専門家が教える “折れない心”をつくる3つの方法(大和出版)
    -
    「最近、凹むことばかりで元気がでない」 「つらいことがあるとすぐにめげてしまう」 「失敗続きで、仕事にやる気がでない」 ……そんなふうに「心が折れやすい」あなた。 弱い自分をムリに変えなくても、もう大丈夫! 「わかる感」「できる感」「やるぞ感」のたった“3つの感覚”を高めるだけで、落ち込んでもすぐに立ち直ることができます。 本書では、欧米で注目の新しいメンタルヘルスの概念「SOC」を健康社会学者・博士の著者が、日常で使えるようやさしく解説。 ・自分の感情を書いて表現する ・目標をちょっとがんばればできることにしてみる ・心の傷は小出しにする ・つらいときはひと休みする など、そのメソッドは、いつからでも、そして誰でもできるものばかり! 人間関係、仕事、恋愛などがうまくいかず、クヨクヨしていたあなたも、この1冊でもうめげない自分になれるはず!

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  • 「サイン」を上手に受け取る方法
    -
    心を整理すると「シンクロニシティ」が起きて 人生が好転する! 偶然居合わせた「何か」をきっかけに、運命が変わりはじめることがあります。 いつも何となくよい方向に進んでいる人は、「何か」をサインとして受けとり、 シンクロニシティをよい形で捉えることができています。 このサインを上手に受け取れる人の特徴は、 心が整理されていて、ストレスやコンプレックス、心的外傷(トラウマ)の少ないタイプといえます。 臨床心理士の著者は、クライアントと「脳波同調」をして、その人の過去・現在・未来を透視する方法を利用しています。 透視をする能力から、そのクライアントの人生が変わるきっかけになる「サイン」を読み取ります。 この本では、脳波同調したクライアントの事例も紹介しながら、 サインを上手に受け取るための心を整理する方法や、シンクロニシティを起こすための心の鍛え方をお伝えします。 「サインのつかみやすさチェックテスト」「あなたの恋愛・結婚ダメージ度チェックリスト」など、カンタンに楽しんでできる5つの心理テストも掲載。 *目次より ◎散らかった心ではサインはつかめない ◎サインを上手に受け取るためのエクササイズ ◎シンクロニシティを捉える力を鍛える方法 ◎変性意識状態に近づく「スプーン曲げ」をやってみよう! ◎自分が知らない自分からの悲鳴 ◎コンプレックスを解消することが能力を開花させる ◎無意識に潜む人間関係がうまくいかない原因 ◎シンクロニシティの起こる恋愛関係とは? ◎なぜかまたマイナスを引き寄せてしまう理由 ◎能力を伸ばし、本当の底力を発揮する方法
  • 覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰
    4.2
    不安と生きるか 理想に死ぬか 外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。 幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。 誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。 彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。
  • ブッダの智慧で答えます 生き方編
    4.0
    「何のために生きるのか」という哲学的命題から、生活上の悩みごとに至るまで、スリランカ仏教界の長老が、現代人のさまざまな問いに答え、やさしい語り口で万人に説く。読むほどに心やすらぐ、自分を生きるための問答集。
  • 「幸せをお金で買う」5つの授業
    3.9
    「幸せはお金で買うことができない」……でも、今までとは異なるお金の使い方をすればどうだろう? ハーバード大&UBC大の研究者が提案する「お金で幸せを買う」新しい方法。
  • 世界の哲学 50の名著 エッセンスを究める
    -
    プラトン、アリストテレスなどの古代の哲学者、 パスカル、ハイデガー、カント、ヘーゲル、ニーチェなどの近代の哲学者、 そしてマイケル・サンデル・スラヴォイ・ジジェク、ピーター・シンガーなどの現代の思想家まで、 古今東西の代表的哲学者の名著50冊のエッセンスがこの1冊にまとまりました。 「可能性の文学の真の研究者」(USAトゥデイ紙)とも批評される著者T.バトラー=ボードンは、 「人生の道案内」として、また「世界の本質を照らす光」として哲学を活用する方法を提案しています。 英語版のみで累計30万部、世界23言語に翻訳される世界的ロング&ベストセラーシリーズの最新刊。
  • 日本よ、国家たれ! 元台湾総統 李登輝守護霊 魂のメッセージ
    5.0
    【衝撃の新証言!】 日本「統治時代」の真実、そして先の大戦の真相。 「歴史の生き証人」李登輝氏の本心を守護霊が激白! 過去世は、イギリスの革命政治家、三国志の名軍師、そして室町幕府の剣豪将軍! 従軍慰安婦の強制など「ありえない!」 朴槿惠・韓国大統領に対して「情けない」 日本が戦わねばアジアはどうなった? 台湾を切り捨てた日米に言いたいこと。 人種差別を世界からなくした日本
  • 守護霊インタビュー 駐日アメリカ大使キャロライン・ケネディ 日米の新たな架け橋
    -
    「私はアメリカと日本をつなぐ架け橋になりたい―――」 太平洋戦争、従軍慰安婦、靖国参拝、TPP、イルカ漁、そして父 JFK暗殺の真相……公式には語ることのできない彼女の本心に迫る。【英日対訳】
  • 未来にどんな発明があるとよいか 未来産業を生み出す「発想力」
    4.7
    「こんなモノあったらいいな」―――その発想力が未来をつくる。 日常レベルの便利ツールから宇宙とのコンタクト装置まで。 夢あふれる13のヒントその実現性を大川総裁がわかりやすく解説。 人間がそのまま空を飛べる機械はできるか。 「ペットと会話ができる道具」は可能か 「新しいエネルギー資源」の発見の可能性は 宇宙人とのコミュニケーションの方法は
  • 夢でメシを喰う方法~サンクチュアリ出版トークイベントBOOK!~
    -
    サンクチュアリ出版で開催している人気のセミナーやトークイベントを電子書籍化するプロジェクト「サンクチュアリ出版トークイベントBOOK!」の第一弾として、2013年12月6日に開催いたしました、「サンクチュアリ出版代表・鶴巻謙介トークライブ~夢でメシを喰う方法~平凡なサラリーマンだった鶴巻謙介はどうやって夢を見つけ、それでメシを喰ってきたのか?」の内容を電子書籍化いたしました。 本書の内容はサンクチュアリ出版代表の鶴巻謙介が ・どのように就職活動を行い ・どんな経緯でサンクチュアリ出版に入社し ・どのように社長として15年間会社を経営してきたのか ということを本人だけが知っているエピソードも含め、まとめた内容となっています。
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき
    3.3
    「絶対的なものはある。ただし、それは複数ある」自ら“自由主義的保守主義者”を標榜し、いまや左右両翼の活字メディアで最も活躍する著者。深淵な思考の果てに見出したその「多元性と寛容の精神」を支柱に、国家から宗教、歴史まで、内在する論理を真摯に追究してゆく。著者の強靱な「知の源泉」に触れ、私たち読者が現代社会への強烈な覚醒を促される1冊。
  • 勇気が出る ゆうき式マジックワード
    1.0
    人間、生きていれば、落ち込んでしまうような経験をすることは当たり前。「もうダメ。立ち直れない」と、ヘコんでしまったとき、どの言葉でもいいですから本書に載っている“ひとこと”をつぶやいてみてください。精神科医のゆうきさんの豊富な臨床経験と、ユーモアあふれる言葉を口にすれば、大きな問題だと思っていたものがなんでもないことに思えてしまうからフシギです。
  • 自分を変える! ロジカル・シンキング入門
    4.0
    頭の使い方をほんの少し意識して変えるだけで、まったく違った人生を送れる!――予備校の現代文指導で絶大な人気を誇る出口先生が、どんなに激しい環境の変化にも対応できる思考方法を伝授。
  • 「始末」ということ
    3.5
    どのように自分の死を迎えるか。そのためにどんなことを覚悟すべきか。日本人の死生観や葬送のあり方から、自らのモノの始末、こころの始末まで、宗教学の第一人者が語る「いのち」の締めくくり方、「終活」の提言。
  • 語りきれないこと 危機と傷みの哲学
    3.8
    語りきれない苦しみを抱えて、人はどう生きていけばいい? 阪神大震災を機に当事者の声を聴く臨床哲学を提唱した著者が、東日本大震災から一年を経て、心を復興し、命を支える「人生の語りなおし」の重要性を説く。
  • 生ききる。
    3.6
    岩手県・天台寺の名誉住職である瀬戸内寂聴と、宮城県出身で日本を代表する哲学者・梅原猛が緊急対談! 東日本大震災後、日本人がこの難局を乗り越え、希望を見いだすために語り合う。
  • 自分の考えをきちんと伝える技術
    3.0
    人間関係によるストレスは、皮肉にも「人に気をつかう人」のところにこそ集まりやすい。つまり、“優しい人”であるがゆえに自分が傷つくというジレンマが生じているのです。本書では、人間関係に押しつぶされることなく人と快適にコミュニケートするためのノウハウを、誰にでもわかりやすく解説しています。
  • 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか
    4.0
    すべての母娘問題に悩む女性たちに贈る待望の1冊! 娘を過剰な期待で縛る母、彼氏や進路の選択に介入する母…娘は母を恨みつつ、なぜその呪縛から逃れられないのか?本書では、臨床ケース・事件報道・少女まんがなどを素材に、ひきこもり・摂食障害患者らの性差の分析を通して、女性特有の身体感覚や母性の強迫を精神分析的に考察し、母という存在が娘の身体に深く浸透しているがゆえに「母殺し」が困難であることを検証する。「自覚なき支配」への気づきと「自立」の重要性を説き、開かれた関係性に解決への希望を見出す、待望の母娘論。

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  • あなたがこの世に生まれてきた意味
    4.0
    悩み苦しみの中にこそ、「生きるヒント」が示されている! あなたは今、心満たされる仕事をしていますか?誰の人生にも悩み苦しみは次々に降りかかってきます。しかし、その悩み苦しみに直面し、自分を深く見つめることは、大きな気づきと学び、自己成長の機会となります。すべてのできごとには意味があり、「あなたの人生に与えられている使命」に気づくよう導いているのです。「心満たされる生き方」とはどのようなものか教えてくれているのです。仕事、人間関係、恋愛・結婚、病気、死など、人生における9つの悩み苦しみに対する根本的な対処法について、心理カウンセリングの第一人者がわかりやすく解説していきます。また、身近で具体的な出来事に関しては、Q&A形式で具体的にわかりやすく取りいます。
  • 哲学入門 死ぬのは僕らだ! 私はいかに死に向き合うべきか
    4.3
    ソクラテス、プラトン、アウグスティヌス、パスカル、ニーチェ、ヘーゲル、カミュ、レヴィナスという古今の8人の哲学者が残した“決めゼリフ”を、「いかに生きて死すべきか」という視点から読み直し、その言葉の中に見えてきたさまざまなことについて考察している。著者は難解な哲学用語をほとんど使わずに、「死」について哲学しているので、まさに、何度も何度も哲学書に挫折してきた人にこそおすすめの一冊といえる。大学の哲学科の教授と寺の住職という二足のわらじを履いてきた著者が導いた「私はいかに生きて死すべきか」に対しての答えは・・・。
  • 人間革命1
    4.5
    1~12巻748~803円 (税込)
    日蓮大聖人の仏法による民衆救済をめざして、一人立った創価学会第二代会長・戸田城聖。その真実の姿と、発展しつづける創価学会の歴史を描いた大河小説。(1巻概要)1945年(昭和20年)7月3日の夕刻、一人の男が、東京・中野の豊多摩刑務所を出獄する。軍部政府の弾圧によって投獄されていた、創価教育学会の理事長・戸田城聖である。そこで彼が見たものは、戦火に焼かれた国土であり、誤った宗教・思想に導かれた国民の悲惨な結末であった。彼は決意する。“民衆の真実の幸福を築くには、日蓮仏法を広宣流布していく以外にない”と。やがて日本は敗戦。戸田は、壊滅した学会の再建に踏み出す。「創価教育学会」の名称は「創価学会」に変更され、彼の出版社「日本正学館」には四散していた学会員が集い始める。11月18日、獄中に殉教した師・牧口常三郎会長の1周忌法要が営まれ、獄中で地涌の菩薩の使命を自覚した戸田は、「広宣流布は私がやる」と決意する。翌21年が明けると、戸田は数人の同志に法華経講義をスタート。彼を中心にした広布の歯車が、少しずつ動き始めた。(1巻目次)黎明/再建/終戦前後/占領/一人立つ/千里の道/胎動/歯車
  • 生命観を問いなおす ――エコロジーから脳死まで
    3.9
    環境破壊から脳死問題まで、現代社会は深刻な事態に直面している。このような現代の危機を生み出したのは、近代テクロジーと高度資本主義のシステムである。生命と自然にかかわる諸問題に鋭いメスを入れ、欲望の充足を追求する現代に生きる私たちの生命観を問いなおす。生命と現代文明を考えるためのやさしいガイドブック。
  • 明日の幸せを科学する
    4.0
    ハーバード大学の超人気教授が、「脳のトラップ」に迫る!  「人間とは何か」という問いに少しでも興味があるなら読んでおくべき。――マルコム・グラッドウェル(『天才! 成功する人々の法則』)  こんなに大切なテーマについて、こんなに楽しく学べることはめったにない。――ダニエル・カーネマン(ノーベル経済学賞受賞者、『ファスト&スロー』)  どうすれば幸せになれるのか、自分がいちばんよくわかっているはず――。と思いきや、がんばって就職活動したのに仕事を辞めたくなったり、生涯の伴侶に選んだ人が嫌いになったり。なぜ私たちは未来の自分の幸せを正確に予測できないのだろう?その背景にある脳の錯覚や妄想について、ハーバード大学の人気教授が心理学や行動経済学、脳科学を駆使して楽しく解き明かす! 『幸せはいつもちょっと先にある』改題。
  • デカルト入門
    3.6
    「私は考える、ゆえに私はある」―近代精神の確立を宣言し、現代の知の枠組みとなる哲学の根本原理と方法を構築した近代哲学の父デカルト。コギトの確立に体系の集約点をみるドイツ観念論の桎梏を解き放ち、デカルトの真実の姿を見いだそうとする本格的な入門書である。デカルトの思想を現代的視座からも読みなおす意欲作!
  • 軽症うつ病 「ゆううつ」の精神病理
    3.7
    人はひとりでにゆううつになる。そのとき? 軽症化しつつ広範に現代人の心にしのびこむ内因性ゆううつを「気分」の障害としてとらえ、共通に見られる心身の諸症状、性格との関係、回復への道筋を明解に説く。(講談社現代新書)
  • ニューヨークが教えてくれた 幸せなことば
    3.9
    (「目次」より) 第1章 雑踏の中で (おめでとう!/あなたの目、とてもすてきね。 ほか) 第2章 街角での出会い (うまくいくように祈っているわ。/あらっ。すごいわね。 ほか) 第3章 あたたかい人々 (人生を楽しんでいます。/この世の終わりじゃあるまいし。 ほか) 第4章 ニューヨークの風景 (ニューヨークへようこそ!/あなたのことを、大切に思っていますよ。 ほか)
  • 方法としての子ども
    -
    エロス、労働、死という三つのキーワードから、子どものありようを大人との関係のなかに捉えていく本質的子ども論。たとえば絵本「こぶたのまーち」を手がかりに親子関係を、またサンタクロースを手がかりに、子どもにとっての孤独や死について考える。 大和書房刊(1987年初版)、ちくま学芸文庫化(1996年)を経て、2005年、索引と著者の書き下ろしを追加してポット出版より復刊。 「大人」の条件やイメージが崩れているなか、子どものありようを考えることで「大人とは何者か」の問いに答える。

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  • 男はどこにいるのか
    3.0
    男にとって、女とは、セックスとは、エロスとは…。 関係性の中で揺らぐ「男」が出会う矛盾や困惑の意味を掘り下げた、「男」の存在論。 草思社版(1990年)、ちくま文庫(1995年)を経て、2007年、著者の書き下ろしと索引を追加し復刊。 初版刊行時・バブル経済末期のフェミニズムの攻勢から、ジェンダーフリー思想への反発へと傾く現代。 本質的に変わらぬ男女関係をめぐる論考を復刊し、あらためて「男」のあり方を問う、小浜逸郎の男性論。

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  • それでも「いい人」を続けますか? 「ぶれない人」になる成功法則48
    3.4
    国民病といえる「いい人」症候群はまだまだ根治されてない! 著者が満を持して送る、『もう「いい人」になるのはやめなさい!』続編! 「ぶれない軸」をつくって夢をつかむ人になる方法を伝授します!
  • 悩みが消えてなくなる仏教の教え
    5.0
    仏教とは自らの「悩みの解決法」です。だから当然、生きている人のためのものであって、死者の供養のためのものではありません。日本で仏教と思われている風習は形骸化しています。ちゃんとした仏教というものに、やさしく深く触れられるのが本書です。人生を“よい”加減に、少し遠くから達観する視点が身につき、生きるのがラクになります。
  • 「いじめ」考 : 「いじめ」が生じる要因と対策について
    -
    文科省への「いじめ」の報告件数は近年減少傾向にある。しかし、教育相談・カウンセリングの臨床現場にある筆者の実感としては「いじめ」問題が減少し改善に向かっているとは思えない。「いじめ」に関する著作は膨大な数に上るのに、事実調査に基づく基礎研究はそれほど多くはない。本書は「いじめ」問題への今後の対処を考える際の基礎資料を提供するとともに、それら基礎資料に基づき「いじめ」対策に対するいくつかの提言をまとめる。/第1章:「いじめ」の被害者や加害者などの原因  第2章:「いじめ」の被害者や加害者のプロトタイプ・イメージと実際  第3章:「いじめ」の被害者や加害者を特定する際の各個人の判断の比較  第4章:「いじめ」の被害者や加害者の同定における小学生から大人の判断  第5章:「いじめ」における被害者・加害者・傍観者・仲裁者の各役割の流動性  第6章:「いじめ」問題に取り組むために─「いじめ」の回避スキルの視点から─  第7章:「いじめ」問題への取り組み─メンター導入の試み─

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  • 自然を生きる
    4.3
    「タテとヨコ」から見る決定版日本論。 日本人のあるべき姿とは?守るべきものとは? 現代社会とアクチュアルに関わる僧侶が、仏教・道教・儒教などの視点を織り交ぜ、縦横無尽に語り尽くす。

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  • ベルクソン=時間と空間の哲学
    3.0
    ものごとは、けっして絵のように止まっているのではない。常に流動している。〈わたし〉の体だって変化し続けている。したがって、ものごとは、本当は流れたり、変わりゆくものとしてとらえないと、本質はわからないのではないか。ベルクソン哲学のポイントはここにある。時間の流れを「持続」という独自の概念でとらえ、記憶の蓄積こそが存在の鍵を握ると考えた、ユニークで重要なベルクソンの哲学を現代的な視点で読み直す快著。(講談社選書メチエ)
  • 「閉じこもり」から抜け出すには 不登校・ひきこもり・出社拒否のカウンセリング
    5.0
    不登校やひきこもり、出社拒否や家事・育児拒否といった「閉じこもり」状態から抜け出すために、当事者や家族はどう向き合い、何をすればいいのか。30年間で延べ5000人以上と向き合った経験から閉じこもり現象の背後にある「親子関係の問題」に着目。当事者の心理状態から家族が取るべきサポートまで、ベテランカウンセラーが実践に基づいた平易で具体的なアドバイスを語る。子育てに悩む親、生き方に迷う大人も必読の書。
  • 心理学が教える人生のヒント
    -
    図形の錯視のように一見すると生物学的な現象に思えるものも、実は文化によって異なり、文化の影響を受けた心の働きに由来します。こうした無意識のうちに働く力をよく知ることで、その力を利用したり、逆に克服したりして、私たちは自らの健康、知恵、幸福を最大限に高めることができます。 以下は本書の例。 ・私たちは色に影響される。乱暴な酔っ払いをピンク色の待機房に入れると、たちまち静かになる。ピンク色を見つめると、人は一時的に力を出せなくなる。 ・青い光は人の気持ちを落ち着かせる。奈良県警察が犯罪多発地点に青い光の照明を設置すると、それだけで犯罪率が低下した。 ・私たちは他人の目を気にする。人の目を描いた絵画を壁にかけただけで、無人販売のコーヒーにお金を払う人の割合が高くなった。 ・ぐずついた天気は、投資家の判断を慎重にさせる。逆に晴天の日は、投資家の判断が相対的に大胆になる。金融の専門家が世界の26の株式市場を調査したところ、晴天の日の方が株価が良かった。 ・私たちの記憶は場所と結びついている。知恵のある教師は、本番の試験会場とできるだけよく似た状況で、学生に試験勉強をさせる。 ・胆のう手術を受けた患者の回復状況を調査したところ、「樹木が見える病室」の患者は、「レンガ壁に面した病室」の患者よりも平均して数日早く退院できた。自然の風景を見ていた患者は、壁を見ていた患者よりも幸福度が4倍も高かった。

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  • 僕のフォーカシング=カウンセリング ひとときの生を言い表す
    3.0
    フォーカシング創始者ジェンドリンに薫陶を受けた日本のフォーカシング第一人者による画期的著作。フォーカシングの実際がわかるスリリングなライブセッション3つに加え、カウンセリング一般、精神分析までを射程に入れた巧みな理論考察を小説仕立てで語り尽くす。「フォーカシング技法論からの脱却」「カウンセリングの呪縛を解く」など、著者ならではの筆致がさえわたる入魂の一冊。
  • いのちの営みに添う心理臨床 人が出会い、共に生きるということ
    -
    病む人も援助者も共に自分らしい「いのち」を生きる者同士であるという著者の一貫した姿勢は、対人援助のあり方の原点を示すとともに、真の専門性とは何かを、読む者のこころに深く静かに問いかけてくる。
  • スクールカウンセリングモデル100例 読み取る。支える。現場の工夫。
    4.4
    ますます深刻になりつつある子どもの問題。真に力のあるスクールカウンセラー(SC)の質の高い症例集が長く待ち望まれていた。本書は、さまざまな形で起こってくる学校現場の緊急の問題に、SCかしまが専門性を駆使して対処した100の事例を取り上げ、事例の概要と対処・解説・経過を述べ、精神科医、神田橋が卓越したコメントを付した。症例の数でも、内容の質と専門性の高さでも、他に追随を許さない圧倒的な充実度を誇る。全校必携の一冊。
  • おしゃべり・雑談の政治哲学 : 近代化が禁じた女たちの話し合いと〈講〉
    -
    近代国家はなぜ自由で対等な話し合いを禁じたのか?アーレントの"活動"概念を手がかりに、"講"や社会教育の話し合いグループの検討から、公共的空間の再構築の可能性を探る。

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  • 萌えて学べる!! 思想コレクション ○○主義、○○イズムを擬人化!
    3.7
    これからの時代には 思想が必要です 世の中には、「○○主義」「○○イズム」が溢れている。 政治体制から、個人の問題まで、多岐に渡って、 思想が言葉として定義されている。 リベラリズム、リバタリアニズム、 民主主義、独裁主義、エゴイズム、利他主義、 ロマン主義、古典主義、相対主義、功利主義…etc 思想とは何だろう? 知っているようで知らない思想の世界を、 擬人化イラストを交えて、わかりやすく解説!! リベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズム、 民主主義、全体主義、独裁主義、相対主義、功利主義、 人格主義、保守主義、原理主義、実存主義、行動主義、構造主義、 ポストモダニズム、ナショナリズム…etc
  • クローズアップ国谷裕子キャスター NHKの“看板”を霊査する
    -
    NHKの看板番組「クローズアップ現代」――― 世論に影響を与える国谷キャスターその知られざる本心に迫る。 反日・親中・親韓? ジャーナリストとしてのスタンスは? NHKは、公正中立な「現代を映す鏡」なのか? 衝撃の過去世も続々と明らかに! 語ることのなかった自身の信条も明らかに! 「籾井会長発言」を番組で取り上げるとしたら 「国旗否定」報道の真意は? 「天安門事件で虐殺なし」報道の真意は?
  • なぜ私は戦い続けられるのか 櫻井よしこの守護霊インタビュー
    -
    命なんか惜しくない! 私は本音以外で勝負するつもりはない! 日本を代表する保守論客の守護霊が、警世の熱き思いを語る―――。 過去世は日露戦争のあの「軍神」! 保守論客の守護霊、愛国の精神を語る。 歴史問題で「米中韓」を斬る。 「戦後の呪縛」を断ち切れ 「テロリストに命を奪われても構わない」 櫻井よしこ氏の「魂のルーツ」を探る
  • 軍師・黒田官兵衛の霊言 「歴史の真相」と「日本再生、逆転の秘術」
    5.0
    大河ドラマや小説では描けない“名参謀の本心”ここにあり! 鋭い分析力と恐るべき洞察力―――秀吉の天下取りを支えた天才軍師、公開霊言に参上! 大河ドラマや小説ではわからない本心が明らかに! 秀吉が警戒していた「天下取りの野心」はあったのか? 「明智討伐の中国大返し」「関が原の戦い」―――その舞台裏で描いていた軍略ビジョンとは? そして官兵衛の戦略眼が現代日本の行く末を読む! もう一度、「日本の繁栄」が訪れる 本人が語る大河ドラマ「軍師官兵衛」の見方
  • 140字でつぶやく哲学
    4.5
    140字は、実は哲学を知るのにとてもいい数字です。読みやすいし、語りやすい。それに、哲学に必要な対話にも向いています。本書では、哲学者37人と世界の宗教家、日本の近代思想家などをとりあげています。古今東西の哲学のつぶやきに触れるのはとても刺激的です。世界中の思想に触れて、あなたも哲学対話を楽しんでください。
  • 図解でわかる! ブッダの考え方
    5.0
    ブッダは「苦」のことを考え抜いた人でした。死、愛、欲などの人間の感情すべてから「苦」は生まれます。「苦」から逃れ、心が満ちて生きられる方法。それがブッダの考え方です。ブッダが悟った「四法印」、苦しみの仕組み「十二縁起」などを知り、心穏やかに生きられる思想を身につけましょう!
  • 自分の生き方を変える知恵
    -
    モタさんこと故・斎藤茂太先生は、「過去にいつまでもこだわらず、心機一転、新たな気持ちになって物事をはじめる」前向きなマインドをつくることを「自分リセット」と定義し、人生を楽しむための気持ちの切り替え方を提唱していました。本書は、精神医学的見地にも立ったモタ流ノウハウを、読者にやさしく伝授しています!
  • シンプル愛され術
    3.0
    「本当のパートナーを手に入れるプロセスは、大変なことだという「思い込み」から開放されましょう。慌てる必要は、まったくありません。あなたが心から信頼できる相手は、きっといるから。」という著者の「はじめに」の言葉にどれだけ心がほっと軽くなったことか。この本には、いわゆる肉食系恋愛のため極意は一切書いてありません。ですが、本当に幸せな人生を送るためのちょっとしたヒントが満載。“遠回りだと思っていたことがじつは一番の近道である”ことに気づける一冊です。
  • 仕事が楽しくできる人の脳の習慣
    3.0
    長引く不況、大震災の爪痕で、思うように仕事で成果が出せず、ストレスも抱えやすい先行き不透明な今、脳を活性化させて仕事でいい結果を出し、ひいては仕事・会社が楽しくなるような脳の習慣の数々を紹介。通勤時間、仕事中、プライベートで、ちょっとした意識の持ち方、からだの動かし方を実行すれば、具体的かつ、だれにでも簡単に仕事の効率が上がる方法を伝授。脳力・仕事力のスキルアップにもなるビジネスパーソン必携の書です。
  • 世界の名言100選 ソクラテスからビル・ゲイツまで
    3.3
    世界や人間の本質について思索してきた偉人たちの発言には、大いに感動させられるし、実生活に役立つものも多い。しかし、「天才とは永遠の忍耐だ」という言葉だけ知っていても、これがルネサンス期を代表する芸術家ミケランジェロの至言だと知らなければ、その真意を汲みとることはできない。本書は、古今東西から100の名言を厳選し、それぞれにまつわるエピソードを織り交ぜながら、その意味や内容をわかりやすく解説する。「偶然は準備のない者に微笑(ほほえ)まない」(パスツール)「天体の運動は計算できるが、人の気持ちはとても計算できるものではない」(ニュートン)「多くの仕事をしようとする人は、今すぐ一つの仕事をしなければならない」(ロスチャイルド)など。愛、人生、幸福といったテーマ別に、心の琴線にふれる言葉を満載。名言をより深く味わい、自らの人生の糧として胸にきざみながら耽読できる箴言集。

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  • 法華経を生きる
    4.0
    この世は目には見えない『大きな仕組み』の中にある。その『仕組み』を少しでも理解できれば我々の人生はもっと豊かで有意義なものになるだろう。それを解く鍵が釈迦等が残した法華経の中にある。著者の数十年の実践からこれを平易に解き明かし、生と死という根源的問題にまで言及した、混沌の時代を生き抜くための全く新しい法華経ノート。
  • ひとりで生きるということ
    4.0
    人は自由でいたいと思っても、一人では生きてはいけません。命は個の存在ですが、人はつながって生きていて、組織・共同体をつくります。しかし、つながりの社会の中で自由な生き方や言論を求めすぎると、強烈なエゴが吹き出します。他人に管理されるのは大嫌いなのに、自分は他人を管理したくてウズウズしているのです。どうすれば、つながりの社会の中で個人が心の自由を獲得でき、安らかに生きていけるのか。ひとりで生きていくこととはどういうことなのか。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)の長老が、最古の経典『スッタニパータ』の第一章「犀角経」の言葉などから、ブッダの教えを伝えます。
  • 社会脳とは何か
    3.7
    ヒトの大きな脳が作り上げた「社会」は、私達の生きる基盤でもあり、悩みのタネでもある。この社会という厄介な問題を脳はどう処理しているのか。その謎を解く鍵は「社会脳」にある。なぜ他人の視線が気になるのか。赤ちゃんは生きる術をいかにして身につけるのか。ネットで誤解が生じやすい理由とは――ロンドン在住の若き科学者が、自らの軌跡と共に「社会脳」研究の最前線を平易に説く。知的興奮に満ちた一冊。
  • ホンネがわかる「口ぐせ」心理学
    -
    誰もが思わずポロッと出してしまう「口ぐせ」。そんな口ぐせを、「お高い感じの人」「自分の都合が見える人」「なぜか人に嫌われる人」「いいわけ上手で損する人」「何様のつもり!と思われる人」「本番に弱い人」「頭がいいと思われたい人」「少し身勝手な人」というようにキャラクター別に紹介しています。身近な人の口ぐせや自分自身の口ぐせに潜む心理を紹介する一冊。
  • キリスト教を問いなおす
    3.6
    平和を説くキリスト教が、なぜ十字軍など戦争を起こしてきたのか? キリスト教信者には偽善者が多いのではないか? 信仰心に篤い人が、不幸な目に遭ったりするのはなぜか? キリスト教徒によるユダヤ人迫害などの事例から、神とは何かを真摯に問うラディカルなキリスト教思想の入門書。
  • 筋(すじ)を通せば道は開ける フランクリンに学ぶ人生の習慣
    3.2
    筋を通し、合理的に生きる人は強い。目先の利益に囚われず、易きに流れることもなく、大所高所から最も全体の利益が大きい選択を行う。この習慣の積み重ねが、周りの人からの確かな信頼、仕事における確かな成果、そして悔いのない人生をもたらす。そんな生き方を体現したのが、「アメリカ資本主義の育ての親」であり、実業家、政治家、科学者のフランクリンだ。印刷業者から身を起こした彼は100ドル紙幣にも描かれる偉人となり、M.ウェーバーの資本主義理論やD.カーネギーの人間関係術も影響を与えている。成功哲学の原点といえる存在だ。しかし彼の習慣は、誰でも実践できるシンプルなものである。「手帳を活用して『徳』を無理なく身につける」「相手を論破せず主張を通す」、「企画を立てる際はまず全体像を見通す」…。今こそ、本物の成功習慣を実践せよ!

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  • フロイト入門
    3.3
    1900年に謹か数百部で刊行された『夢判断』は世紀を超えて影響を与え続けている。エディプス・コンプレックスの発見と夢の分析を通した無意識世界への探究。フロイトが開花させた精神分析は、複雑な家族構成や葛藤に彩られた彼の生涯と思索の軌跡を映しだす鏡でもある。現代に甦るフロイト像を描きだす清新な入門書。
  • 経営者の手帳―――働く・生きるモノサシを変える100の言葉
    3.9
    私はおよそ20年くらい前から、経営者など多くのリーダーとお会いし、さまざまな人々の言動を見るなかで、 感じたこと、気がついてほしいことを言葉にしてきました。 そうした「語録」を一覧表にし、語録の一部を、 私は毎週開催される社会人学生を対象とした大学院での講義や、 経営者や経営幹部向けの研修会で紹介してきました。 やがてこの拙い語録は、徐々に全国各地の人の目にふれていき、 たくさんの方から「1冊の本にまとめてほしい」という要望をいただくようになりました。 しかし今回もまた、出版までは苦しい日々が続きました。すでにつくった語録は70程度ありましたが、 これを機会に100の語録を紹介しようと考えたからです。 また、その語録の意図するところを、限られた文字数で解説する必要があったからです。 この本が、日々一生懸命に生きている方々のよりどころとして、少しでもお役に立てればと思います。 ■目次 ●1 経営者PART1 ・経営とは、会社(組織)にかかわるすべての人々の永遠の幸せを実現するための活動のことである ・経営においては、常に“五人”の幸福を念じ、その実現を図らねばならない ・経営者がいやなこと・望んでいないことを、社員が望んでいるわけがない ・「教える教育」ではなく、「教えさせる教育」こそ最高の教育である ・人財はアメやムチではなく、正しい経営のなかから自然に育つ ・社員がやる気を喪失する最大の要因は、経営者や上司に対する「不平、不満、不信感」である ・経営者/管理者の最大の使命は、部下を管理(マネージ)することではなくフェロー(メンバー、仲間)をリード・支援することである。 ●2 経営者 ●3 人財 ●4 顧客 ●5 企業と経営 1 ●6 企業と経営 2 ●7 働く・生きる ■著者 坂本光司(さかもと・こうじ) 1947 年、静岡県生まれ。 現在、法政大学大学院政策創造研究科教授、 同大学院中小企業研究所長、人を大切にする経営学会会長。 他に経済産業省やJICA 等、国や自治体、団体の委員多数を務める。 専門は中小企業経営論、地域経済論、障がい者雇用論。 主要著書に 『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズ<1~6>(あさ出版)、『経営者の手帳』(あさ出版)、 『「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100 の指標』(共著、朝日新聞出版)、 『人を大切にする経営学講義』(PHP 研究所)など多数がある。
  • あなたは間違っている(あさ出版電子書籍)
    4.0
    ■私たちが信じている「常識」は、本当に正しいのだろうか――。 ・彼氏のケータイを見るのはホントにいけないこと? ・「助け合う」のは当然? ・やっぱりイケメンは得なのか? ・男女の間に本当の愛はあるか? 『常識』を疑うための哲学講義 ◆担当編集者のコメント その昔、太陽が地球のまわりを 回っているということは“常識"でした。 誰もがそれを正しいと信じて疑わなかったのです。 ところが今、こんなことを信じている人は誰もいません。 「常識」は、一転して「非常識」になったのです。 少し立ち止まって考えてみましょう。 気鋭の哲学者が、日常に鋭く切り込み、 誰もが信じている「常識」を覆します。 自分の中に新しい思考回路をつくり出す1冊。 ◆著者のコメント  人は「常識」と呼ばれるものを無条件に信じてしまいがちです。 「どうして?」「だって、そんなの常識じゃん!」というように。 「常識」とは、それだけで絶対不動の根拠であるかのように思われているのです。  でも、どうしてそれが正しいと言い切れるのでしょうか?  そもそも「常識」とは、単に多くの人が抱いている共通認識にすぎません。  この共通認識は、時代や状況、場所によって変化します。  よく、外国に行くと、自分の国では考えられないような食習慣や商習慣に驚くことがありますが、それはそれぞれの共同体では、まったく別の「常識」が存在しているということなのです。そう考えると、何が正しくて何が間違っているのかも、よくわからなくなってきませんか?  本書では、哲学の視点から大いに「常識」を疑いました。  哲学は疑うことから始めて、真理に到達する営みです。そうしてみんなが信じている嘘を暴いていく行為です。  では、常識を徹底的に疑う旅に出発しましょう! ■目次 ●第1章 ものの見方を疑う ●第2章 仕事の常識を疑う ●第3章 人間関係の常識を疑う ●第4章 社会の常識を疑う ●第5章 人生の常識を疑う ■著者 小川仁志
  • 「わかる」とはどういうことか ――認識の脳科学
    3.9
    人は、どんなときに「あ、わかった」「わけがわからない」「腑に落ちた!」などと感じるのだろうか。また「わかった」途端に快感が生じたりする。そのとき、脳ではなにが起こっているのか―脳の高次機能障害の臨床医である著者が、自身の経験(心像・知識・記憶)を総動員して、ヒトの認識のメカニズムを解き明かす。
  • はじめての構造主義
    4.0
    西欧文明中心の近代に終わりを告げ現代思想に新しい地平を拓いた構造主義。レヴィ=ストロースの親族・神話研究の、鮮やかな方法と発想の背景に見えてくる、ソシュール言語学やモースの贈与論。そして遠近法にまでさかのぼる、数学史の水脈に隠された〈構造〉のルーツ。モダニズムからポスト構造主義への知の戦線に、軽快な文章で歯切れよく迫る! (講談社現代新書)
  • 近代哲学の名著 デカルトからマルクスまでの24冊
    4.0
    デカルト、カント、ヘーゲルなど、近代に活躍した哲学者は枚挙に暇がない。だが、この時代の哲学では何が問題だったのだろうか。「私」の発見や知識の確実性、道徳の起源など、さまざまな議論が重層的に連なる西洋近代哲学。この沃野を一望して、本質をつかむのは容易ではないが、そのための最良の手がかりは哲学者の残した書物にあるのだろう。本書では、24篇の古典の論点を丁寧に整理し、近代哲学の全体を展望する。
  • ハワイのカフナから学んだ「幸せ」と「お金」の教え(あさ出版電子書籍)
    3.0
    ハワイのカフナから学んだ「幸せ」と「お金」の教え あなたの人生は「ALOHA」の5文字で大きく変わる ◆著者のコメント 私は元々、大手コンサルティング会社の経営コンサルタントや人材育成マネジャーとして、ビジネスシーンで文字どおり活躍していました。 42歳の時、機は熟したとばかりに独立・起業。これまでの経験に裏付けされた(はずの)自信を持って、ビジネスを立ち上げました。 ところが、ビジネスは成功には程遠く、軌道に乗ることもできず、まったくうまくいきませんでした。必死で働いていたものの、情けないことに、詐欺で資金をだまし取られるなどして4000万円を失い、一時は所持金6万円にまでなってしまったのです。婚約者からも見捨てられ、すっかり自信を失ってしまった私は、日々、自殺を考えるまでに――。 そんな折、ハワイアンの友人の紹介で出会ったカフナ(神官)が、私に人としての「幸せ」、そして、「お金」との付き合い方、生きるうえで大切なことについて教えてくれたのです。 カフナと出会えたことで、私は自分に不足していたものに気づくことができ、彼の教えに導かれて、人生をやり直すことができました。 現在、経営コンサルタントとして多くの経営者や起業家の方々にビジネスノウハウを伝え、起業や新規事業の立ち上げなどのお手伝いをさせていただいています。ありがたいことに、十分な実績を出すこともできています。 また、健康的な心と肉体を手に入れ、幸せに満ちあふれた毎日を送っています。 そのうえ、毎年5カ月はハワイで過ごすことができています。 カフナに出会う前と出会った後では、まさに180度、逆の人生を送っているといえるでしょう。 本書では、私を救ってくれたカフナの教え、そして私がカフナの言葉から学び得た解釈を紹介しています。 ・ビジネスがうまくいかない ・ただ忙しいばかりで人生が充実していない ・お金が貯まらなくて不安を感じている ・やりたいことが見つからない ・人間関係で不安を抱えている そんな皆さんに読んでいただき、カフナの教え、とくに「幸せ」と「お金」に関する教えを役立てていただきたいと考え、執筆しました。 カフナの教えを理解することで、皆さんのビジネスや人生が好転されることを切に願っています。 ◆著者 ルイ龍池
  • ニーチェ―ツァラトゥストラの謎
    4.1
    ある日「永劫回帰」の思想がニーチェを襲う。この着想をもとに一気呵成に書き上げられた『ツァラトゥストラはこう語った』は、二〇世紀の文学者・哲学者の多くを惹きつけ、現代思想に大きな影響を与えた。文学の伝統的手法を駆使しつつも、ときにそれを逆手にとり、文体の実験までも行うニーチェ。一見、用意周到な筋立てや人物造形とは無縁と思われるこの物語は何を目論んでいるのか。稀代の奇書に迫る。
  • なるほどナットク 幕末維新88のエピソード
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幕末維新に関わった人たちの苦労話や若さゆえの失敗談、抱腹絶倒の面白話など、あの有名人も私たちと同じなんだ、なるほどそうだったのかとナットクして、ポンと手を打っていただける、88のエピソード集。本書は、激動の幕末を生き抜いた志士たちの独特な人生哲学とか、人を惹きつける魅力、ゆとりある生き方など、私たちが現代をどう生きていくのか、その羅針盤となる一冊。

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  • 今、ビリオン神父を追う
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ビリオンは幕末に宣教師として長崎に入るが、そのとき見た光景は長崎から追われていく隠れキリシタンであった。幕末の日本に訪れた西洋人は多かった。その大部分が商人であったり、黄金の国ジパングで一儲けしようとする海賊まがいの者まで多種多様であった。しかし、ビリオンは持ち前の気力・知性・体力で、日本各地で宣教活動を始める。真摯な姿は日本人の心を揺さぶり、また一方ではユーモラスで気さくな人物でもあり、その風貌は「おばちゃん」とまちがえられたりもした。大隈重信には洋書を渡し、西洋を活字で見せた。たんに宣教師にとどまらないビリオンは、西洋人だが、幕末に存在感を示した志士でもあった、と言える。昭和まで生きた、幕末の西洋を語る一冊である。著者のホセ・パラシオスは、彼の姿をまるで目に見えるように、洒脱な日本語で語る。

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  • 公式テキスト・問題集 日蓮検定
    -
    2014年より開催される、日蓮検定の公式テキスト。マンガと図解による親しみやすい解説で日蓮が学べる、受験者必読の一冊。入門書としても最適。3級・2級の模擬問題集付き。
  • 「心がボロボロ」がスーッとラクになる本
    4.0
    肩の力を抜いて、もっとラクに生きる方法、教えます。 仕事・就職・人間関係などで無理をしていませんか?我慢したり、頑張りすぎると、 心はどんどん苦しくなって、すり減ってしまいます。「心がボロボロ」と感じるときに 必要なのは、これまでの自分を認め、自分にとって最も自然な形の生き方に変えていくこと。 難しい人間関係の対処法など、対人関係療法の第一人者がアドバイスします。
  • 幸・不幸の分かれ道
    4.1
    笑う哲学者、土屋賢二の渾身の書き散らし! 「人生は無意味だ」「能力は伸ばせ」「歴史に学べ」「目的をもて」……。どれもこれも疑わしい! われわれは不幸を避けようと努力しますが、どれほど力を尽くしても不幸は避けられません。どんな人でも老いるし、病気になるし、最後は死にます。全力を尽くしてもどうやっても避けられない不幸な出来事に襲われたら、じっと耐えるしかないんでしょうか。そんなことはありません。まだ笑うことが残っています。 この本を読めば、幸福にはなれませんが、不幸になる可能性はだいぶ減ります。たぶん。

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  • 時代のきしみ
    -
    ロングセラー『「聴く」ことの力』で哲学の新たな地平を拓いた著者が、純粋・所有・国家・宗教などをテーマに思想史の次元に切り込む。
  • 「聴く」ことの力
    4.0
    聴く、届く、遇う、迎え入れる、 触わる、享ける、応える…… 哲学を社会につなげる 新しい試み 第3回桑原武夫学芸賞受賞作 わたしは、哲学を〈臨床〉という社会のベッドサイドに置いてみて、そのことで哲学の、この時代、この社会における〈試み〉としての可能性を探ってみたいとおもうのだが、そのときに、哲学がこれまで必死になって試みてきたような「語る」――世界のことわりを探る、言を分ける、分析する――ではなく、むしろ「聴く」ことをこととするような哲学のありかたというものが、ほのかに見えてくるのではないかとおもっている。 本文より
  • NHK新会長・籾井勝人守護霊 本音トーク・スペシャル タブーにすべてお答えする
    -
    【緊急出版!】豪快!痛快! この男が、偏向NHKを「超異次元改革」する!? マスコミよ、本音を語る人間を潰してはならない! いま、NHKに必要なのは国益にかなう公平な報道だ。 テレビでは語れない新会長の豪放磊落な本心が明らかに! 籾井新会長が謝罪する必要はない。 籾井氏の守護霊が語る報道の公平性とNHK改革ビジョンとは。 揚げ足取り報道に対する「反撃」 「日本を滅ぼすためのNHK」なのか NHKの左翼偏向の「根っこ」はどこにあるのか。 「宗教のタブー」をどうするか。
  • 「現行日本国憲法」をどう考えるべきか 天皇制、第九条、そして議院内閣制
    4.5
    この国の未来のために。 私たちの幸福のために。 侵略国家にも「第九条」を適用するのか。 「天皇制」はどうあるべきなのか。 「議院内閣制」「大統領制」の利点と欠点とは? いま、現行憲法の矛盾と限界を考える。 戦後役70年――世界への責任を再検証するとき。 日本国憲法について、今の考えを述べたい。 「憲法のあり方」に対する二つの考え方。 「九条改正」についての考え方 首相公選制と大統領制の考え方
  • 仏像にインタビュー
    値引きあり
    3.8
    如来、菩薩、明王、天部の仏像たちに、著者が直撃インタビュー。釈迦如来や阿弥陀如来、観音菩薩や弥勒菩薩、不動明王や吉祥天が、自らを自らの言葉で語り、役割分担やご利益、性格などが自然と理解できてしまう一冊です。著者はいち早く仏像Webサイト「日仏会(にちぶつかい)」を立ち上げた宮澤やすみ氏。長年、仏像を愛し親しんできた著者ならではの視点から、人間模様ならぬ“仏像模様”が伺える内容で、初心者でも十分楽しめます。
  • 願いは宇宙が叶えてくれる! 手放すほどに受け取れる24の方法
    -
    宇宙はあなたのよろこぶ笑顔がみたくて、今日も贈り物を与えたがっている!本書は、著者自らが実践して、数々の願いを叶えてきた「宇宙の法則」を大公開。「うれしいものから優先する」「みじんたりとも疑わない」「率先して与える」など、誰でも簡単に実践できることばかり。この1冊で、恋も仕事もお金も、願った以上のものが転がり込んでくる!「この本では、あなたと宇宙がみごとな協力関係をとって、しっかり願いを叶える方法、うまく手放してみごとに受け取る方法をお伝えします。手放すほどに、どんなに大きな願いも、一見、不可能にみえるような夢も、何年もどうやったって叶わなかったという夢までも、突然、叶いはじめるから不思議です。手放すとは、宇宙にすべてをゆだねること♪ そのとき、うっとりするような素晴らしい人生が現れます!」

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  • ダルクの日々―薬物依存者たちの生活と人生【ダイジェスト版】
    -
    底本『ダルクの日々』のダイジェスト版(2~14章省略)。薬物依存者がどのように依存症と闘い回復へ向けて必至に生きているか、そのすさまじい生きざまを、インタビューによってレポートしてまとめた貴重な報告書。「細いレールの上を歩いているひとの道が大通りとなるように、細いレールから落ちてしまったひとはレールに戻れるように。」多様で複雑な「回復」の道を歩み続ける、薬物依存者14名のライフヒストリー集。本電子ダイジェスト版では1名のケースを紹介し第2~14章(13名の具体例)を省略しているが、薬物依存者の回復の今日の情況を知るに充分に充実した序章や凡例、薬物依存で用いられる特殊な用語の解説などを包含し、薬物依存者の回復の情況を知るうえで充分な内容。なお、第2~14章を含む全文の電子書籍版は未刊のため、豊富な具体的情況を伝える全文は、底本『ダルクの日々』を全国書店にて発売中(四六判384頁本体2,000円、ISBN978-4-434-18700-1)。
  • 「他人の目」を気にするのはやめなさい 生きるのがラクになる、対人関係のヒント
    -
    一人でランチができなかったり、無駄話をするのが苦手だったりと、人目を気にしてうまく生きられない人がいます。本書では、そんな他人の目が気になってしまう人の心理を明らかにし、人とうまく付き合うための方法を教えます。「挨拶をする」「リラックスできる趣味を持つ」など、気楽に実践できるヒントが満載。自分らしい人生を歩むための一冊。

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  • 結婚生活セラピー
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 結婚を考えるときのふたりは、共同生活の経済的な面や家事の分担、子どもの教育のことなどといった実用的具体的な面には、おそらく入念な注意を払うことでしょう。 けれども忘れやすいのは、愛情というものはそれ自体が生きているということなのです。夫婦がお互いの関係をないがしろにしてしまい、深刻な危機を迎えるまで気がつかないでいるということが、あまりにもよくあるのです。あなたは、ふたりの愛情やお互いの関係について十分に気をつかっていると胸をはって言えますか?  本書『結婚生活セラピー』は、夫婦の愛情を育て、トラブルを未然に防ぐのに役立つようにつくられました。本書にある30の手引きは、専門家の健全な勧めや夫婦の実証済みの経験から拾い集められたものです。これらの簡単明瞭な手引きは、おふたりの愛情のきらめきと喜びを、再び燃え上がらせてくれることでしょう。

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  • 嫌われる覚悟 ほんとうの嫌われない技術
    3.4
    誰からも嫌われない人なんかどこにもいない―。「考え方」を変えれば、ずいぶん生きやすくなる。人気コミュニケーション講座の主催者が公開するソーシャルスキルトレーニング。 ■CONTENTS 【第1章】コミュニケーション能力が身につかない理由/【第2章】「考え方」を現実的にするトレーニング/【第3章】言語コミュニケーションの処方箋/【第4章】非言語スキルを磨くレッスン/【第5章】環境をコントロールする能力を伸ばす/【終章】嫌われる覚悟 ■著者 川島達史(カワシマタツシ) 目白大学大学院心理学研究科(現代心理学専攻)修了。株式会社ダイレクトコミュニケーション講師・代表取締役。専門は、成人のソーシャルスキルが孤独感や対人不安に与える影響、ソーシャルスキルトレーニングの開発など。思春期に対人恐怖症になり、引きこもり、無職、ニート、フリーターを体験。さまざまな心理療法を自ら試し、対人恐怖症を克服。貿易商社勤務を経て、2006年に株式会社ダイレクトコミュニケーションを設立。銀座、新宿、横浜を中心に、コミュニケーション講座を開催。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 40歳から何をどう勉強するか
    3.5
    精神科医で、勉強法の第一人者でもある著者が最新の大脳生理学や認知心理学研究の成果をひもときながら、歳を取れば脳の機能が衰えるという「常識」のウソを暴く。本書で提供する数々の大人のための勉強術は、同世代である著者自らが実践するものばかりで、誰でもすぐ実行できる知恵が満載。※本作品は小社より刊行された『40歳から何をどう勉強するか』を文庫収録にあたり加筆、改筆したものです。
  • 公共哲学とは何か
    3.7
    シニシズムや無力感、モラルなき政治家や経済人、軍事力を行使したがる大国―こうした事態に直面して、いま「公共性」の回復が希求されている。本書は「個人を活かしつつ公共性を開花させる道筋」を根源から問う、公共哲学の世界に読者をいざなう試みである。「知の実践」への入門書決定版。
  • 高校生のための哲学入門
    3.8
    どんなふうにして社会はここまできたのか。西洋も日本も「近代」を通過することにより、自分で自分の生き方を決められる社会になってきた。しかし「個人」は一人では生きられない。他者との関係の中で自分の道を見きわめていくにはどうしたらいいのか。「知」の在り処を探ってきた著者が書き下ろす、万人のための哲学入門。
  • 哲学思考トレーニング
    3.8
    哲学は工夫しだいで思考のスキルアップに直結する。分析哲学、科学哲学、懐疑主義、論理学、倫理学などの思考ツールを使いこなす術を完全伝授! もっともらしい屁理屈や権威にだまされず、筋道を立てて考え抜くコツが身につく。すぐにも応用可能なノウハウを習得しながら、哲学的思考の真髄も味わえる知の道具箱。
  • 哲学マップ
    3.7
    哲学の多様さと難解さにひるんでしまう人は多い。しかし、各思想のエッセンスと思想間のつながりを押さえて眺めると「なぜそれが問題になるのか」「どうしてそういう考え方をするのか」という勘所が見えてくる。古代ギリシアから現代哲学まで、西洋形而上学から東洋思想までを網羅し、哲学を活用するためのガイドブック。
  • アナーキズム ――名著でたどる日本思想入門
    3.7
    大正ロマン香る革命家の伝説。破滅と頽廃に縁どられたテロリスト列伝。祝祭としての群集蜂起……。あまりの純粋さと単純さゆえに、多くの若者たちを魅了してきた思想史上の異色、アナーキズム。そこにかいま見える近代の臨界とは何か。十冊のテキストをステップとして大胆に講釈される、根源的に考え生きるためのレッスン。
  • ナショナリズム ――名著でたどる日本思想入門
    3.3
    近代国家日本は、いつ何のために、創られたのか。否応もなくナショナリズムを自覚せざるをえない時代状況の中にある我々が、もっとも根源的なところから問題を捉えなおすために、日本ナショナリズムの起源と諸相を十冊のテキストを手がかりとして網羅。「思想史」をいまここで使える道具箱へと変貌させる野心作。
  • 人はなぜ集団になると怠けるのか 「社会的手抜き」の心理学
    3.4
    人は集団で仕事をする。しかし集団になると人は怠け、単独で作業を行うよりも一人当たりの努力の量が低下する。これを「社会的手抜き」という。例えば非効率な会議や授業中の問題行動、選挙の低投票率、スポーツの八百長などは「社会的手抜き」の典型である。本書では、このような「手抜き」のメカニズムを、多様な心理学的実験の結果から明らかにしていく。その防止策とは、はたまた功罪とは。リーダー・企業人必読書。
  • 1分で気分転換! 4行で前向きになれる言葉
    -
    どうしたら前向き人間になれるかなどと考える必要はありません。生きるとは、ただひたすらに<前向き>に生きることなのですから。前向きに生きないほうが、よほど不自然なことなのだと思ってください。生きるとは考えることではなく、勇気を持って生き続けることが大切なのです。(中略)自己啓発とは理屈を理解するよりヒラメキが大事です。だから、いかなる理屈よりもこの本の4行だけでヒラメいてください。ヒラメくことさえできれば、あとは本能的に実行したくなるものです。そう、自己啓発とは、理屈ではなく実践しかないのだと思ってください。(まえがきより)「4行文章術」の著者が、4行で本質を語りつくす!失敗との付き合い方、対人関係、男女の悩み、病気について、お金と時間の使い方、そして、幸せに生きる方法……すべて4行です。騙されたと思って読んでみてください。きっと、あっと言う間にものごとの感じ方が変わってくるはずです。

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  • 幸福のつくりかた
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人にいま必要なのは、「日本人が、言葉と人間の関係をいちから築き直すこと」だと、社会学者・橋爪大三郎はいう。 リアリズムに根ざした「幸福になるための教育改革、社会改革」を考える一冊。 教育・政治・働き方をキーワードに、日本・日本人のこれからを語った講演録を主に収録。

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  • そうだったのか現代思想 ニーチェからフーコーまで
    3.6
    難解なテーマを初心者にもわかりやすく紹介。ニーチェからフーコーまで代表的な11人の哲学者・思想家をとりあげ、現代思想のはじまりからその後の展開まで、難解なテーマを初心者にもわかりやすく紹介する。※本書は1995年7月、芸文社より刊行された『はじめて読む現代思想』1・2を文庫化にあたり一冊にまとめ改題したものです。
  • 心の荷物がちょっぴり軽くなる 日曜日のメンタルヘルス相談室
    5.0
    仕事ではいつも100点満点を目指してしまう。上司と部下の間で板ばさみに悩んでいる。しんどくなるだけだとわかっているのに、余計な仕事まで抱え込んでしまう……。本書は、そんなふうにいつもがんばりすぎてしまう人にオススメしたい一冊。著者は現役の企業内カウンセラーとして、第一線で働く人たちの悩みに耳を傾けてきました。カウンセリングに訪れる方たちとのやり取りは、気心の知れた仲間同士の雑談のよう。読んでいくうちに、「こんな考え方もあるんだ」と、新しい発見があるはずです。ゆううつな日曜日の夕方に、ゴロリと寝転びながらページをめくってみてください。きっと、頭の中のモヤモヤや不安がだんだん晴れてきて、「明日もなんとかなるさ」と思えるようになるはずです。

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  • 一瞬で人の心を誘導する技術
    3.0
    潜在意識を自在にコントロールするミルトン話法 9割の人はこのフレーズで思い通りに動く! ビジネス・恋愛・友人・家族……あらゆる人間関係で使える! <無料特典>「ミルトン話法」実践解説映像 ミルトン話法とはなにか…… ミルトン・エリクソン博士の誘導力ある催眠テクニックは、NLP(神経言語プログラミング)と呼ばれる成功心理学において、「ミルトン・モデル」 として体系化。これをベースに日本語圏でも使いやすいように著者がアレンジしたもの。
  • 人はひとりで生きていけるか 「大衆個人主義」の時代
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    本書のタイトルの問いに対して「生きていける」と即答する人は、決して多くはないだろう。また原理的に言えば、「個人」という概念が社会全体との関係性においてしか成り立たないことは論を俟たない。しかし他方、本書で例示されるような、近年の日本社会における「個人主義」礼賛の空気、それに迎合する政治家たちが人気取り(?)のために推進する諸政策、地域や家族の崩壊を象徴するかのような事件や社会現象などがわれわれの眼前に繰り広げられるのはなぜなのか。著者は、こう語る。<非知的で日々の暮らしを充実させることだけに執着し、よけいなことを考えないような「大衆」が、現代文明の洗礼を受け、多様で自由で一見知的な「個人主義的」生活様式、行動様式を採ろうとするとき、そこに忽然と、反省されない「権利」の要求や、ばらばらな「欲望」の追求が現れるわけです>「共感」の磁場が崩れつつある今、われわれが構築すべき哲学、倫理学を問う。

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  • 日本文明とは何か
    5.0
    常に民族と宗教が対立する世界の中で、日本では公家と武家、神と仏などの対立構造をうまく制御しながら長く平和が保たれてきた。この独特の統治システムの正体は何か。様々な事例から日本文明の本質を探る。
  • 堺雅人の守護霊が語る 誰も知らない「人気絶頂男の秘密」
    4.0
    【衝撃!】今度は半沢直樹を守護霊インタビュー!  今をときめく「倍返し」俳優の知られざる本心に迫る。 成功の秘訣を徹底検証! 日本人の共感を呼ぶ「新しい勝ち方」 堺雅人を指導している「神」とは 俳優としての「幅」の広げ方 堺雅人の「演技と過去世の深い関係」 名脇役から主役へブレイクした契機とは? 結婚した女優・菅野美穂がもつ神秘的な力 人気ドラマ・映画の俳優たちの秘話
  • 恋愛学・恋愛失敗学入門
    4.0
    恋愛に悩むすべての男女に贈る 幸せな恋愛や結婚をするために大切なこと。 悩み多き若い世代の「人生の問題集」を解くヒント 「恋愛より勉強」「恋愛より仕事」じゃダメ? ダメ男なのに、別れられない…… 欲望が抑えられない…… 自分に合った結婚相手を見つけるには 恋愛に後ろめたさを感じてしまう…… 親、教師、友人、トラウマ…… あなたの恋の邪魔をするのは誰? 恋愛したくない人、恋愛に引っ込み思案の人、恋愛下手な人、結婚を焦っている人のためのHAPPYな恋愛をする技術
  • 比較宗教学から観た「幸福の科学」学・入門 性のタブーと結婚・出家制度
    -
    同性婚、代理出産、クローン……人類の新しい課題に、宗教は答えを出せるのか? 現代における「戒律」の問題点を検証! 比較宗教学の視点から未来志向の答えを探究する。 現代における宗教の「戒律」の問題も検証。 未来志向の「正しさ」を求めて 「現代仏教学」の根本的な誤りとは 「小乗」対「大乗」の戦いと結婚観の変遷 家族観が大きく揺らいでいる現代
  • 新老人の思想
    3.2
    日本はいま、とんでもない超老人大国に突入しようとしている。長寿がお荷物にすらなるこの世の中で、かつての老人像とまったく違う〈新老人〉の思想が必要なのだ。未来に不安と絶望を抱きながらも、体力、気力、能力は衰えず、アナーキーな思想を持った新しいタイプの老人たちである。彼らに牽引され、日本人は老後の生き方の大転換を迫られている――。「若年層に頼らない」「相互扶助は同世代で」「単独死を悲劇としない」等、老人階級の自立と独立を説いた衝撃の思想。

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