戦国を斬る

戦国を斬る

660円 (税込)

3pt

4.5

多々良一学は、慶長・元和の戦国豪傑の気風を残す、武辺者だった。しかし、戦国の気風が色あせた寛永の今、この男は、周囲に、はなはだ迷惑な男であった。強姦同然で妻とされたおくにの苦労も、人一倍。そんな一学が、今度は主君のあとを追って、切腹! 「武士道友情」の悲哀と奇妙さを描き出す、絶品の表題作ほか、7編の秀作を収録。

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戦国を斬る のユーザーレビュー

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    購入済み

    2020年12月29日

    さすが白石一郎、秀作ぞろい。海や九州を題材にした作品が多いが、本作にも加藤家の
    改易や、竜造寺氏と大友氏の覇権争いに巻き込まれる小領主の悲哀、鳥羽港の女郎宿に
    現れた変わり者の男の話など、読みごたえのある作品が並んでいる。狭い社会や組織の
    中での出世争いや権力闘争、くだらない形式主義や権威主義...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年01月30日

    戦国~江戸時代を扱った短編集。
    ●墓を見た男
    ●改易
    ●妖医譚
    ●戦国を斬る
    ●謀殺
    ●城下の月
    ●長崎まんだら
    ●やってきた男
    …の全8作短編集。
    「謀殺」「長崎まんだら」と「やってきた男」がお勧め^^

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