歴史・時代小説作品一覧

  • 乃木と東郷(上)
    3.0
    共に軍神としてまつられ、理想の明治人として崇敬されてきた、陸軍大将・乃木希典と元師・東郷平八郎。しかし、伝説の影に隠れたその実像を知る人は余りにも少ない。明治を象徴する二人の軍人の対照的な生き様を通じて、人間の生き方とリーダーのあり方の本質に迫る感動の大作。
  • 痩せ神さま
    4.7
    でっぷり太った幼馴なじみのお竹とお松は、甘い物を控えずに痩せたいという願望を叶えるため、近所で評判の痩せ神様の霊験に頼る。玉串は何と1両! あまりの大金に驚く二人に、怪しげな神主・安倍長明は、この神様は金持ちにしか効かないと方言する。不思議に思いつつも、その神様のお札を持ち帰る二人だったが……。大人気シリーズ第二弾!

    試し読み

    フォロー
  • 猫見酒
    3.6
    商売物のうなぎに愛着を感じ、うなぎを殺せなくなった長八は、南念和尚に相談し、「ご天寿うなぎ」なるものを考案した。それは江戸で大流行するが……。落研出身の著者による、古典落語、オリジナル落語をベースとした江戸人情噺。

    試し読み

    フォロー
  • 平蔵の首
    3.2
    まったく新しい「鬼平」。ハードボイルド時代小説! 「平蔵の顔を見た者は、だれもいねぇのよ」。 盗賊・黒蝦蟇の麓蔵は復讐を遂げるため、いまは平蔵の手先となった女に案内を頼む(「平蔵の顔」)。 両国橋の界隈で、掏摸を働いていた姉弟に目をつけたところ、思わぬ大事件に巻き込まれる(「繭玉おりん」)。 火付盗賊改・長谷川平蔵のまったく新しい魅力を引き出した六編。 特別対談・佐々木譲 挿絵・中一弥 【目次】 「平蔵の顔」 「平蔵の首」 「お役者菊松」 「繭玉おりん」 「風雷小僧」 「野火止」
  • 五代友厚――蒼海を越えた異端児
    3.0
    平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」。ドラマの鍵を握る日本の近代化、大阪経済の礎を築いた男! 著者渾身の書き下ろし小説! ! 嵐に煙る桜島。薩英戦争で英国艦隊の捕虜となった五代は「薩摩の若者を留学させたい」と申し出る。攘夷主流の中、裏切り者の汚名を晴らし、藩論を覆して英国へ。そこで怪しげなフランス貴族と運命の出会いが――。帰国後、次の焦点は大阪と確信し、民間の立場で造幣局、商法会議所を設立。現在の大阪を「創った」男の奮闘を描く。

    試し読み

    フォロー
  • 月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話
    3.9
    超人気シリーズが、書き下ろし長編小説に! 髪結いの伊三次と芸者のお文。仲のよい夫婦をめぐる騒動を、江戸の夜空にかかる月が見守っている。大河ロマン的な人情時代小説です。
  • 小町殺し
    3.0
    松本清張賞作家が満を持して放つ書き下ろし時代小説。新内流しを生業とするおれんは、旧知の清元の師匠・梅春の遺体発見現場に遭遇する。梅春は錦絵「艶姿五人小町」に描かれて人気だったが、その小指の先は切り取られていた。半月後、同じく錦絵に描かれた船宿の娘が殺された。これは連続殺人なのか? そんな折、おれんは錦絵の作者の弟子、玲泉と知り合うが……。
  • もののけ長屋浮世始末 惚れさせ若様
    -
    京の極貧貴族、安倍川空太郎は化け物が見えるという不思議な力を持っていた。江戸にあがった空太郎を待っていたのは、怪しげな三人組。その内、奇妙な傷を持つ死体があがり、可愛がっていた猫を亡くしたばかりの女の子が消えるという不思議な事件が起こる。
  • 真田幸村 真田十勇士
    4.3
    柴錬先生の奔放自在な筆がほとばしる、伝奇ロマンの傑作! 家康がもっとも怖れた男、真田幸村。彼のもとには忍者・猿飛佐助や霧隠才蔵、石川五右衛門の一子・三好清海入道らをはじめとする十勇士がいた。忍術、知略を駆使した奇想天外の戦いで徳川方を苦しめるが、やがて最後の決戦、大阪夏の陣が迫る――。幸村たちの超人的な活躍に刮目せよ!
  • 白樫の樹の下で
    4.1
    江戸幕府が開かれて180年たった、天明期、最下級の御家人で小普請組の3人の幼馴染が活躍。当時は竹刀剣法花盛りの中で、彼らはいまだ木刀を使う古風な道場に通っている。ある日、江戸城内で田沼意知を切った刀を手にしたことから物語が動き始める。いまだ人を斬ったことがない貧乏御家人が刀を抜くとき、なにかが起こる……。傑作時代ミステリー。第18回(2011年)松本清張賞受賞作。
  • 龍馬の油断 幕末七人の侍
    3.0
    撃剣家として知られた坂本龍馬は、人を斬るのを厭いピストルを常に所持していた。彼が池田家でみせた油断とは? 父の失脚で辛酸を舐めた少年時代をおくり、勝海舟のもとにきた陸奥宗光の剣。ほか山岡鉄舟、吉田松陰など、幕末維新の世にひと際光を放った七人の剣士たち、それぞれの剣の道を枯淡の筆致で描く短篇集。
  • 銀漢の賦
    4.2
    二十年を経て、身分を遥かにへだてた男たちの友情は復活するのか? 江戸の寛政期、西国の小藩である月ヶ瀬藩の郡方・日下部(くさかべ)源五と、名家老と謳われ、南画の名手としても幕閣にまで名声が届いている松浦将監(しょうげん)。幼なじみで、同じ剣術道場に通っていた二人は、ある出来事を境に、進む道が分かれ、ながく絶縁状態となっていた。ともに五十歳をこえて二人の路が再び交差する時、運命が激しく動き出す。松本清張賞受賞の傑作時代小説。
  • 影の系譜 豊臣家崩壊
    -
    みじめな境涯から、天下人にまで登りつめた豊臣秀吉のまわりにはいつも陽気で、にぎやかな気分が漂っていた。しかし、三好武蔵守吉房に嫁いだ秀吉の実姉ともは、そのはなやかさの陰で、豊臣家一族に流れている暗く残忍な血に気づいていた。秀吉の晩年の悩みはひとえに世継問題だったが、秀頼の誕生でともの長男で秀吉の養子である関白秀次の一族は根絶やしにされる。天下取りから滅亡まで、空前の栄華の一部始終を見とどけたともの目を通して豊臣家の栄光と悲惨を描く。
  • 鬼火の町 新装版
    4.0
    花のお江戸は天保時代の、ある朝のこと。大川(隅田川)に厚い霧がたちこめる中、亡霊のように漂う一艘の釣舟があった。やがて二人の男の水死体が流れ着く。川底をさらうと豪華な女ものの煙管(きせる)が見つかった。いったんは事件を任された岡っ引・藤兵衛だが、聞き込みをはじめると、八丁堀の同心からやんわりと圧力がかかる。お上に関係のある事件か? 反骨の藤兵衛を助ける颯爽の旗本・釜木進一郎、無気味な寺僧、大奥に棲む女たちを配してくり広げられる、長篇時代推理!
  • 夜明けの星
    3.8
    越後の国を出て十六年、江戸の町で父の仇敵を探し続ける浪人・堀辰蔵。飢えて疲れきった辰蔵はある日ささいなことで逆上し、見知らぬ煙管師の頸すじに斬りつけてしまう。父と仲良くふたり暮しだった煙管師の娘・お道は、これで天涯孤独の身となった。近隣の人々に見守られ、気丈に生きていくお道と、仇討ち転じて闇の世界の仕掛人となった辰蔵の凄絶な半生。折にふれ、奇妙にもつれ合うお道と辰蔵の運命を、池波正太郎が円熟の筆で描いた名作。
  • 木阿弥探偵帖 川明かり
    -
    天保の改革が断行される中、大奥で出火があり、焼け跡から男の死体が出たとの噂。それが人気歌舞伎役者の京之助では、と幼なじみの墨弥に相談された狂言作者の新八は岡っ引きの文蔵を訪ねる。二人が芝居町の周辺を調べ始めると、不審な影が付き纏いだした…。
  • 七夕の客 新吉原くるわばなし
    -
    信じた男に裏切られ、新吉原の遊郭に売られたおぬい。それまでの生き方すべてを否定され、踏みにじられ汚されながらも、いつしか娼妓として女として大輪の花を咲かせていく『七夕の客』他。女と男の切なくも妖しい物語が連なる、江戸市井情話7編。
  • 包丁人侍事件帖 将軍の料理番
    3.7
    将軍の料理人・鮎川惣介の勤める江戸城の御膳所に、京から謎の料理人桜井雪之丞がやって来た。大奥での盗難、夜鷹殺し、放火など、事件の陰には必ず雪之丞の姿が…。惣介が自慢の嗅覚で解決する事件の背後には、将軍家斉公の継嗣にからむ闇の手が働いていた!
  • 大江戸始末屋稼業 紅蓮の剣
    -
    江戸の町で起こった連続無差別殺人事件、犯人はいったい誰なのか その目的は? 事の異常さに中町奉行所が動き出す中、「揉め事始末屋」相良兵太郎は、もとくの一の妻・お竜と共にその黒幕の巨悪に闘いを挑む!。人気シリーズ第二弾!

    試し読み

    フォロー
  • ふろしき同心御用帳 恋の橋、桜の闇
    4.0
    老中・越智但馬守が何者かに襲われた。水戸藩にゆかりの道場「有志館」が怪しいと睨んだ、南町奉行所の筆頭同心・近藤信吾は単身、道場へ乗りこんでいくが……。奉行所へ出仕するのが大嫌いで、大法螺吹きの“ふろしき同心”の軽妙な人情裁きが冴え渡る!

    試し読み

    フォロー
  • はみだし与力無頼帖 菊一輪
    -
    べらんめえ口調といなせな心意気で慕われている南町奉行所吟味方与力、風間淳之介。ある日、つつましく暮らしている初老の浪人・伝兵衛と出会うが、翌朝、その伝兵衛が殺された。正義感が強く、人情味あふれる淳之介が活躍する、書き下ろし痛快捕り物帖!!

    試し読み

    フォロー
  • 直参旗本裏御用 京女の義理立て
    -
    天下のご意見番を大久保彦左衛門から譲られ、二代目となった直参旗本の近藤登之助。また、それは将軍直属の隠密御用のお役でもあった。京での不穏な動きを告げられた登之助は、手下の万七と共に公家や大商人が蠢く上方へ向かったが、そこには思わぬ人物が!?

    試し読み

    フォロー
  • ふろしき同心御用帳 高楼の夢
    -
    茶屋勤めの女が殺された。その掌には奇石が握り締められていた。そして、女房を拐かされた男のもとに、「不死の鳥の奇石を出せ」という脅迫状が謎の一味から届けられた。事件を解決すべく、懸命に一味の影を追う南町奉行所筆頭同心の近藤信吾だったが……。

    試し読み

    フォロー
  • ふろしき同心御用帳 呑舟の魚
    5.0
    舟を巧みに使って江戸市中を荒らし回り、極悪非道の限りを尽くす盗賊“かわせみの清兵衛”の巣窟に目星を付けた南町奉行所筆頭同心・近藤信吾は、その懐に飛び込んだものの、尻尾を掴めずにいた。さらにその手の者に襲われ、“物忘れ”となってしまい……。

    試し読み

    フォロー
  • ふろしき同心御用帳 三分の理
    -
    悪名高い武家屋敷や大店ばかりを狙い、江戸庶民から拍手喝采を得ている義賊“くれない小僧”を、南町奉行所・定町廻り筆頭同心の近藤信吾は機転を利かし見事お縄にした。だが、捕らえた盗賊は顔見知りの女廻り髪結いの千夏だった……。好評シリーズ第五弾!

    試し読み

    フォロー
  • ふろしき同心御用帳 花供養
    -
    大店の通い手代が四人続けて殺された。手がかりは亡骸の上に置かれた造り花。南町奉行所筆頭同心・近藤信吾は、四人に怨みを持つ者の仕業と睨んだが、つながりが見つけられない…。しかし四人が奉仕先に通う途中、両国橋広小路を通っていたことがわかり……。

    試し読み

    フォロー
  • 龍神剣始末帳 流浪
    -
    天翔る龍を刀身に浮かび上がらせた天下無双の名刀、龍神剣。突然の刀匠の死によって主を失った龍神剣は、狂気に似た煌めきを放ち始める……。正か、邪か! 妖気漂う龍神剣と、それに魅入られた者たちの流転の旅が幕を開けた!

    試し読み

    フォロー
  • 裏小路しぐれ傘
    3.0
    北町奉行所与力を辞して息子に家督を譲り、妻と離縁して養家を出た御厨新三郎。割り長屋に移り、名字も時雨(しぐれ)と変えて一人の気まま暮らしを始めた新三郎だったが、ある日、かつての悪友だった遠山が訪ねてきたことで、思わぬ役を背負うことになった。

    試し読み

    フォロー
  • 思案橋捕物暦
    -
    日本橋川に架かる日本橋と江戸橋の間で活況呈する魚河岸…。その近くで「思案橋の旦那」と呼ばれる岡っ引き長次郎。「髪結い小春」と一緒になるために、身を立てようとしながら、体を張って難事件にぶつかっていく。書き下ろし人情捕物帳。

    試し読み

    フォロー
  • 斬らずの伊三郎
    -
    江戸藩邸勤めだった父が惨殺された経緯から、藩に捨てられるように神田三河町の長屋に移り住み、剣術の代稽古で生計を立てる青年・新貝伊三郎。ある日、江戸留守居役から突然の呼び出しを受けるが、その日以来、伊三郎の周囲で奇妙なことが起こり始めた…。

    試し読み

    フォロー
  • 江戸恋闇路 葵の裏隠密二条左近
    -
    賭け将棋の誘いを受けた左近が神田明神下の茶寮へ赴くと、待っていたのは見目麗しき二人の女人。将軍・家光から世継を巡る揉め事を聞かされた左近は、過日の茶寮を舞台に大奥を捲き込んだ将軍家乗っ取りの陰謀があることを探りあて、神田祭りに目をつけたが…

    試し読み

    フォロー
  • ふろしき同心御用帳 残り花、風の宿
    -
    日本橋の両替商に押し入ったが、金も取らずに逃げた男が、人質を取って医家に立て籠もった。材木問屋の逢瀬屋の主と作事奉行方の麻倉織部を呼べという男の要求に不審を抱き、事件に裏があると睨んだ、南町奉行所の定町廻り筆頭同心の近藤信吾だったが……。

    試し読み

    フォロー
  • ふろしき同心御用帳 情け川、菊の雨
    2.0
    江戸の大店や札差の蔵が正体不明の盗賊たちによって荒らされる事件が連続しておきた。行人坂にある煎餅屋が怪しいと睨んだ、南町奉行所の定廻り筆頭同心の近藤信吾だったが……。奉行所に出仕するのが大嫌いな、法螺吹き同心の軽妙な人情裁きが冴えわたる!

    試し読み

    フォロー
  • 悲恋伊勢桑名路 葵の裏隠密二条左近
    -
    将軍・家光の従兄弟という身分を秘め、「賭け将棋と絵師」を表看板に江戸の巷に暮らす美形浪人・二条左近。桑名藩の不審な動きを探る密命を受け、おえんを伴い伊勢に向った左近は大坂の陣で悲劇の人となった千姫が絡んだ謀計に巻き込まれた!書下ろし長篇作。

    試し読み

    フォロー
  • 哀愁人肌恋路 葵の裏隠密二条左近
    -
    将軍・家光から鳥羽藩の内政探索を命じられた裏隠密・二条左近は、志摩の領民から築城を名目に重税を課す藩主への不満の声を聞く。その憤りの声を背景に、かつての名門・九鬼一族の血を引く女海賊の珠姫は藩の家老を巻き込んだ城乗っ取りを企んでいた…。

    試し読み

    フォロー
  • 薬種屋喜十事件控 夜の琴
    -
    江戸日本橋の薬種問屋、三宝屋の主人喜十は、艶学の知識が豊富との名声を聞き込み、突然、因幡鳥取藩から無理難題を押し付けられた。若き殿様が世継ぎを作る間もなく、次々と早死にするというからさあ大変。鳥取藩の奥殿を舞台に喜十の“性の冒険”が始まる!

    試し読み

    フォロー
  • 大江戸始末屋稼業 鬼神の剣
    5.0
    紀州浪人の相良兵太郎は、亡き父の遺志を継いで単身江戸に出てきた八田の娘・佳世の用心棒を引き受けるが、追っ手の熾烈で執拗な攻撃に次第に追いつめられていく……。吉宗の刎頸の友である兵太郎の正義の剛剣が、闇に蔓延る悪を一刀両断に斬り捨てる!

    試し読み

    フォロー
  • 夢之介夢想剣 厄介屋天下御免
    3.0
    師匠の仇討ちのため甲州から江戸に出てきた佐々木夢之介は、剣も女も免許皆伝の美丈夫だ。退屈凌ぎに厄介屋を始めると江戸を騒がす盗賊団、さらに幕府を揺るがす陰謀に巻き込まれる!!「天下御免状」を懐に、夢之介の剣が市井に蔓延る悪を斬る!!

    試し読み

    フォロー
  • 夢見屋世直し帳 落花の舞い
    -
    浪人・三隅志格と猫絵描きを生業にする丈七には裏の貌がある。それは庶民を泣かせる悪党を人知れず始末することだった。徒党を組んで狼藉を繰り返す旗本奴らを屠った三隅と丈七は、理不尽に町娘を毒牙にかける御家人崩れを冥府へ送るべく、剣を舞い閃かす!

    試し読み

    フォロー
  • 本所竪川河岸瓦版 冬花火
    4.0
    家禄九千五百石の横田家を継いだ真行は遠縁からの養子だった。真行が部屋住みの貧しい頃から好き合ったお鶴は、本所の瓦版屋『花房』の女主人で、四歳になる娘お糸と暮らしている。真行とお鶴らは江戸市中を騒がす誘拐事件を解決すべく、心血を注ぐ!

    試し読み

    フォロー
  • 福豆ざむらい事件帖 魔除け印籠
    -
    藩の馬廻り役を辞して江戸に出た福来丈太郎は、日本橋の裏長屋で印籠を作る浪人となった。長屋の連中から“福豆の旦那”と慕われ、向かいに住む下っ引きの峰吉が様々な面倒ごとを持ち込んでくるが、丈太郎には江戸で妻子の仇を討つという密かな目的が…。

    試し読み

    フォロー
  • 夫婦箸 やきもち坂情愛記
    -
    四谷のぼろ長屋に住む吉六は火傷で手足が利かなくなった。けなげに面倒を見る女房のおゆうだが、窮乏を付け込まれ口利きの蛇ノ目に妾奉公を斡旋される。二人の手助けになろうと、隣り長屋に住む三州と円治が始めた読売が大当たりし事態は思わぬ方向へ…。

    試し読み

    フォロー
  • 湯島坂下狂騒記 煮売屋の入り婿
    -
    貧乏御家人の長四郎は、父親の借金のかたに湯島の煮売り屋へ養子に入る。店の娘・いねは下馬酒屋の源七を好いていたが、その源七と長四郎や香具師の三州は呑み仲間。商売繁盛を狙った三州の仕掛けが大当りで、わんさと客が集まってきたのだが…。

    試し読み

    フォロー
  • 新 戦国志 1
    3.0
    本能寺の変で明智光秀を返り討ちにした織田信長は、朝鮮遠征軍を編成した。そこへ、日本国内で家康が謀反を起こしたとの報が入り、信長はすぐに兵を返した。ここに史上空前の、信長と家康の生死を賭した天下争奪戦の幕が切って落とされた!!

    試し読み

    フォロー
  • 飾り屋盗賊闇裁き
    -
    裏店の飾り職人・清次郎にとって、祭は何よりも大切。ところが、大店が冥加金を出していないことを聞きつけ、不埒にも金を盗みに入るが、そこで更なる悪を知る。悪を放っておけない清次郎は世のため人のためと、自ら正義の鉄槌を…。書下ろし新シリーズ!

    試し読み

    フォロー
  • 死込人一蝶 冥土へのいのち花
    -
    流人暮らし十二年で江戸へ戻り、闇の始末人となった絵師の英一蝶。師走の大川で溺れる子を助けるが、その子は汚職疑惑でもめる銀座役所重役の妾の子だった。父子を亡き者にしようと襲いくる不逞の輩に、一蝶とその仲間たちが立ち向かったのだが…。

    試し読み

    フォロー
  • 三冬塾ものがたり 秋のひかり
    -
    江戸の名門私塾『三冬塾』。その塾頭・瀬川多聞は師範としての評価も高く、女の多い家族には苦労するものの生活も安定。その政争とは一線を画する立場も手伝い、官民の双方から頼られることも多いのだが、そんなある日、忘れえぬ女に再会して……。

    試し読み

    フォロー
  • 妻恋い同心 夜鷹殺し
    -
    八丁堀定町廻り同心、杉野弥三郎は「弱い者から袖の下を受け取るな」という父の遺言を愚直に守り、質素にすぎる暮らしぶりだった。そんな弥三郎の人柄に惚れ、なにかと世話をやく岡っ引き見習いの鯉吉。そんな二人が夜鷹殺しの現場に駆けつけ見たのは…。

    試し読み

    フォロー
  • 血風闇街道 火付盗賊改
    -
    幕府無届けの偽極印船の出所を追う火盗改の長谷川平蔵は、盗賊一味が操る五大力船を襲い船を没収した。次々と一味を屠っていく平蔵たちは、難を逃れた盗賊の残党が海商「鳥島屋」と繋がり、江戸へ上る琉球使者に仕掛ける罠を察知したが…。シリーズ完結篇!

    試し読み

    フォロー
  • 血闘御用船 火付盗賊改
    -
    薬研堀の紅問屋に賊が押し込み、男十二人を殺害し八百両を奪い、十一人の女を攫った。賊一味が、その女たちを海商へ売り飛ばしたのを知った火盗改の長谷川平蔵らは、次々と悪党どもを捕縛。その途中、偽極印を使った企みを知り賊一味の血祭りを画策するが…。

    試し読み

    フォロー
  • 吟味方与力人情控 花の嵐
    4.5
    北町吟味方与力・鼓晋作は江戸町会所の使途不明金を探索していた。会所の取締役・逢坂屋孫四郎を横領の疑いで詮議立てする直前に、店の書役・藤吉が姿をくらました。その住家には血塗れの両親と妻の惨殺死体が残され、まだ乳飲み児の姿が消えていた…。

    試し読み

    フォロー
  • 吉原白刃舞い 死込人 一蝶
    -
    幕府御用絵師の多賀朝湖は、その卓抜とした技量で将軍や公儀を揶揄する絵を描き三宅島へ島流しにされる。艱難辛苦の果てに赦免され江戸へ戻った朝湖は名を英一蝶と変え、かつての仲間とともに色里・吉原に巣食う悪党どもを密かに始末しだした…。

    試し読み

    フォロー
  • 花嵐悲愴剣 慚鬼死事帖
    -
    縁切り寺から豪商の娘が連れ去られた。住持・舜妙尼の依頼で美根慚鬼は江戸から館林へと向かう。だが、城が破却されたこの町には無頼が巣食い、かつての藩臣による傍若無人がはびこっていた。その輩が両親の死に深く関わった事を知った慚鬼の眸に業火が宿る!

    試し読み

    フォロー
  • ひぐらし同心捕物控 夫婦ごよみ
    -
    三河から江戸へ出てきた徳田東之進は八丁堀同心の娘・志満を妻にし、亡義父の跡を継ぎ新米同心として働き始めた。夫婦とはいえ床入りもまだの東之進と志満を心配した周囲の計らいで、やっと祝言をあげることに。だが当日、東之進の許婚だという娘が現れた!

    試し読み

    フォロー
  • とんび侍喧嘩帳
    -
    退屈をもてあます勝小吉のもとに、ある日文が届いた。言われるままに訪ねたところは大きな屋敷で、そこにはいかにも上品で身分あり気な尼が小吉を待っていた。だがそれはどうやらでき過ぎの息子との人違いだったらしい。新シリーズ第一弾!!

    試し読み

    フォロー
  • 平八捕物帳 月下の三つ巴
    -
    何者かに殺された父の跡を継ぎ、南町奉行所同心の手下となった小網町の若き岡っ引き・平八は、師とも義父とも慕い、近所からは深川の殿さまと呼ばれる武士・岡崎三郎の知恵と、手下たちの支えで下手人を追い詰める…。著者新境地のシリーズ第1弾。

    試し読み

    フォロー
  • 彩菊あやかし算法帖
    4.0
    算法大好き少女が一癖ある妖怪たちと対決! 常陸国牛敷藩の下級藩士の娘・車井彩菊は算法が大好きで、寺子屋で教えている。藩内のある村では、妖怪「賽目童子」への生贄として若い娘をひとり捧げていた。村人に乞われ、彩菊は妖怪とサイコロ勝負をするが……(第一話)。大人気「浜村渚の計算ノート」シリーズの著者が贈る、数学の知識がなくても夢中になれる新感覚「数学×時代」ミステリー!
  • 遠野魔斬剣
    -
    盛岡藩主・南部家が治める遠野城下で若い娘十六人が相次いで失踪した。「魔切り剣」を悪用する天狗一味の仕業で、首領の大天狗は大柿半兵衛が遣う酔剣・神仙夢想流の達人との噂。“兄弟弟子”の悪事を見過ごせぬと、半兵衛は神々や物の怪が棲む異界・遠野へ。しかし現地の古老は、天狗は守り神、真の敵は呪力を操り悪行を重ねる「神魔一族」だと語り…。
  • 侠盗組鬼退治
    3.0
    この侠(おとこ)どもが浮世の鬼を斬る! 悪名高き旗本の裏の顔は――? 痛快! 新シリーズ見参! 悪名高き山師旗本の浮世の悪を断つ鬼退治開幕! 直参旗本でありながら銭相場で大儲けし、名を響かせる堀田左近。実は悪の限りを尽す江戸の鬼を退治するために有能な同士を集めていた。ある夜、強盗頭巾たちに襲われ絶命した若侍の手には富籤の突き札らしき木札が。火付盗賊改役の土屋又兵や仲間たちと真相を調べ始めると怪しげな動きが……。実業之日本社文庫初登場の著者が放つ、痛快時代小説!
  • 吉野桜鬼剣 走れ、半兵衛<三>
    -
    満開の桜の下で、秘剣一閃! 剣客・大柿半兵衛は、かつて加賀・前田家の剣道指南役を務めた知心流師範で、いまは江戸の下町で道場主を務める大柿幸之助を父に持つ。老中・安藤信正が画策した公武合体政策、和宮の降嫁に際しては幕府の密使をつとめあげ、その働きが買われて安藤の信頼を得た半兵衛は、何度かの密命を帯び、その都度見事につとめあげた。坂下門外の変の後、安藤は失脚したが、半兵衛の剣の腕の評判を聞きつけた柳生家の当主・俊順(としむね)から、新たな依頼が寄せられた。柳生家の在所に出没する「桜鬼(おうき)一族」を成敗して欲しいというのだ。吉野山中に跋扈する一族は、奈良の高僧や天領の代官たちを殺め、金銀財宝を掠奪。討伐のため派遣された柳生新陰流の剣士たちも皆、渦巻く桜吹雪に紛れて刀が一閃する「吉野桜鬼剣」に打ち破れたという。知心流の新たな秘剣「翡翠(かわせみ)」を伝授された半兵衛は、早春の大和国・吉野へ向かう。「桜鬼一族」とは何者なのか。新陰流をも打ち破る、幻想的な桜鬼剣とは……!? 「走れ、半兵衛」シリーズ、待望の第三弾!
  • もんなか紋三捕物帳 桃太郎姫
    3.7
    眉目秀麗で学問にも優れた若君・桃太郎は、実は跡取りがいないゆえに男として育てられた姫君だった!ときに町場に出ては町娘に変装し、娘気分を楽しんでいたが、次々と不可解な事件に出くわして…。正義の名のもと、十手持ちの紋三親分とともに桃太郎が江戸の町で鬼退治!脇を固める相棒は“犬”“猿”“雉”?大人気・痛快捕物帳シリーズ!
  • 倭国と日本古代史の謎
    4.0
    律令制国家の成立という予定調和的な日本の歴史は本物なのか?国家創生の正史といわれてきた『日本書紀』の内部矛盾や、外国史書や考古学の新たな発見から、古代史から消された真の帝王や九州王朝を浮かび上がらせ大和王権の陰謀の真相を暴く!!
  • 真説 大坂の陣
    3.0
    果たして「大坂の陣」とは何であったのか? すでに政権を掌握していた徳川家康は、なぜ「主殺し」の汚名を敢えて着てまで、豊臣家を滅ぼしたのか? その真相を真田幸村や後藤又兵衛など、戦いに身命を賭した武将らの姿を通して、誰にでも判り易く解明する!

    試し読み

    フォロー
  • 腫面
    -
    時は平安中期。戒定寺を乗っ取り、さらに殿上人となるため、あれこれと画策する豸恵と実仞。その野望の障害となる、清少納言の夫、橘則光の暗殺を企て、さらに藤原道長に近づくため、その妻に対して自作自演までして信頼を得ようとする。さて、豸恵らの野望は達成されてしまうのか。則光の命は、源頼信、高僧・治恵の運命は如何に! 最後に老婆の「腫面」顔になるのは誰?
  • 生命きらめく おやこ相談屋雑記帳
    4.0
    将棋会所の常連客の家に狐の親子が棲みついた、と聞き、訪ねていった信吾。幼い頃に難病から奇跡的に生還した際、彼は動物と会話できる能力を得た。対面した母狐が言うには…(「おコンさん」)。他に相談客との心温まるエピソードも。そして一番の見どころは、「おやこ相談屋」になってだいぶ経ちますが、やっと信吾と波乃の子が生まれます! マイペースな本作で、皆さん幸せ気分に浸ってください。また、シリーズで初めて著者があとがきを寄稿。作品や登場人物への思い、遅咲きデビューの秘話など、貴重な内容も必読!
  • 紫式部と清少納言 二大女房大決戦
    4.0
    紫式部は執筆に追われていた。「源氏物語」を餌に、帝の関心を愛娘・彰子へと向けさせたい藤原道長から、続きを催促されているのだ。創作の手がかりが欲しい紫式部は、素性を隠し、荒れ屋で暮らす清少納言の元を訪れる。そこで、皇后定子の霊鬼が宮中を徘徊しているという噂を、うっかり口にしてしまい…。小競り合いばかりの二人が、霊鬼探しでまさかの共同戦線。平安文学好きには夢、超展開の二大女房大決戦! サイテーのライバルがサイコーのバディになる!?
  • 桶狭間で死ぬ義元
    -
    強い今川家を目指し、検地や寄親・寄子制を導入するなど制度改革を行い、風通しが悪くなった古臭い家風を変えようと、当主として懸命に歩む義元。今川の東に北条、北に武田、西に織田という群雄割拠の乱世において、義元はいつしか「海道一の弓取り」と称されるようになる。甲相駿三国同盟を成立させ、今川家最大の繁栄をもたらした名武将は、篠突く雨の桶狭間で最後に何を想うのか。

    試し読み

    フォロー
  • 隆家卿のさがな姫
    -
    目に入れても痛くないほど大事な娘の姫君に、「よくぞ帰り来たまいけるかな、こんのクソ親父がーっ!」と言われたのは、救国の英雄、藤原隆家。「誰に似たりや」とぼやけば、妻からは「殿にや」と呟かれる。時の権力者である道長のことなど微塵も恐れず、世間ではさがな者と評されている彼も、家では一人の父親だった。体は弱いが気が強い姫君の願いを叶えるべく、隆家が下した決断とは。
  • 大江戸亀奉行日記
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 所は上野不忍池、イシガメたちがのどかに暮らすこの池を、突如覆った不穏な空気──上方からクサガメ、アメリカからはミドリガメが移住してきたのがその理由だ。無法者と化した彼らに対してか、イシガメの中には右傾化するモノやフェミ論を唱える者が現れて、まさに一触即発の状態に!亀奉行・亀山左衛門尉俊寛の悩みも増すばかりなのだった……。カメたちの日常をユーモアと風刺たっぷりに描く、本邦初の生体環境時代小説。
  • 料理番に夏疾風 新・包丁人侍事件帖
    3.5
    将軍家斉お気に入りの台所人・鮎川惣介にまたひとつやっかい事が持ち込まれた。家斉から異国からやってきた男に料理を教えるよう頼まれたのだ。文化が違う相手に苦戦する惣介。そんな折り事件が──。
  • 加藤段蔵無頼伝 : 1 惡忍<新装版>
    -
    時は戦国。乱世を自由奔放に生きる忍者、加藤段蔵。伊賀・甲賀を挑発し、加賀一向衆の首領に罠を仕掛ける。やがて段蔵が矛先を向けたのは越前の朝倉、越後の長尾だった――。伝説の忍者「飛び加藤」こと加藤段蔵の活躍を描く、痛快戦国ピカレスク・ロマンの新装版。
  • はぐれ馬借
    -
    その若者、並外れた体躯であった。名は獅子若。比叡山領坂本で馬による陸運業・馬借をしている。世は混迷の室町期、貧者は自力で身を守らねばならぬ。己の腕力のみを信じて生きてきたが、権力者の逆鱗に触れる出来事により叡山領追放の身に。愛馬を連れ、失意のうちに彷徨うなか現れたのは「はぐれ馬借衆」を率いる美少女・佐保だった。彼女の誘いに行動を共にするが、一団を追う刺客の影が――。
  • ひとり白虎 会津から長州へ
    4.4
    戊辰戦争に参戦した会津藩白虎隊士・飯沼貞吉。仲間達と自刃したが、唯ひとり蘇生する。江戸の謹慎所で、生き残りと謗りを受ける貞吉に、捕虜受け取り責任者楢崎頼三が、自分の故郷長州へ行こうと誘う。会津を失った貞吉は、敵だった長州へ楢崎と旅立つが……。異郷でもがき苦しみながらも、恩愛を知り、明治の日本人として誇り高く生きた実在の男の波乱の生涯。幕末維新に新しい光を当てる傑作歴史小説。
  • 岳飛伝 一 三霊の章
    4.0
    負けたのだ。「替天行道」と「盡忠報国」というふたつの志の激突だった。半年前の梁山泊戦。瀕死の状態の楊令に右腕を切り飛ばされた岳飛は、その敗戦から立ち直れずにいた。頭領を失った梁山泊は洪水のために全てが壊滅状態にあった。一方、金国では粘罕(ネメガ)が病死した後、軍を掌握したのは兀朮(ウジュ)。そして青蓮寺が力を失った南宋も混沌とした状態だった。十二世紀中国で、熱き血潮が滾る「岳飛伝」開幕! 大水滸伝・最終章、待望の文庫電子版全17巻刊行開始。
  • 柳橋物語
    3.3
    気丈で働き者のおせんは、おとなしく控えめな庄吉と、乱暴者だが闊達な幸太の2人から相次いで求愛を受ける。幼さゆえに同情と愛とを取り違え、上方に修行へ行く庄吉の「待っていてくれるか」という言葉を受け入れた彼女は、しきりに会いに来る幸太のことをすげなく突き放す。たいへんな大火事が起きたのはそんな時だった。おせんは病気の祖父をかばって逃げ遅れ、窮地を救ってくれた幸太は、火に追われ逃げ込んだ川の中で、濁流にのまれ命を落としてしまう。火事で一切の身寄りをなくしたおせんは、幸太と不義を働いたという根も葉もない噂で心身ともに追いつめられてゆく。追い打ちをかけるように、月日を経て再会した庄吉からも幸太との不義を疑われ、婚約破棄を言い渡されて――。火事から町が復興し、柳橋がかけられるまでの日々に起きた、おせんという一人の女性の哀しくもたくましい愛の物語。他「生きる」ことへの悩みに真正面から向き合った『しじみ河岸』を加えた中編2作による名作集。 ※本書は二〇一三年九月に新潮社より刊行された「山本周五郎長篇小説全集第五巻」、二〇〇五年十一月に小学館より刊行された「山本周五郎中短篇秀作選集2」を、文庫化したものが底本です。
  • 五瓣の椿
    3.5
    家のために働きづめ、その挙句倒れて死んでしまった大切な父。その時母は浮気相手と不義密通を働いていた――。おしのが母をなじると、返ってきたのはおどろくべき言葉だった。「おしのちゃん、あなたの本当の父親はほかにいるのよ。」 母の不義を憎み、次々と母や、男たちに復讐を果たしながらも、不浄な血が流れている自身の存在に悩むおしの。最後の復讐相手、自分の本当の父親と直面したおしのがとった驚くべき行動とは――。犯した罪をどうやって償うべきか。サスペンス仕立てで語られる、罪と罰の物語。
  • 藪医 ふらここ堂
    値引きあり
    3.8
    江戸は神田三河町の小児医・天野三哲は、「面倒臭ぇ」が口癖。朝寝坊はする、患者は待たせる、面倒になると逃げ出す、ついたあだ名が「藪のふらここ堂」だ。ところがこの先生、見えないところで凄腕を発揮するらしい。三哲に振り回されながらも診療を手伝う娘のおゆん、弟子たち、ふらここ堂の面々の日常と騒動を描く!
  • 女が、さむらい
    4.0
    近頃、男が弱くて仕方がない――平和が続く江戸で千葉道場の筆頭剣士となっていた秋月七緒。長州藩邸用人の娘である彼女は、親に強制された縁談の席で強盗事件に遭遇。犯人を成敗し、瀕死の男・猫神創四郎を助ける。惹かれ合う二人だが、猫神の正体は、徳川家に不吉を成す刀<村正>に纏わる密命を受けたお庭番だった。江戸では、刀に関する事件が頻発しており……。強く美しき剣士と、剣術を失った腕利きお庭番の出会いが波乱を巻き起こす。これが風野真知雄の真骨頂!
  • 天翔ける倭寇(上)
    3.0
    平戸の領主の庇護を受けて、大明の沿岸に跳梁する大海賊・王直の手下となった源次郎は、天文十七年(一五八四年)、大量の鉄と硝石を紀伊雑賀の荘に持ち帰り、雑賀鉄砲衆二十五人の若者を連れて、再び平戸へ向かった。鉄砲伝来直後の乱世のただなか、さまざまな思惑を抱いて大陸へ渡った若者達の夢とロマンと郷愁の情を描いた、海洋冒険時代小説の傑作。
  • いのち燃ゆ
    3.0
    関ヶ原の前哨戦、安濃津城の戦いで、ひとりの美しい武者がいた。富田信高の妻、苳姫の戦場での活躍を描いた表題作に加え、女性の切ない生き方を描いた作品を多数収録。北原亞以子、幻の時代小説を集めた短編集。
  • 将軍の料理番 包丁人侍事件帖(1)
    4.3
    江戸城の台所人、鮎川惣介は、天性の嗅覚の持ち主。家斉に料理の腕を気に入られ、御小座敷に召されることも。ある日、惣介は、幼なじみの添番・片桐隼人から、大奥で起こった不可解な盗難事件を聞くが──。
  • 新・一茶捕物帳 -三日月に哭く-
    -
    江戸は深川伊勢崎町の源右衛門店通称お月見長屋に独居する弥次郎兵衛は長屋裏の本行寺の本堂を借りて読み書きを教えている。この情け深くて涙もろい男こそ、北町奉行所の定廻り同心・片山九十郎の知恵袋として江戸を騒がす怪事件の謎を解く若き日の俳人・小林一茶であった――! 人情あふれる下町を舞台に、時代ミステリーのニューヒーロー“涙の弥次郎兵衛”の推理が冴える!
  • 人形佐七捕物帳傑作選
    値引きあり
    -
    神田・お玉が池に住む岡っ引きの人形佐七が江戸でおきたあらゆる事件を解き明かす! 横溝正史の傑作捕物帳全作品から厳選。冴えた謎解き、泣ける人情話……初めての読者にも読みやすい7編を集めました。
  • 柳生剣法帖 ふたり十兵衛
    3.0
    剣を握ったのは遠い過去、今では書物を手放さず、暇さえあれば読書にふける柳生十兵衛は、一応、将軍家剣術指南役たる柳生家の御曹司。先日までは徳川家光の小姓も務めていた。だが家光の勘気を被り、目下、小田原にて謹慎の身。謹慎これ幸いと読書にうつつを抜かす十兵衛だったが、小田原城主阿部備中守から城下の不逞浪人の調査を依頼される。十兵衛は、筋骨隆々の従者一兵衛と探索を開始するが……。読書家・柳生十兵衛が、小田原に巣くう〈魔〉に挑む!
  • 世直し人 品川しみづや影絵巻
    -
    怪我を負って記憶を失い、一膳飯屋「しみづや」の前に倒れていた男──新助と名付けられた者の正体は、幕府の御庭番・喜多新十郎だった。だが、彼の心は人々との出会いにより、変わろうとしていた……。
  • 二剣の絆 火盗改父子雲
    3.0
    神田佐久間町の笠屋・美濃屋に男たちが押し入り、主の豊造が斬殺された上、娘のお秋が攫われた。火盗改の雲井竜之介の父・孫兵衛は、息子竜之介とともに下手人を追い始めるが……。書き下ろし時代長篇。
  • 赤まんま 髪ゆい猫字屋繁盛記
    3.6
    木戸番のおすえが面倒をみている三兄妹の末娘、まだ四歳のお梅が生死をさまよう病にかかり、照降町の面々は、ただ神に祈るばかり――生きることの切なさ、ままならなさをまっすぐ見つめる人情時代小説第五弾!
  • 秋霖(しゅうりん) (上)
    -
    時代は戦国乱世、織田信長らが天下制覇の野望に燃えているころ、かつての西国の覇王・尼子氏は、毛利の謀略のために一族滅亡してしまっていた。しかし、一族でただひとり、孫四郎だけが生き残り、仔犬の悪太郎とともに成長していた。一方、中山鹿之助ら、尼子十勇士を中心とする尼子の残党は捲土重来を期し、孫四郎を擁立して一族再興のときをねらっていた。かくして血で血を洗う抗争の火蓋は切っておとされた…! 巨匠・西村寿行が放つ、波乱万丈の戦国伝奇アクション・ロマン巨編!
  • 吉良忠臣蔵 上
    4.3
    「浅野内匠頭、吉良上野介に刃傷」の報は、青天の霹靂のような衝撃となって江戸城を駆け抜けた。しかし、実態の江戸城中・松の廊下の刃傷事件の背後には、冷酷無比な罠が張り巡らされており――。
  • 花魁くノ一
    -
    代筆人として遊女のために恋文を綴る雪乃は、角町の貞女から十両もの大金の送金を頼まれる。貞女の必死の願いに、断りきれなかった雪乃。だが、数日後、貞女が遺体で発見されて……。
  • 迷い人 品川しみづや影絵巻
    -
    北品川の名水を使うことで美味いと評判の一膳飯屋『しみづや』。その飼い猫が見つけた、行き倒れの男は、記憶を喪っていた。男は一体何者なのか? 手がかりは、3本の包丁と男が創る料理だが……。
  • 望の夜 髪ゆい猫字屋繁盛記
    4.0
    佐吉とおきぬの恋、鹿一の家族の和解、おたみに初孫誕生……めぐりゆく季節のなかで、猫字屋の面々にも、それぞれ人生の転機がいくつも訪れて……江戸の長屋に息づく情を豊かに謳いあげる書き下ろし第四弾!
  • 夜半の春 照降町自身番書役日誌
    4.0
    盗みで二人の女との生活を立てていた男が捕まり打ち首に。残された家族は……江戸の片隅でひっそりと生きる男と女、父と子たち……庶民の心の哀歓をやわらかな筆で描く、大人気時代小説シリーズ、第四巻!
  • 火盗改父子雲
    3.0
    日本橋の薬種屋に賊が押し入り、大金が奪われた。逢魔が時に現れる特徴から、逢魔党と呼ばれる賊の仕業と思われた。火付盗賊改方の与力、雲井竜之介と引退した孫兵衛は、逢魔党を追い、探索を開始する。
  • 地獄太夫 やなぎばし浮舟亭秘め暦(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 死に装束を身にまとい、死の一歩手前で恐怖と性の愉悦を深める男女。しかしあの世への花魁道中の途中から、ひとり、引き返してきた男がいた-。夫に先立たれ、料亭「浮舟」を切り盛りする若おかみ、結のもとに、浮世絵の版元から3日間の独占予約が入った。使用する客は、中世の伝説的遊女である地獄太夫を描いて人気の絵師。しかし、その部屋からは、昼間から奇怪なうめき声ばかり聞こえてくるのだった。遊び人の舅とともに原因解明に乗り出した結は絵師の過去に刻まれた、ある遊女との哀しい性愛の過去を知ることになるのだった。
  • 虎落笛 照降町自身番書役日誌
    4.3
    市井の暮らしになじみながらも、武士の矜持を捨てきれず、心の距離に戸惑うこともある喜三次。悩みや問題を抱えながら、必死に毎日を生きようとする市井の人々の姿を描く胸うつ人情時代小説シリーズ第三弾!
  • 十六年待って 髪ゆい猫字屋繁盛記
    3.7
    余命幾ばくもないおしんの心残りは、非業の死をとげた妹のひとり娘のこと。おたみはそんなおしんに心を寄せて、なけなしの形見を届ける役を買って出る。人と真摯に向き合う姿に胸熱くなる江戸人情時代小説!
  • 海山の幸 品川人情串一本差し
    4.5
    元八丁堀同心の波之進は身内を悪人に殺され、稼業をやめて妹と品川で串焼きの見世を開いていた。ある日、波之進は海の救け組と身投げをした女を助ける。話を聞くとそれは波之進の敵が関係しているらしく……
  • 寒紅梅 髪ゆい猫字屋繁盛記
    3.5
    恋する女に唆されて親分を手にかけ遠島送りになった黒岩のサブが、江戸に舞い戻ってきた――!? 喜びも哀しみもその身に引き受けて暮らす市井の人々のありようを描く大好評人情時代小説シリーズ、第二弾!
  • 石燕夜行 骨きりの巻
    3.4
    江戸・日本橋で夜な夜な町の誰かが骨だけにされて見つかる。そんな奇怪な噂が立っていたある日、町絵師・鳥山石燕の元に塗楽という奇妙なご隠居がやってきた。事件を解決するため彼の力を借りたいというのだが、その正体は妖怪の棟梁で……。異能の青年絵師が妖怪たちと、江戸を騒がす怪異を断つ!新たな伝奇妖怪エンタテインメントのはじまり、はじまりぃ――。

最近チェックした作品からのおすすめ