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負けたのだ。「替天行道」と「盡忠報国」というふたつの志の激突だった。半年前の梁山泊戦。瀕死の状態の楊令に右腕を切り飛ばされた岳飛は、その敗戦から立ち直れずにいた。頭領を失った梁山泊は洪水のために全てが壊滅状態にあった。一方、金国では粘罕(ネメガ)が病死した後、軍を掌握したのは兀朮(ウジュ)。そして青蓮寺が力を失った南宋も混沌とした状態だった。十二世紀中国で、熱き血潮が滾る「岳飛伝」開幕! 大水滸伝・最終章、待望の文庫電子版全17巻刊行開始。
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Posted by ブクログ
待ち焦がれていた文庫化。大水滸伝シリーズの最終部「岳飛伝」の幕が開きました。 頭領を喪った「梁山泊」、「南宋」、「金」、そして南宋の中の一軍という形にはなっていますが、岳飛率いる「岳家軍」それぞれの視点から、少しずつ楊令後の世界が描かれます。 個人的に最も気になる梁山泊の様子は、頭領が不在の中、...続きを読むまた未曾有の大洪水による被害も癒え切っていない中、よく堪えているものの、当然ながら様々な問題が出てきています。主要な人物たちも「どうすべきか、何をすべきか」と悩みながら、何とか日々自分にできることをしています。 いまだ力はあるものの、先行きの不安をひしひしと感じさせ、読者である僕としても、お馴染みのキャラクターたちとの再会を手放しに喜べない雰囲気です。 そんな中、本巻の最終章で王貴があるチャレンジの末に出会った新たな登場人物とのエピソードは、お気に入りの一つです。本シリーズ読者には垂涎ものの「李逵の香料」も出てくるんですよ。 気づけば、タイトルロールの岳飛のことを何も話していませんが、彼が養生所で延圭という兵士と対話するエピソードも好きです。 楊令に徹底的に負け、打ちのめされたまま、その楊令を喪くした彼にとって、もしかするとこの対話が何かのきっかけになっていくのかな。何れにせよ、まだ本巻ではそんなに目立っていません(笑) そんな岳飛や梁山泊が、そして水滸伝から続く「替天行道」の志はどうなっていくのか、これから16ヶ月かけて、しっかりと目に焼き付けていきたいと思います。
岳飛が主人公となると、いよいよ史実寄りの内容がメインになるのかと思いきや、やっぱり第一巻は、まだまだ梁山泊が物語の中心。とはいえ、かつての栄光はどこへやら、落日の様相を呈しているのは否めず。初代のヒーローたちが、軒並み死んだか引退しているから、それもむべなるかな、ですね。ヨウレイ伝で創作された諸人物...続きを読むを、殆ど忘れてしまっているから、ピンと来ないエピソードも多々あったけど、それを差し引いても、本シリーズに通底する熱さは相変わらず。これまで同様、一気に読み通してしまいました。軍団を問わず、皆揃って暗中模索中って印象が強かったけど、悩む姿もまた漢ですね。これからしばらくは、月1の定例お楽しみが出来たっていうのも、大変に喜ばしいことで。
さぁ、全17巻のスタート。 古い友人に再会する様な気持ちで読み始め、皆と同じ様に亡くしたものの大きさを再確認しています…
楊令伝の最後に楊令が死ぬ。 その楊令に右腕を切り落とされた岳飛の物語が今始まる! とは言うものの読み初めは出涸らし感がたんまりとしてました。 水滸伝の英雄達の生き残りもあと僅か、あの九紋龍でさえ文章から体力の限界に一歩一歩近づいているのだなぁ感じるところがあります。 前作楊令伝の始まりでは...続きを読む色んなものに期待がありました。前々作の水滸伝で童貫に滅ぼされた梁山泊を呼延灼や公孫勝、武松達が支え楊令を統領に迎え建て直し打倒童貫という目標があった! しかし、本作には何がある?何が残っている?という思いがあり暫く時間を置いてしまいました。 本作を読んでみての感想は『暁光がある』という事です。 多くは語りません是非ご一読下さい!
水滸伝、楊令伝に続く第3章。 続ければ続けるほど駄作になるものが多いですが、水滸伝から楊令伝。 とても、楽しめました。 そして、岳飛伝。 今回の作品も楽しめそうです!!
楊令伝を読んでから4、5年経ってしまい、登場人物の人間性は記憶おぼろげの状態。そうであっても、北方謙三さんが描くピリッとした漢らしい雰囲気や短い言葉に含まれる情感は相変わらず引き込まれる。
北方謙三大水滸伝シリーズの最終章、『岳飛伝』。最初の巻は、前シリーズの主人公・楊令の残影を引きずりながら、それぞれ新たな時代へと向かおうとする群雄が描かれます。ここから、物語と歴史が結節するところまでワクワクしながら読んでいこうと思います。
北方水滸伝の最終シリーズ 壮大な実験国家の梁山泊は、巨大な自然災害と巨星の死により分解の危機に。梁山泊の実験はどうなる? そして、岳飛は揚令との戦いの傷を癒やし、どこに向かうのか? 向かう方向が気になる。
また、水滸伝、楊令伝に続いた、岳飛伝が始まった。まあ、あんまり出た時は読む気にならなかったが、読み始めると面白そうですね。さあ、梁山泊はどの方向に向かってくかです。金、南宋、梁山泊の三つ巴、いかに生き残るか。 まだ序章です。
水滸伝、楊令伝や楊家将など全て読んできましたが、話が長大すぎて登場人物名を忘れかけています^^; これを機に少し復習しなければ・・・ 今後、恐らく1年以上かけて毎月1巻ずつ刊行されて行くと思うので、楽しみです!
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