歴史・時代小説作品一覧
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5.0武田信玄の軍師・山本勘助に育てられた若き忍び、市勘は、拐かされて売られたあげく、海に沈められた女・里々の命を救う。 寄る辺ない二人はあばら家に暮らし、やがて二人は愛し合うようになった。 しかし市勘は、信玄配下の武将・穴山信君の命を受け、徳川軍の二俣城攻略に出向き、激しい戦闘の中で戦功をあげるも重傷を負ってしまう。 体を引きずるようにして愛する女の待つ家に戻った市勘だったが、あばら家の中はもぬけの殻。里々は人身売買に手を染める商人たちの手の者に連れ去られた後だった。 愛しい女を救い出すため、自ら奴隷として買われた市勘だったが……。これまで語られることのなかった戦国時代の奴隷売買をテーマに、若き忍びの活躍を壮大なスケールで描く冒険時代小説!
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3.6風采があがらず、しょぼくれて冴えない侍――亀無剣之介は、毛羽だったちぢれ毛の髷と、名前の一文字から、ちぢれすっぽんと呼ばれる北町奉行所の名物同心。その風貌と、おどおどした言動は、奉行所のみならず、町民のあいだでも馬鹿にされているが、実は頭脳明晰であり、剣は鳳夢想流免許皆伝の腕前。見かけからは思いもよらない、切れ者同心であった。 ある日、沢木屋の女主人・おさよは、やむをえぬ事情から、能登屋の弦蔵を殺してしまう。考え抜かれた殺しの計画は完璧で、おさよは、奉行所の探索の手からうまく逃れたかにみえたが……。 殺しの下手人にしつこく喰らいつく、剣之介の追及がはじまる!
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3.0二年前から南町奉行所に出仕している見習同心・長月菊太郎。父は、同奉行所の隠密廻り同心で、鬼隼人と恐れられる直心影流の遣い手・長月隼人である。そんな父子のもとに、日本橋の両替屋に押し込みが入り、二千両が奪われ、奉公人五人が惨殺されたとの報が入った。三月ほど前に別の両替屋を襲ったのと同じ賊による所業と睨み、さっそく動き出した隼人について、菊太郎も探索に加わることとなる。幼いころから父の背中を見て剣術の腕を磨いてきた菊太郎は、父と共に、慣れない仕事に体当たりで挑んでいく!「剣客同心親子舟」シリーズ、堂々の第一作。
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3.2北条義時。鎌倉幕府第二代執権の座に就くまでの彼は、あまりにも無力だった。姉・政子と義兄・頼朝の非情かつ強烈な個性に翻弄され、父・時政にはないがしろにされ続ける。己が権力を持つことなど、考えることさえできなかった。運命の輪が回り始めるまでは──。頼家の乳母一族として権勢を振るう比企氏を滅ぼし、頼家を幽閉、暗殺した事件から、義時はその本領を発揮し始める。繰り広げられる血で血を洗う抗争。権力者の死、仲間の叛乱、数々の権謀術数、そして、叶わぬ恋。2022年NHK大河ドラマの主人公・北条義時の半生を静謐な熱を込めた筆致で描く歴史小説。
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4.0「川というのは無慈悲なものよ。絶えず流れて一時たりとも同じ姿を見せぬのだから」(詩人・梁川星巌×妻・張紅蘭「紅蘭」)/「わしにもいつか、そねーな日が来よるかのう。日なたを歩ける日が」(長州藩士・吉田稔麿×小川亭の若女将・てい「薄ら陽」)/「死んだって、生きてるんだよ。なにひとつなくならない。あたしが、あの人を慕っていたことも、あの人があたしを何より大事にしてくれていたことも」(新選組・沖田総司×労咳病みの老女・布来「呑龍」)――。新選組の沖田総司や土方歳三、吉田松陰門下生の高杉晋作や吉田稔麿、西郷隆盛らとともに戊辰戦争へと突き進む中村半次郎……。幕末の京を駆け抜けた志士たちも喜び、哀しみ、そして誰かを愛し、愛された。激動の歴史の陰にひっそりと咲く“かけがえのない一瞬”を鮮やかに描き出す全6編を収録した短編集。
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5.0咲之進は、幕府御庭番を勤めとする美濃部家の次男。父・宗左衛門は長男・甲太郎に家督を譲り、「回天三鈷一刀流」の道場を営んでいる。咲之進は父の道場や、母が屋敷の離れで開いている私塾を姉の真帆とともに手伝い、部屋住みとしてのつつましい日々を送っていた。だが、そんな咲之進は自らの出自に疑念を持っていた。父母や兄姉にも似ない顔形、気性。そしてさらに、その疑いを強くするのは咲之進の内にある異質な能力だった。ある日、咲之進が湯島霊雲寺で見かけた美しい姫。咲之進は姫の心の声を聞く。それは高貴な容姿とはうらはらな女の情欲の声だった…。異能の武士が読心の力で女の懊悩を癒す、時代官能新シリーズ。
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5.0「―― 泣くものか。泣けば負けだ。負けはならぬ。決して、負けてはならぬ」信長の姪であり、お市の方の娘である浅井の三女・江。 生まれは北近江、育ちは伊勢、母とともに越前へおもむき、知多大野へ十二歳で嫁ぐ――幼い頃から転変の人生を歩み、二度の落城をくぐり抜け、三人の夫に嫁して、ついには徳川将軍の御台所に上りつめた、強く誇り高い娘。信長・秀吉・家康ら、乱国の世を駆け抜けた英雄と出会い、その生き様を見届けた江姫の、波乱と激動の生涯を描く物語。上・中・下の全三冊で堂々刊行!
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-豊臣秀吉を天下人へと導いた、武将・黒田官兵衛。関白となった秀吉に「わしが死んだあとに天下をとるのは、この男しかいまい」とまで言わしめた知恵袋。五十数度もの戦を経験するが、驚くことに不敗を誇る天才軍師である。 戦場では、しばしば意表をつく知略を発揮し、多くの敵から恐れられたが、自らを頼る相手は決して裏切らず、生涯、正室一人を愛し続けた実直な武将だったという。 2014年大河ドラマの主人公となる黒田官兵衛。その波瀾万丈の半生を描く本作。上巻では、秀吉との出会いから天下統一までの足跡を追う。
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3.9何もせずに朽ち果てるくらいなら、口先だけで手に入れてみせよう。金も力も愛も、そして王座さえも……。 ローデン国の第二王子であるフィッツラルド。第一王子を後継者にと考える国王からは疎まれ、その第一王子からは頻繁に刺客を送られ、茨の日々を過ごしている。このままでは、漫然と死を待つだけだ……そう考えた彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう ―― すべては生き抜くために。 頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。第17回電撃小説大賞4次選考作。
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 武田側との通謀を疑われ、徳川家康は正室築山殿と嫡男・信康の処分を織田信長から強要される──。信長への忠誠か、子への愛か──究極の選択を迫られた家康は伊賀忍者の頭目・服部半蔵に切腹の使者を命じる。徳川一族を陥れんと暗躍する武田方の間者との死闘、横筒を吹く謎のくの一。天下取りの影に抹殺された男の生きざまと、歴史の節目に見え隠れする忍びの者たちの活躍と苦悩を描く。拓殖重兵衛『半蔵の槍』後日譚を併載。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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-忍術使いの侍が活躍する本格時代劇が登場! 著者の谺雄一郎氏は、2010年に小説『十三人の刺客』を上梓し、映画の大ヒットと共にその確かな筆致で注目を浴びた本格派時代劇作家です。今作品は御家人・多々羅醇堂を主人公とする書き下ろしシリーズの第一作目になります。 …時は江戸末期。多々羅醇堂は、気楽な御家人生活を送る酒好きな快男児。しかしもう一つの顔は江戸に起こる事件の数々を追う名探偵。名奉行遠山金四郎から密命があれば得意の忍術を使って怪事件を解決していく---。 実直な旗本・座光寺伊織が何者かに惨殺された。不可解なこの事件を醇堂が追っていくうちに、時の将軍の側妾・お美代の方が密かに催す淫靡な宴の実態に突き当たった---。 小粋な芸者・蔦吉、美丈夫な七化けの巳之助ら力強い手下も活躍して事件の闇を暴いていきます。
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-時は明治維新から遡ること五年、文久三年(1863年)八月。大和地方の十津川郷を、倒幕のため決起せんとする維新志士集団 『天誅組』 が訪れる。 十津川郷に住む少年・野崎雅楽は、兄であり天誅組の協力者である野崎主計、そして幕府により父を投獄され喪った少女・市乃とともに、戸惑いを感じながらもその行軍に同行することとなるのだが……。 新時代への理想にあふれた決起から、一転して逆賊とされ、幕府軍の討伐によって命を散らせることになった維新志士たち。その行く末を、彼らと道を共にした少年の成長とともに鮮やかな筆致で描きだす、新たなる歴史異聞譚。
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4.3江戸時代に空を飛ぼうとした男がいた! 近江国友の鉄砲鍛冶の一貫斎は旺盛な好奇心から、失敗を重ねながらも反射望遠鏡を日本で最初に作り上げる。 「日本のダ・ヴィンチ」と呼ばれた男、稀代の発明家の生涯。 直木賞作家、山本兼一さんの遺作が文庫で登場。 近江国友村の鉄砲鍛冶である一貫斎は村の訴訟に巻き込まれ江戸に出ることになった。 太平の世に鉄砲の注文は減り、村は景気が悪く寂れた状況にあった。 江戸に出た一貫斎は持ち前の好奇心で交友を広げ、オランダ渡りの新式鉄砲の修繕を依頼される。 見事に鉄砲を直した一貫斎は独自の工夫によって改良型まで作ってしまう。
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3.8全七作からなる歴史小説短編集。 豊臣秀吉による朝鮮征伐の前半・文禄の頃、一通の文箱が博多の津に打ち上げられ、秀吉の許に届けられた。中の手紙は半島に渡った夫を思う妻のものであった。興味を持った秀吉はその女を名護屋に呼び寄せたが……(「汐の恋文」)。 関ヶ原の戦いの前に大坂方の人質になるのを拒み、火を放って果てた細川ガラシャ。その嫁である千代はガラシャと死を共にせず生き残った。細川忠興の嫡男・忠隆は、父の命に背き千代を離縁せずにいたため、遂には廃嫡されてしまう。しかしその後も忠敬は千代と共に暮らし続ける(「花の陰」)。 戦国時代や江戸時代の女性・夫婦の旧来の像に著者独自の新鮮な解釈を投げかける、珠玉の短編集。