赤いオーロラの街で

赤いオーロラの街で

704円 (税込)

3pt

4.0

仕事に倦んだプログラマーの香山秀行は、上司の勧めで北海道・知床を訪れる。町の人々から歓迎を受けるが、その夜、空一面に赤いオーロラが発生。街全体が暗闇に包まれる。それは巨大な太陽嵐による、世界停電の始まりだった――未曾有の困難に立ち向かう人びとを描く、第5回ハヤカワSFコンテスト最終候補作。解説収録/柴田一成

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赤いオーロラの街で のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年07月28日

    仕事に自信をなくしてしまった青年が、世界規模で発生した大停電の中、いま自分にできることに全力で取り組み、いつのまにか人生いい感じになってきた、っいうお話。
    世界中がただ停電しただけなんで、物語は淡々と進んでいくんだけど、電気が使えなくなったらこんなことが起こるよ、でもこうすれば何とかなるよ、ていうこ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月08日

    災害シミュレーション。
    世界中で停電が数年間続くとしたら、という状況の人々の生活を描く、シンプルな作品。
    面白さ的には☆3くらい。
    メッセージ性が強く、心に留めるべき警告が多々あるように感じた。
    SF作品としてよりも、現代人の一般教養として、多くの人が読むべき小説のように思う。

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月16日

    小説として変にリアルで、読書を中断してトイレなんか行くときに、あれ電気使えないんじゃないっけ?などと一瞬思ってしまう。現実に浸食してくる不思議な作品。
    主人公のキャラが立ってないのが残念。ストーリー的に傍観者にはなりきれない存在なのはわかるが、変なアイディアを出すのが得意というキャラの裏付けが弱くて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年12月31日

    面白かった。現代社会が電気とGPSにいかに依存しているのか。そしてそれらを失うとどうなるのか。シミュレーションではあるもののかなりリアルに感じられた。主人公は何か大きな仕事をやりとげるわけではないですが、無い物ねだりはできない状況で、色々と改善策を考え行動していく。そしてコミュニティもそれを受け入れ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月09日

    太陽フレアが起こり全世界的な停電が起こった中で、どのような被害が起こるのかを復興へ向かう人々の姿と同時に淡々と描く、災害シミュレーション小説。

    舞台は北海道だが、現時点の食糧自給率が200%の北海道でなければ成立しない小説の気がした。

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