SF(国内)作品一覧
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-1945年の東京。空襲のさなか、浜田少年は息絶えようとする隣人の「先生」から奇妙な頼まれごとをする。18年後の今日、ここに来てほしい、というのだ。そして約束の日、約束の場所で彼が目にした不思議な機械――それは「先生」が密かに開発したタイムマシンだった。時を超え「昭和」の東京を旅する浜田が見たものは? 失われた風景が鮮やかに甦る、早世の天才が遺したタイムトラベル小説の金字塔。ほか、息もつかせぬパニック小説『ツィス』、人生の切なさを温かく包む、パラレル・ワールド小説の傑作『エロス』、「鏡の国」を舞台に奇想天外な物語が展開される『鏡の国のアリス』、密室殺人の謎に迫る『T型フォード殺人事件』、タイムマシンの魅力にとりつかれた人々の悲喜劇を描いたショートショート集『タイムマシンのつくり方』、全6冊を収録した贅沢な合本版!
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-主人公である僕は埼玉県の外れで、個人的博物館を経営している。 彼が経営している博物館に展示されているのは、彼の祖父が生前収集していた、かなり出どころの怪しい、超古代文明の遺跡物だった。 主人公の祖父は、かつてこの地球には現代文明をも凌ぐ超文明が存在していたと信じており、生前熱心にそれらの遺跡について調査を行っていた。 そして主人公である僕もそんな祖父の影響を受けて、超古代文明についてアマチュアながらも研究を行っている。 そんなある日、主人公のもとに奇妙な依頼が舞い込む。 依頼主は細川真理という名の女性で、彼女は自分と一緒に 行くへ不明になっている父親を探して欲しいと主人公に依頼してきた。 彼女の話によれば、彼女の父親もまた超古代文明の存在を信じており、その遺跡調査を行っていたということであった。 そして今から一年半ほど前にいつものように遺跡調査へ出かけていき、それきり帰らないままであると細川真理は主人公に対して告げる。 突然の依頼に戸惑うことになる主人公だったが、 しかしよくわけがわからないままに 主人公は細川真理の父親捜しを手伝うことになる。 そして父親捜しに伴って訪れることになった富士山近辺で、主人公である僕と細川真理のふたりは、 ある驚愕の真実を知ることになるのだったが……。 隠された真実の人類の歴史と、ふたりのもとへ忍び寄る黒い影……。 こちらは既にkindleで出版している『神々の導き』の一巻から2巻までを一冊にまとめたものになっており、一冊ずつ購入していくよりも少しお得になっています。
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-サンフランシスコの交差点で2台の車の衝突まで0.5秒。人間の反応時間ではもはや間に合わず、相手の車両以外と通信する時間もない。車載AIたちによる「最後の審判」が始まる。すなわち、どちらの車両が強制停止アンカーを打ち込み自己破壊するか。確実に一方を生かすが、一方を殺す、通称「ファイナル・アンカー」。2台のAIは、自らの搭乗者を救うため、またより大きな目的のために人間を差し置いて議論する――そして、最後に出される答えとは? 創元SF短編賞受賞「天駆せよ法勝寺」で話題の新鋭による、第5回日経「星新一賞」グランプリ受賞作のオリジナル・ロング・バージョン!
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-新薬・通称《火の鳥》を服用すると、60歳前後で老化の進行がほぼストップし、ガンから認知症まで、あらゆる疾病が治癒する。この画期的な薬の出現以降、人々の価値観、人生観は徐々に変化しつつあった。生きるも死ぬも自由選択の時代に入り、かつて人生最大の悲劇だった「死」は、しだいに悪役の座を降りつつあった。また同時に、世界経済は混乱を来し、人口爆発と、それに伴う食糧危機を危惧する声が、国際社会で日増しに高まっていた。 天才的な頭脳を持つジョン・グッドスピードは悩んでいた。愛する人が死に向かう時、《火の鳥》を飲ませて命を救えばよいのだろうか。果たしてその行為は正しいのだろうか。生きるとは何なのか。死ぬとは何なのか。そして人生の意味とは……。 永遠の命を手に入れた人類と変容する社会を描く。電子オリジナルの長編SF小説。 ●鈴木剛介(すずき・ごうすけ) 1969年、東京都生まれ。上智大学文学部哲学科卒。外資系広告代理店、築地魚河岸、特別養護老人ホーム介護員、カナダの乗馬クラブの馬糞掃除人などを経て、専業作家に。著書に、『THE ANSWER』『自殺同盟軍』『真理男』(角川書店)、『デブになってしまった男の話』(求龍堂)、『人はなぜ生きるのか、答えよ!』(河出書房新社)、『涙の天使にさよならを』(アドレナライズ)など。
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4.1巨大な九重塔・法勝寺は、仏教発祥の星・閻浮提を代表する星寺にして最新鋭航行機能を備えた飛塔である。三十九光年離れた星の大仏の御開帳に向かうため、七名の宇宙僧を乗せ、四十九日の旅に出るが……飛行中の法勝寺を怪異現象が襲う。日経「星新一賞」と「創元SF短編賞」を連続受賞した新鋭が放つ、驚天動地の仏教スペースオペラ! 加藤直之によるカラー挿絵2点を収録。*本電子書籍は、『年刊日本SF傑作選 プロジェクト:シャーロック』(創元SF文庫版 2018年6月29日初版発行)に掲載の「天駆せよ法勝寺」のみを電子書籍化したものです。『年刊日本SF傑作選 プロジェクト:シャーロック』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
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3.6圧倒的リアリティで描かれる深海の激闘! メルヴィル『白鯨』へのオマージュ的SF海洋冒険小説 マリアナ諸島海域の深海で米海軍の攻撃型原潜が襲われた。 原潜自体に傷はないのに、中の乗組員が半数以上死亡。 米海軍は海底基地に調査員を派遣する。 日本では、アル中の鯨類学者・須藤は未知の巨大クジラの骨を発見するが、採集した骨は何者かによって盗まれ、採集場所の深海は荒らされてしまう。 失意の須藤に、米バイオ企業からグアムでの研究援助の手が差し伸べられた。 グアムに飛んだ須藤は、深海調査船のパイロット・秋道炎香と性格的に反発しあいながらも力をあわせ、クジラを追う。 米海軍は事件には未知のクジラがかかわっていることを突き止め、そのクジラの能力を研究するために、米兵器メーカーが中心となってヨーロッパ、カナダの石油会社、鉄鋼メーカーなどと組んで建設した西マリアナ海領の海底熱床探査基地で調査を始める。 さらには、クジラから取れる高価な龍涎香を狙う中東のテロ組織が須藤たちに近づく。 欲にまみれ、思惑が入り乱れる人間たちに、クジラの群れが反撃に出た。 深海の巨大生物ダイマッコウ対人間のかつてない死闘が繰り広げられる! 解説・加藤秀弘
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-もっと考えなさい。わたしの嘘が見破れなかったら、 あなたは死ぬのだから。 “機械”と人間が共存する近未来。“機械”が人を殺した事件によって失われた過去の歴史を埋めるため、歴史家・サイダーセブンは、人を殺した“機械”・ミルムルグと対面する。「過去の話をする代わりに、話の中に忍ばせた嘘を見破れ。見破れなければ、きみには死んでもらう」。かくして、生死をかけた二人の対話が始まった――。話の嘘は何なのか? そして失われた歴史に隠された真実とは? 生きる者の尊厳と愛の形を問うSFエンターテイメント小説。ピクシブ文芸大賞「pixiv賞」受賞作。 著者プロフィール: 1984年生まれ。ピクシブ文芸大賞 「pixiv賞」受賞。
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3.8近未来、日本。そこでは人びとの意識を取り出し、移転させる技術が発達、大病や大けがをした人間の意識を、一時的に「代体」と呼ばれる「器」に移し、日常生活に支障をきたさないようにすることがビジネスとなっていた。大手「代体」メーカー、タカサキメディカルに勤める八田は、最新鋭の「代体」を医療機関に売り込む営業マン。今日も病院を営業のためにまわっていた。そんな中、自身が担当した患者(代体)が行方不明になり、山の中で無残な姿で発見される。残される大きな謎と「代体」。そこから警察、法務省、内務省、医療メーカー、研究者……そして患者や医師の利権や悪意が絡む、壮大な陰謀が動き出す。意識はどこに宿るのか、肉体は本当に自分のものなのか、そもそも意識とは何なのか……「科学が倫理を押しつぶす世界」を描いた、「百年法」を凌駕するエンタテインメントがここに誕生! 解説:藤田直哉
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-銀河の片隅に忘れ去られていたノンディル星系。だが、ここでも人類はたくましく生きていた…。万能自動宇宙服マルチ・ムーバーのダイザッパーを愛用するバン・リディム。彼は怪我で入院した父親に代わり、高速貨物宇宙船シェラIIIを駆ってノンディル星系を飛び回っていた。そこに突然現われた純白の巨大宇宙船エターナル・ハリハクスとそれを追う漆黒の宇宙戦艦ワルキューレ。これこそは銀河系中央政府を1000年に渡って統治してきたルルマ家を揺るがさんとする陰謀の一端だった!! スペース・オペラ・コメディ第1弾。ぶらじま太郎による解説を収録。 ●とまとあき 音楽その他もろもろディレクター。エネルギー源/ヱビスビール。 ●塚本裕美子(つかもと・ゆみこ) 蟹座。B型。趣味/千羽鶴に乗馬。好物/おいしいもの。
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3.9昨日、女子大生の圭子は最愛の恋人・朗から、突然の別れを告げられた。自分は癌にかかっていて余命いくばくもない、というのだ。茫然自失する彼女の耳に、同時にこんなニュースもとどく。“1週間後、地球に隕石が激突する。人類に逃げ延びる道はない”。――圭子は決意した。もういちどだけ、別れていった朗に会いに行こう。そして練馬の家から、彼の住む鎌倉をめざし、彼女は徒歩で旅をはじめたのだった。道中で圭子が出会う4人の物語を織りこんで紡がれる名作破滅SF。――来週、地球が滅びるとしたら、あなたはどうやって過ごしますか?/解説=東浩紀
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-「最も自由で、最も新しいSF雑誌」 気鋭の作家七名が贈る、これまでにありそうでなかったSF誌! 読み終えたとき、あなたのなかの『SF』は更新されていることでしょう。 〔掲載作品〕 ・オラクル (大滝瓶太) ・詐欺師の鍵 (山田佳江) ・シャノン・ドライバー (米田淳一) ・ロール・オーバー・ベンヤミン(ろす) ・痛みの見せる夢 (淡波亮作) ・プラトーン・スタンダード(波野發作) ・アルミ缶のうえに (伊藤なむあひ) 全7作品 **************** 編集長 伊藤潤一郎(隙間社) 表紙デザイン 山田佳江(いーブックデザイン) 発行協力 ePAC
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-宮崎県の日南市で、それまで知られていない、超古代のものと思われる文字が発見される。学会では全く相手にされていなかったが、一説によると、それは古代に海に沈んだとされているレムリア文明のものではないかという話だった。大学でオカルト研究会に入っている、小百合と健一とさやかの三人は、その謎の古代文字を実際に見てみるべく、夏休みを利用して、宮崎県の日南市を訪れる。すると、そこで三人は思いがけない事件に巻き込まれていくことになるのだった……。 宮崎県日南市で発見される、超古代の宇宙船。五十万年前の世界から訪れたタイムトラベラー。そして、かつて火星に存在していた超文明と、古代地球文明との戦い。 こちらはKindleから既に出版している『VIMANA』シリーズの1~6を一冊にまとめたものになっています。一冊ずつ購入していくよりも、かなりお得になっています。
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-突然の爆発による壊滅から、奇跡の復興を遂げた超近代化都市“聖華街”。そこに設立された聖華女学園には、仮面を使って巨大な人型兵器を操る少女たちが集められていた。その一人、沢村未来は、己の内に宿った黒い力に抗いつつ、仲間と共に運命に挑んでいく……。「聖刻」新シリーズの第1弾!
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-超過密都市トーキョー。その湾岸地区の廃墟のようなビルから、ひとりの老科学者が身を投げた。理由もわからずにこの老人を保護していた無国籍の“幽霊”少年、カイに重大なメッセージを残して…。そのメッセージを完成させるために、地球連邦軍情報部から特殊工作員“天使”が派遣された。スラム街で生まれ育った天才メカニック少年・カイと、卓越した戦闘能力を備えた女性サイボーグ・アンジェラ。二人は、隠されたテクノロジーを捜し出すため協力することになった。 近未来SFアドベンチャー、「特殊工作員アンジェラ」シリーズ第1弾! ●伊東麻紀(いとう・まき) 茨城県生まれ。お茶の水女子大学理学部化学科中退。大学時代はSF研究会に所属。『宝剣物語』シリーズ、『エストレリャ国異聞』シリーズ(ともに大陸書房)、『〈反逆〉号ログノート』シリーズ、『海賊ランスロット・華麗なる冒険』シリーズ(ともに角川書店)などの著書がある。
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-少女ヴィナは時を遡る。 平成へ、昭和へ、そして遥かな江戸へ。 白い空間で眠る3,000人の少年少女。 助手アンドレアスは何を悔いる。 では誰が、夢を見ているのか!? ──全ての謎が一点に集約する時、真実が暴かれる。 * * * ノベルジャム2018の関連作品を読むこと10冊。セルパブ作家淡波亮作はついに参加したい病を押さえ切れなくなった。体力の問題で参加申し込みを見合わせたノベルジャムだったが、あまりに楽しそうだったのだ。 本書のテーマはもちろん《平成》。 そしてさらに、裏テーマとして《カレー》を盛り込みました。《カレージャム参加作品》ですもの、そりゃ当然です! ノベルジャムのレギュレーションを超える、働きながら平日三日間という厳しい条件の中、《著者》、《編集者》、《デザイナー》を一人でこなす淡波の手腕が、今、問われる! (本作品は、NovelJam2018参加作品ではありません!)
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4.0電撃ホビーマガジンで連載された 『機動戦士ガンダムSEED』 の外伝小説。ジャンク屋のロウ・ギュールの前に現れた 『ライブラリアン』。世界中のデータを集め、独自に強化改造したMSを駆る彼らは、かつてアストレイと関わり死んでいった者たちだった……。過去シリーズのキャラクターが総出演し、コズミック・イラの世界の裏で壮大なドラマを繰り広げる! ときた洸一の描き下ろしコミックほか、単行本未収録作品の 『ファントムペインレポート』 と 『オーブの女神』、未発表作品だった 『天空の宣言』 も初収録!
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4.0「聞いたことがあるか――告死鳥の啼く声を」 戦場に響き渡る、甲高い声。それを耳にした者が帰還することはなく、必ず息絶える――そんな伝説を持つ四人の死者。FDXチームは、とある兵器メーカーの資本を背景に、記録上は戦死扱いされた兵士たちが集められた実験部隊だ。彼らは、いつか再び“生者”としての生活を取り戻すため、生還困難な戦場で、いつ終わるともしれない戦いを続けていく。L5戦役後を舞台に、オフィシャルスタッフが手掛ける『スーパーロボット大戦OG』初の公式スピンオフ小説。
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-作家生活20周年の米田淳一のリミッター解除! ほとばしる情熱と情欲と大殺戮! SF作家の本領を目撃せよ! R-18とR-18G短編集ですのでご注意を。 いや、すごく真面目に書いてるんですけどね…‥。 「言い訳しない! ヒドいッ!」 ・米田淳一作品ラインナップのさらなる充実。 ・米田淳一の妄想世界を的確に小説で再現。 ・一部あまあまR-18あり。 内容紹介。 ・死の鳥 苛烈な空爆を繰り返す敵機を撃墜したところ、その脱出カプセルの中にいたのは……。 ・クジラの彼女 彼女が求めてくる要求とは。あまあまな彼女との生活に潜むサディズム。 ・博士の愛した殺戮 警察が信頼する解剖学と歴史学の碩学の博士の正体とは。 ・運命の牢獄 手違いで死んでしまった彼に対して死者庁がとった補償、それは彼の愛するアイドル! ・せめて、女として 幼い二人の遭遇した悲劇。 ・私たちはどう死ぬか 死にきれない女の私が選んだのは、出会い系サイトでの出会い。そしてその結果は。 ・天空の婚約者 最新鋭パワードスーツの開発において起きた悲劇。 ・天使のカプセル 女の子は水死したのにもかかわらず美しいままだった。その死の秘密は。 ・だれもいなくなった タイムマシン実用化時代の幕開けに起きたその事件を調べる者は誰もいなかった。 ・特別リョナ対談「試される読者」 エビコー鉄研で密かにリョナ趣味を持っているツバメちゃんと詩音ちゃんの大対談。 以上を収録。
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-夏休みを利用して、家族と共に母親の実家がある宮崎県の日南市を訪れていた野上彰は、 ふと気がつくと、見知らぬ世界、パラレルワールドへと移動していた。 その世界は、化け物か、もしくは魔物とかしか言いようがない生物が蠢く世界であった。その世界は、過去にアメリカ軍が行った異次元の扉を開く実験によって、化け物が存在する世界へと変貌してしまったという。また異次元の扉が開いたことで、物理法則に変化が生じ、魔法のような力を使用することができるようになっていた……。 一方、超常現象を主に取扱う雑誌社のライターをしている遠山美咲は、 宮崎県の日南市で発生した少年の失踪事件に興味を覚えて、 宮崎県の日南市を訪れる。 また彼女が少年の失踪事件に興味を覚えたのは、 彼女の双子の姉が、過去に、少年と同じように宮崎県の日南市で行くへ不明になってしまっていたからでもあった。 彼女はもしかすると、宮崎県の日南市には 異世界へ通じる入り口のようなものが存在しているのではないかと推測していた。そして宮崎県の日南市で取材を開始した遠山美咲は、そこで信じられない事件に巻き込まれて行くことになるのだったが……。こちにらは既にKindleで発売している『BROKEN WORLD』の1巻から2巻までを一冊にまとめたものになっています。
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-主人公である僕がいつものように大学に向かって登校していると、主人公である僕は、突然、人間が全く誰も存在していない、無人の世界へと迷いこんでしまうことになる。そして主人公である僕はその無人の世界で、奇妙な人影を目にすることになる。間もなく主人公である僕はその無人の世界から もとの世界へ戻ってくることになるが、主人公である僕は、 自分が無人の世界で見た人影の存在が気になっていた。 主人公である僕は自分が体験したことを大学のサークル仲間に話して聞かせる。すると、主人公が見た人影についてある仮説が提示されることになった。その仮説とは、主人公が見たものは、よくインターネットなどでその存在が噂されている時空のおじさんなのではないかというものであった。 一説よれば、時空のおじさんとは、遠い未来からこの世界を訪れているタイムトラベラーであり、そして、主人公が見た無人の世界というものは、この時空のおじさんが、時間の最小単位である一瞬を人工的に引き延ばして作られた空間なのではないかという話であった。そしてちょうどときを同じくて、主人公たちの前に近未来からやってきたというタイムトラベラーが姿を表す。彼女は自分がもともといたワールド・ラインが何故か消滅してしまい、偶然この世界へたどり着くことになってしまったと述べるが……。こちらには既にkindleから出版している『WORLD LINE』の一巻から三巻までを一冊にまとめ、一部加筆訂正したものになっています。
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-宮下陽子は18歳の高校生。何者かに操られるように『ナナ・ヌウ』という変な名前のツアーを選んだ。目的は13年前にハワイで失踪した母を捜すためだった。しかし、陽子を待ちうけていたのは“神聖な儀式”と、それを阻止しようとする巨大組織との戦いだった。日毎に力強い自然の中で、神話の主人公のように目覚めて行く少女―。日本とハワイ、さらに地球を巻き込んで物語は始まった。ハワイ史を交え展開する、書下し熱帯伝奇小説。注目のシリーズ。 ※本電子書籍は「地球暗黒記 I ナナ・ヌウ」「地球暗黒記 II パリウリ」「地球暗黒記 III アルカ・ノアエ」の3冊を合わせた合本版です。
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-関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。『帝都物語』『新帝都物語』シリーズ8冊電子合本版。 ※本電子書籍は「帝都物語 第壱番」~「帝都物語 第六番」と「新帝都物語 維新国生み篇 上」「新帝都物語 維新国生み篇 下」の8冊を合わせた合本版です。
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4.0電子情報となった人類が住む電脳世界・ディーヴァ。そこに現れた謎のハッカー・フロンティアセッターの正体は宇宙を目指すAIだった。捜査官アンジェラの助けで外宇宙に旅立った彼だが、他ならぬアンジェラ自身の複製体が追撃を命じられる! 一方ディーヴァ下級市民の少年少女三人は、危険な宇宙作業の最中、フロンティアセッターが地球圏に残した複製体と出会うが――。大ヒットアニメ映画『楽園追放』公式続篇小説。
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-地球潜入なんて、簡単だと思っていたのに―― 滅びゆく同胞のため新天地を求めて地球へやってきた宇宙人のニケは、名古屋にある大須商店街で行方不明の仲間を探している最中に、宇宙船の鍵を失くしてしまう。 仕方なく大須商店街で捜索活動を続けるニケ。猫の体を借りての地上生活は危険が多く、鍵も仲間も見つけられずに戸惑うばかりの毎日だった。 地球人など下等で野蛮だと思っていたが、動物行動学を研究しているハカセや、コンビニの学生アルバイトでメガネ、同じくギター女子の梨世、変態チンピラのミキオ、ホームレスのキュータロー、野良猫のカモメ、そしてメガネたちが働くコンビニエンスストア『24』に集う人々など、ちょっとクセのある人間たちや他の地球生物と触れ合ううちにニケの心は少しずつ変わってゆく。 ニケは仲間を見つけられるのか、そして地球は新天地となりうるのか。 これは、ニケと出会った人たちが織りなす、ほのぼの群像コメディ。
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5.0現代日本SFの黎明期に、いちはやく長編『光の塔』を発表し、その後も無尽の博識と自在な語り口でSF界に存在感を示した天才作家・今日泊亜蘭。奇妙な発端が思いもよらぬスケールの展開を見せる中・短品群の中でも、「縹渺譚(へをべをたむ)」「深森譚(しむしむたむ)」の連作は白眉である。片田舎の孤児が思い出の女性との再会を求めさすらう物語は、今日泊の空前の演出のもと、読者に忘れがたい余韻と感動をもたらすだろう。代表的な作品集2冊を合冊し、さらに書籍初収録となる2編を加えて贈る。【収録作】「ムムシュ王の墓」「奇妙な戦争」「海王星市から来た男」「綺幻燈玻璃繪噺」「縹渺譚――大利根絮二郎の奇妙な身ノ上話――」「深森譚――流山霧太郎の妖しき伝説――」「浮間の桜 怪賊緋の鷹物語」「笑わぬ目」「いはゆる「あとがき」について(『縹渺譚』あとがき=今日泊亜蘭)」「今日泊さんのこと(巻末エッセイ=山田正紀)」/編者解説=日下三蔵
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3.9交通事故で瀕死の重傷を負った少女は、半年の昏睡から目覚めた。身体に傷は残っていないにもかかわらず、事故の後遺症か、彼女は外界に対する現実感を喪失したまま悪夢に悩まされつづける。そして次第に明らかになっていく恐るべき事実……表題作「今はもういないあたしへ…」。汚れきった海を裸で漂っていたひとりの少女。その少女をめぐり、彼女を見つけた三人の男女がまきこまれていく悲しい運命…23世紀の海上都市を舞台に生物の進化する意志、時を超えた想いを描いて1982年の星雲賞日本短篇部門を受賞した「ネプチューン」の二篇を収録。
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