文部省のレビュー一覧

  • 民主主義
    何故これを教材から外した?
    これは版を重ね,アップデートしながら,ずっと学び続ける必要のある本ではないか?
    むしろ,これさえしっかり学べれば,社会人としてOKとも言える基本中の基本なのに,今やすっぽりと抜け落ちている(意図的に抜かれた)内容だと.
    ただし,アメリカを中心とした反共の時代にあって,アメ...続きを読む
  • 民主主義
    夏から少しずつ読んでいた本をようやく読み終えた。分厚い本だけど、当時の中高生向けに書かれているのでほとんどが理解しやすい内容だった。共産主義のところは、ちょっと難しかったけど…。
    文部省が関わった本ということもあってか、文章が美しい。民主主義を単なる政治的なシステムじゃなくて心の有り様なんだよ的に規...続きを読む
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    昔の公民の教科書の現代訳本
    教科書的できれいな流れかつ民主主義の大事さへの意思が込められてて良い

    民主主義とは人間の尊重、反対は独裁主義
    大きな自由と大きな責任、人間の平等
    ただ一つの政党は良くないが、多すぎると勢力争いや浮身になり良くない。政党を見て人も見る。選挙後も見る
    同じ人が長く続けること...続きを読む
  • 民主主義
    <結論>
    選挙に行こう、政治について関心を持とう

    <概要>
    人類は数々の失敗を繰り返した結果、民主主義を見出した。
    日本は敗戦の結果憲法が策定され、民主主義が採択されたが(厳密には戦前から民主主義の精神自体はあった)国民一人一人が選挙権を持つ有り難みを理解し、政治への理解を怠ることなく【我々国民の...続きを読む
  • 民主主義
    最後の文部省著作教科書の一つ。中学生用の教科書とは思えないほど、詳しく書いてある。読むべき本だなぁと思います。
  • 民主主義
     戦後の日本、戦後まもない教育は今の私たちが思っている以上に民主主義について真剣に向き合って、本質的な部分を教えようとしていたという衝撃。占領下という制限のある中で、あそこまできっちり書いだ人がいたからそこ、今の日本が保たれているのかとしれない。
  • 民主主義
    長い…!とにかく長い!これが中高生の教科書として採用されていたと考えるとげんなりするけれど、読み物としては重厚感があって大変分かりやすい。中高生だけでなく、ぜひ大人にも読んでほしい。
    民主主義とは何か?どうしたら日本は民主主義をわがものにできるか?戦後まもなくに編まれたこの教科書は、その数年前に日本...続きを読む
  • 民主主義

    読みやすい名著

    民主主義の根本について分かりやすく書かれている。読み物としても面白く読みだすと止まらない。

    「民主主義は単なる政治のやり方ではなく、一人一人の心の在り方である。 すべての人間を個人として尊厳な価値をもつものとして取り扱おうとする心、それが民主主義の根本精神だ。」
    ということが様々な角度から一...続きを読む
  • 民主主義
    昭和23年に書かれた中高校生向けの教科書。「新しい憲法のはなし」の三倍以上の分量はあるが、現代の選挙権を持とうとしている高校生に読ませたい、いや現代の大人に読ませたい示唆に富む文章が多々ある。解説者が内田樹で、主たる問題点を正当に補っているのも良い。戦中には、こんなにも真の知識人たちが隠れていたのか...続きを読む
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    高橋源一郎さんが紹介されていた1948年〜53年にかけて使われていた中学・高校社会科教科書のエッセンス復刻版です。

    〈圧倒された。これは教科書以上のものであり、また「論」以上のものである〉と高橋さんの言葉が帯で紹介されていますが、読んでいる間中からずっと「目からうろこ」状態というか本の持つすごさを...続きを読む
  • 民主主義
    人間の失敗から生まれた
    国民主導による、この考え方は、
    自分たちを幸せに導こうとするものです。
    自分を見つめ直すように、
    この考え方に、すこし触れてみると
    世界が広がるかもしれません。
  • 民主主義
    終戦後に文部省によって出版された民主主義の教科書。広義の意味合いでの民主主義の定義や、日本での民主主義の発展に対する分析、今後の日本で民主主義を実現するための提言は時代のコンテクストも含まれていて面白かった。
    読んでいてそこまで時代錯誤感を感じなかったのは、当時と日本また国民の状況が良くも悪くもそこ...続きを読む
  • 民主主義
    『民主主義とは心である。制度だけが形を取っていても、国民が目覚めた有権者にならなければ真の民主主義とは言えない。』
    『私達自身が政治に深い関心を持って、自分達の力で政治を良くしていくと言う強い決意を抱く事、それが政治を良くする唯一の確かな方法である。』

    精神論に終始している所はモヤモヤする部分もあ...続きを読む
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    民主主義 西田亮介編 幻冬舎

    高橋源一郎さんの推薦もあって読み始めたが
    期待に反して腰砕けで現状に甘んじた堂々巡りの内容であった
    まず国家だの政党だの主義だのという縄張りに
    執着しながらの民主環境などありえないし
    成長し続けるもので最終的な答えなど無いと伝えるべきである

    民主主義の理念を語ってい...続きを読む
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    いろいろ違和感はあり。編者の言葉を借りれば75点の及第点といったところか。敗戦直後という時代背景を考えると致し方がないとも考えられる。例えば補章のところで、世界の安全保障は他国に任せ、日本は経済発展すれば良いのだ、というところは、結局現在に尾を引く辺野古の問題や、安保法制問題に関係しているのではない...続きを読む
  • 民主主義
    内容自体は非常によくまとまっていると思うけれど、独裁主義と対比した形での民主主義は、これだけSNS等が発展した現代において古めかしく感じた。
  • 民主主義
    35ページや103ページを筆頭に、民主主義としての悪手で成りうる結果としてあげられてる内容が、今の日本の政治に当てはまるところがある。
    だからこそ、60年前に書かれたものだが、今こそ政治家に、そして国民にも読んでほしい。長いけど。
    民主主義の意識は、国民がしなくてはならない。その意識を多忙を盾に持た...続きを読む
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    小林よしのりが批判していたので読んでみた。民主主義政治の対極にあるのは独裁政治だが、中東では民主化したことで、独裁時代よりも治安が悪化してる国もあるのは確か。
  • 民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版
    民主主義 〈一九四八‐五三〉中学・高校社会科教科書エッセンス復刻版 文部省 西田 亮介
    戦後占領下で文部省が作成し実際に使われた「民主主義」の教科書。民主主義とは何か、民主主義の意義とはなにか、民主主義が維持されるための要件は何か、といった、民主主義にまつわる基本的な事柄を丁寧に説明している。中学生...続きを読む