ひとり白虎 会津から長州へ

ひとり白虎 会津から長州へ

616円 (税込)

3pt

4.8

戊辰戦争に参戦した会津藩白虎隊士・飯沼貞吉。仲間達と自刃したが、唯ひとり蘇生する。江戸の謹慎所で、生き残りと謗りを受ける貞吉に、捕虜受け取り責任者楢崎頼三が、自分の故郷長州へ行こうと誘う。会津を失った貞吉は、敵だった長州へ楢崎と旅立つが……。異郷でもがき苦しみながらも、恩愛を知り、明治の日本人として誇り高く生きた実在の男の波乱の生涯。幕末維新に新しい光を当てる傑作歴史小説。

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ひとり白虎 会津から長州へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月20日

    会津に一人旅、お供にこの本を買いました。
    生き残ったことを責められる理不尽さと、それに負けずに大きなことを成し遂げた生き様が描かれていました。旅がより楽しくなりました。

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    Posted by ブクログ 2022年01月06日

    もう題材からして泣く本とは思っていましたが、悲しかった。物静かながら実直で素直な貞吉がやっと自分の道を見つけられて嬉しかった。

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    Posted by ブクログ 2019年02月09日

    白虎隊でただ一人、生き残った 飯沼貞吉。冷たい目を向けられ、死に損ないと罵られる日々を救ったのは、長州の楢崎頼三だった。「生きていて良かった」の温かい声に背を向け、身元を引き受け、将来の面倒まで見てくれた頼三に報いることもせず、ただただ立派に自害できなかった事を嘆くばかりの定吉。一人ぼっちになり、ド...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月21日

    知人に推され、初読の作家さん。

    出てくる人全てがあたりが柔らかく、読んでいて疲れない。
    ともすれば悪人が描けないと云うことが、作家さんの限界に感じることもあるが、ギリギリのところで免れている感がある。

    ただ一つ、会話文の語尾にやたらと「ッ」と付くのが、安っぽくて残念。

    さて、次は何を読めばいい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月04日

    植松三十里さんの初読み。

    史実に基づく、白虎隊の生き残りの物語。。。
    事前情報は皆無。
    作者の名前も聞いたことない。
    文字通り、店頭でたまたま目についただけの一冊だが、白虎隊と聞いては、福島県出身者として読まずにはおられまい!
    と、衝動買い。

    敵方の少年の資質を見込んで故郷に連れ帰り、衣食住から...続きを読む

    0

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