【感想・ネタバレ】民主主義のレビュー

あらすじ

文部省が第二次大戦後、子供たちに「民主主義とは何か」を教えるために作成した教科書。

現在は使われていないが、その内容は現代に於いても普遍的に通用する。
むしろ、「話し合い至上主義」「教師という専制君主の下での疑似民主主義」を行う現行教育に比べれば、はるかに正しく民主主義の根本を説いている。
この本がなぜ現在も教科書として使われていないのか、なぜ民主主義を教える授業が編成されていないのか、など現代教育に対して疑問を抱くところである。

これからの日本を担う世代である、中学生や高校生に是非とも読んでもらいたい一冊。

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Posted by ブクログ

何故これを教材から外した?
これは版を重ね,アップデートしながら,ずっと学び続ける必要のある本ではないか?
むしろ,これさえしっかり学べれば,社会人としてOKとも言える基本中の基本なのに,今やすっぽりと抜け落ちている(意図的に抜かれた)内容だと.
ただし,アメリカを中心とした反共の時代にあって,アメリカへの忖度,共産主義(StalinismではなくMarxismの理解不足に根付いた)への恐れは濃厚だし,戦後直後の時代を反映した記載が目立つのは仕方のないことか.
だからこそ,改訂版をその時代に合わせて出し続けて欲しい内容でした.

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2022年12月15日

Posted by ブクログ

人間の失敗から生まれた
国民主導による、この考え方は、
自分たちを幸せに導こうとするものです。
自分を見つめ直すように、
この考え方に、すこし触れてみると
世界が広がるかもしれません。

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2013年08月04日

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