文部省の一覧
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ユーザーレビュー
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何故これを教材から外した?
これは版を重ね,アップデートしながら,ずっと学び続ける必要のある本ではないか?
むしろ,これさえしっかり学べれば,社会人としてOKとも言える基本中の基本なのに,今やすっぽりと抜け落ちている(意図的に抜かれた)内容だと.
ただし,アメリカを中心とした反共の時代にあって,アメ
...続きを読むリカへの忖度,共産主義(StalinismではなくMarxismの理解不足に根付いた)への恐れは濃厚だし,戦後直後の時代を反映した記載が目立つのは仕方のないことか.
だからこそ,改訂版をその時代に合わせて出し続けて欲しい内容でした.
Posted by ブクログ
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夏から少しずつ読んでいた本をようやく読み終えた。分厚い本だけど、当時の中高生向けに書かれているのでほとんどが理解しやすい内容だった。共産主義のところは、ちょっと難しかったけど…。
文部省が関わった本ということもあってか、文章が美しい。民主主義を単なる政治的なシステムじゃなくて心の有り様なんだよ的に規
...続きを読む定しているから、けっこう道徳の授業に出てきそうな話もある。選挙デビュー前の10代とか、それ以上でもいいので若いうちに読んでおきたい本かもしれない。
本編読み終わった直後は爽快感を得たくらいだったんだけど、解説を読むとちょっともやっと?する。というのも、上記の民主主義の定義はかなり偏った定義らしい。じゃあ一般的な定義は…とか気になってしまったので、また別の本も読んでみたいな。ただ、解説も素晴らしいと思う。難しい箇所もあったけど、執筆に関わった方々へのリスペクトを感じる。特に最終段落を読んだ時、ちょっと泣いてしまった。解説も含めて読んでほしい。
Posted by ブクログ
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昔の公民の教科書の現代訳本
教科書的できれいな流れかつ民主主義の大事さへの意思が込められてて良い
民主主義とは人間の尊重、反対は独裁主義
大きな自由と大きな責任、人間の平等
ただ一つの政党は良くないが、多すぎると勢力争いや浮身になり良くない。政党を見て人も見る。選挙後も見る
同じ人が長く続けること
...続きを読むになる独裁政治は劣化する、適度な交代が大事
プロパガンダ①悪評の周知②立派な看板③立派なものとの結びつけ④良い記事を書かせる⑤真実と嘘を混ぜる
嘘を見破るのは有権者の役目
全体主義は自国だけの利己主義に陥る、民主主義ですべての個人を平等に扱う
民主主義に必要な自由①言論の自由②信教の自由③恐怖からの自由④欠乏からの自由
物事は変化する、いい面も悪い面もある、1つのものを絶対視しない。
Posted by ブクログ
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<結論>
選挙に行こう、政治について関心を持とう
<概要>
人類は数々の失敗を繰り返した結果、民主主義を見出した。
日本は敗戦の結果憲法が策定され、民主主義が採択されたが(厳密には戦前から民主主義の精神自体はあった)国民一人一人が選挙権を持つ有り難みを理解し、政治への理解を怠ることなく【我々国民の
...続きを読むための政治】を私たち一人一人の手で行っていかなければならない。
民主主義=単なる政治上の制度ではない。
全ての人間を個人として尊重することである。
<感想>
はしがきを読み、自分の愚かさを恥じた。
敗戦後荒れ果てた日本は今や経済大国となり、生活水準も大きく変わった。
しかし書籍が世に出されて半世紀以上経った今でも、民主主義は作者が提唱するようには浸透していない。私を含む若い世代は政治に無関心であり、選挙にも行かない。訳も分からず毎月給料から年金が引かれ、多額の税金を納めている。【目ざめた有権者】ならぬ【税金納め機】である。少しでもSNSに政治経済に関わる文書を投稿しようものなら、【意識高い人、関わりたくない】とレッテルを貼られてしまう現状を変えるには、どうしたらいいのか。恐らくそれを考えるのが私たち世代の課題である。
民主主義とは言葉通り、国民のための政治であり、国民一人一人の意見が反映されて初めてその機能を果たす。
この本は、自分たちの生活をより豊かにする為に、国民全てが住みよい国にする為に、将来の子供達が独裁主義国家の奴隷にならない為に、私たち一人一人が真剣に、政治について考えていく必要性を訴える【民主主義の教科書】である。
若い世代、特に20歳以下の人たちは是非読んで、考え、行動にうつしてほしい。
私も持ちうる知識・経験を活かし、更に知識をつけ、行動に移したいと思う。
Posted by ブクログ
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最後の文部省著作教科書の一つ。中学生用の教科書とは思えないほど、詳しく書いてある。読むべき本だなぁと思います。
Posted by ブクログ
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